JPS59138752A - 内燃機関のアイドル回転速度制御方法 - Google Patents

内燃機関のアイドル回転速度制御方法

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JPS59138752A
JPS59138752A JP58012689A JP1268983A JPS59138752A JP S59138752 A JPS59138752 A JP S59138752A JP 58012689 A JP58012689 A JP 58012689A JP 1268983 A JP1268983 A JP 1268983A JP S59138752 A JPS59138752 A JP S59138752A
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combustion engine
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Takashi Ueno
植野 隆司
Toru Takahashi
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D31/00Use of speed-sensing governors to control combustion engines, not otherwise provided for
    • F02D31/001Electric control of rotation speed
    • F02D31/002Electric control of rotation speed controlling air supply
    • F02D31/003Electric control of rotation speed controlling air supply for idle speed control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) この発明は、内燃機関の内部状態を考慮して機  1関
をダイナミック(動的)なシステムとして捕え、内部状
態を規定する状態変数によって機関の動的な振舞いを推
定しながら、機関の入力変数を決定する状態変数制御の
手法を用いて、アイドル回転速度を制御する方法に関し
、特に、コースティング時並びに空吹かし時の過渡応答
を改善する制御方法に関する。
(従来技術) 従来の内燃機関におけるアイドル回転速度制御方法とし
ては、例えば第1図に示すようなものがある。アイドル
回転速度制御用のAAC・くルブ1は、70Mバルブ2
0制御ソレノイド3のyEX動−’ルス幅へをチューテ
ィ制御することによってリフト量IJ”Y ワリ、スロ
ットル)Zシブ4のノくイノ(ス5を通過するバイパス
空気量が変化して、アイドル回転速度が制御される。
コントロールユニソ)6は、スロノトルノくルブスイッ
チ7によるアイドル(IDLE )信号、二−−トラル
スイノチ8による二一一トラル(NEUT)信号、車速
センサ9による車速(VSP)信号などによって機関が
アイドル状態にあることを検知すると、水温センサ10
による冷却水温度(Tw)に応じた1次元テーブルルッ
クアップによって、アイドル回転速度の基本目標値を算
出する。そして、エアコンスイッチ11によるエアコン
(A/C)信号、ニュートラル(NEUT、)信号、バ
ッチ1ノ電圧(VB)信号などに応じた補正を行なって
最終的に算出されたアイドル回転速度の目標値Nrに対
し、機関の実際のアイドル回転速度Nとその目標値Nr
との偏差SAが小さくなるように匍)御ソレノイド3の
パルス幅PAを比例、積分(Pl)のチューティ制御を
して、目標回転速度Nrにフィードバック制御する。
以上の制御方法を流れ図で示したのが、第2図である。
しかしながら、このような従来の内燃機関のアイドル回
転速度制御方法にあっては、減速からアイドル運転に入
り、目標回転速度に制御する際の制御追従性が悪く、目
標回転速度に追従するまでの制御過渡応答で目標回転速
度を大きく割り、コーステイングエンストしてしまうこ
とが多く、さらにアイドル運転中に空吹かしをし1こ際
の過渡応答性が悪いという問題点があった。
