JPS59146864A - ワイヤドツト式プリンタ−用印字ワイヤ - Google Patents
ワイヤドツト式プリンタ−用印字ワイヤInfo
- Publication number
- JPS59146864A JPS59146864A JP2122683A JP2122683A JPS59146864A JP S59146864 A JPS59146864 A JP S59146864A JP 2122683 A JP2122683 A JP 2122683A JP 2122683 A JP2122683 A JP 2122683A JP S59146864 A JPS59146864 A JP S59146864A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- printing
- steel
- hypereutectoid
- printing wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/22—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
- B41J2/23—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
- B41J2/235—Print head assemblies
- B41J2/25—Print wires
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はワイヤドツト式プリンター用印字ワイヤ(以下
単に印字ワイヤという)に関するものである。
単に印字ワイヤという)に関するものである。
印字ワイヤに要求される性能として、高速かつ確実な動
作と、長期間の使用に耐えるための靭性、耐摩耗性、耐
衝撃性にすぐれているということである。印字ワイヤは
印字の質、高速性の面から、寸法としては約0.4麿以
下の真直性を有する線材が用いられることが多い。
作と、長期間の使用に耐えるための靭性、耐摩耗性、耐
衝撃性にすぐれているということである。印字ワイヤは
印字の質、高速性の面から、寸法としては約0.4麿以
下の真直性を有する線材が用いられることが多い。
従来印字ワイヤに使用される素材としてはタングステン
線、ピアノ線B81I%S K H9鋼、超硬等がある
。しかしタングステン線は組織がファイバー状で割れ易
く価格も高く、ピアノ線は耐摩耗性に欠け、5KHQ鋼
は耐摩耗性に欠けると共に折れ易く、価格もやや高く、
さらに超硬は折れ易く、価格がタングステンの数十倍程
度と非常に高いといった欠点を有している。
線、ピアノ線B81I%S K H9鋼、超硬等がある
。しかしタングステン線は組織がファイバー状で割れ易
く価格も高く、ピアノ線は耐摩耗性に欠け、5KHQ鋼
は耐摩耗性に欠けると共に折れ易く、価格もやや高く、
さらに超硬は折れ易く、価格がタングステンの数十倍程
度と非常に高いといった欠点を有している。
このうち、超硬が耐摩耗性等にも優れ品質はよい方であ
るが、比重が鋼の2倍を超えるため最近のプリンターの
ように印字速度が速いものには不適であった。
るが、比重が鋼の2倍を超えるため最近のプリンターの
ように印字速度が速いものには不適であった。
本発明は、上記従来の欠点を除去するためなされたもの
であり、その目的とするところは、靭性と耐摩耗性、耐
衝撃疲労性に優れ、しかも安価なワイヤドツト式プリン
ター用印字ワイヤを提供しようとするものである。
であり、その目的とするところは、靭性と耐摩耗性、耐
衝撃疲労性に優れ、しかも安価なワイヤドツト式プリン
ター用印字ワイヤを提供しようとするものである。
本発明は鋼の成分を種々選択し、焼入、焼戻し温度等を
変化させることにより、ある範囲の成分においては焼戻
し温度を上げるに従って硬度は下がり、それに反して靭
性(伸び又は絞り)は向上し、また一方耐衝撃疲労性は
、一定限度までは向上しこれを過ぎると焼入温度を向上
させるに従って下降する傾向にあることに着眼したもの
である。
変化させることにより、ある範囲の成分においては焼戻
し温度を上げるに従って硬度は下がり、それに反して靭
性(伸び又は絞り)は向上し、また一方耐衝撃疲労性は
、一定限度までは向上しこれを過ぎると焼入温度を向上
させるに従って下降する傾向にあることに着眼したもの
である。
すなわち本発明は、C:0.80〜1.3%、Cr:0
〜2゜0%、■=θ〜0.5%、W:ONo、3%を含
み硬度がHv 550〜800でしかも衝撃値が10k
y−一以上である過共析鋼又は過共析合金鋼よりなるこ
とを特徴とするワイヤドツト式プリンター用印字ワイヤ
である。
〜2゜0%、■=θ〜0.5%、W:ONo、3%を含
み硬度がHv 550〜800でしかも衝撃値が10k
y−一以上である過共析鋼又は過共析合金鋼よりなるこ
とを特徴とするワイヤドツト式プリンター用印字ワイヤ
である。
以下、本発明の一実施例を説明する。
C:1.09%、Cr:0.3%、 V : 0.1%
を含む過共折合金鋼より成り、直径0,9 Wφを有す
る線材を伸線加工して0.3調φg:AI直+i、にし
、ソノ後850℃で焼入れし、450℃で焼戻しを行い
、ビッカース硬度Hvニア20衝撃値45にイーの印字
用ワイヤを得た。この時の伸びは4.5%である。
を含む過共折合金鋼より成り、直径0,9 Wφを有す
る線材を伸線加工して0.3調φg:AI直+i、にし
、ソノ後850℃で焼入れし、450℃で焼戻しを行い
、ビッカース硬度Hvニア20衝撃値45にイーの印字
用ワイヤを得た。この時の伸びは4.5%である。
本発明で材料を過共析鋼又は過共折合金鋼にしたのは、
伸線加工が容易でかつ加工と熱処理の組合せにより硬度
