JPS59143308A - 紙巻線 - Google Patents
紙巻線Info
- Publication number
- JPS59143308A JPS59143308A JP1768983A JP1768983A JPS59143308A JP S59143308 A JPS59143308 A JP S59143308A JP 1768983 A JP1768983 A JP 1768983A JP 1768983 A JP1768983 A JP 1768983A JP S59143308 A JPS59143308 A JP S59143308A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- adhesive
- covered
- epoxy resin
- enamel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/32—Insulating of coils, windings, or parts thereof
- H01F27/323—Insulation between winding turns, between winding layers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は変圧器等に使用されるパンケーキ状コイルの
機械的強度を高めるための紙巻線の改良に関するもので
ある。
機械的強度を高めるための紙巻線の改良に関するもので
ある。
第１図にパンケーキ状のコイルを示す。図において、（
イ）はコイルの斜視図、（ロ）は図（イ）のローロ断面
である。（１）は導体、（２）は絶縁紙、（３）は接着
紙である。接層紙１８）は通常Ｂステージの接着剤が絶
縁紙に塗布されたもので、第１図のようにコイルを巻き
上げた後、加熱すると上記接着剤が一旦溶融して硬化す
るので、機械的に強固なフィルが出来上る。このコイル
の機械伸度は、導体（１）をエナメル線にして、エナメ
ル線同志１に接着するとさらに改善できることが期待さ
れる。このような観点から、導体（１）を第２図に示す
自己接着性電線を使用した複合紙巻線が実公昭５７−１
７６８１号公報により開示されている。また自己＃ｌ！
層線に関しては特公昭４９−１９０７２号公報に既に開
示されている。なお第２図で（４）はエナメル、（５）
は固形の接着剤である。
イ）はコイルの斜視図、（ロ）は図（イ）のローロ断面
である。（１）は導体、（２）は絶縁紙、（３）は接着
紙である。接層紙１８）は通常Ｂステージの接着剤が絶
縁紙に塗布されたもので、第１図のようにコイルを巻き
上げた後、加熱すると上記接着剤が一旦溶融して硬化す
るので、機械的に強固なフィルが出来上る。このコイル
の機械伸度は、導体（１）をエナメル線にして、エナメ
ル線同志１に接着するとさらに改善できることが期待さ
れる。このような観点から、導体（１）を第２図に示す
自己接着性電線を使用した複合紙巻線が実公昭５７−１
７６８１号公報により開示されている。また自己＃ｌ！
層線に関しては特公昭４９−１９０７２号公報に既に開
示されている。なお第２図で（４）はエナメル、（５）
は固形の接着剤である。
ところで１パンケ一キ状コイル使用変圧ＷＫ自己接着性
電線を適用するには次の特性が要求される０ （１）エナメルと同様の柔軟性があること。
電線を適用するには次の特性が要求される０ （１）エナメルと同様の柔軟性があること。
（１１）初期の接着力を長期間維持できることっ（ＩＩ
Ｉ）ｍ棹の耐熱性があること。
Ｉ）ｍ棹の耐熱性があること。
（１）の特性を満足させるためにはオリゴマー程の高分
子量のｗ層剤を適用しなければならないが、これでは（
ＩＩＩ）の要求を満足することは難かしい。また（ＤＩ
）の要求特性を満すためには、接着強度を多少犠牲にし
て高分子量の接着剤の極性基と反応する硬化剤を混入す
ればよい。しかしそうすると（１１）の条件が満足され
ない。（１１）の条件を満足しようとすると今度は加熱
温度を高くしておかなければならず、上６８条件を満足
させることはなかなか困難であるＯ この発明は以上のような点に砦みてなされたもので、比
較的低温で硬化接着し、耐熱性の優れた接着強産分有す
る紙巻線を提供することを目的とするものである。第３
図はこの発明の一実施例を示すもので、］１）は導体、
（２）は絶縁紙、（８）は接着紙、（４）はエナメル、
（６）は液状の接着剤である。即ちこの発明の特徴は、
エナメル（４）を被覆した導体の上に、液状のエポキシ
樹脂接着剤（６）を塗布し、その塗布導体（１）全複数
本、一体に重ねて複合せしめ、これを絶縁紙（２１で１
ｉ！！！覆し、ざらにその上に接着紙（８）を油含浸が
しやすいようにギャップ巻きしたことにある。
子量のｗ層剤を適用しなければならないが、これでは（
ＩＩＩ）の要求を満足することは難かしい。また（ＤＩ
）の要求特性を満すためには、接着強度を多少犠牲にし
て高分子量の接着剤の極性基と反応する硬化剤を混入す
ればよい。しかしそうすると（１１）の条件が満足され
ない。（１１）の条件を満足しようとすると今度は加熱
温度を高くしておかなければならず、上６８条件を満足
させることはなかなか困難であるＯ この発明は以上のような点に砦みてなされたもので、比
較的低温で硬化接着し、耐熱性の優れた接着強産分有す
る紙巻線を提供することを目的とするものである。第３
図はこの発明の一実施例を示すもので、］１）は導体、
（２）は絶縁紙、（８）は接着紙、（４）はエナメル、
（６）は液状の接着剤である。即ちこの発明の特徴は、
エナメル（４）を被覆した導体の上に、液状のエポキシ
樹脂接着剤（６）を塗布し、その塗布導体（１）全複数
本、一体に重ねて複合せしめ、これを絶縁紙（２１で１
ｉ！！！覆し、ざらにその上に接着紙（８）を油含浸が
しやすいようにギャップ巻きしたことにある。
液状のエポキシ樹脂接着剤を用いたこの発明と、自己接
着性電線を用いた従来の複合紙巻線との差異は明らかで
ある。またワニス塗布電線で巻いたモータ等のコイルの
例も既に見られるが、これらは絶縁紙が用いられていな
