JPS5913621Y2 - 原稿照明装置 - Google Patents

原稿照明装置

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JPS5913621Y2
JPS5913621Y2 JP1975046363U JP4636375U JPS5913621Y2 JP S5913621 Y2 JPS5913621 Y2 JP S5913621Y2 JP 1975046363 U JP1975046363 U JP 1975046363U JP 4636375 U JP4636375 U JP 4636375U JP S5913621 Y2 JPS5913621 Y2 JP S5913621Y2
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JP
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illumination
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projection lens
illumination system
light source
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JP1975046363U
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JPS51125936U (ja
Inventor
宣尚 三上
Original Assignee
株式会社リコー
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Publication date
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【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば複写機等の原稿を所定の光量で照明
する原稿照明装置に関する。
従来、例えば複写機などの照明装置は、第1図に示すよ
うに、原稿1を載置したコンタクトガラス2の一端に立
てた垂線OAと、この一端Oと投影レンズ3を結ぶ直線
OBの威す角αと等しい角度でその一端Oから引いた直
線OCより外側に置かれるのがごく一般的である。
上記照明装置4は、光源6およびその光を原稿1に指向
性を持たせるための光源6の後方に配置した直射板7と
からなっている。
そして照明装置4は、同装置4と同様に構成されていて
投影レンズ3の光軸に関し同装置4と対称の位置に配置
された照明装置5とともに、原稿1を照射し、その原稿
面での反射光が投影レンズ3を通過してその原稿の像が
結像面8に結ばれる。
ところで、上記照明装置4を直線OCの内側へ置くと、
光源6からの照射光が原稿面で反射され、いわゆるその
正反射光の一部がレンズ3に入射して、結像面8上に光
源像ができてしまい、そのために画像ムラを生じ、画像
品質が低下するという欠点がある。
このような理由で、上記照明装置は、正反射光が投影レ
ンズの有効結像光束に入り得るような直線OC(以下、
正反射限界線と呼ぶ)の外側へ配置されることが普通で
ある。
しかしながらこのような位置に上記照明装置が配置され
ると、例えば第1図に示すように、照明装置5からの照
射光の照射角θ1が必然的に小さくなってしまい、その
ために、原稿面での照度が不足しまた光量のロスも多く
なり、照明効率が低下するという欠点がある。
このような欠点を取り除くために、例えば、上記照明装
置を、第1図に示す如く、正反射限界線OCに沿って照
明装置4の位置よりも下方側へ配置し、その照射角島を
大きくして、照明効率を向上させるという手段も考えら
れるが、その反面、この照明装置によって原稿寸法に比
し大きなスペースを必要とし複写機が大嵩になることや
、また、照明装置が原稿面から比較的遠距離の位置に置
かれるので照明エネルギーの面で効率的ではない。
本考案は、従来の複写機の照明装置の欠点を解決すると
ともに、従来装置には見られなかった作用効果を備えた
照明装置を提供するものであり、更に詳しくは、照明装
置を正反射限界線OC内に配置し、これに伴って生ずる
、結像面への正反射光を、同光路中に設けた遮蔽板によ
って遮蔽することにより、画像ムラなどの発生を防止し
て、照明効率の高い、かつスペースをとらない原稿照明
装置を提供するものである。
以下、図面を参照しながら本考案の一実施例を説明する
第2図において、光源11および反射板12からなる照
明系13を、正反射限界線OC内の、コンタクトガラス
2の端部Oと投影レンて3を結ぶ直線OBに略沿って、
しかもコンタクトガラス2との照射角が偽となるような
位置に配置する。
なおこの照射角偽が50°を越えると原稿面の照度が飛
躍的に増大する(7)テ(Born and Wo
lf著Pr1nciplesof 0ptics
Pg、43参照)、このへをできるだけ大きくなるよう
に上記照明系を配置しておけばそれだけ照明効率は向上
することになる。
さらに上記照明系13と投影レンズ3の光軸に関し対称
の位置には、その照明系13と同様に構成された照明系
14を配置する。
次に、照明系13から出た照明光は、第2図において、
原稿面1の略左半分を照射し、この反射光が投影レンズ
3を通って結像面8の略右半分に像を結ばせる。
次に、原稿1で反射されたその正反射光の一部a1.a
2は投影レンズ3を通って結像面8に入射して、画像ム
ラを生じることは既に述べた通りであるが、これを防ぐ
ために、投影レンズ3と結像面8との間の上記照明系1
3の光路上に遮蔽板15を設ける。
そして、照明系13.14を順次点灯し得るように構成
して、照明系13が点灯しているときには遮蔽板15を
実線で示す位置に、また照明系14が点灯したときには
、鎖線で示す位置に、同板15が移動できるように構成
しておく。
本実施例の照明装置は上記の如く構成されるが、まず照
明系13を点灯し、原稿1の略左半分を照明したのち、
