JPS5914084B2 - 金属粒子の製造法 - Google Patents
金属粒子の製造法Info
- Publication number
- JPS5914084B2 JPS5914084B2 JP14945381A JP14945381A JPS5914084B2 JP S5914084 B2 JPS5914084 B2 JP S5914084B2 JP 14945381 A JP14945381 A JP 14945381A JP 14945381 A JP14945381 A JP 14945381A JP S5914084 B2 JPS5914084 B2 JP S5914084B2
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- JP
- Japan
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- metal
- metal particles
- chamber
- gas
- particles
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- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F9/00—Making metallic powder or suspensions thereof
- B22F9/02—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes
- B22F9/06—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material
- B22F9/08—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material by casting, e.g. through sieves or in water, by atomising or spraying
- B22F9/10—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material by casting, e.g. through sieves or in water, by atomising or spraying using centrifugal force
Landscapes
- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は金属粒子、特に球状の金属粒子の製造法に関す
る。
る。
従来、金属粒子の製造法として、チャンバー内に設けた
金属棒を高速回転させ、該金属棒の先端を溶融し、遠心
力によって溶融金属を分散させて金属粒子を製造する方
法は知られている。
金属棒を高速回転させ、該金属棒の先端を溶融し、遠心
力によって溶融金属を分散させて金属粒子を製造する方
法は知られている。
この場合、遠心力により分散した溶融金属が周囲のチャ
ンバー内壁に到達するまでの間に凝固固化しなければ球
状の金属粒子は得難い。
ンバー内壁に到達するまでの間に凝固固化しなければ球
状の金属粒子は得難い。
金属の材質や雰囲気ガスの冷却速度によって、凝固固化
するまでの時間が長くなると、溶滴は周囲のチャンバー
内壁に付着してしまうため、希望する球状の粒子は得ら
れない。
するまでの時間が長くなると、溶滴は周囲のチャンバー
内壁に付着してしまうため、希望する球状の粒子は得ら
れない。
したがって、溶滴り凝固固化速度が小さいと、チャンバ
ーの大きさを大きくしなければならず、装置が大型化し
てしまう欠点があった。
ーの大きさを大きくしなければならず、装置が大型化し
てしまう欠点があった。
本発明の目的は、従来の前記欠点を解消し得る、すなわ
ち、比較的小型の装置で容易に球状の金属粒子を製造す
る方法を提供するにある。
ち、比較的小型の装置で容易に球状の金属粒子を製造す
る方法を提供するにある。
本発明は金属溶滴がチャンバーの内壁に到達するまでに
凝固固化するように、チャンバー内の雰囲気を、熱伝導
度の異なる窒素、アルゴン及びヘリウムから選ばれた金
属粒子に対して化学的に不活性な（以下これを不活性ガ
スと記載する）２種以上の混合ガス雰囲気とし、その不
活性ガスの種類及びまたはその混合比を変えることによ
り、金属溶滴の凝固固化速度を制御し球状の金属粒子を
製造する方法である。
凝固固化するように、チャンバー内の雰囲気を、熱伝導
度の異なる窒素、アルゴン及びヘリウムから選ばれた金
属粒子に対して化学的に不活性な（以下これを不活性ガ
スと記載する）２種以上の混合ガス雰囲気とし、その不
活性ガスの種類及びまたはその混合比を変えることによ
り、金属溶滴の凝固固化速度を制御し球状の金属粒子を
製造する方法である。
本発明の方法の実施態様を示すと、例えば第１図に示す
ように、不活性ガスをガス導入管１より密閉チャンバー
２中に導入する。
ように、不活性ガスをガス導入管１より密閉チャンバー
２中に導入する。
該密閉チャンバー２の上部には金属棒５の先端部を溶融
するアークを発生させる電極３が設けられている。
するアークを発生させる電極３が設けられている。
密閉チャンバー２内に設けられた金属棒５を高速回転装
置４により高速回転させ、電極３を金属棒５の先端部に
接近させ、アークを発生させて溶融させる。
置４により高速回転させ、電極３を金属棒５の先端部に
接近させ、アークを発生させて溶融させる。
金属棒の先端部はアークが中央に集中するように、Ｖ字
形であることが好ましい。
形であることが好ましい。
溶融した金属はＶ字形の縁から遠心力によって水平方向
より上方へ向って飛散し、周囲の密閉チャンバー２の内
壁に到達する間に該チャンバーに満たされている不活性
混合ガスによって冷却され、凝固固化されて球状の金属
粒子６となる。
より上方へ向って飛散し、周囲の密閉チャンバー２の内
壁に到達する間に該チャンバーに満たされている不活性
混合ガスによって冷却され、凝固固化されて球状の金属
粒子６となる。
もし、密閉チャンバーの内壁に到達するまでに溶滴が凝
固固化しない場合は、雰囲気の不活性ガス中に熱伝導度
の犬ぎな例えばヘリウムガスを混入、あるいはその混合
割合を多くすることにより解決し得られる。
固固化しない場合は、雰囲気の不活性ガス中に熱伝導度
の犬ぎな例えばヘリウムガスを混入、あるいはその混合
割合を多くすることにより解決し得られる。
溶融金属の熱は、雰囲気不活性ガスを介してチャンバー
内部または外部に設けられた熱交換器７および、循環ポ
ンプ８によって外部に導かれ、不活性ガスの冷却能力を
維持し得られる。
内部または外部に設けられた熱交換器７および、循環ポ
ンプ８によって外部に導かれ、不活性ガスの冷却能力を