い点で本発明とは異なる・第１図のフィルは油中で利用
されるが、油含浸した絶縁紙は極めて高い耐電ＥＥｅ示
すことから、この発明では層間の絶縁紙の使用は不可欠
である。
着性電線を用いた従来の複合紙巻線との差異は明らかで
ある。またワニス塗布電線で巻いたモータ等のコイルの
例も既に見られるが、これらは絶縁紙が用いられていな
い点で本発明とは異なる・第１図のフィルは油中で利用
されるが、油含浸した絶縁紙は極めて高い耐電ＥＥｅ示
すことから、この発明では層間の絶縁紙の使用は不可欠
である。
ところで、ここでの液状のｗ！層剤（６）はコイルを巻
き終るまで液体であることが望まれる。というのはコイ
ル巻き時まで液体であれば上述した柔軟性の問題が解決
されるので、紙巻線は自由に曲げたり、たたいたりでき
る。従って、紙巻きからコイル製作まで、ｌケ月稈度ま
での可使時間がある液状エポキシ樹脂であればよい。こ
のようなエポキシ樹脂の硬化剤としてはＢ’Ｆ３アミン
、イミダゾール、ジシアンジアミドなどの潜在性硬化剤
が利用でき、硬化温度は１２０°０程度で工い〇一方、
接着紙の接層剤は、一般に貯蔵時間の長いＢステージの
エポキシ樹脂或いはフェノール等が使われる。従って、
接着紙を硬化させる温度で、液状エポキシ樹脂（６）も
同時に接着させるのがコイル製作工程上有利である。し
かし通常、Ｂステージのエポキシ樹脂やフェノール等の
接着剤の硬化温度は１２００程度でよいものが多いので
、この点からも液状エポキシ樹脂の上記潜在性硬化剤は
有利に利用できる。
き終るまで液体であることが望まれる。というのはコイ
ル巻き時まで液体であれば上述した柔軟性の問題が解決
されるので、紙巻線は自由に曲げたり、たたいたりでき
る。従って、紙巻きからコイル製作まで、ｌケ月稈度ま
での可使時間がある液状エポキシ樹脂であればよい。こ
のようなエポキシ樹脂の硬化剤としてはＢ’Ｆ３アミン
、イミダゾール、ジシアンジアミドなどの潜在性硬化剤
が利用でき、硬化温度は１２０°０程度で工い〇一方、
接着紙の接層剤は、一般に貯蔵時間の長いＢステージの
エポキシ樹脂或いはフェノール等が使われる。従って、
接着紙を硬化させる温度で、液状エポキシ樹脂（６）も
同時に接着させるのがコイル製作工程上有利である。し
かし通常、Ｂステージのエポキシ樹脂やフェノール等の
接着剤の硬化温度は１２００程度でよいものが多いので
、この点からも液状エポキシ樹脂の上記潜在性硬化剤は
有利に利用できる。
以上のようにこの発明によれば柔軟性の要求に対して対
応できる上、長期の貯蔵期間と優れた耐熱性とが達成で
きる紙巻線が得られる。なおこの発明は油入電気機器だ
けでなく、その他の用途にも応用できる。
応できる上、長期の貯蔵期間と優れた耐熱性とが達成で
きる紙巻線が得られる。なおこの発明は油入電気機器だ
けでなく、その他の用途にも応用できる。
第１図は従来のパンケーキ状のコイルを示すもので、（
イ）は斜視図、（ロ）は（イ）のローロ線における断面
図、第２図は従来の巻線を示す断面図、第８図はこの発
明の一実施例を示す断面図である。 図中、【１）は導体、（２）は絶縁紙、（３）は接着紙
、（４）はエナメル、（６）は・液状エポキシ樹脂であ
る。 尚、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人 葛 野 信 − （イ） ！ （ロ） 第１図 第２図 第３図 ３３−
イ）は斜視図、（ロ）は（イ）のローロ線における断面
図、第２図は従来の巻線を示す断面図、第８図はこの発
明の一実施例を示す断面図である。 図中、【１）は導体、（２）は絶縁紙、（３）は接着紙
、（４）はエナメル、（６）は・液状エポキシ樹脂であ
る。 尚、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人 葛 野 信 − （イ） ！ （ロ） 第１図 第２図 第３図 ３３−
Claims (1)
- エナメルを被覆した平角導体の上に液状エポキシ樹脂か
らなるＷ：層剤を塗布し、この接着剤塗布導体を複数本
一体に重ねて複合せしめ、これを絶縁紙で被覆し、ざら
にその上に接着紙を巻いたことを特徴とする紙巻線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1768983A JPS59143308A (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 紙巻線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1768983A JPS59143308A (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 紙巻線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59143308A true JPS59143308A (ja) | 1984-08-16 |
Family
ID=11950787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1768983A Pending JPS59143308A (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 紙巻線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59143308A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5328475B1 (ja) * | 1969-10-21 | 1978-08-15 |
-
1983
- 1983-02-04 JP JP1768983A patent/JPS59143308A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5328475B1 (ja) * | 1969-10-21 | 1978-08-15 |
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