JPS591407A - 分岐脂肪酸コレステリルエステルを含有する化粧料 - Google Patents

分岐脂肪酸コレステリルエステルを含有する化粧料

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JPS591407A
JPS591407A JP9871483A JP9871483A JPS591407A JP S591407 A JPS591407 A JP S591407A JP 9871483 A JP9871483 A JP 9871483A JP 9871483 A JP9871483 A JP 9871483A JP S591407 A JPS591407 A JP S591407A
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fatty acid
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高石 尚武
Koichi Urata
浦田 興一
Yoshiaki Inamoto
稲本 善昭
Kimihiko Okamoto
暉公彦 岡本
Shuichi Tsuchiya
秀一 土屋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な脂肪酸コレステリルエステルを含有する
化粧料に関する。
コレステロールは、天然に広く存在し、とりわけ動物中
においては、脳神経組織をはじめとしてほとんど全ての
組織内に分布し、生理的に極めて重要な役割を果たして
いることが推定されており、医薬品の合成原料、化粧品
の添加剤、液晶原料等として工業的に利用されている。
コレステロール自体は前記の如く有用であることは明ら
かである一方において、コレステロールに化学反応を施
して改質せしめて、コレステロールでは発現できなかっ
たような新たな物性を有する訪導体に導く試みが各方面
で行なわれている。
コレステロールは、独特のステリン骨格の03位に水酸
基を、C5−011位に環内二重結合を有するが、この
03位の水酸基に、通常のアルコール類に適応し得る化
学反応を施すことがまず考えられる。例えば、種々の脂
肪酸とコレステロールからエステル化反応によって得ら
れるコレステリルエステル類に関しては、液晶分野への
応用(特公昭45−11143号等)、ステロイドホル
モン合成の中間体としての利用(特公昭47−4079
9号等)、制ガン物質への応用(特開昭49−2511
7号等)等極めて広範囲な分野への用途が見出されてい
る。
マタコレステロールにエチレンオキザイド又Idフロピ
レンオキサイドのようなアルキレンオキサイドを付加し
て得られる付加物は、アルキレンオキサイドの付加によ
り、コレステロールの親水性が高められ、乳化安定性が
向上し、化粧品基剤、乳化剤として利用し得ることが知
られている(特公昭50−28501号等)C しかしながら、前記のコレステロール9導体の多くは、
いずれも融点が高く室温で固体であるため、その使用に
際して特別の工夫が必要となり、使用量あるいは使用範
囲が一部に限定される恐れがあった沙、皮膚刺激性を有
しているため化粧料への応用が制限されるものもある。
本発明者等はかかる現状において鋭意研究の結果、コレ
ステロールと、特定の分岐脂肪酸とのエステル類が、室
温で液状を呈し、かつ皮膚組織に対する刺激が極めて低
く、これを化粧品基剤として用いれば優れた化粧品を製
造できることを見出し本発明を完成した。
すなわち、本発明は次の式(1)、 (式中Rは合計11〜23個の辰素原子を有し、カルボ
キシ結合位から主鎖の中央までに1少くとも1つのアル
キル置換基を有する飽和脂肪族炭化水素基である) で表わされる分岐脂肪酸コレステリルエステルを含有す
る化粧料を提供するものである。
本発明において使用する分岐脂肪酸コレステリルエステ
ルの製造に用いられる分岐脂肪酸(RCOOH)は、炭
素数12〜24(Rとしての炭素数として11ないし2
3)のものが使用できるが、炭素数14〜20(Rとし
ての炭素数13〜19)のものが好ましい。
分岐脂肪酸は、カルボキシル基結合位から主鎖の中央ま
でに少くとも1つのアルキル置換基を有する飽和分岐脂
肪酸である。このような飽和分岐脂肪酸は、石油化学工
業原料又は油脂化学工業原料より容易に得られる。
石油化学工業原料よシ得られるこのような分岐脂肪酸の
例としては、α位に側鎖を有する分岐脂肪酸があり、次
式〇)で表わされる。
n、 −CH−Coon   (3゜ (式中R1及びR2はそれぞれ直鎖又は分岐鎖の飽和脂
肪族炭化水素基であj、R1及びR8の炭素原子数の和
は、12〜18である)上記の式(3つで表わされるα
位に側鎖を有する分岐脂肪酸は、例えば炭素数7〜1o
