JPS5914312Y2 - 可搬式係船索蛇行用金具 - Google Patents
可搬式係船索蛇行用金具Info
- Publication number
- JPS5914312Y2 JPS5914312Y2 JP14738880U JP14738880U JPS5914312Y2 JP S5914312 Y2 JPS5914312 Y2 JP S5914312Y2 JP 14738880 U JP14738880 U JP 14738880U JP 14738880 U JP14738880 U JP 14738880U JP S5914312 Y2 JPS5914312 Y2 JP S5914312Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mooring line
- mooring
- winch
- snaking
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は可搬式係船索蛇行用金具に関する。
船舶の係船時において、その係船索はローズボートによ
り岸壁まで選ばれているが、係船索の繰出し速度よりロ
ープボートの速度が早いので、通常係船前に、係船索を
ウィンチから所定長さだけ繰出して甲板上にスネークダ
ウンの状態で置き、そしてその係船索を船井にロープボ
ートにより引出すようにしていた。
り岸壁まで選ばれているが、係船索の繰出し速度よりロ
ープボートの速度が早いので、通常係船前に、係船索を
ウィンチから所定長さだけ繰出して甲板上にスネークダ
ウンの状態で置き、そしてその係船索を船井にロープボ
ートにより引出すようにしていた。
しかしこの作業には、多くの作業員を必要とし、船舶を
自動化即ち省力化するに際して問題となっていた。
自動化即ち省力化するに際して問題となっていた。
本考案は上記問題に鑑みて威されたもので、その目的と
するところは、可搬式の係船索蛇行用金具を設け、係船
索のスネークダウン作業の省力化を図ることにある。
するところは、可搬式の係船索蛇行用金具を設け、係船
索のスネークダウン作業の省力化を図ることにある。
以下、本考案の一実施例を第１図〜第４図に基づき説明
する。
する。
１は船舶２の船首部甲板３上の左右両側にそれぞれ設け
られた係船用ウィンチ、４は上記各係船用ウィンチ１に
対応する所定位置にそれぞれ設けられたフェアリーダ、
５は上記フェアリーダ４の近傍にそれぞれ設けられたミ
ニウィンチである。
られた係船用ウィンチ、４は上記各係船用ウィンチ１に
対応する所定位置にそれぞれ設けられたフェアリーダ、
５は上記フェアリーダ４の近傍にそれぞれ設けられたミ
ニウィンチである。
そして、係船用ウィンチ１とミニウィンチ５との間には
、本考案に係る可搬式係船索蛇行用金具（以下、単に蛇
行用金具と称す）６が３個づつ係船用ウィンチ１側とミ
ニウィンチ５側とで略平行にそれぞれ設けられている。
、本考案に係る可搬式係船索蛇行用金具（以下、単に蛇
行用金具と称す）６が３個づつ係船用ウィンチ１側とミ
ニウィンチ５側とで略平行にそれぞれ設けられている。
上記蛇行用金具６は甲板３上の所定箇所に溶接７により
固着された受座８と、該受座８に係脱自在に垂設された
ローラ軸９と、該ローラ軸９に回転自在に挿通されると
共に受座８に支持されて係船索１０を案内するローラ１
１とから構成されている。
固着された受座８と、該受座８に係脱自在に垂設された
ローラ軸９と、該ローラ軸９に回転自在に挿通されると
共に受座８に支持されて係船索１０を案内するローラ１
１とから構成されている。
上記ローラ軸９の下部先端には段部９ａが形成されると
共に、段部９ａ先端には抜は止めピン１２が設まけられ
ている。
共に、段部９ａ先端には抜は止めピン１２が設まけられ
ている。
そして、前記受座８側には、その中央上部にローラ軸９
の段部９ａが挿入可能な穴１３と、段部９ａ先端の抜は
止めピン１２が挿入可能な切欠き１４が設けられ、また
その中央下部にはローラ軸９の抜は止めピン１２が挿通
された状態で回動しても差し支えのないように空間１５
が形成されている。
の段部９ａが挿入可能な穴１３と、段部９ａ先端の抜は
止めピン１２が挿入可能な切欠き１４が設けられ、また
その中央下部にはローラ軸９の抜は止めピン１２が挿通
された状態で回動しても差し支えのないように空間１５
が形成されている。
従って、ローラ１１を使用状態に設定する場合、ローラ
１１が挿入されたローラ軸９の段部９ａ及び抜は止めピ
ン１２を受座８の上部に挿入すると共に、ローラ１１及
びローラ軸９を受座８で支持し、そして、ローラ軸９を
第４図矢印穴方向に回動させて受座８に係止させればよ
い。
１１が挿入されたローラ軸９の段部９ａ及び抜は止めピ
ン１２を受座８の上部に挿入すると共に、ローラ１１及
びローラ軸９を受座８で支持し、そして、ローラ軸９を
第４図矢印穴方向に回動させて受座８に係止させればよ
い。
勿輪ローラ１１を取外す場合、上記動作を逆に行なえば
よい。
よい。
なお、１６はローラ軸９の上部先端に設けられたフラン
ジ、１７はローラ軸９を取外すための取手、１８は受座
８の下部空間１５と外方とを四方で連通させる開口で、
海水が空間１５内に溜まらないようにするためのもので
ある。
ジ、１７はローラ軸９を取外すための取手、１８は受座
８の下部空間１５と外方とを四方で連通させる開口で、
海水が空間１５内に溜まらないようにするためのもので
ある。
そして、１９は係船用ウィンチ１と該係船用ウィンチ１
