JPS59145262A - 導電性塗料組成物 - Google Patents

導電性塗料組成物

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JPS59145262A
JPS59145262A JP1746083A JP1746083A JPS59145262A JP S59145262 A JPS59145262 A JP S59145262A JP 1746083 A JP1746083 A JP 1746083A JP 1746083 A JP1746083 A JP 1746083A JP S59145262 A JPS59145262 A JP S59145262A
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JP
Japan
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zinc oxide
conductive
electrically conductive
paint
synthetic resin
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JP1746083A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Watanabe
渡辺 博志
Yoshio Saikai
西海 義雄
Naoyuki Kishi
岸 直行
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ATOM KAGAKU TORYO KK
Original Assignee
ATOM KAGAKU TORYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は導電性塗料組成物に関するものであり、更に詳
しくは人体帯電の防止および不導体の導電性向上などの
ために使用される導電性塗料組成物に関するものである
一般に人体帯電の防止の目的は、人体に帯電した静電気
が原因となって発生する生体傷害等の電撃災害、または
これが−次原因となって発生する高所からの墜落災害等
の二次災害、ならびに不快感、恐怖感などによる作業能
率の低下等の障害を未然に防止して人体を守ること、あ
るいは人体に帯電した静電気が放電するときにこれが可
燃物質の発火源となって爆発、火災をひき起し、人的物
的被害を伴う災害を発生することがあるのでこれらの災
害を未然に防止すること、また人体静電気の放電による
電子機器部材の破壊や誤動作を防止することである。ま
た、不導体の導電性向上の目的は不導体表面上に蓄積す
る静電気帯電量をできるだけ少なくすることによシ厘の
付着を防止すること、および蓄積静電気の放電による各
種の障害を防止することである。
本発明の導電性塗料組成物は上記の目的のために使用さ
れるものであって、作業床用または壁用に使用できるば
かりでなく、帯電防止を必要とする装置、機器等の塗装
にも使用できる塗料組成物である。
従来このような目的のだめの塗料組成物にはビヒクルに
黒鉛、導電性カーボンブラック、金属粉、金属繊維、金
属フレーク、カーゼン繊維などを配合したものがあり、
単に導電性という点からは所望の導電性を得ることがで
きるが、美装の点からはカーゼン系のものは黒色また金
属系のものは金属固有色の色彩に限られる不利があった
特開昭57−73464号公報には導電性酸化亜鉛を1
〜20重量%含有させた任意に保色できる導電性塗料組
成物が開示されているが、この塗料組成物は高圧送電用
鉄塔の作業の事故防止を目的としたものであって、労働
省の静電安全指針に示されているような一般の作業床の
望ましい漏洩抵抗値108〜1Q11Ωを得ることがで
きない。
本発明者等は従来の導電性酸化亜鉛含有塗料組成物よシ
も飛躍的に優れた性能を有する導電性塗料組成物を得る
べく研究を重ね本発明を完成した。
本発明の導電性塗料組成物は合成樹脂ビヒクル、導電性
酸化亜鉛および着色料を含有する着色された導電性塗料
組成物であって、該導電性酸化亜鉛が塗料固形分の68
〜60重量%であることを特徴とするものである。
本発明の導電性塗料組成物において使用される導電性酸
化亜鉛はアルミニウムドープされた酸化亜鉛粒子であっ
て、その粒径はできるだけ小さい方が比表面積が太きく
なシ導電性が大きくなるが、余り小さくなると電路が長