の直鎖又は分岐鎖のアルデヒドのアルドール縮合により
α−分岐不飽和アルデヒドとし、次いでこれを水素添加
、酸化させて分岐飽和脂肪酸とする方法によって製造す
ることができる。この方法によって製造される最も入手
し易い分岐飽和脂肪酸は、インブチレン2量体のオキン
反応により炭素数9の分岐アルデヒドとし、次いでこの
アルデヒドのアルドール縮合により炭素数18の分肢不
飽和アルデヒドとし、次いで水素添加、酸化にょ抄得ら
れる炭素数18の分岐脂肪酸、5.7.7−)リメチル
−2−(1,3,3−)リメチルプチル)−オクタン酸
〔例えば日量化学(株)より市販されている〕である。
上記の式で表わされるα位にIII鎖を有する分岐脂肪
酸は、また、炭素数7〜10の直鎖又は分岐鎖1級アル
コールのゲルベ反応(Gu*rbet r@actio
n )によりβ−分岐アルコールとし、次いでとれを酸
化することにより得られる。この方法によって製造する
ことができる最も入手し易い分岐飽和脂肪酸は、ノニル
アルコールのゲルベ反応、続いて酸化反応により得られ
る2−へブチルウンデカン酸〔例えば三菱化成(株)よ
り市販されている〕である。
上記の式(3′)で表わされるα位に側鎖を有する分岐
脂肪酸は、上述のいずれの方法により製造されたもので
良く、さらに他のいずれかの方法(例えは炭素数13〜
19を有するオレフィンのオキン反応によしα位に側鎖
を有するアルデヒドとし、次いでこれを酸化する等の方
法)によるかを問わず本発明において使用することがで
きる。
α位に側鎖を有する飽和分岐脂肪酸の好ましい具体例と
しては、上記の5.7.7−)リメチル−2−(1,3
,3−トリメチルブチル)−オクタン酸、2−へブチル
ウンデカン酸の他に、2−へキシルデカン酸、2−オク
チルトチカン酸、2−ペンチルノナン酸等がある。
油脂化学工業原料より得られる飽和分肢脂肪酸の例とし
ては、次の式(2′)で表わされるメチル分岐鎖を有す
る脂肪酸がある。
CHI(CHI)rnCH(CH,)lICOOH(2
’)品3 (式中mとnの和は14であり、m=難=7を中心とす
る分布を有する) このようなメチル分岐鎖脂肪酸は、例えばオレイン酸の
ダイマー製造時の副産物として得られ(例えばJ、Am
er、O口Ch@n1.5o(1,+ 51 +522
 (1974))、本明細書中では、メチル分岐インス
テアリン酸と称する。メチル分岐インステアリンIS!
は、例えばそのインプロピルエステルとして市販されて
いる(米国エメリー社万と)。
チリルエステルは、上記の分岐脂肪酸又はその誘導体と
コレステロールから通常のエステルを製造する方法によ
って製造される。脂肪酸とコレステロールをそのまま反
応させてエステル化することもできるし、いずれか一方
をより反応性の高い誘導体に導き次いでエステル化する
とともできる。
反応性の高い誘導体の1つは、脂肪酸の酸ハライドであ
り、これを経る場合の好ましい具体例においては、先づ
原料分肢脂肪酸に、この分肢脂肪酸1モル当たり1〜5
モル、好ましくは1〜2モルの塩化チオニル、臭化チオ
ニル、ホスゲン、三塩化リン、五塩化リン、三臭化リン
尋のハロゲン化試薬を、0〜100℃、好ましくは20
〜80℃で反応せしめて酸ハライドに導く。次いでこの
酸ハライドと、酸ハライド1モル当た抄1〜3モル、好
ましく11〜1.5モルのコレステ四−ルトヲ、酸ハラ
イドに対して1〜3モル、好ましくは1〜1.5モルの
ピリジン、キノリン岬の脱ハログ/化水素剤を用い、例
えばベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン等の適当
な不活性溶媒中(酸ハライドに対して1〜10倍容量、
好ましくは3〜5倍容量)で、50〜100℃、好まし
くは60〜80℃で加熱攪拌しながら反応させる。生成
するハロゲン化水素アミン塩を除去すれば、目的とする
分岐脂肪酸コレヌテリルエステルが得られる。この反応
は次の式で表わされる。
1 (式中Xはハロゲン原子、Rは上記で定義されたものを
表わす) 分岐脂肪酸コレステリルエステルは、反応性の高い誘導
体を経ることなく、分岐脂肪酸とコレステロールをその
まま反応させることによっても製造することができ、こ
の際エステル化触媒を使用しても、し々くても良い。
エステル化触媒を使用する場合には、遊離脂肪酸とコレ
ステルールとを、塩酸、働酸、リン酸等の無機酸あるい
は、塩化亜鉛、塩化スズ、酸化亜鉛、パラトル円ンスル
ホン酸等の酸触媒の存在下で、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、ヘキサン等の不活性溶媒中で加熱し、生成する
水をアゼオドロープとして反応系外へ除く方法が適当で
ある。エステル化触媒を使用しない場合には、特公昭5
1−11113号に記載されているように、脂肪酸とコ