同照明系13を消灯し、これとともに遮蔽板15を鎖線
で示す位置へ移動させて、今度は照明系14を点灯させ
て、原稿1の略右半分を照明する。
そして結像面8、例えばこの面が複写機などの感光面で
あればこの面に露光が行われることになす、シかも遮蔽
板15によって前記正反射光が遮断されてしまうので結
像面8の像に乱れを生じることはない。
このように構成することによって、照明系の照射角を大
きくすることができ、従って照明効率が従来のものに比
して大きく向上し、そのため照明系を分割しても従来の
ものより充分量るい照明が得られる。
また、出力の低い光源を用いることも可能となり、それ
だけ発熱量を少なくすることができ、結果的には総消費
電力を小さなものにし得る効果がある。
さらに、上記照明系を、原稿サイズ内もしくはこれより
も若干大きいスペース内へま3さめることができるので
、極めてコンパクトな原稿照明装置を提供することがで
きる。
なお、第2図で示される実施例では遮蔽板15を結像面
8側へ設けたが、第3図に示すように、原稿面側へその
遮蔽板15を設けて、照明系16および17を順次点灯
させ、これに対応させて遮蔽板15を移動させるように
してもよい。
さらに、第3図に示す如く、別の遮蔽板18を、結像面
8側の照明系17の正反射光路上に設けて、照明系16
および17を共に点灯したままにしておいて、上記遮蔽
板15および18によって照明系16および17の正反
射光をそれぞれ遮断し、遮蔽板15を鎖線位置へ移動さ
せるとともに、この動きに同期させて遮蔽板18を鎖線
で示す位置に変移させるようにしてもよい。
さらにまた、第4図に示すように、一つの照明系19を
投影レンズ3の光軸を中心にして回転させ、これに連動
して回転するように構成された遮蔽板21を投影レンズ
3と結像面8との間の正反射光路上に設けてもよく、こ
のように構成すれば、上記照明系が、投影レンズ3の有
効画角内即ち直線OB内へ、配置可能となるので、照明
効率をより高めることができ、しかも照明系を一つにす
ることができる。
なおこの場合に、原稿1の周辺の照度低下を補う意味で
、コンタクトガラス2の両端部に、例えばミラーなどの
反射板22.23を設けてもよい。
なお、本考案は通常の複写機のみならずマイクロフィル
ム用のカメラ等の原稿照明装置にも適用することができ
、従来この種の装置では照明装置に大きなスペースを要
していたが、本案を適用することによって、より小型化
することも可能である。
以上述べたように、本考案によれば、照明系を正反射限
界内に配置することができるので、原稿面に対する上記
照明系の照射角を大きくとることができ従ってその照明
効率を飛躍的に向上させ、これにより出力の小さな光源
を用いることも可能となり、結果として光源の発熱を防
止し、さらには総消費電力をより小さなものにすること
か゛できる。
また、照明装置を従来のものより小型化することができ
るので、本装置が適用される例えば複写機等の装置全体
を小嵩化し得を効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の原稿照明装置の一例を示す正面図、第2
図は本考案の原稿照明装置の一実施例を示す正面図、第
3図は本考案の別の実施例を示す正面図、第4図は本考
案のさらに別の実施例を示す正面図である。 1・・・・・・原稿、3・・・・・・投影レンズ、11
・・・・・・光源、12・・・・・・反射板、13.1
4.16.17.19・・・・・・照明系、15、18
.21・・・・・・遮蔽板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 原稿面を、投影レンズ光軸を挾んだ両側から選択的に照
    明し得る、光源と反射板とからなる照明系を、この照明
    系から上記原稿面で反射された正反射光が、投影レンズ
    の有効結像光束に入り得る正反射限界内の、上記原稿面
    から上記投影レンズ周辺までの間の空間域内に配置し、
    上記両側の内の一方からの照明時に、その光源による正
    反射光の光路上に、その正反射光をさえぎるための遮蔽
    板を設けたことを特徴とする原稿照明装置。
JP1975046363U 1975-04-04 1975-04-04 原稿照明装置 Expired JPS5913621Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975046363U JPS5913621Y2 (ja) 1975-04-04 1975-04-04 原稿照明装置

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JP1975046363U JPS5913621Y2 (ja) 1975-04-04 1975-04-04 原稿照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS51125936U JPS51125936U (ja) 1976-10-12
JPS5913621Y2 true JPS5913621Y2 (ja) 1984-04-23

Family

ID=28182672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1975046363U Expired JPS5913621Y2 (ja) 1975-04-04 1975-04-04 原稿照明装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4423980Y1 (ja) * 1966-05-19 1969-10-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4423980Y1 (ja) * 1966-05-19 1969-10-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS51125936U (ja) 1976-10-12

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