維持し得られる。
さらに、雰囲気ガスの冷却効果を高めるために、ガス導
入管の前に熱交換器９を設けることもできる。
入管の前に熱交換器９を設けることもできる。
本発明において言う不活性ガスとは、溶融せんとする溶
融金属と反応しないガスを言う。
融金属と反応しないガスを言う。
従って、使用金属の種類によって異なるので、使用金属
によって選定する。
によって選定する。
いずれの金属にも共通に使用し得られる点でアルゴン、
ヘリムラ等が好ましい。
ヘリムラ等が好ましい。
本発明において使用し得られる不活性ガスおよびそれら
の熱伝導度（Ｃａｌ・ｃｍ−１−ｓｅｅ ”ｄｅｇ ”
で示す）を例示すると次の通りである。
の熱伝導度（Ｃａｌ・ｃｍ−１−ｓｅｅ ”ｄｅｇ ”
で示す）を例示すると次の通りである。
これらのガスを適当量混合して、混合ガスの熱伝導度を
調整する。
調整する。
本発明の方法によると、密閉チャンバー内の雰囲気を混
合不活性ガスの種類、その混合割合またはその流量を変
えることにより、飛散した溶滴の冷却速度が容易に調整
し得られるため、高融点金属においても、小型チャンバ
ーで容易に球状の金属粒子を製造し得られる優れた効果
を有する。
合不活性ガスの種類、その混合割合またはその流量を変
えることにより、飛散した溶滴の冷却速度が容易に調整
し得られるため、高融点金属においても、小型チャンバ
ーで容易に球状の金属粒子を製造し得られる優れた効果
を有する。
実施例
内径４３０ｍｍのチャンバーをもつ小型アーク溶解炉の
下部に高速回転機構を設け、直径２０ｍｍのチタンの丸
棒を毎分２０，０００回転させた。
下部に高速回転機構を設け、直径２０ｍｍのチタンの丸
棒を毎分２０，０００回転させた。
この丸棒の上端とタングステン電極との間に直流アーク
電圧２０ボルト、アーク電流４００アンペアのアーク放
電を行わせ、チタンの丸棒を溶解した。
電圧２０ボルト、アーク電流４００アンペアのアーク放
電を行わせ、チタンの丸棒を溶解した。
雰囲気ガスはアルゴン５０係、ヘリウム５０係の混合ガ
スとして毎分１リツトルをチャンバーに導入したところ
、５０〜１００メツシユア０係のチタンの球状粒子が得
られた。
スとして毎分１リツトルをチャンバーに導入したところ
、５０〜１００メツシユア０係のチタンの球状粒子が得
られた。
比較のため、雰囲気ガスをアルゴンのみにして同様にし
て行ったところ、球状の粒子が得られず、偏平あるいは
角ばったものとなり、甚しいときはチャンバー内壁に１
部溶着した。
て行ったところ、球状の粒子が得られず、偏平あるいは
角ばったものとなり、甚しいときはチャンバー内壁に１
部溶着した。
第１図は本発明の方法を実施する装置の縦断面である。
１：不活性ガス導入管、２：密閉チャンバー、３：電極
、４：高速回転装置、５：金属棒、６：金属粒子、１：
熱交換器、８：循環ポンプ、９：熱交換器。 １９−
、４：高速回転装置、５：金属棒、６：金属粒子、１：
熱交換器、８：循環ポンプ、９：熱交換器。 １９−
Claims (1)
- １ 溶融金属を遠心力で分散させて金属粒子を製造する
方法において、窒素、アルゴン及びヘリウムから選ばれ
た該金属粒子に対して化学的に不活性な２種以上の混合
ガスを雰囲気ガスとして使用し、ガスの種類及びまたは
その混合割合を変化させて雰囲気ガスの熱伝導度を変え
、金属溶滴の凝固固化速度を調整して、チャンバーの内
壁に到達前に凝固固化するようにしたことを特徴とする
金属粒子の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14945381A JPS5914084B2 (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | 金属粒子の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14945381A JPS5914084B2 (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | 金属粒子の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5852408A JPS5852408A (ja) | 1983-03-28 |
| JPS5914084B2 true JPS5914084B2 (ja) | 1984-04-03 |
Family
ID=15475448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14945381A Expired JPS5914084B2 (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | 金属粒子の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5914084B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2595595B1 (fr) * | 1986-03-17 | 1989-07-28 | Aubert & Duval Acieries | Procede de refroidissement et de collecte de poudres metalliques produites par atomisation de metal liquide |
| GB2196956A (en) * | 1986-11-04 | 1988-05-11 | Toyo Kohan Co Ltd | Process and apparatus for the production of rapidly solidified powders of high melting point ceramics |
| DE102010014600A1 (de) * | 2010-04-09 | 2011-10-13 | Siemens Aktiengesellschaft | Vorrichtung zur Erzeugung eines Granulats aus einer mineralischen Schmelze |
| CN102689015B (zh) * | 2012-06-21 | 2014-03-26 | 北京有色金属研究总院 | 一种金属粉末制备装置及方法 |
-
1981
- 1981-09-24 JP JP14945381A patent/JPS5914084B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5852408A (ja) | 1983-03-28 |
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