レステロールとを、200〜230 ℃に加熱し、生成
する水を減圧下で除くことによってコレステリルエステ
ルとするのが最も適当である。
この場合に生成物の着色を防ぐため微量の還元剤等を添
加しておくのも良い。
分岐脂肪酸のエステル類、例えばメチルエステル、エチ
ルエステル、インプロピルエステル等の低級アルキルエ
ステル等が容易に入手できる場合には、通常のエステル
交換触媒を用いて、分岐脂肪酸エステル類とコレステロ
ールとのエステル交換反応により、分岐脂肪酸コレステ
リルエステルを得ることもできる。
斯くして得られた分岐脂肪酸エステル類(1)常温で液
体であり、(2)飽和炭化水素基であるため化学的に安
定であり、(3)さらに皮膚刺激性が極めて低い勢の特
徴を有し、一般的な乳化系の乳化安定剤として、特に皮
膚に直接使用すゐ乳化系化粧料又は外用薬の成分として
有用である。常温で固体であるような成分は、使用に轟
っては−たん加熱溶融させなければならない勢取り扱い
が不便であるばかりでなく、乳化系に配合した場合は、
経時へ的に粘度が低下し、終局的に相分離を起こすこと
は良く知られた現象であるのに対し、本発明において使
用する分岐脂肪酸コレステリルエステルは、常温で液体
であり、乳化剤と共に乳化系を安定化させる。また後記
の試験例に示される如く、本発明において使用する分岐
脂肪酸コレ、ステリルエステルは、皮膚刺激性が極めて
低いため、皮膚へ直接塗布するような製品に配合するこ
とが可能となった。
分岐脂肪酸コレステリルエステルを含有する本発明化粧
料は、化粧料用油性物質及び水を含む系に当該エステル
を有効量配合することにより製造される。全結成物中、
化粧料用油性物質を0.1〜90重量%、好ましくは1
〜50重量%、水を1〜99重量%、好ましくは20〜
90重童%、及び分岐脂騎酸コレステリルエステルを0
.01〜24重量%、好ましくは0.03〜4重量%配
合するのが適当である。化粧料用油性物質としては、一
般に知られているものはいずれも使用でき、例えば、ワ
セリン、流動パラフィン、天然油脂、高級脂肪酸アルキ
ルエステル、高級脂肪族アルコール、高級脂肪酸醇が具
体例として挙けられる。その他化粧料に通常配合できる
ものはいずれも含むことができ、このようなものとして
は例えば、保湿剤、増粘剤、防腐剤、乳化剤、薬効成分
、香料、乳化安定剤等がある。
以下に本発明において使用する分岐脂肪酸コレステリル
エステルの製造例を参考例として、化粧品の配合例を実
施例として、また皮膚刺激性の試験を試験例として示す
。併せて分岐脂肪酸ハライドの製造例も参考例として示
す。本発明はこれらの実施例に限定されるものではない
参考例1 温度計、還流冷却器、滴下ろうと、攪拌器を備えた容量
2tの反応容器に、インステアリン酸(5,7,7−)
リメチル−2−(1,3,3−)リメチルプチル)オク
タン酸、日量化学(株)製)5682(2,0モル)を
仕込んだ。攪拌しながら、窒素ガス通気下で、滴下ろう
とより塩化チオニル286fC2,4モル)を室温で滴
下した。塩化チオニルノ濃下が進行するに従って、反応
混合物は、無色1生が認められた。塩化チオニルの滴下
中、反応混合物の温度を室温に保った。塩化チオニルを
約3時間を要して滴下した後、油浴にて反応混合物を6
0〜70 ’Cに約3時間保った。
ガスの発生がほとんど認められへなくなった事を確認後
、減圧下で低沸点物を留去した後、減圧蒸留を行なった
。112〜120”C10、1〜0.3 mmHfの留
分588f(収率97%)を得た。このものは5,7.
7−)リメチル−2−(1,3,3−)リメチルブチル
)オクタン酸クロライドであった。
IRスペクトル(液膜法) 2970.2920,2875.1795(C=O伸縮
)。
1480.1390,1370,1260.1210゜
995.930,790,710,600on−’H1
−NMIIスペクトk (cct4溶媒):δ0.9(
g、24H,cHs−) 1.1〜2.0 (m 、 10H、−CH*−薦−c
7fi )2−5 (nIe I Hr / CHCQ
CZ )参考例2 参考例1で用いたものと同じ装置を備えた容量2tの反
応容器に、インステアリン酸(2−へブチルウンデカン
酸、三菱化成C株)製)5714(2,0モル)を仕込
み、攪拌しながら、窒素ガス通気下で、滴下ろうとより
塩化チオニル286f(2,4モル)を室温で滴下した
・塩化チ”=残部下が進行すぞに従って、反応混合物は
参考例1で認められたものと同様の着色挙動を示した。
塩化チオニルの滴下中、反応混合物の温度は室温に保っ
た。約3時間を要して塩化チオニルを滴下した後、油浴
にて反応混合物を60〜70℃に約3時間保った。ガス
の発生がほとんど認められなくなった事を確認した後、
減圧下で低沸点物を留去し、ついで減圧蒸留を行ない、