くなった多粒子相互の接触が不良になったシするので導
電性が反って悪くなると考えられ、好ましい平均粒径は
0.2〜1.0μである。またこの導電性酸化亜鉛の導
電性は100Ky/caの圧力下で比抵抗値が70Ω百
以下のものが好ましく、特に、2oΩcrn以下が好ま
しい。この比抵抗値は、第1図に示した装置により次の
ようにして測定される。
粒体試料1016をシリンダー5内に入れ、ピストン4
によシ圧縮する。シリンダー底部およびピストン上部に
はアルミ薄板6が設けられていて、テスター7に接続さ
れる。アルミ薄板は絶縁板2を介してプレス1に接して
おり、下方から油圧をかけてプレスによシリンダー5の
試料に100Krdの圧力を負荷し、そのときの電気抵
抗をテスターにより読み取る。100Ky/ctIiで
加圧したときの試料の厚さをL1全抵抗をR1シリンダ
ー内面積10y−1。
をS1充填率をα(α−了×S’;L !””酸化亜鉛
の密度)とすると比抵抗値には次式で算出される。
KΩcm = R・(α・S/L) 前記導電性酸化亜鉛の配合量は導電性塗料組成物の塗料
固形分の38〜60重量%であり、68重fi%以下の
配合量では得られる塗膜の表面固有抵抗値が107Ω以
下になシ、実際に床に塗装したときに1010Ω以上の
漏洩抵抗値となシ、労働省の静電気安全指針に示されて
いる作業床の望ましい抵抗値よりも大きくなシ、また6
0重量%以上の配合量では塗料組成物の粘度(コンシス
チンシー)が著しく高くなってゲル状を呈し、製造が困
難となパ得られる塗膜の物性も低下する。
本発明の導電性塗料組成物において使用される合成樹脂
ビヒクルとしては、エポキシ樹脂、アクリルウレタン樹
脂、アクリル樹脂、酢ピアクリル樹脂、ポリウレタン樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ゴ
ム系樹脂、アルキッド樹脂、アクリル系樹脂エマルジョ
ンなどが挙げられるが、床用塗料組成物としてはエポキ
シ樹脂、アクリルウレタン樹脂、不飽和ポリエステル樹
脂が特に優れた物性、耐薬品性を示すので好ましい。
本発明の導電性塗料組成物において使用される着色料と
しては二酸化チタン、カーボンブラック、黒色酸化鉄、
黄色酸化鉄、弁柄、クロム/マーミリオン、黄鉛、アゾ
系有機顔料、酸化クロム、フタロシアニングリーン、フ
タロシアニンブルー等の通常の塗料に使用されている着
色顔料が挙げられる。
合成樹脂ビヒクルを溶解するだめの溶剤としては、使用
するビヒクルによシ脂肪族または芳香族、炭化水素系、
アルコール系、エーテルアルコール系、エステル系、ケ
トン系等の有機溶剤から選択した1種または2種以上の
混合物が使用される。
本発明の導電性塗料組成物は更に補助剤として分散剤、
湿潤剤、沈降防止剤、タレ止め剤、色別れ防止剤、レベ
リング剤、/・ジキ防止剤、消泡剤などを官有すること
ができる。また塗料組成物の導電性を高めるために、必
要に応じて補助的に黒鉛、導電性カーボンブラック、金
属粉、金属繊維、金属フレーク、カーIン繊維等の導電
性物質や帯電防止剤を塗料組成物の物性や色彩を阻害し
ない範囲で少量添加することができる。本発明の導電性
酸化亜鉛は合成(耐脂ビヒクル中に容易に均一に分散さ
れるが必要によシ頒料分散剤、チタネート系カップリン
グ剤を用いて分散を促進させることができる。
本発明の導電性塗料組成物は原料成分をロールミル、サ
ンドミル等により混練りし、導電性酸化亜鉛粒子や顔料
粒子を充分に分散させて製造される。また、本発明の導
電性塗料組成物を床面や壁面に塗装する場合には、被塗
装面と密着性を高めるために、導電性カーゼンブラック
と工、ポキシ樹脂からなる表面固有抵抗値が104〜1
06Ωの導電性プライマーを下塗りすることが一層好ま
しい。
以下の実施例によって本発明を更に具体的に説明する。
実施例1〜6 平均粒径0,2〜1.0μ、100Kti/dの圧力を
負荷したときの比抵抗値が20Ωののアルミニウムドー
プした導電性酸化亜鉛を使用し、表1に示す。
各成分を配合して導電性塗料組成物を製造した。
表  1 実施例1  実施例2  実施例3 色別れ防止剤     0.5    0.3    
0.ろ消泡剤  0,1 、 0..1 0.ルペリン
グ剤     0.2    0.2    0.2導
電性酸化亜鉛   25.3   55.4   52
.9着色料  4.2 4.2 4.2 ′        エチルセロソルブ     3.5
     3.5     3.5キシレン  21.