そして、特に従来の手法でアイドル回転速度制御を開始
する機関回転速度範囲を固定すると、目標回転速度が高
くなった場合、制御を開始する機関回転速度と、目標回
転速度の差が小さくなり、コーステイングやちよい踏み
(アクセルを僅かに踏んだ状態)等で制御に入つ1こ場
合、制御の応答が間に合わず、目標回転速度に対してア
ンダーシュートが生じ、とりわけ外乱が加わった時の過
渡制御性が悪化するという問題点が、!;)つた。
例えば、目標回転速度を650 rpmとし、コーステ
イング、ちよい踏み等でアンダーシュートが生じないよ
うに制御開始範囲を1l100rp以下と固定すると、
エアコンコンプレッサー負荷が入り目標回転速度が80
Orpmとなった場合、制御開始と目標回転速度との差
が30Q rpmとなり、高回転からのコースディング
時回転低下が急激で制御の応答が間に合わず、目標回転
速度に対して大きなアンダーシュートが生じるという問
題があった。
(発明の目的) この発明は、このような従来の問題点に着目してなさ士
シ1こもので、コーステイング時および空吹かし時の過
渡応答を改善することを目的とする。
そして特に冷却水温度が低い場合や、エアコンコンプレ
ッサー負荷が加わり、目標回転速度が変化し1こ時にも
、安定して制御することを目的とする3、(発明の11
N成および作用) そこでこの発明は、制御入力(空気量、点火時期、燃料
供給量および排気還流量のうちから選択されたいずれか
1つまたは任意の2つ以上の組合−l!″)と制御出力
(アイドル回転速度)間のダイナミックモデルに基づい
て多変数制御を行なう方法において、冷却水温度が低い
場合や、エアコンコンプレッサ負荷が加わった場合等、
目標回転速度Nrが変化した時には、制御開始を判断す
る回転速1反範囲を、目標回転速度Nrに応じて変える
ことを締機とするものである。
以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第3図は、この発明による内燃機関のアイドル回転速度
制御方法の一実施例を実現する装置の構成図である。
同図において、12は制御対象である内燃機関で、アイ
ドル回転速度制御の他、空燃比フィードバック制御を含
む燃料噴射制御その他を行なっている。
jtj制御対象120制御出力をアイドル回転速度とし
た場合、制徊]入力としては、空気量(または井目当量
)、点火時期、燃料供給量(または相当量)および排気
還流量(ま1こは相当量)のうちのいずれか1つまfこ
は任意の2つ以上の組合せをとり得る。本実施例では、
2制御入力として、アイドル時のバイパス空気量を調整
する1こめのVCMバルブ2の制御ソレノイド(第1図
)を駆動するパルス幅PA(すなわちバイパス空気量に
相当する量)と点火時期ITとをどろ。制御出力はアイ
ドル回転速度Nで゛、1出力で゛ある。
13は、制御対象である機関12のダイナミックモデル
を記憶していて、上記3つの制御入出力情報P、、IT
、Nから機関のダイナミックな内部状態を推定する状態
観測器(オブザーバ)であり、内部状態を代表する状態
変数量X(例えば4つの量X1゜x2. x3. x4
のベクトル表示)の推定値Xを計算する。
状態観測器13は制御対象であする機関をシミーレーシ
ョンするもので、ダイナミックな内部状態を状態変数x
(n次のベクトルX、〜xn)で代表する。
制御対象であろ機関の内部状態を表わす状態変数は、具
体的には例えばインテークマニホールド絶対圧や吸入負
圧、実際にシリンダに吸入さ矛tJ、−空気量、燃焼の
動的挙動、機醜トノビク等が挙げられる。こオ′シらの
値をセンサによ。り検出できれば、その倹用値を用いる
ことに′よって、動的な振舞いを把握し、制御に用篇・
ること−によって制御をより鞘密に行なうことができる
。しかしながら現時点では、それらの値を検出できる天
川的センサはあまり存在しない。そこで機関の内部状態
を状態変数Xで代表’3−ffるが、但し状態変数Xは
実際の内部状態を表わす種々の物理量に対応させる必要
はなく、全体として機関をシミュレーションサ竺るもの
である。状態変数Xの次数nは、nが大きい程シミーレ
ーションが精確になるが、反面計算が複Aイmになる。
そこでモデルとしては低次元化近似され1こものを使用
し、近似誤差又は機関個体差による誤差を積分動作で吸