145〜b 分549f(収率91%〕を得た。このものは2−へブ
チルウンデカり酸クロライドであった。
IRスペクトル(液膜) 2960.2925,2850.1790(C=O伸m
)。
1460.1380.900,830,720,700
゜600Crn−’ Hl−NMR(CC4溶媒):δ 0.83(t 、 6H,CH,CH,−)1.0〜2
.0 (m + 28 H、−CH2−)2.65(m
、IH,〉cacocz )参考例3 参考例1で用いたものと同じ装置を備えた容量3tの反
応容器を用い、インステアリン酸(式(2つで表わされ
るメチル分岐脂肪酸であり、米国エメリー社の、E+n
@ry 875インステアリン酸)568f(2,0モ
ル)に塩化チオニル520f<4.4モル)を参考例1
と同様に反応させた。反応後、減圧下で低沸点物を留去
して約2309の塩化チオニルと思われる低沸点物を回
収した。次いで減圧蒸留により、153〜170 ”c
/ ’i、 0〜3.0 mmHf(D留分454fC
収率75%)を得た。このもの社メチル分岐インステア
リン酸!ロライドであった。
IRスペクトル(液膜法) 2950.2920.2850.1800(C=O伸縮
)。
1460.1400,1380,950,720,68
0゜590m−” Hl−NMRスペクトル(cct4 ) :δ1、(1
〜1.5 (m −−CHx −)2−77 (t 、
 −OH,C0Ct)参考例4 温度針、滴下ろうと、還流冷却器、攪拌器を備え九3t
の反応容器に、コレステロール2g1f(0,73モル
)、ベンゼン1100d1 ピリジン65f(0,82
モル)をこの順に加えた。反応混合物を攪拌しながら、
窒素ガス通気下で油浴で50℃に加温し、次いで滴下ろ
うとより参考例1で得られた5、7゜7−ドリメチルー
2−(1,3,3−トリメチルブチル)オクタン酸クロ
ライド212f(0,70モル)を、反応混合物の温度
を約50℃に保ちながら、約3時間を要して滴下した。
滴下終了後、60〜80℃に加熱して約5時間攪拌を続
けた。この時点における反応生成物のIRスペクトルは
、酸クロライドがわずかに残っていることを示した。反
応生成物中のピリジン塩酸塩の白色沈澱物をろ過により
除去し、得られたろ液を、減圧下で溶媒留去てせた後、
0゜5〜0.7 mm)iFの減圧下で190〜200
℃で約5時間加熱した・・。この処理後のIRスペクト
ルは、酸クロライドが完全に消失した事を示した。得ら
れた生成物ヲベンゼン(1000sd)及び希塩酸(1
000−)中に混合し激しくかきまぜた後、分液により
ベンゼン層を採取した。ベンゼン層を無水硫酸ナトリウ
ムを加えて乾燥した後、減圧下でベンゼンを留去し、淡
黄色で粘稠な液体の5.7.7−)リメチル−2−(1
,3,3−)リメチルブチル)オクタン酸コレステリル
エステル465f(収車96%)を得た。
IRスペクトル(#L模膜法 2950.2900,2870,1720(c=o伸縮
)。
1470.1380,1360,1240.1220゜
1160.1030.10101O” H’−NMRスペクトル(cct4溶媒):δ0.65
 (纒、3H,ステロイド骨格 C〜18メチを基)0
.85(d、6H,ステロイド骨格側鎖 C−26゜C
−27メチル基) 0.87(m、24He脂肪酸側鎖メチル基)巴 5.25(m、IH,7,テロイド骨格 c−6オレフ
インプロトン) 酸価      0.8(計算値O) ケン化価   85.8   (186,0)水酸基価
   0.7    Cl0)ヨウ素価   41.0
   (#  3(11,0)参考例4で用いたものと
同じ装置を備えた容ji’ALの反応容器に、コレステ
ロール271F(0,70モル)、ベンゼン1500m
g、ピリジン65f(0,82モル)をこの順に加えた
。次いで窒素通気下で攪拌しながら、滴下ろうとよ妙参
考例2で得た2−へブチルウンデカン酸クロライド21
21(0,70モル)を滴下した。この間、反応混合物
の温度Fi25〜30℃に保った。約2時間を要して醇
りpライドの滴下を終え、次いで油浴にて反応混合物を
60〜80℃に約6時間保った。この時点のInスペク
トルから反応、混合物中には、わずかの酸クロライドが
残っていることが認められた。反応混合物を参考例4と
同様な方法に従って処理し、さらに同様に加熱処理を行
なうことによね、そのInスペクトルより、酸クロライ
ドを全く含んでいない事が確gきれた。淡黄色の粘度の
低い液体の2−ヘプチルウンデカン酸コレステリルエス
テル456f(収率94%)を得た。
Inスペクトル(液膜) 2950.2930,2850.1730(c=o伸縮
)。
1465.1380,1365.1260,1160゜
1050on−1 ■覧−NMRスペクトル(cct4溶媒):δ0.68
 (1、3H,ステロイド骨格C−18メチ西基)0.
