JPS59140716A - 弾性表面波分散型遅延線 - Google Patents
弾性表面波分散型遅延線Info
- Publication number
- JPS59140716A JPS59140716A JP58014192A JP1419283A JPS59140716A JP S59140716 A JPS59140716 A JP S59140716A JP 58014192 A JP58014192 A JP 58014192A JP 1419283 A JP1419283 A JP 1419283A JP S59140716 A JPS59140716 A JP S59140716A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surface wave
- surface acoustic
- acoustic wave
- delay line
- gratings
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
- H03H9/30—Time-delay networks
- H03H9/42—Time-delay networks using surface acoustic waves
- H03H9/44—Frequency dependent delay lines, e.g. dispersive delay lines
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はチャープ・レーダ方式等に使用される反射格子
形弾性表面波分散型遅延線に関する。
形弾性表面波分散型遅延線に関する。
従来このような分散型遅延線は、弾性表面波を発生する
入力変換器と、この入力変換器から放射た弾性波を元の
電気信号に変換する出力変換器とから構成されている。
入力変換器と、この入力変換器から放射た弾性波を元の
電気信号に変換する出力変換器とから構成されている。
しかしながら、仁のタイプの反射格子形弾性表面波分散
形遅延線においては。
形遅延線においては。
周波数振巾特性の通過帯域の高域側において振巾がオー
バシュートするという欠点がある。まだ、とのオーバシ
ュートが生じる周波数近傍では、その位相も遅延時間も
大きく乱れている。
バシュートするという欠点がある。まだ、とのオーバシ
ュートが生じる周波数近傍では、その位相も遅延時間も
大きく乱れている。
本発明の目的は上述の欠点を除去し振巾2位相および遅
延特性の優れた反射格子形弾性表面波分散型遅延線を提
供することにある。
延特性の優れた反射格子形弾性表面波分散型遅延線を提
供することにある。
本発明の遅延線は、弾性表面波が伝搬する基板と、この
基板上に形成され入力電気信号に応答して弾性表面波を
発生する入力変換器と、この入力変換器からの弾性表面
波を反射するために前記基板上に各々の間隔が異なるよ
う形成された複数の反射格子を有する第1の反射器と、
この第1の反射器で反射された弾性表面反射波を反射す
るために前記基板上に各々の間隔が異なるよう形成され
た複数の反射格子を有する第2の反射器と、この第2の
反射器で反射された弾性狭面反射波を電気信号に変換す
る出力変換器と、前記第1および第2の反射器により形
成される弾性表面波の集中部を除去する手段とから構成
されたことを特徴とする。
基板上に形成され入力電気信号に応答して弾性表面波を
発生する入力変換器と、この入力変換器からの弾性表面
波を反射するために前記基板上に各々の間隔が異なるよ
う形成された複数の反射格子を有する第1の反射器と、
この第1の反射器で反射された弾性表面反射波を反射す
るために前記基板上に各々の間隔が異なるよう形成され
た複数の反射格子を有する第2の反射器と、この第2の
反射器で反射された弾性狭面反射波を電気信号に変換す
る出力変換器と、前記第1および第2の反射器により形
成される弾性表面波の集中部を除去する手段とから構成
されたことを特徴とする。
次に図面を参照して本発明の詳細な説明する。
まず、本発明の原理について説明する。本発明の遅延線
は次のような原理に基づいている。すなわち、複数の反
射格子からなる金属格子形分散型遅延線においては、反
射格子に当った弾性表面波はバルク波へのモード変換を
無視すれば理想的にはスネルの法則に従う。しかしなが
ら、実際には使用する圧電基板が異方性を有するために
、弾性表面波の波長が複数個の反射格子のピッチ(反射
格子の間隔)と一致した場所では、直角方向だけではな
くあらゆる方向に表面波を放射する。このため、ピッチ
が異った連続的に並んだ複数個め反射格子がフレネルレ
ンズのような作用をし、弾性表面波の伝播路中の特定の
ポイントに表面波を集中し、伝播している表面波に振巾
および位相の乱れを生じる。本発明では、このレンズ作
用を行う波面の焦点をなくすこと、すなわち、表面波が
一点に集中しないようにして特性の乱れを回避している
。
は次のような原理に基づいている。すなわち、複数の反
射格子からなる金属格子形分散型遅延線においては、反
射格子に当った弾性表面波はバルク波へのモード変換を
無視すれば理想的にはスネルの法則に従う。しかしなが
ら、実際には使用する圧電基板が異方性を有するために
、弾性表面波の波長が複数個の反射格子のピッチ(反射
格子の間隔)と一致した場所では、直角方向だけではな
くあらゆる方向に表面波を放射する。このため、ピッチ
が異った連続的に並んだ複数個め反射格子がフレネルレ
ンズのような作用をし、弾性表面波の伝播路中の特定の
ポイントに表面波を集中し、伝播している表面波に振巾
および位相の乱れを生じる。本発明では、このレンズ作
用を行う波面の焦点をなくすこと、すなわち、表面波が
一点に集中しないようにして特性の乱れを回避している
。
第1図は本発明による弾性表面波分散型遅延線の一実施
