JPS59143997A - 沸騰水型原子炉の起動法及びそのシステム - Google Patents

沸騰水型原子炉の起動法及びそのシステム

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JPS59143997A
JPS59143997A JP58018617A JP1861783A JPS59143997A JP S59143997 A JPS59143997 A JP S59143997A JP 58018617 A JP58018617 A JP 58018617A JP 1861783 A JP1861783 A JP 1861783A JP S59143997 A JPS59143997 A JP S59143997A
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JP
Japan
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reactor
heat exchanger
pressure vessel
heat
natural circulation
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JP58018617A
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重人 村田
増原 康博
照文 河崎
修 横溝
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin

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  • Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野] 本発明は自然循環型の沸騰水型原子炉、特に圧力容器内
に熱交換器を内蔵する自然循環型の沸騰水型原子炉のシ
ステム構成及び冷態停止後の却動法に関するものである
〔従来技術〕
一般に沸騰水型原子炉では、出力あるいは冷却水流量の
振にhが時間とともに発散する不安定現象を避けるよう
な設計$・よび運転を行なっている。
第1図は流(Itおよび出力の振動の様子を示したもの
で、騰接する波の振幅の比(減幅比’) X2/XIが
1よ)小さければ安定である。一般に低流縫、甚出力に
なるほど減幅比は大きくなり不安定側に近づく。
第2図は、自然循環型の沸lif!水型原子炉の出力と
流量の関係および不安定領域を示したもので、図の斜線
領域が減幅比が1より大きくなる不安定領域である。そ
して圧力が低くなるほどこの不安定領域は、図中、下方
に拡がる傾向がある。従つて低圧ふ・よび低流11−で
は安定性余裕が小さい。このため自然循環2.lU原子
炉では第3図に示すように、原子炉圧力容器1に予熱器
2を接続し、これで炉水3を熱して原子炉を昇温・昇圧
して安定性余裕を大きくしてから出力を上昇させるとい
う起動法を採用している。4は炉心である。原子炉を昇
温・昇圧するには、この他に外部から蒸気を吹き込む方
法もある。
安定性余裕を大きくする別の方法としては、第4図に示
すように圧力容器1の外部に再循環系5を接続して冷却
水3をポンプPで強制循環させる方法がある。第5図は
、このような強0i11循壌型の沸騰水型原子炉の起動
法を示した起動マツプで、冷却水を定格流Fitの20
%流量でポンプ運転を行なって循環させながら出力を上
昇させる方法を用いている。第6図に示すように、この
ような方法を用いることにより、起動時には自然循環曲
線上で運転したときよりも安定性余裕を大きくすること
が可能である。
さて第7図は、圧力容器l内に熱交換器6を内蔵する自
然循環型の沸騰水型原子炉の1:+2成を示す概略図で
ある。この原子炉では、炉心4を通った冷却水3はライ
ザ7の周囲に設けられた熱交換器6に熱を与え、サブク
ール水となって炉心入口から炉心4に入るように自然循
環される。このように熱交換器を内蔵した理由は、冷却
水3が圧力容器1内だけを流動するようにして一次系(
圧力容器内)と二次系(熱交換器仰1)を完全に隔離し
、安全性の高い構造とするためである。8は熱交換器6
から熱を受は取る二次熱交換器である。
このような原子炉においては、起動時の安定性余裕を向
上させるために前述の如き予熱系の接続又は強制的再循
環ループの接続といういずれかの方法をとることは、冷
却水を圧力容器内に隔離するという上記目的から、いず
れも採用されない。
このため従来このような原子炉では起pji1時に不安
定と々らないように出力を極めてゆっくり上昇させなけ
れば々らず、起動方法が複076となるという問題があ
った。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上り己した熱交換器内蔵式自然循環型
沸騰水原子炉において、従来の問題点を改(金し、起動
時の安定性余裕を改善できる冷態停止後の起7ii11
法及びその原子炉システムを提供することにある。
〔発明の概要〕
本命り」によるJ京子炉起動法は、原子炉圧力容器内に
熱交換器を内蔵する自然循環型の沸騰水型原子炉の冷態
停止後の起動の際、原子炉圧力容器外に(’illえら
り、ている定期検査熱供給用ぎイラからの熱を前1己熱
交換器を介して原子炉圧力容器内の冷却水に予め供給す
ることを特徴するものであり、寸だそのだめの本発明に
よる原子炉システムは、−ヒ記自然循環型沸1iI水原
子炉において上記熱交換2くの三次系配管又はそれと&
jシ交換関係にある三次系配管と上記定期検査熱供給用
ボイラからの配管とを接ス浣する開閉切換自在な弁を設
けたことを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を実施例によって詳細に説明する。
第8図において1は原子炉圧力容器、3は冷却水、4は
炉心である。6は圧力容器1内にライデー7の周シに内
蔵された一次熱交換器、8は原子炉圧力容器1の外に設
けられた二次熱交換器である。
9は定期検査時熱供給用がイラであって、−成熱交換器
6と二次熱交換器8を結ぶ二次系配管10に三方弁11
によって接続されている。12は二次系配管10に三方
弁11で接続されたパイ・やス、13はポンプである。
さて、原子炉の運転は大別すると(1)通常側転時、(
2)定期点検時、(3)起動時の三つになる。以下、こ
の三つの運転時における上記原子炉システムの動作を第
9.第10及び第11図によシ説明する。
これらの図において、各三方弁11の黒く塗った部分お
よび黒く塗ってない部分は、夫々その部分の流路が閉及
び開の状態にあることを示している。
第9図は通常運転時の様子を示したものであって、定期
検査用デイラ9側の流路は全て閉となり、また二次系配
管部に設けたバイパス12も閉であり、−火熱交換器6
と二次熱交換器8とは連通接続される。
第10図は定期点検時の様子を示したものであり、三方