80(d、6)1.ステロイド骨格側鎖C−26。
C−27メチル基) 1.00(l13H,ステロイド骨格C−19メチ西基
)0.8〜1.1 (m 、 6 H、分岐脂肪酸側鎖
(J!J CHI −)  ’5.25(m、IK、ス
テロイド骨格C−6オレフインプロトン) 酸価     0.7(計算値O) ケン化価   86.5   (#  86.0)水酸
基価   0.5(’0) ヨウ素価   40.0   (’  39.0)参考
例6 参考例4で用いたものと同じ装置を備えた容−N3tの
反応容器に、コレステロール281F(0,73モル)
、ベンゼン1500d、ピリジン100F(1,27モ
ル)をこの順に加えた。これを攪拌しながら、25〜3
0℃に保って、窒素゛通気下に、滴下ろうとより参考例
3で得られたメチル分肢インステアリン酸クロライド2
12f(0,70モル)を滴下した。滴下終了後、反応
混合物を50℃に約3時間、さらに70〜80℃に約8
時間保った。
この加熱処理によりエステル化反応は完全に進行し、反
応混合物中に酸クロライドは全く含まれていない事がI
Rスペクトルにより確認された。参考例4と同様に処理
し、淡黄色の粘稠な液体状のメチル分岐インステアリン
酸コレステリルエステル460f(1tS194%)を
得た。
IRスペクトル(液膜) 2950.2920,2850.1730(c=o伸縮
)。
1460.1370.1160.1000 cm−”H
l−NMRスペクトル(CCt4溶媒)=a0.70(
@、3H,ステロイド骨格C−18メチル基)0.80
(d、6H,ステロイド骨格側鎖C−26゜C−27メ
チル基) 1.00(s、3H,ステロイド前略C−19メチル基
)0.80〜1.0 (m 、 6 H、分肢脂肪酸C
H,CH,−1,0〜2.0(m) 2.2(t 、 2H,−CII雪−CH,−COO−
)5.25(m、IM、ステロイド骨格cm6オレフイ
ンプロトン) 酸価   0.8(計算値O) ケン化価   84.8   (計算値86.0)水酸
基価  0.7(#Q) ヨウ素価  41.4   (#  39.0)上記参
考例4〜6で得られた本発明において使用される分岐脂
肪酸コレステリルエステルは、第1表に示すように、直
鎖脂肪酸コレステリルエステルに較べて、融点が低く、
室温で流動性を有する液体である。
以下余白 試験例 参考例で得られた本発明において使用される分岐脂肪酸
コレステリルエステルについて皮膚への刺激性の試験を
行った。
[A)モルモット皮膚4日間累積刺激性(11使用動物 ハートレー系白色モルモッ)jL[tas。
〜400f (2)試験法 動物の側腹部を電気バリカンにて毛刈し、さらに電気カ
ミンリにて刷毛し、試料適用部位とした。動物は5匹を
用い、試料適用部位に、被検物質の原体の適量を綿棒に
て直径約2crnの円形状に塗布した。塗布後動物は個
別ケージに入れ、塗布した試料が乾いた後、飼育ケージ
にもどした。この操作を1日1回計4回くり返し行った
。判定は毎被検物質塗布直前および最終塗布24時間後
に以下の基準に従い行った。
m:反応は認められない。       0±:かすか
な紅斑を認める。      18+:明瞭な紅斑を認
める。       2廿:明瞭な紅斑、浮腫を認める
。    3柑:紅斑、浮腫及び癲皮、壊死、水痘を認
める。4以下余白 (5)結論 上記の結果から明らかなように、直鎖脂肪酸コレステリ
ルエステルのうちで比較的融点の低いオレイン酸エステ
ルには刺激性があり、融点が高くて実用性に乏しいステ
アリン酸エステルは刺激性がないのに対し、融点が低く
て実用性の高い本発明の分肢脂肪酸コレステリルエステ
ルは刺激性がなく、直接皮膚へ適用する製品の成分とし
て極めて優れた素材であることがわかる。
(B)ヒト24時間閉鎖貼布試験 健康男子16名2女子10名(計26名)の前腕屈側部
に24時間閉鎖貼布を行った。
鳥居パッチテスト用プラスター(スモールサイズ)のり
ント布部分に、試料の原体を適量艙布し、24時間適用
した。貼布除去3時間稜、24時間後、48時間仮に下
記基準に従って判定した。
m:反応は認められない ±:かすかな紅斑を認める +:明瞭な紅斑を認める 廿:明瞭な紅斑、浮腫を認める @−:紅斑、浮腺及び癲皮、壊死、水庖、丘疹を認める 結果 十の反応以上を陽性とし、全被検者に対する陽性
の数を陽性率として示した。
■5,7.7−)リメチル−2−(1,3゜3−トリメ
チルブチル)オクタン酸コレステリルエステル ■2−ヘプチルーウンテカン酸コレステリルエステル ■メチル分岐インステアリン酸コレステリルエステル 実施例1 下記の組成を有するW10型スキンクリームを得る。
