JPS59145726A - 溶融金属撹「はん」ランスの冷却方法 - Google Patents
溶融金属撹「はん」ランスの冷却方法Info
- Publication number
- JPS59145726A JPS59145726A JP1885883A JP1885883A JPS59145726A JP S59145726 A JPS59145726 A JP S59145726A JP 1885883 A JP1885883 A JP 1885883A JP 1885883 A JP1885883 A JP 1885883A JP S59145726 A JPS59145726 A JP S59145726A
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- JP
- Japan
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- lance
- pipe
- molten metal
- mist
- stirring
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D1/00—Treatment of fused masses in the ladle or the supply runners before casting
- B22D1/002—Treatment with gases
- B22D1/005—Injection assemblies therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、溶融金属の攪拌及び精錬処理に使用される耐
火物被覆ランスの使用方法に関するもので、該ランスの
中心にある金属管を処理後効果的に冷却し、もってラン
スの耐用寿命の向上を図ることを目的としている。
火物被覆ランスの使用方法に関するもので、該ランスの
中心にある金属管を処理後効果的に冷却し、もってラン
スの耐用寿命の向上を図ることを目的としている。
一般に攪拌ランスと呼ばれているガス吹込みのための金
属管の外側を耐火物で被覆した耐火物被覆ランス(以下
単にランスという)は、概略第2図に示す如き構造のも
のであり、第1図に模式的に示す如く取鍋等精錬容器内
の溶融金属中に浸漬し、攪拌のだめのガス又は精錬のた
めのガス及びブランクスを吹込んで、溶融金属の攪拌及
び精錬を行うために使用されている。第1〜2図におい
て、符号(1)は取鍋であり、(2)はその蓋であり、
(3)は攪拌ランス”であり、(4)は溶鉄であり、(
5)はその上に浮上しているスラグであり、(6)は前
記攪拌ランス(3)からガスを吹込んだ場合のバブリン
グを図示したものである。又、(7)は前記攪拌ランス
(3)の金属管(芯管)であり、(力はそのガス通過孔
であり、(8)はその外側に被覆した被覆耐火物であり
、(9)は7ランジである。
属管の外側を耐火物で被覆した耐火物被覆ランス(以下
単にランスという)は、概略第2図に示す如き構造のも
のであり、第1図に模式的に示す如く取鍋等精錬容器内
の溶融金属中に浸漬し、攪拌のだめのガス又は精錬のた
めのガス及びブランクスを吹込んで、溶融金属の攪拌及
び精錬を行うために使用されている。第1〜2図におい
て、符号(1)は取鍋であり、(2)はその蓋であり、
(3)は攪拌ランス”であり、(4)は溶鉄であり、(
5)はその上に浮上しているスラグであり、(6)は前
記攪拌ランス(3)からガスを吹込んだ場合のバブリン
グを図示したものである。又、(7)は前記攪拌ランス
(3)の金属管(芯管)であり、(力はそのガス通過孔
であり、(8)はその外側に被覆した被覆耐火物であり
、(9)は7ランジである。
第1表
第1表はランスの一般的な使用条件を示したものであり
、斯かる条件において従来何らの冷却方法をも講じない
場合のランスの耐用寿命は、溶銑で平均27.5回、溶
鋼で平均2.8回であった。そのためコスト比が高くな
るという問題があり、改善が要望されていた。
、斯かる条件において従来何らの冷却方法をも講じない
場合のランスの耐用寿命は、溶銑で平均27.5回、溶
鋼で平均2.8回であった。そのためコスト比が高くな
るという問題があり、改善が要望されていた。
発明者らは、このランスの耐用寿命が短いことの原因を
明らかにするため、被覆耐火物の温度変化や金属管の曲
り等について、究明した。その結果を第3図に示す。図
中に示す熱膨、張曲線は、実測温度と耐火物及び金属管
の熱膨張率とより計算により求めたものである。図中に
見られるように、処理後に表われる温度の極大値は、耐
火物と金属管とで時間差があり、金属管は遅れて極大と