0  9.1  11.6主剤小計  5olo   
so、o  1[10,()エチルセロソルブ    
6.2     6.2     6.2キシレン  
 4.6  4.6  4.6硬化剤小計  20.0
  20.0  20,0塗料合計 100.0 10
0.0 120.0得られた導電性塗料組成物の導電性
は表2に示す通シである。
表  2 実施例1  実施例2  実施例6 漏洩抵抗(Ω)   7x1084x107 1x10
7奈厚さ約600μの塗膜にしたときの値表2の結果か
ら実施例1〜3の塗料組成物の導電性の良好なととがわ
かる。
実施例4〜6 実施例1〜6と同じ導電性酸化亜鉛を使用し、。
表6に示す各成分を配合して導電性塗料組成物を製造し
た。
表  3 実施例4  実施例5  実施例6 色別れ防止剤     0.6    0.6    
0.6消  泡  剤     0.6     0.
6     0.6着  色  料    75   
 7.5    7.5導電性酸化亜鉛   24.4
   36.8   55.0酢酸セロソルブ    
2.8    3.6    7.9キシレン   2
.8  3.5  7.8主剤合計  93.3 10
7:2 134.0塗料合計  100゜o  i16
.9140ニア得られた導電性塗料組成物の導電性は表
4に示す通シである。
表  4 実施例4  実施例5  実施例6 漏洩抵抗(Ω)  2x1081x10’  7x10
’来厚さ約600μの塗膜にしたときの値。
表4の結果から実施例4〜6の塗料組成物の導電性の良
好なことがわかる。
比較例1 実施例1の処方において導電性酸化亜鉛の量を塗料固形
分中の62重量%とする以外は実施例1と同様にして塗
料組成物を製造し、その導電性を測定した。その結果を
表5に示す。
比較例2 実施例1の処方において使用した導電性酸化亜鉛の代シ
に平均粒径1.55 p、100Ky/cdI)圧力を
負荷したときの比抵抗値が70Ω口の酸化亜鉛粒子を使
用する以外は実施例1と同様にして塗料組成物を製造し
、その導電性を測定した。その結果を表5に示す。
表  5 比較例1   比較例2 塗料固形分中の導電性    32    38酸化亜
鉛の重量% 主剤のコンシスチンシー (Ku、25t:)      60    ’143
<表面固有抵抗値(Ω)     1x109  7x
10’漏洩抵抗(Ω)   1xlO”  5x10”
表22表4および表5の結果を比較すると、本発明によ
る導電性塗料組成物は優れた導電性を有していることが
わかる。
なお、比較例2によれば、本発明の条件を満たしてりp
い導電性酸化亜鉛を使用したときには、塗料固形分中の
量が58重量%になると粘度(コンシスチンシー)が1
43Ku以上となシ、塗料の製造ならびに塗装を円滑か
つ満足に行うことができず、得られる塗膜の物性も劣っ
ていて、このような導電性酸化亜鉛を68重量%以上の
量で使用することは実質的に困難である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、導電性酸化亜鉛粒子の比抵抗値の測定装置の
概要を示す図である。 図中符号: 1・・・・・・プレス、2・・・・・・絶縁板、6・・
・・・・アルミ薄板、4・・・・・・ピストン、5・・
・・・・シリンダー、6・・・・・・(ほか3名ン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)合成樹脂ビヒクル、導電性酸化亜鉛および着色料か
    らなる着色された導電性塗料組成物において、該導電性
    酸化亜鉛が塗料固形分の38〜60重量%であることを
    特徴とする導電性塗料組成物。 2)該導電性酸化亜鉛が平均粒径0.2〜1.0μ、圧
    力100KP/fflにおける比抵抗値7oΩcrn以
    下のアルミニウムドープされた酸化亜鉛粒子である特許
    請求の範囲第1項に記載の導電性塗料組成物。 3)該合成樹脂ビヒクルが工Iキシ樹脂、アクリルウレ
    タン樹脂またはアクリル樹脂である特許請求の範囲第1
    項に記載の導電性塗料組成物。
JP1746083A 1983-02-07 1983-02-07 導電性塗料組成物 Pending JPS59145262A (ja)

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