レシチン               0・5ワセリ
ン               15.0ヘキサデシ
ル2−エチルヘキ?/ニー)    10.Qイオン交
換水            バランス実施例2 下記の組成を有するO/W型乳液を伸る。
2−へブチルクンデカン酸コレス    0.2(重量
%)チリルエステル 流動パラフィン         8.0レシチン  
           2.0イオン交換水     
      バランス以上 弁理士小野信夫 昭和58年8 月 2 日 1、 事件の表示 昭和58年 特  許 願第98714  号2、発明
の名称 分肢脂肪酸コレステリルエステルを含有する化粧料3、
 補正をする者 事件との関係   出願人 住 所 東京都中央区日本橋茅場町I T114番lO
号名 称 (091)花王石鹸株式会社 代表者丸田芳部 4、代理人 6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の梱 7、 補正の内容 (1)明細書中、第33頁第4行 [ヨク素価 4x、4(Ia9.o)Jと4る4とに行
を換えて法文を挿入する。
「参考例7 参考例1で用いたものと同じ装置を備えた3tの反応容
器にインパルミチン酸(2−へキシルテカン酸)512
f(2,0モルγを仕込み、攪拌しながら、音素ガス通
気下で、滴下ろうとよ沙塩化チオニル2861(2,4
モル)を室温で滴下した。塩化チオニルの滴下が進行す
るに従って、反応混合物祉、参考例1で認められたもの
と同様の着色挙動を示した。塩化チオニルの滴下中、反
応混合物の温度は室温に保った。約3時間を要して塩化
チオニルを滴下した後、油浴にて反応混合物を60〜7
0℃に約3時間保った。ガスの発生がほとんど認められ
力くなったことを確認した後、減圧下で低沸点分を留去
し、ついで減圧蒸留を行ない、142〜b mmHfの留分を520 f<収率94.7%)得た。
このものは2−へキシルデカン酸クロライドであった。
IRスペクトル(液膜法): 2965.2920.2860.1790(C=O伸細
)、1455.1375.950.860.790.7
25an−’H鳳−NMR(cct4溶媒):δ 0.8 (t = 6 H、C!!JCH1−)1.0
〜2.0 (rtr 、24 H、−CH2−’ )2
.66 (m 、I H* y CHCOCI )参考
例8 還流冷却器、温度計、滴下ろうと、窒素ガス導入管、攪
拌器を備えた1tの反応容器に、テトラヒドロフラン2
00−、ジイソプロピルアミン20.2 t (0,2
モル)を加え、窒素ガス通気下、かきまぜながら0℃以
下に冷却する。、滴]ろうとより、n−ブチルリチウム
のn−へキサン滴液(14,5%)90t(0,2モル
)を滴下する。この間、反応混合物の温度は、0℃以下
に保たれる。約30分で滴下を終え、ノナン酸15.8
F(0,1モル)を加える。混合物の温度は0℃以下に
保たれる。乳白色の懸濁溶液が生成する。約20分間0
℃以下でかきまぜをつづけた彼、渦下ろうとよりヘキサ
メチルポスホルトリアミド35.8F(0,2モル)を
滴下する。反応混合物は、乳白色懸濁溶液からオレンジ
色の透明溶液へと変化する。温度は5℃に保たれる。
滴下後、約30分間5℃でかきまぜをつづけた後、反応
混合物をO’Cに冷却せしめ、ついでn−アミル7’I
 C1−qイド16.6f(0,11モル)を−気に加
える。激しい発熱がおこ松、温度が20℃まで上昇する
。20〜25℃にて、さらに2時間かきませをつづける
。反応混合物のガスクロマトグラフによりノナン酸、ア
ミルブロマイドが消失しているのを確認した後、反応生
成物をO’Cに冷却する。ついで16%希塩酸300 
tにて加水分解を行ない、pHを酸性に調整する。これ
により有機層と水層が分離する。有機層を採取し、水層
に社n−ヘキザンを100m+/加えて抽出を行なう。
有機層とn−ヘキサン抽出溶液を併せ、常法により水洗
処理した後、減圧下で溶媒類を留去せしめる。ついで減
圧蒸留を行ない、無色透明液状の2−ペンチルノナン酸
16F(収率70%)を得た。
沸点132℃〜135℃/ 0.5 mn1H?元素分
析 C14H2110意として(it算値)c : 7
3.7%(73,6先)、H:12.2%(12,3%
)。
o :13.6%(14,0%) Inスペクトル(液膜) 3500〜2400 (ブロードなg&収、ν0□)1
700(νc=。)、1450,1410.1300〜
1140 。
1000〜800cm−1 nl−NMR(cDct3溶媒、TMS内部標準):δ
0.87(t、6H,2個の末端メチル)1.0〜2.