衝撃値等を任意に調整できるためである。また、C量を
0.8〜1.3%に限定したのは0.8%以下になると
耐摩耗性が劣り、耐衝撃性も悪くなるためであり、1,
3%以上になると印字用ワイヤが使用中折れ易く、耐衝
撃性にも劣るためである。Cr、V、Wをそれぞれθ〜
2.0%、θ〜0.5%、0〜0.3%としたのはこの
範囲においてはいずれも耐摩耗性にすぐれかつ印字用ワ
イヤが折れ難いが、この値を超えると非常に折れ易くな
るためである。さらに硬度をHv 550〜800に限
度したのは550以下では耐摩耗性に劣り、800以上
では折れ易く、この範囲においては耐衝撃性においても
優れているためである。衝撃値を10kr−ryJmノ
以上としたのは、この値以下であるとプリンターに取り
付け、印字用ワイヤを打撃して印字した時、ワイヤが折
損したり、割れや欠けが生じる事が多いためである。
伸線加工が容易でかつ加工と熱処理の組合せにより硬度
衝撃値等を任意に調整できるためである。また、C量を
0.8〜1.3%に限定したのは0.8%以下になると
耐摩耗性が劣り、耐衝撃性も悪くなるためであり、1,
3%以上になると印字用ワイヤが使用中折れ易く、耐衝
撃性にも劣るためである。Cr、V、Wをそれぞれθ〜
2.0%、θ〜0.5%、0〜0.3%としたのはこの
範囲においてはいずれも耐摩耗性にすぐれかつ印字用ワ
イヤが折れ難いが、この値を超えると非常に折れ易くな
るためである。さらに硬度をHv 550〜800に限
度したのは550以下では耐摩耗性に劣り、800以上
では折れ易く、この範囲においては耐衝撃性においても
優れているためである。衝撃値を10kr−ryJmノ
以上としたのは、この値以下であるとプリンターに取り
付け、印字用ワイヤを打撃して印字した時、ワイヤが折
損したり、割れや欠けが生じる事が多いためである。
また、本発明の印字用ワイヤを切断し、プリンターに取
りつけ、従来のSK相当炭素鋼よりなる印字ワイヤと比
較して印字テストを行った。
りつけ、従来のSK相当炭素鋼よりなる印字ワイヤと比
較して印字テストを行った。
この結果は下表のとおりであった。(n数は50)ワイ
ヤに比べ耐摩耗性、耐衝撃性及び靭性に優れ、割れやベ
タリが少く、その結果、印字用ワイヤの寿命を表わす印
字回数においても従来の約1.7倍以上の値を示し、さ
らに価格は超硬の約1/3以下という低廉価の印字用ワ
イヤを提供できる等著しい効果を有するものである。
ヤに比べ耐摩耗性、耐衝撃性及び靭性に優れ、割れやベ
タリが少く、その結果、印字用ワイヤの寿命を表わす印
字回数においても従来の約1.7倍以上の値を示し、さ
らに価格は超硬の約1/3以下という低廉価の印字用ワ
イヤを提供できる等著しい効果を有するものである。
特許出願人 金 井 宏 之
、′=・′
Claims (1)
- C: 0.80〜L 3%、Cr:0−2.0%、V:
0〜0.5%、W二〇−0,3%を含み、硬度がHv5
50〜800でしかも衝撃値が1o橡−cn1/−以上
である過共析鋼又は過共析合金鋼よりなることを特徴と
するワイヤドツト式プリンター用印字ワイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2122683A JPS59146864A (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | ワイヤドツト式プリンタ−用印字ワイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2122683A JPS59146864A (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | ワイヤドツト式プリンタ−用印字ワイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59146864A true JPS59146864A (ja) | 1984-08-22 |
JPH0212192B2 JPH0212192B2 (ja) | 1990-03-19 |
Family
ID=12049099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2122683A Granted JPS59146864A (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | ワイヤドツト式プリンタ−用印字ワイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59146864A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05258842A (ja) * | 1992-03-09 | 1993-10-08 | Naigai Denki Kk | 面状発熱体およびその製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4881611A (ja) * | 1972-01-11 | 1973-11-01 |
-
1983
- 1983-02-10 JP JP2122683A patent/JPS59146864A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4881611A (ja) * | 1972-01-11 | 1973-11-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0212192B2 (ja) | 1990-03-19 |
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