なる。
明らかにするため、被覆耐火物の温度変化や金属管の曲
り等について、究明した。その結果を第3図に示す。図
中に示す熱膨、張曲線は、実測温度と耐火物及び金属管
の熱膨張率とより計算により求めたものである。図中に
見られるように、処理後に表われる温度の極大値は、耐
火物と金属管とで時間差があり、金属管は遅れて極大と
なる。
そのため、膨張曲線は図に示すように金属管の熱膨張率
が耐火物に比べて約1.5倍と大きいため、前記の温度
カーブの遅れと相俟って、より膨張差は大きくなる。こ
れにより耐火物と金属管との間に物理的な歪を生じ、耐
火物の亀裂、剥離と金属管の曲りが発生することを知っ
た。
が耐火物に比べて約1.5倍と大きいため、前記の温度
カーブの遅れと相俟って、より膨張差は大きくなる。こ
れにより耐火物と金属管との間に物理的な歪を生じ、耐
火物の亀裂、剥離と金属管の曲りが発生することを知っ
た。
そこで発明者らは、上記の知見から被覆耐火物の亀裂、
剥離の原因となっている処理後の耐火物と金属管との熱
膨張差を減少させるには、処理後のランスの温度上昇を
防止すればよく、そのため従来は攪拌、精錬ガスの吹込
みを処理終了と共に止めていたのを、ランスの温度上昇
防止のため処理終了後も何らかの冷媒の吹込みを継続す
ることに着目し、本発明に到達したものである。
剥離の原因となっている処理後の耐火物と金属管との熱
膨張差を減少させるには、処理後のランスの温度上昇を
防止すればよく、そのため従来は攪拌、精錬ガスの吹込
みを処理終了と共に止めていたのを、ランスの温度上昇
防止のため処理終了後も何らかの冷媒の吹込みを継続す
ることに着目し、本発明に到達したものである。
即ち、本発明は、ガス通過孔を有する金属管とその外周
を囲む耐火物よりなる溶融金属攪拌ランスの使用に際し
、処理後前記金属管内にミストをスプレーすることを特
徴とする溶融金属攪拌ランスの冷却方法である。
を囲む耐火物よりなる溶融金属攪拌ランスの使用に際し
、処理後前記金属管内にミストをスプレーすることを特
徴とする溶融金属攪拌ランスの冷却方法である。
本発明方法を適用する攪拌ランスの構造は基本的には通
常のものでよいが、その−例を第4図に示す。この例で
はランス金属管を被覆している耐火物のスラゲラインに
該当する部分及び下端部分を他の部分より外径を大なら
した構造にしである。
常のものでよいが、その−例を第4図に示す。この例で
はランス金属管を被覆している耐火物のスラゲラインに
該当する部分及び下端部分を他の部分より外径を大なら
した構造にしである。
しかして、本発明ではこの金属管と耐大物の熱膨張差を
小さくするため、処理終了後金属管内にミストスプレ一
方式により気水比50〜100程度のミストな小口径フ
ルコーン・チップによって吹込み冷却能を上げる。尚、
H2pick up防止のためこの後水分を完全に!去
したガスを吹込むことが好ましい。
小さくするため、処理終了後金属管内にミストスプレ一
方式により気水比50〜100程度のミストな小口径フ
ルコーン・チップによって吹込み冷却能を上げる。尚、
H2pick up防止のためこの後水分を完全に!去
したガスを吹込むことが好ましい。
第5図は本発明方法の実施例として処理完了後の非処理
時間中にミストスプレ一方式による冷却水噴射を行った
場合のユチャージの工程を示す。
時間中にミストスプレ一方式による冷却水噴射を行った
場合のユチャージの工程を示す。
1)溶湯攪拌条件:
溶湯温度 1600℃
溶湯量 250 T/鍋
処理時間 60分/回
2)非処理時冷却条件:
ミストスプレ一方式冷却水fi3 l/分、空気圧5k
g/i 3)冷却効果: 発明者らの別個の特許出願に係わるN2、空気等による
後吹き方法に比し約6倍の効果が認められた。
g/i 3)冷却効果: 発明者らの別個の特許出願に係わるN2、空気等による
後吹き方法に比し約6倍の効果が認められた。
4)ダンス寿命向上:
第6図に比較例(ガス後吹き法)と共に示す。
本0発明方法によりランスを冷却すれば、第6図に明ら
かなようにガス後吹き法に比しランスの耐用寿命が著し
く延長され、それに伴いコスト比も低減される。
かなようにガス後吹き法に比しランスの耐用寿命が著し
く延長され、それに伴いコスト比も低減される。
第1図は容器内攪拌ランスの断面図、第2図は攪拌ラン
スの構造模式図、第6図は従来法による使用時における
金属管、耐火物の温度と膨張比率の時間経過を示す線図
、第4図は本発明方法に用いる攪拌ランスの一例を示す
縦断面図、第5図は本発明方法実施例の工程図、第6図
は本発明方法による実施例と比較例とのランス寿命を示
