JPS5913909B2 - 都市ごみ焼却灰の再利用方法 - Google Patents

都市ごみ焼却灰の再利用方法

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JPS5913909B2
JPS5913909B2 JP54151362A JP15136279A JPS5913909B2 JP S5913909 B2 JPS5913909 B2 JP S5913909B2 JP 54151362 A JP54151362 A JP 54151362A JP 15136279 A JP15136279 A JP 15136279A JP S5913909 B2 JPS5913909 B2 JP S5913909B2
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JP
Japan
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solids
particle size
incineration ash
waste incineration
dehydrated
Prior art date
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JP54151362A
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English (en)
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JPS5673588A (en
Inventor
仁四郎 藤田
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Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/20Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は都市ごみ焼却灰の再利用方法に関するものであ
り、その目的は、都市ごみ焼却灰中の炭化物や未燃物を
効果的に回収し、これをコンポストとして土壌に還元す
ると共に、それ以外の固形分を埋立材として再利用しよ
うとする点にある。
都市とみ等の廃棄物の処理は、種々の困難な問題に直面
している。
特に埋立用地の減少に伴なう埋立地の確保難は社会的問
題にまで発展しつつある。
このような背景から、その減容化を図るために都市ごみ
を焼却し、その焼却灰を再利用することが試みられ、た
とえば道路の路盤材や軽量骨材等への応用が盛んに検討
され、一部成功を納めつつある。
本発明は埋立の対象とされる都市ごみ焼却灰を対象とし
、その中から炭化物や未燃物をコンポストとして土壌に
還元し、それ以外の固形分を埋立に用いることにより、
埋立材として用いられる都市ごみ焼却灰量を減容化し得
るものである。
都市ごみ焼却灰中には一般に炭化物、未燃物の他に、ガ
ラス、土砂、がれき、鉄、非鉄分等が含まれ、さらにこ
れ以外に小量ではあるが有害な重金属類が含まれる。
したがって焼却灰から炭化物、未燃物等を回収し、コン
ポスト化(堆肥化)する場合には、この重金属類を可能
な限り除去する必要がある。
コンポストは、肥料規格では特殊肥料に分類され、その
中に含有され得る重金属の種類、量等については総理府
令によって規制されている。
本発明は以上に鑑みてなされたものであり、以下その実
施例を図面に基づき説明する。
都市ごみ焼却場Aから出た焼却灰aはまず湿式処理装置
Bに入れられ、′水と均一に混合されてからスラIJ−
bとして湿式篩分装置Cへ送られる。
湿式篩分装置Cは、粒径20mmを基準とし、それ以下
の小径固形分のみの通過を許す網目フィルターを備える
湿式篩分装置Cにおいてフィルター網目を通過した粒径
20mm以下の小径固形分Cは水洗脱水装置りへ送られ
る。
水洗脱水装置りでは上部からの散水Wによって水洗され
、同時に粒径3關以下の固形分がフィルターを通して洗
い流される。
これにより焼却時ダスト類と一緒になって焼却灰a中に
含まれていた重金属類も同時に洗い流される。
水洗を終了した固形分はフィルター上を移動せしめられ
、該フィルターの後半部において脱水される。
脱水後の固形分の水分は約60係程度となる。
水洗脱水装置りかも出る水洗脱水後の固形分dは炭化物
と未燃物とを多く含み、次にこれを発酵処理装置Eに供
給して発酵処理する。
この発酵処理にあたっては、固形分dに発酵促進のため
の助剤、し尿、汚泥、残飯等の厨芥類、その他発酵を助
けかつコンポストとしての付加価値を高め得る物質mを
加え、混合して発酵させる。
これらの発酵助剤等は、前記固形分dのみでは発酵が遅
く、得られるコンポストの製品価値も低いので、それを
改善するために加えられる。
こうして発酵した発酵物eは、発酵処理装置Eへの投入
時の原形をとどめているものは少なく、はとんどがその
形をくずし、粒径が小さくなっている。
そこで次に、異物を除去すべく乾式篩分装置Fへ送られ
る。
乾式篩分装置Fは、粒径10mmを基準とし、それ以下
の小径固形分は通過する網目フィルターを備える。
乾式篩分装置Fにおいてフィルター網目を通過した小径
固形分子(粗コンポスト)は続いて整流装置Gへ送られ
る。
整流装置Gでは、前記小径固形分子がすりつぶし機、粉
砕機等により粒径5龍以下となるように整粒される。
整流された固形分はコンポスト製品gとして保管庫Hへ
送られる。
この場合、コンポスト製品gは、発酵処理装置Gでの発
酵処理条件にもよるが、整流波野積みし、熟成発酵後に
施肥するのが望ましい。
他方、前記湿式篩分装置Cのフィルター上に残留した大
径固形分i、水洗脱水装置りかも出る排水j並びに発酵