例を示す平面図である。第1図において、圧電性基板1
は、ニオブ酸リチウム(LiNb03)また水晶(Si
O2)あるいはB−G・0(BiRGeO2o)等から
構成される。入力変換器2は電気信号を弾性表面波信号
に変換し、出力変換器3は弾性表面波信号を電気信号に
変換する。これら入出力変換器2および3はすだれ状電
極から構成されている。
例を示す平面図である。第1図において、圧電性基板1
は、ニオブ酸リチウム(LiNb03)また水晶(Si
O2)あるいはB−G・0(BiRGeO2o)等から
構成される。入力変換器2は電気信号を弾性表面波信号
に変換し、出力変換器3は弾性表面波信号を電気信号に
変換する。これら入出力変換器2および3はすだれ状電
極から構成されている。
反射格子4〜9は、各々弾性表面波を直角方向に曲げる
ために使用され、A1等の金属またはそれらの酸化物か
ら構成されている。反射格子10〜15は、反射格子4
〜9と仮想軸A1〜A2(反射格子10〜15と反射格
子4〜9の交叉点を結ぶ線)に対し線対称となっている
。まだ仮想軸A3〜A4の中点16が焦点であることが
実験的に確められた。このような構造をもつ分散型遅延
線において、入力変換器1から弾性表面波が放射される
と、表面波は反射器4〜9の巾を伝播していくが、この
表面波の波長と反射格子間の距1ili1:(反射器ピ
ッチ)が一致したところで、伝播していた表面波の大部
分は直角方向に強く反射し、さらに反射格子10〜15
で再び直角方向に反射し、出力変換器3に達する。しか
しながら表面波の一部は圧電性基板の表面波に対する異
方性のために、仮想軸A3〜A4の中点に集中する。そ
の結果、遅延特性に第2図の参照数字21に示すように
周波数振巾特性の通過域の高い方の周波数でオーバシュ
ート現象が現われる。このため、本発明の遅延線におい
ては、仮想軸A3〜A4の中点16に弾性表面波吸収剤
(導電性接着剤やシリコンゴム)を塗付することにより
、この焦点に集まる表面波によるオーバク1−トを除去
している。弾性表面波吸収剤としては、導電性接着剤や
シリコンゴムなどの音響的吸収剤が使用できる。また、
底面波吸収剤の塗付の代わりに基板の前記焦点の生じる
部分にレーザを照射して、弾性波の伝搬を乱すことによ
っても焦点を除去できる。
ために使用され、A1等の金属またはそれらの酸化物か
ら構成されている。反射格子10〜15は、反射格子4
〜9と仮想軸A1〜A2(反射格子10〜15と反射格
子4〜9の交叉点を結ぶ線)に対し線対称となっている
。まだ仮想軸A3〜A4の中点16が焦点であることが
実験的に確められた。このような構造をもつ分散型遅延
線において、入力変換器1から弾性表面波が放射される
と、表面波は反射器4〜9の巾を伝播していくが、この
表面波の波長と反射格子間の距1ili1:(反射器ピ
ッチ)が一致したところで、伝播していた表面波の大部
分は直角方向に強く反射し、さらに反射格子10〜15
で再び直角方向に反射し、出力変換器3に達する。しか
しながら表面波の一部は圧電性基板の表面波に対する異
方性のために、仮想軸A3〜A4の中点に集中する。そ
の結果、遅延特性に第2図の参照数字21に示すように
周波数振巾特性の通過域の高い方の周波数でオーバシュ
ート現象が現われる。このため、本発明の遅延線におい
ては、仮想軸A3〜A4の中点16に弾性表面波吸収剤
(導電性接着剤やシリコンゴム)を塗付することにより
、この焦点に集まる表面波によるオーバク1−トを除去
している。弾性表面波吸収剤としては、導電性接着剤や
シリコンゴムなどの音響的吸収剤が使用できる。また、
底面波吸収剤の塗付の代わりに基板の前記焦点の生じる
部分にレーザを照射して、弾性波の伝搬を乱すことによ
っても焦点を除去できる。
以上のように、本発明では、弾性表面波吸収剤を表面波
が゛集中する焦点に塗布するという極めて簡単な方法で
遅延特性のオーバシュートを除去できる。なお、反射格
子が金属反射格子ばかりでなくイオンビームエツチング
等によるグループ反射器構造であっても本発明が適用で
きることは言及するまでもない。
が゛集中する焦点に塗布するという極めて簡単な方法で
遅延特性のオーバシュートを除去できる。なお、反射格
子が金属反射格子ばかりでなくイオンビームエツチング
等によるグループ反射器構造であっても本発明が適用で
きることは言及するまでもない。
第1図は本発明による弾性表面波分散型遅延線の一実施
例を示す図および第2図はその周波数振巾特性である。 第1図において、1・・・・・・圧電性基板、2・・・
・・・入力変換器、3・・・・・・出力変換器、4〜1
5・・・・・・反射器、21.22・・・・・・周波数
振巾特性曲線。
例を示す図および第2図はその周波数振巾特性である。 第1図において、1・・・・・・圧電性基板、2・・・
・・・入力変換器、3・・・・・・出力変換器、4〜1
5・・・・・・反射器、21.22・・・・・・周波数
振巾特性曲線。
Claims (1)
- 弾性表面波が伝搬する基板と、この基板上に形成され入
力電気信号に応答して弾性表面波を発生する入力変換器
と、この入力変換器からの弾性表面波を反射するために
前記基板上に各々の間隔が異なるよう形成された複数の
反射格子を有する第1の反射器と、この第1の反射器で
反射された弾性表面反射波を反射するために前記基板上
に各々の間隔が異なるよう形成された複数の反射格子を
有する第2の反射器と、この第2の反射器で反射された
弾性表面反射波を電気信号に変換する出力変換器と、前
記第1および第2の反射器により形成される弾性表面波
の集中部を除去する手段とから構成窟れたことを特徴と
する弾性表面波分散型遅延線。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58014192A JPS59140716A (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | 弾性表面波分散型遅延線 |