0(s、20H,メチレン)2.33(m、 IH,−
CHCooH)12.0 (ブロード島、Ht、−co
o且)を考例9 還流冷却器、滴下ろうと、温度針、マグネチツクスター
ラーを備えた1oo−の反応容器に、参考例8で得た2
−ペンチルノナン酸15f(0,0657モル)を加え
る。ついで簡下ろうとより室温下塩化チオニル11.7
f(0,0986モル)を少しずつ滴下する。反応混合
物は無色から淡褐色2、黒褐色へと着色が進む。塩化チ
オニルの滴下を終え、ついで反応混合物を70℃に加熱
せしめ、約1時間この温度でかきまぜをつづける。反応
生成物より、減圧蒸留によって、過剰量の塩化チオニル
を留去した後、淡黄色液状の2−ペンチルノナン酸クロ
ライドを131(収率80%)得た。
沸点 109〜113℃/ 0.9 mmHt元素分析
 c14 H2γaCtとして(計算値)C: f37
.6%(68,1%)、H:10.5%(10,9%)
0 : 6.3%(6゜5%)、Ct:14.0%(1
4,4%)IRスペクトルC液農) 1785(ν。=o)、1455,1375,1120
゜1000〜800crn−1 Hl −NMR(CDCl3溶媒、TM11内部標準)
:Jo、87 (t = 6 Ht 2個の末端メチル
)1.0〜2,0 (s −20H、メチレン)z、7
3(m、ra、−cncocz)一 参考例10 参考例8の反応装置、反応方法を用い、ノナン酸に代え
てトチカン酸を、駕−アミルブロマイドに代えてn−ド
デシルブーマイドを用いて参考例8と同一反応条件で2
−オクチルドデカ/酸を合成し、白色結晶の2−オクチ
ルドデカン酸25t(収率80%)を得た。
沸点 184℃〜186℃70.5 mmHf融点 3
3〜33.5℃ 元素分析 Ct0H40o、として(計算値)C: 7
6.4%(76,9%) 、 H:12.9%(12,
9%)o : 9.6%(10,2%) Inスペクトル(液膜) 3450〜2400(ν。H) 、 1695 、14
50 。
1300〜1100.970〜800 cnr −”H
’ −NMR(CDC1g f#r媒、TM8内部標準
):δ0゜87(t、6H,2個の末端メチル)1.0
〜2.0(s、32H,H,メチレン)2.33 (m
 T I H、/ CHCOOH)10.65 (ブロ
ードI 、lli、−COOH)参考例11 参考例9の反応装置、反応方法を用い、2−ペンナルノ
ナン酸に代えて2−オクチルドデカン酸を用い、参考例
9の反応条件で酸クロライドを合成した。渋黄色液状の
2−オクチルトチカン酸クロライド19.6F(収率9
0%)を得た。
沸点 177〜180℃/ 1− ’3 rnmHf元
素分析 C,・Hs、octとして(計算値)c : 
72.9%(72,58%)、H:12.3%(11,
88%)。
o :5.3%(4,83%) 、 ct : i o
、o%(10,71%)IRスペクトル(液膜) 1790(νに=(J、1455.1375,1120
゜1000〜800crn−1 H’−NMR(CDC1m溶媒、’I”MS内部標準)
:δ0.87(*、6H,2個の末端メチル)1.0〜
2.0 (a 、 3.2 H、メチレン)2.70(
m、IH,〉cncocz)参考例12 参考例4で用いたものと同じ装置を備えたS量Stの反
応容器に、コレヌテロール271r(o、7oモル)、
ベンゼン15 Q Q、Z、ピ1)シフ65tC0,8
2モル)をこの順に加えた。ついで、窒素通気下で攪拌
し寿から、滴下ろうとより、参考例7で得た2−へキシ
ルテカン酸クロライド192.22(0,70モル)を
滴下した。反応混合物の温度F125〜30℃に保った
。約2時間を要して酸クロライドの滴下を終え、次いで
油浴にて反応混合物を60〜80℃に約6時間保った。
この時点のIRスペクトルから、反応混合物中には、わ
ずかの酸クロライドが残っている事が認められた。反応
混合物を参考例4と同様な方法に従って加熱処理を行な
うことにより、そのIRスペクトルより、酸クロライド
を全く含んでいない事が確認された。参考例4と同様に
処理し、淡黄色の粘度の低、い液体の2−ヘキシルテカ
ン畝コレステリルエステル415.4t(収率95%)
を得た。
IRスペクトル(液膜法): 2950.2925.2855.1730(c=o伸縮
)、1465.1375.1365.1260,115
5.1055 cm−” H’−NMRスペクトk(CC4mW): ao、70
(1#3H,ステロイド骨格cm18メチル基)0.8
0(d、6H,xテロイド骨格側鎖C−26,C−27
メチル基) 1.00(s、3H,ステロイド骨格cm19メチル基
)0.80−1.1 (rn 、 6 H、分岐脂肪酸
側@ CHsCH* −)1.1〜2.5 (m ) 5.25 (m*IH,xテaイ)”f格C−6オレフ
インプロトン)酸 価    0.5(計算値o、 o
 ’)ケン化価  88.0   (#  89.8)
水酸基価  o、e   (p  O,0)ヨウ素価 
 39.8   (l  40・6)参考例13 還流冷却器、滴下ろうと、マグネチツクスターラーを備
えた100−の反応容器に、コレステロール19.39
 (0,050モル)、トルエン30−、ピリジン5.