収する。この発明における2人力1出力の場合には、n
、= 48度が適当である。
第3図において、14は積分動作とケインブロックで、
機関回転速度の指定された目標値Nrと実際値Nとの偏
差SAを積分した量および状態観測器13で計算された
状態変数量Xから、2つの制御入力へと1′1゛の値を
計算する(第5図参照)。そして、上記状態観測器13
と積分動作とゲインブロック14とでコントローラを構
成する。
次に作用を説明する。
制御対象である機関12は2人力j出カシステムで、こ
の入出力間の回転同期サンプル値系のある基迎設定値近
辺で求められ1こ線形近似された伝達関数行列T(Z)
から、制御対象12のダイナミックな内部状態を推定す
ることが可能である。その1つの手法として状態観測器
13がある。アイドル回転速度近辺の運転条件で、制御
対象12の伝達関数行列T(z)が実験的に求まり、 T(zl−(’l’、(Z)  T2(z) )   
      (11゜となる。但し、Zは入出力信号の
サンプル値のZ−変換を示し、T、(z)とT2(z)
は例えば202次伝達関数で゛ある。
入力、出力第5よび伝達関数’I”+ (zl 、 T
2.(Z)の関係を示す制御対象(機関)12のモデル
構造を第14図に示す。但し、入出力はそれぞれ基進設
定値からのズレδPA、δIT、δNを用いている。
この伝達関数行列T (Z)から、次の様に状態観測器
13を構成することができる。  ・先す、T (z)
から機関の動的な振舞いを記述する状態変数モデル x(11)=へx(n−1)+Bu(n−1)   (
2)y (n−1) = Cx (n−1)     
  (3)を導く。ここで、各号のカッコ内の(n)は
現時点を、1y、=(n−1)は1つ前のサンプル時点
を表わす。
u(n−1)は制御入力ベクトルで、ある基醜設定値か
らの線形近似が成り立つ範囲内での摂動分を表ワス、制
御ソレノイド3のパルス幅δPA(n−1)と点火時期
δITを要素とする。すなわち、−44=、−、y (
n−1)は制御出力で、制御入力ベクトルと同様に、あ
る基単回転速度Na(例えば650 rpm )からの
摂動分を表わすδN(nl)を要素とする。
すなわち、 y(n−1)=δN (n−1)        (5
)X(・)は状態変数ベクトルであり、行列へ、B、C
は伝達関数行列Tfz)の係数から決まる定数行列であ
る。
ここで、次の様なアルゴリズムを持つ状態観測器を構成
する。
x(n)= (A−GC)x (n−1)+ Bu (
n−1)+Gy(n−1)         (6)こ
こに、Gは任意に与えられる行列で、Q(・)は機関1
2の内部状態変数X(・)の推定値である。(2)(3
)(6)式より変形すると、 (x(n)−xfn))=(A−GC)(x(n−1)
−x(r+−1)〕(7) となり、行列(A−GC)の固有値が単位円内にあるよ
うK(jを選べば、 1−>犬で  x (n) => x (n)    
    (8)となり、内部状態変数量x(n)を入1
q(−)、L−出力y(・)から推定することができる
。また1行列Gを適当に選び、行列(A−GC)の固有
値を全て零にすることも可能で、この時状態観4.]器
13は性成整定状態観測器となる。
このようにして推定された状態変数X(りと、目標回転
速IfNrと現在の実際の回転速度N(・)との偏差S
A = (Nr−へj(・))の情報を用いて、制御入
力である制御ソレノイド3の駆動パルス幅の基準設定値
(J、’A)、からの線形近似が成り立つ範囲内での増
量分δPA(・)と、点火時期の基準設定値からの線形
近(Uが成り立つ範囲内での増量分δIT(・)を決定
し、機関のアイドル回転速度Nの最適レギュレータ制御
を行なう。レギュレータ制御とは、アイドル回転速度N
を一定値である目標回転速度Nrに合致するように制御
する定値制御を意味する。
なお本発明では、前述し1こ様に実験的に求め1こモデ
ルが低次元化され1こ近似モデルである1こめ、その近
似誤差を吸収するための1(積分)動作を付加している
が、ここでは丁動作を含めての最適レギュレータ制御を
行う。
この発明の制御対象である機関は、前述し1こよつに2
人力1出カシステムで゛あり、こ訪・シを最適にレギュ
レータ制御するものであるが、一般的な多変数システム
の最適レギュレータ制御アルゴリズムは、例えば古田勝