弁は一次熱交換器6側とパイ・ぐス12および定期検査
用ボイラ9側の一部を閉とすることによシ、定期検査用
ボイラ9で発生した熱を直接二次熱交換器8に送ること
ができる。
第11図は起m時の様子を示したもので、各三方弁11
を図に示すような開閉状態にすることにより、原子炉の
定期検査時において原子炉にかわり、熱供給を行なうた
めのボイラ9で発生した熱を一次熱交岡器6を介して圧
力容器1中の冷却水に供給し、これにより、冷態停止後
の原子炉起動時に予め原子炉を昇温・昇圧することがで
き、起動時の安定性余裕を改善することが可能である。
したがって、上記のような自然循環型原子炉システムと
その起動法を用いれば、圧力容器内の圧力を上げて安定
性余裕が大きくなってから制御棒を引き抜いて出力の上
昇を開始することができる。
第12図は、このことを具体的に示した計算結果である
。従来の方法によって低圧で原子炉を起動する場合には
、出力゛を零から徐々に上昇させると減幅比がいったん
上昇し安定性余裕が小さくなる。
これに対して本発明になる起動法を用いれば、炉内圧力
が予め高くなっているため減幅比の増加は小さい。例え
ば1気圧で起動した場合には減幅比は1よシ大きくて不
安定であるが、本発明によれば圧力を上昇させることに
よって減幅比が小さくなる。例えば20気圧では減幅比
は0.35となシ、安定性余裕を大きくすることができ
る。
本実施例では通常の原子炉設備に大幅な設計変更を加え
ることは不要であるからコストが低くなる利点がある。
第13図は、他の実施例を示すもので、前記の実施例と
の相違点は、更に三次熱交換器14を設け、二次熱交換
器8と三次熱交換器14とを結ぶ三次系配管15に三方
弁11で定期検査用ボイラ9及びパイ/ぐス12を接続
したことにある。16はポンプである。この実施例にお
ける]rrJ常運転11.5、定期点検時及び起動時の
夫々の運転態様は前記実施例に準じて明らかであろう。
この実施例では定期検査時用のボイラ9が三次系配管に
接続されているため、万一、−火熱交換器6で細管破断
等の事故が生じた場合でも、圧力容器内冷却水は定期検
査用ボイラ9に流入しないという利点がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、自然循環型の沸騰水型原子炉の起動時
に圧力容器内を予め昇温・昇圧できるので安定性余裕を
改善することができ、しかも通常るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は沸騰水型原子炉の流量及び出力の振動の様子を
示す図、第2図は、自然循環型原子炉の運転曲線、第3
図は予熱系を有する自然循環型原子炉の+f、¥成を示
す概略図、第4図は強制循環型原子炉の構成を示す概略
図、第5図は強制循環型原子炉の起動法を示すプラント
起動曲線、第6図は強!till循環型原子炉の運転曲
線、第7図は熱交換器内蔵自然循環型原子炉の構成を示
す概略図、第8図は本発明の実施例を示すシステム構成
図、第9図、第10図、第11図は該実施例の動作図、
第12図は該実施例に係る効果を説明するだめの出力−
減幅比特性図、第13図は本発明の他の実施例を示すシ
ステム構成図である。 l・・・原子炉圧力容器、 2・・・予熱器、3・・・
冷却水、     4・・・炉心、5・・・再循環系、
    6・・・内蔵熱交換器、7・・・ライザー、 
   8・・・二次熱交換器、9・・・定期検査用ボイ
ラ、10・・・二次系配管、11・・・三方弁、   
  12・・・バイパス、13・・・ポンプ、    
 14・・・三次熱交換器、15・・・三次系配管、 
  16・・・ポンプ。 第1図 第2図 3L9 (’I=兜梧〕 第3図 第4図 第5図 【O 第6図 丈戸jヒ流量(%定〕吾) 第 9  i’2 第10図 第11図 第12しl 出力(MW)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原子炉圧力容器内に熱交換器を内蔵し、原子炉圧力
    容器外に定期点検時熱供給用ゴイラを備えた自然循環型
    沸騰水原子炉システムの冷態停止後の起動の際に、前記
    定期点検時熱供給用ボイラからの熱を前記熱交換器を介
    して原子炉圧力容器内の冷却水に予め供給することを特
    徴とする自然循環型の沸騰水型原子炉の起動法。 2 原子炉圧力容器内に熱交換器を内蔵し、原子炉圧力
    容器外に定期点検時熱供給用デイラを備えた自然循環型
    の沸騰水型原子炉システムにおいて、前記熱交換器の二
    次系配管又はそれと熱交換関係にある三次系配管と前記
    定期点検時熱供給用がイラからの配管とを接続する開閉
    切換自在の弁を設けたことを特徴とする自然循環型の沸
    騰水型原子炉システム。
JP58018617A 1983-02-07 1983-02-07 沸騰水型原子炉の起動法及びそのシステム Granted JPS59143997A (ja)

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JPH0361159B2 JPH0361159B2 (ja) 1991-09-18

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5271044A (en) * 1991-03-14 1993-12-14 Hitachi, Ltd. Boiling water nuclear reactor and start-up process thereof
JP2007225511A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Hitachi Ltd 原子炉監視装置及び出力制御装置
JP2007232503A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Hitachi Ltd 原子炉システム及び原子炉制御方法
JP2007232395A (ja) * 2006-02-27 2007-09-13 Hitachi Ltd 自然循環型沸騰水型原子炉の温度検出装置
JP2011017720A (ja) * 2010-09-17 2011-01-27 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 原子炉システム及び原子炉制御方法

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JP2011017720A (ja) * 2010-09-17 2011-01-27 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 原子炉システム及び原子炉制御方法

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