処理装置Eで生じる排水には灰出しホッパー■に集めら
れ、ここで脱水される。
水洗脱水装置りからの排水j中には粒径3mm以下の比
較的小さい粒子とともに重金属類が含まれる。
また発酵処理装置Eで生じる排水に中には有機物が含ま
れることもあり、場合によってはコンポスト製品gの水
分調節に用いる。
コンポスト製品gの施肥は年2回程度であり、時間滞貨
が長く、コンポスト製品gの保管の仕方によっては水分
調節を要するので、前記排水Kをその水分調節に用いる
ことは効果的であるといえる。
前記のように、灰出しホッパー■で脱水された固形分l
は埋立地Jへ輸送され、重金属の再流出を防止した上で
埋立材nとして再利用される。
また灰出しホッパー■から出る排水Oは湿式灰処理装置
Bへ送られ、ここで都市ごみ焼却灰aのスラリー用水と
して利用される。
さらに乾式篩分装置Fのフィルター上に残留した粒径1
0龍以上の大径固形分pはそのほとんどが小石、ガラス
等であり、これらは埋立地Jへ輸送され、前記灰出しホ
ッパー■から出る脱水された固形分lと混ぜられ、埋立
材nとされる。
この実施例において、湿式篩分装置Cでの篩分を粒径2
0mmの固形分を基準として行ない、また乾式篩分装置
Fでの篩分を粒径10+1!7+1の固形分を基準とし
て行なったのは次の理由による。
すなわち都市ごみ焼却灰a中の固形分の粒度分布を調べ
ると、粒径20mm以下のものが全体の約50係あり、
この中に炭化物や未燃物のほとんどが含まれ、また重金
属類は焼却時に飛散したダスト類と一緒になって焼却灰
中に非常に小さな微粒子として含まれるからである。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、都市
ごみ焼却灰を湿式篩分して、粒径20mm以下の小径固
形分と粒径20mmを越える大径固形分とに分別するの
で、できるだけ大径固形分を取除いた状態で焼却灰中の
ほとんどの炭化物や未燃物を含む小径固形分を回収する
ことができ、また、この湿式篩分で分別した小径固形分
を水洗脱水して、粒径3關以下の固形分を重金属類と伴
に洗い流すので、非常に小さな微粒子として含まれる重
金属類を容易にかつ高効率で除去することができる。
また、湿式篩分で分別した大形固形分及び前記水洗脱水
並びに発酵に伴なって生じる固形分を含む排水を集めて
脱水し、その残留物と前記乾式篩分で残留した大形固形
分とを埋立材とするので、焼却灰の付加価値を向上する
ことができるとともに埋立用地の確保難も改善すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明実施例の説明図である。 A・・・・・・都市ごみ焼却場、B・・・・・・湿式処
理装置、C・・・・・・湿式篩分装置、D・・・・・・
水洗脱水装置、E・・・・・・発酵処理装置、F・・・
・・・乾式篩分装置、G・・・・・・整粒装置、a・・
・・・・都市ごみ焼却灰、c、f・・・・・・小径固形
分、e・・・・・・発酵物、g・・・・・・コンポスト
製品、i、p・・・・・・大径固形分、j、k・・・・
・・排水、n・・・・・・埋立材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 都市ごみ焼却灰を湿式篩分して、粒径20mm以下
    の小径固形分と粒径20闘を越える大径固形分とに分別
    し、分別した小径固形分を水洗脱水して、粒径3+1!
    ?+!以下の固形分を重金属類と伴に洗い流し、残留し
    た粒径3闘を越える固形分に発酵助剤を加えて発酵させ
    、その発酵物を乾式篩分し、分別した小径固形分を整流
    後コンポスト製品とすると共に、前記湿式篩分で分別し
    た大形固形分及び前記水洗脱水並びに発酵に伴なって生
    じる固形分を含む排水を集めて脱水し、その残留物と前
    記乾式篩分で残留した大形固形分とを埋立材とすること
    を特徴とする都市ごみ焼却灰の再利用方法。
JP54151362A 1979-11-22 1979-11-22 都市ごみ焼却灰の再利用方法 Expired JPS5913909B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5673588A JPS5673588A (en) 1981-06-18
JPS5913909B2 true JPS5913909B2 (ja) 1984-04-02

Family

ID=15516876

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54151362A Expired JPS5913909B2 (ja) 1979-11-22 1979-11-22 都市ごみ焼却灰の再利用方法

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JP (1) JPS5913909B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6416936A (en) * 1987-07-13 1989-01-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd Weight detector

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6416936A (en) * 1987-07-13 1989-01-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd Weight detector

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