久著「線形システム制御理論」(昭和51年)昭晃堂そ
の他に説明されているので、0こでは詳細な説明は省略
する。結果のみを記述ずろと、いま、 Bu(n)==u(n)−u(n−1)(9)δe (
n) = Nr、 −N [nl          
 (10)とし、評価関数Jを、 J−Σ〔δe (k12+δut(klRδu(kl)
     (11)k+Q とする。ここでRは重みパラメータ行列、tは転置を示
す。1(は制御開始時点を0とするサンプル回数で、旧
)式の右辺第2項は(9)式の2乗(Rを対角行列とす
ると)を表わす。又(11)式の第2項を、(9)式の
様な制御入力の差分の2次形式としている54が、これ
は第5図の様に■(積分)動作を伺加し1こ1こめであ
る。(11)式の評価関数Jを最小とする最適制御人力
u”(k)は、 K = −(1(+lB’PB )−’百’PA   
   (13)とおくと、Kは最適ゲイン行列である。
また(12)式%式% (16) のりカッティ(Riccati )方程式の解である。
(1υ式の評価関数Jの意味は、制御入力U(・)の動
きを制約しつつ、制御出力y(・)であるアイドル回転
速度Nの目標値Nrからの偏差SA C回転変動)を最
小にしようと湾口したもので、その制約の重みづげは重
みパラメータ行列Rで変えることができろ。従って、適
当なRを選択し、アイドル時の機関のダイナミックモデ
ル(状態変数モデル)を用い、(16)式を解いたPを
用いて計算しfこ(13)式の最適ケイン行列Kをマイ
クロコンピュータに記憶し、アイドル回転速度の目標値
Nrと実際値Nの偏差SAの積分値および推定され1こ
状態変数x(k)から、(12)式によって最適制御入
力値u”(k)を簡単に決定することかできる。また前
述し1こように、機関のダイナミックな状態変数の推定
値x(k)を求めるには、行列A、B、C,Gの値をマ
イクロコンピュータに記憶しておき(G)式により計算
すればよい。
特に、機関の始動時や、エアコン仙荷が加わり目標回転
速度Nrが高くなった場合、制御を開始すると判断する
回転速度範囲の上限口伝速度NLとN。
との差b;小さいため、コーステイング、ちよい踏み等
で制御を開始する場合、制御の応答が間に合わず、目標
回転速度に対してアンダーシュートが生じ、とりわけ外
乱力励りわつ1こ時の過渡制御性が悪化するという問題
がある。
例えば、アイドル回転速度制御を開始ずろ回転:4度を
110Qrpm以下とし、目標回転速度がエアコン負荷
が入り、650 rpmから80Orpmとなったとす
る。この時高回転からコーステイングを行なうと、回+
1云の落ち込みがかなり早< 、1100 rp+nが
ら80(l r凹1まで落ちる時間内にうま(制御する
ことば困難でル〕る。
従って本発明では、目標回転速度Nrに応じて、制御を
開始するエンジン回転速度NLを可変とした。
例えば、目標回転速度が65Q1−pmの場合、コース
テイング、ちよい踏み等で目標回転速度に対して犬ぎく
アンダーシュートが生じないような:i制御開始回転速
度を1100 rpmと選んだとする。この時、エアコ
ン、コンプレッサ負荷が加わり目標回転速度が8001
’1)nlとなA貝工、制御開始回転速度を制御応答が
間に合うように125Orl)mとし、目標回転速度に
対してアンダーシュートが生じないようにする。
この目標回転速度に対する制御開始回転速度は、例では
目標回転速度に450叩m加算した値とじているが、他
に、目標回転速度に応じてテーブルルックアップを行な
うとか、実際の制御で目標回転速度に対し、どの程度ア
ンダーシュートが生じたかにより前記テーブルを書き変
えるという方法も可能である。
以上のアイドル回転速度制御の手順を示し1このが、第
6図である。手順を貌、明すると、ステップ30では、
エアコンのオン−オフ状態、冷却水温度Ty+の値等に
よりアイドル回転速度の目標値Nrを決める。ステップ
3】では、目標回転N1に4.501m加えた値を制御
開始上限値N、とし、ステップ32では、実際の回転N
とNLを比較し、NUNLなら制御は行なわず、N≦N
Lなら制御を開始する。ステップ33では、アイドル回
転速度の目標値N1と実際値Nの偏差SAを計算する。
ステップ34では、制御を始めてから前の周期までの回
転速度の偏差SAを加算していて、結果を’DTJNと