US06/574,552 US4623853A (en) | 1983-01-31 | 1984-01-27 | Surface acoustic wave dispersive delay lines having a laser irridated focus area for eliminating undesired saw concentrations |
EP84300571A EP0117081B1 (en) | 1983-01-31 | 1984-01-30 | Surface acoustic wave dispersive delay lines |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58014192A JPS59140716A (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | 弾性表面波分散型遅延線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59140716A true JPS59140716A (ja) | 1984-08-13 |
JPH0554285B2 JPH0554285B2 (ja) | 1993-08-12 |
Family
ID=11854258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58014192A Granted JPS59140716A (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | 弾性表面波分散型遅延線 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4623853A (ja) |
EP (1) | EP0117081B1 (ja) |
JP (1) | JPS59140716A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4700176A (en) * | 1985-02-05 | 1987-10-13 | Zenith Electronis Corporation | Tough control arrangement for graphics display apparatus |
US5130597A (en) * | 1991-04-19 | 1992-07-14 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army | Amplitude error compensated saw reflective array correlator |
US5138215A (en) * | 1991-05-20 | 1992-08-11 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army | Saw reflective array correlator with amplitude error compensating polymer reflective array grating |
JP5165883B2 (ja) * | 2006-12-05 | 2013-03-21 | セイコーインスツル株式会社 | 超音波モータ及びこれを用いた電子機器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5531372A (en) * | 1978-08-29 | 1980-03-05 | Matsushima Kogyo Co Ltd | Elastic surface wave filter |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3883831A (en) * | 1973-09-27 | 1975-05-13 | Massachusetts Inst Technology | Surface wave devices |
GB1474605A (en) * | 1975-05-14 | 1977-05-25 | Secr Defence | Surface acoustic wave devices |
-
1983
- 1983-01-31 JP JP58014192A patent/JPS59140716A/ja active Granted
-
1984
- 1984-01-27 US US06/574,552 patent/US4623853A/en not_active Expired - Lifetime
- 1984-01-30 EP EP84300571A patent/EP0117081B1/en not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5531372A (en) * | 1978-08-29 | 1980-03-05 | Matsushima Kogyo Co Ltd | Elastic surface wave filter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0117081B1 (en) | 1989-05-24 |
JPH0554285B2 (ja) | 1993-08-12 |
EP0117081A3 (en) | 1986-03-19 |
US4623853A (en) | 1986-11-18 |
EP0117081A2 (en) | 1984-08-29 |
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