すMfN、である。 代理人 弁理士 木 村 三 期 間 同 佐々木 宗 治 第1図 第2図 第3図 時開(ぐ]
スの構造模式図、第6図は従来法による使用時における
金属管、耐火物の温度と膨張比率の時間経過を示す線図
、第4図は本発明方法に用いる攪拌ランスの一例を示す
縦断面図、第5図は本発明方法実施例の工程図、第6図
は本発明方法による実施例と比較例とのランス寿命を示
すMfN、である。 代理人 弁理士 木 村 三 期 間 同 佐々木 宗 治 第1図 第2図 第3図 時開(ぐ]
Claims (1)
- ガス通過孔を有する金属管とその外周を囲む耐火物より
なる溶融金属攪拌ランスの使用に際し、処理後前記金属
管内にミストなスプレーすることを特徴とする溶融金属
攪拌ランスの冷却方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1885883A JPS59145726A (ja) | 1983-02-09 | 1983-02-09 | 溶融金属撹「はん」ランスの冷却方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1885883A JPS59145726A (ja) | 1983-02-09 | 1983-02-09 | 溶融金属撹「はん」ランスの冷却方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59145726A true JPS59145726A (ja) | 1984-08-21 |
Family
ID=11983233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1885883A Pending JPS59145726A (ja) | 1983-02-09 | 1983-02-09 | 溶融金属撹「はん」ランスの冷却方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59145726A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6016751U (ja) * | 1983-04-01 | 1985-02-04 | 黒崎窯業株式会社 | ガス及び/又は粉体吹込み用パイプ |
JPH05263119A (ja) * | 1992-03-16 | 1993-10-12 | Sumitomo Metal Ind Ltd | インジェクションランス |
JP2006521062A (ja) * | 2003-03-18 | 2006-09-14 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 4つの90度シフトされた搬送波を採用する直交変調器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5687615A (en) * | 1979-12-15 | 1981-07-16 | Yoshikawa Kogyo Kk | Component controlling method of molten iron |
-
1983
- 1983-02-09 JP JP1885883A patent/JPS59145726A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5687615A (en) * | 1979-12-15 | 1981-07-16 | Yoshikawa Kogyo Kk | Component controlling method of molten iron |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6016751U (ja) * | 1983-04-01 | 1985-02-04 | 黒崎窯業株式会社 | ガス及び/又は粉体吹込み用パイプ |
JPH0232673Y2 (ja) * | 1983-04-01 | 1990-09-04 | ||
JPH05263119A (ja) * | 1992-03-16 | 1993-10-12 | Sumitomo Metal Ind Ltd | インジェクションランス |
JP2006521062A (ja) * | 2003-03-18 | 2006-09-14 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 4つの90度シフトされた搬送波を採用する直交変調器 |
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