いうレジスタに移す。
ステップ35では、回転速度の実際値Nの基進設定値N
a(例えば650 rpm )からのズレδNを計算す
る。
ステップ36は機関のダイナミックな内部状態を推定ず
ろアルゴリズムに従って前回の制御で推定し1こ状態変
数量X−〜X譜(前回計算値)と、計算された制御入力
値δPAおよびδITと、さらに制御出力値であるδN
とをルみづけ加算して各状態変数量X、〜X4を計算す
る。但し、(6)式の行列(A−GC)は、 の形で、有限整定オブザーバを形成し1こ例である。
なお、(ハ、B、C)は可観測正進形を用いている。
ステップ37では、推定され1こ機関のダイナミックな
内部状態変数tX+ 〜”4とDUN−Σ〔Nr−N(
J)〕−0 に最適ケインにの要素1(13を乗じて加算し、基演設
定値(PいユおよびITaに対し制御入力値をどれたけ
増量するかを計算する。
第6図の係数bij + gi + kij等は予め求
めておいて、マイクロコンピュータのROM、 (Re
ad 0nly Memory )等に記憶しておく。
##功手中 、   −゛11、 以上の手順で、アイドル回転速度が一定の状態における
種々の外乱に対する過渡応答と、アイドル回転速度の目
標値を変更し1こ場合の過渡応答な実験した結果を、従
来のPI制御とこの発明による多変数制御とで比較し1
このが第7図ないし第10図である。
第7図はクラッチ接続時C1o点で半クラツチ接続、但
しブレーキを踏んでいる)のアイドル回転速度Nの過渡
応答を示し、fA)は従来のPI制御、FB+はこの発
明の多変数制御の場合である。第8図はクラッチ遮断時
(18点で遮断)の過渡応答を示し、fA)は従来方法
、(■3)はこの発明の方法の場合である。第9図はエ
アコンをオンし、目標アイドル回転速度を800 rp
mに移行した場合、およびエアコンをオフし、目標アイ
ドル回転速度を650 rpmに戻しブこ場合の過渡応
答を示し、(A)は従来方法、(Blはこの発明の方法
の場合である。第10図は無負荷高回転状態から目標値
650 rpmにコーステイングする場合の過渡応答を
示し、(Alは従来の方法、(B)はこの発明の方法の
場合である。第7図ないし第10図から明らかなように
、υ:・ずれの場合もこの発明による方法によって、過
渡制御性が大幅に改善す士シていることか判る。なお第
7図(A)ではアイドル回転速度が目標値に整定しない
第11図(A)(13+は、目標回転Nrが80Orp
mで、制御開始回転芽度等を1100 [’pnl 、
 1250 rpmとした場合の:I;1.17n1]
結果である。図から制御開始を目標回転速度へ1に応じ
て変えた方が、良好な制御性が得られることがわかる。
前述したように、この発明における内燃機関の?Ii1
.制御1−lj力をアイドル回転速度とし1こ時に、制
御入力としては、空気量(または相当量)、点火時期、
燃料供給量(ま1こは相当量)および排気還流量(ヨ1
こは相当量)のいずれか1つまたは任意の2つ以上の組
合せを用いることができ、上述の実施例では、バイパス
空気量の相当量であるVCMバルブの!fil!御ソレ
ノイソレノイド幅と点火時期とを制御入力とする場合に
ついて説明した。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、内燃機関のダ
イナミ’7りなモデルに基づく多変数制御手法を適用し
てアイドル回転速度制御を行ない、しかも内燃機関のダ
イナミックな状態を推定する手順を付加し、なおかつ、
オブザーバ内のエンジンモデルを低次元近似化したもの
を用いて計算時間を短縮し、その近似誤差分は、積分動
作で吸収するようにした1こめ、アイドル状態で問題と
なる失火外乱や狛荷外乱なとの外乱に対する制御過渡応
答を最適にでき、しかも制御自由度を上げ制御性を高め
るために多変数制御入力を加えて制御することも容易で
あり、より安定なアイドル回転速度制御が実現できると
いう効果が得られる。
そして特に、目標回転速度に応じて制御を開始する回転
速度を変える構成としたため、目標回転速度が変化した
場合においても、コーステイング、ちよい踏み等で大き
なアンダーシュートは生じず、過渡の制御性が増しより