Of (0,063モル)を加える。室温下、かきまぜ
ガから、滴下ろうとより、参考例9で得た2−ペンチル
ノナン鈑クロライド12 t (0,0486モル)の
トルエン(20m/)溶液を滴下する。滴下終了後、反
応混合物を70℃に加熱せしめ、約1時間70℃でかき
まぜる。反応混合物のIRスペクトルにより酸クロライ
ドが完全に消失したことが確認された。反応生成物はピ
リジン塩酸塩の沈澱をろ別で除いた彼、常法により処理
し、減圧下でトルエンを留去せしめる。
さらに100℃70.1 mmHfにて1時間加熱乾燥
を施す。淡黄色の粘稠ガペースト状の2−ペンチルノナ
ン酸コレステリルエステル27.5f6収率95%)を
得た。
元素分析 C41H710+1として(計算値)c :
 82−4%(82,5%)、n:11.9%(12,
1%)。
0:5.4%(5,4%) IRスペクトル(液膜) 1725(ν。工。)、1460.1370.1155
.1000crn−” H”−NMR(CDC1,溶媒、TMS内部標準)ニー
0.67(s、3H,ステロイド骨格C−18メチル基
)0.83(d、6H,Xテロイド骨格側鎖C−26,
C−27メチル基) 1.0(s+3H,xテロイド骨格c−19メチル基)
0.80〜1.1 (m 、 6 H、分岐脂肪l!!
!側鎖CH30H,−)5.38(m、IH,ステロイ
ド骨格C−6オレフインプロトン)参考例14 参考例13の反応装置、反応方法を用い、2−ペンチル
ノナン酸クロライドに代えて、参考例11で得た2−オ
クチルドデカン酸クロライドを用い、参考例13と同一
反応条件でコレステリルエステルを合成した。淡黄色の
粘稠なペースト状の2−オクチルドデカン酸コレステリ
ルエステル31.5f(l[5195%)を得た。
元素分析 C47H114o、として(計算値)c :
 s 2.4%(82,9%)、H:12.2%(12
,4%)。
0:4.8%(4,70%) IRスペクトルC液膜) 1730(νC=0)、1460.1375.1300
〜1100.1090〜930 cm−”n’ −NM
R(cDctB溶媒、TM8内部標準):δ0.67 
(s + 3H,ステロイド骨格C−18メチル基)0
.87(d、6H,ステロイド骨格側鎖C−26、C−
27メチル基) 1.00 (欅、3H,ステロイド骨格C−19メチル
基)0.8 (1−1,1(m 、 6 H、分岐脂肪
酸側鎖CH30H! −)1.1〜2.5 (m ) 5.38(m、IH,ステロイド骨格C−5オレフイン
プリン) 」(2)  明細豊中、第33頁第4行 「徊考例4〜6」とあるを「参考例4〜6及び12〜1
4」と訂正する。
(3)  同、第34員第1表を次の如く訂正する。
以下余白 +) 明細省中、第41頁第7行 「イオン交換水  バランス」とあるあとに行を換え法
文を挿入する。
[実施例3 下記の組成を有するW / O型クレンジングクリーム
を得る。
5.7.7−)リメチル−2−(1,3,3−)リメチ
ル 1.5(重量%)ブチル)オクタン酸コレステリル
エステル流動パラフィン              
 25.0スクワラン               
 25.0ソルビタンセスキオレエート0.5 パラオキシ安息香酸メチル           0.
1       り香料       0.05 イオン交換水           バランス実施例4 下記の組成を有するO/W型乳液を得る。
2−へギシルデカン酸コレステリルエステル     
 2.【2−ペンチルノナン酸コレステリルエステル 
    2.5ポリオキシエチレン(20)ソルビタン
モノステアレート1.0グリセリンモノステアレー) 
            1.5流動パラフイン   
          15.0グリセリン      
        10.0パラオキシ安息香酸プロピル
         0,1イオン某換水       
       バランス実施例5 下記の組成を有する0/Wffiマツサージクームを得
る。
2−オクチルト°デカン酸コレステリルエステル 5・
0(重量%)セチルアルコール           
 1.5流動パラフイン            20
.0ミリスチン酸イソプロピル           
15.0ワセリン                 
  10.0レシチン 2.5 ポリオキシエチレン(20)ンルとタンオレエート  
  1.0ハラオキシ安息香酸メチル        
   0.2香料              0.0
5プロピレングリコール          io、。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 16  式(1)で表わされる分岐脂肪酸コレステリル
    エステルの有効量を含有することを特徴とする化粧料。 (式中Rは合計11〜23個の炭素原子を有し、カルボ
    キシル結合位から主鎖の中央までに、少くとも1つのア
    ルキル基を有する飽和脂肪族炭化水素基である) 2、式(1)中のRが合計13〜19個の炭素原子を有
    するものである特許請求の範囲第1項記載の化粧料。 3、 式(1)中のRが式(2)で表わされる特許請求
    の範囲第1項記載の化粧料。 H3 (式中mと鳳の和は14でお抄、m = * = 7を
    中心とする分布を有する) 4、式(1)中のRが、式(3)で表わされる特許請求
    の範囲第1項記載の化粧料。 2 (式中R1及びR1はそれぞれ直鎖又は分岐鎖の飽和脂
    肪族炭化水素基であり、R1及びR2の炭素原子数の和
    は12〜18である)
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