に最も近い蛇行用金具６ａとの間で設けられた可搬式ガ
イドローラで、係船用ウィンチ１からの係船索１０の繰
出し高さをミニウィンチ５の繰込み高さに合わせるため
のものである。
に最も近い蛇行用金具６ａとの間で設けられた可搬式ガ
イドローラで、係船用ウィンチ１からの係船索１０の繰
出し高さをミニウィンチ５の繰込み高さに合わせるため
のものである。
なお、本実施例において、蛇行用金具６は３個づつ略平
行に設けるようにしたが、その個数は適宜係船索１０の
繰出し長さに合わせて変更可能であることは言うまでも
ない。
行に設けるようにしたが、その個数は適宜係船索１０の
繰出し長さに合わせて変更可能であることは言うまでも
ない。
以上のような構成によると、先ず第１図左舷側で示すよ
うに、ミニウィンチ５がらメツセンジャーロープ２０を
繰出して、各蛇行用金具６のローラ１１に順次掛けて蛇
行状に威し、その先端をガイドローラ１９を介して係船
索１０の先端のアイスプライス１０ ａに接続する。
うに、ミニウィンチ５がらメツセンジャーロープ２０を
繰出して、各蛇行用金具６のローラ１１に順次掛けて蛇
行状に威し、その先端をガイドローラ１９を介して係船
索１０の先端のアイスプライス１０ ａに接続する。
次に、ミニウィンチ５及び係船用ウィンチ１を作動させ
て、係船索１０をメツセンジャーロープ２０を介してミ
ニウィンチ５により、第１図右舷側に示すように、蛇行
状に引出す。
て、係船索１０をメツセンジャーロープ２０を介してミ
ニウィンチ５により、第１図右舷側に示すように、蛇行
状に引出す。
なお、ミニウィンチ５の引出し速度は係船用ウィンチ１
の繰出し速度に合わせられることは言うまでもない。
の繰出し速度に合わせられることは言うまでもない。
そして、係船索１０がミニウィンチ５の手前まで引出さ
れると、各ウィンチ１，５を停止させ、ローラ１１をロ
ーラ軸９ともに受座８から取外せば自動的に係船索１０
をスネークダウンの状態にすることができる。
れると、各ウィンチ１，５を停止させ、ローラ１１をロ
ーラ軸９ともに受座８から取外せば自動的に係船索１０
をスネークダウンの状態にすることができる。
以上のように、本考案の可搬式係船索蛇行用金具によれ
ば、係船索をミニウィンチにより自動的にスネークダウ
ンの状態にさせることができ、従って係船作業の省力化
を図ることができる。
ば、係船索をミニウィンチにより自動的にスネークダウ
ンの状態にさせることができ、従って係船作業の省力化
を図ることができる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図は全体平
面図、第２図は第１図のＩ−Ｉ矢視断面図、第３図は要
部拡大断面図、第４図は第３図のＩＩ −ＩＩ矢視断面
図である。 １・・・係船用ウィンチ、２・・・船舶、３・・・甲板
、５・・・ミニウィンチ、６・・・可搬式係船索蛇行用
金具、８・・・受座、９・・・ローラ軸、１０・・・係
船索、１１・・・ローフ。
面図、第２図は第１図のＩ−Ｉ矢視断面図、第３図は要
部拡大断面図、第４図は第３図のＩＩ −ＩＩ矢視断面
図である。 １・・・係船用ウィンチ、２・・・船舶、３・・・甲板
、５・・・ミニウィンチ、６・・・可搬式係船索蛇行用
金具、８・・・受座、９・・・ローラ軸、１０・・・係
船索、１１・・・ローフ。
Claims (1)
- 船舶の甲板上に複数個設けられて係船索を蛇行状に案内
する蛇行用金具であって、甲板に対して垂直方向の軸心
回りで回転自在にされて係船索を案内するローラのロー
ラ軸を、甲板上に設けられたローラ支持用受座に係脱自
在に構成したことを特徴とする可搬式係船索蛇行用金具
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14738880U JPS5914312Y2 (ja) | 1980-10-15 | 1980-10-15 | 可搬式係船索蛇行用金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14738880U JPS5914312Y2 (ja) | 1980-10-15 | 1980-10-15 | 可搬式係船索蛇行用金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5769795U JPS5769795U (ja) | 1982-04-27 |
| JPS5914312Y2 true JPS5914312Y2 (ja) | 1984-04-26 |
Family
ID=29506907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14738880U Expired JPS5914312Y2 (ja) | 1980-10-15 | 1980-10-15 | 可搬式係船索蛇行用金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5914312Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-15 JP JP14738880U patent/JPS5914312Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5769795U (ja) | 1982-04-27 |
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