安定なアイドル運転を実現することかできろという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の内燃機関のアイドル回転速度制御装置の
構成図、第2図は従来のアイドル回転速度制御方法を示
すフローチャート、第3図はこの発明による内燃機関の
アイドル回転速度制御方法な実現する制御装置の構成図
、第4図は第3図の制御入出力と機関の関係を示すブロ
ック図、第5図は積分動作とゲインブロックの詳細を示
す図、第6図はこの発明による制御方法を説明するフロ
ーチャート、第7図(A)(Bjはフランチ接続時の過
渡応答の実験結果を示す図、第8図(Al(B)はクラ
ッチ遮断時の議渡応答の実験結果を示す図、第9図(A
)(13)はエアコンのオンオフ時の過渡応答の実験結
果を示す図、第10図(Al(B)はコーステイング時
の過渡応答の実験結果を示す凶、第11図[AHBlは
目標回転速j川により制御を開始する回転速度を変えな
い場合と亥え1こ場合の実験結果を示す図である。 1・・・・・・AACバルブ 2・ ・VCへ4バルブ
3・・・ 制御ンレノイド 4・・・スロットルバルブ  5・・・・・・バイパス
7・・・・・スロットルバルブスイッチ8・・・・・・
ニュートラルスイノテ 10・・・・・・水温センサ11・・・・・エアコンス
イゾチ12・・・内燃機関(制御対象) 13・・・−・状態敬仰1器 14・・・・・積分動作とゲインブo、7りNr・・・
・・アイドル回転速度の目標値N・・・アイドル回転速
度の実際値 Na・・・・アイドル回転速度の基漁設定値SA・・・
アイドル回転速度の目標値と実際値の偏差・IT・・・
点火時期   Xl・・・・・・状態変数量X1・・・
・状態変数の推定量 特許出願人 日産自動車株式会社 特許出願代理人 弁理士   山  本  恵  − 氷乙図 苓7 図 (A) (8) 0%腎尤(Seζン 奉8区 (A) (8] 時藺f:(seζ) 真q!2111 (A) (Bン 時間tc5ec)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コントローラに記憶された内燃機関のダイナミックモデ
    ルに基づき、前記内燃機関の制御入力値である該内燃機
    関に供給される空気量もしくは該空気量に相当する量お
    よび該内燃機関の点火時期および該内燃機関への燃料供
    給量もしくは該燃料供給量に相当する量および排気還流
    量もしくは該排気還流量に相当する量から選択されるい
    ずれか1つまたは任意の2つ以上の組合せと、該内燃機
    関の制御出力値であるアイドル回転速度とから、該内燃
    機関のダイナミックな内部状態を代表する適当な次数の
    状態変数量x、 (1−=t+2+・・・・n)を推定
    し、該推定された状態変数量Xi (1= 1121・
    ・・・・・n)と所定の運転状態により決められるアイ
    ドル回転速度の目標値Nrと実際の回転速度値Nの偏差
    SAを積分した量とから前記制御入力値を決定して、前
    記内燃機関のアイドル回転速#をフィードバック制御す
    る方法において、スロットルが全閉になったことを検知
    し、かつ他の機関の運転状態が所定の状態になり、機関
    回転速度が前記アイドル回転速度の目標値Nrに基づい
    て決められる所定の範囲内にあることを検知した時、ア
    イドル口伝速度制御を始めると判断し、該判断直後、機
    関のダイナミックな状態を推定し始める時に必要な状態
    変数量の初期値と、前記偏差SAの積分量の初期値を、
    スロットルが全閉になった時の機関回転速度と、アイド
    ル口伝速度制御を始めると判断した時の機関回転速度に
    応じて設定することを特徴とするアイドル回転速度制御
    方法。
JP58012689A 1983-01-31 1983-01-31 内燃機関のアイドル回転速度制御方法 Granted JPS59138752A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6245957A (ja) * 1985-08-21 1987-02-27 Nippon Denso Co Ltd 内燃機関の制御装置
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