JPS5913523B2 - 石油樹脂の製造方法 - Google Patents
石油樹脂の製造方法Info
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- JPS5913523B2 JPS5913523B2 JP50026416A JP2641675A JPS5913523B2 JP S5913523 B2 JPS5913523 B2 JP S5913523B2 JP 50026416 A JP50026416 A JP 50026416A JP 2641675 A JP2641675 A JP 2641675A JP S5913523 B2 JPS5913523 B2 JP S5913523B2
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- Japan
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- weight
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- diolefins
- olefins
- resin
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F277/00—Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of carbocyclic or heterocyclic monomers as defined respectively in group C08F32/00 or in group C08F34/00
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/02—Printing inks
- C09D11/10—Printing inks based on artificial resins
- C09D11/106—Printing inks based on artificial resins containing macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C09D11/108—Hydrocarbon resins
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高軟化点石油樹脂の製造方法に関する。
例えば印刷インキのようなある種の用途におい Jては
、たとえば150℃より高い高軟化点を有し、かつ脂肪
族溶剤に良好な溶解度を有しまた溶剤放出性の良好な樹
脂を使用することが望ましい。本発明者らは、上記のよ
うな特性を備えた樹脂を得る方法を見出した。本発明に
よれば、フリーデルクラフツ触媒を用5 いて、(1)
C_5オレフィンおよびジオレフィン、C_6オレフィ
ンおよびジオレフィンまたはC_5およびC_6オレフ
ィンおよびジオレフィンの混合物を含み、石油原料のス
チームクラツキングから得られる供給原料のスチームク
ラツキングから得られる0 供給原料と、(2)シンク
ロペンタジエンとメチルシクロペンタジエンニ量体との
熱重合またはカチオン重合によつて得られる重合体との
、上記(1):(2)の比が5.5:1〜1.5:1の
混合物を重合することからなる方法によつて、高軟化点
樹脂を得5 ることができる。
、たとえば150℃より高い高軟化点を有し、かつ脂肪
族溶剤に良好な溶解度を有しまた溶剤放出性の良好な樹
脂を使用することが望ましい。本発明者らは、上記のよ
うな特性を備えた樹脂を得る方法を見出した。本発明に
よれば、フリーデルクラフツ触媒を用5 いて、(1)
C_5オレフィンおよびジオレフィン、C_6オレフィ
ンおよびジオレフィンまたはC_5およびC_6オレフ
ィンおよびジオレフィンの混合物を含み、石油原料のス
チームクラツキングから得られる供給原料のスチームク
ラツキングから得られる0 供給原料と、(2)シンク
ロペンタジエンとメチルシクロペンタジエンニ量体との
熱重合またはカチオン重合によつて得られる重合体との
、上記(1):(2)の比が5.5:1〜1.5:1の
混合物を重合することからなる方法によつて、高軟化点
樹脂を得5 ることができる。
これらの二量体は、例えばイソプレンまたはペンタジエ
ンー1、3およびシクロペンタジエンおよびアルキルシ
クロペンタジエンを含む原料の熱デイールスーアルダー
反応により製造される。ク このC_lまたはC_6ジ
オレフィンおよびオレフィンを含有する供給原料は、石
油原料の水蒸気クラツキングで得られる。
ンー1、3およびシクロペンタジエンおよびアルキルシ
クロペンタジエンを含む原料の熱デイールスーアルダー
反応により製造される。ク このC_lまたはC_6ジ
オレフィンおよびオレフィンを含有する供給原料は、石
油原料の水蒸気クラツキングで得られる。
このような原料にはナフサ、灯油、軽油、真空ガス油が
含まれる。これらの原料は通常20〜410℃の沸点範
囲を有する。ワ この石油原料を水蒸気の存在下にクラ
ツキングする。好ましいクラツキング温度は500〜8
70℃である。20〜2400C_の、例えば20〜1
30℃の範囲の沸点の不飽和炭化水素を含む製品を、好
ましくは次いで分留してC_2〜C_4低沸点物を除j
フ き、熱ソーキングおよび蒸留を行つてシクロペン
タジエンおよびメチルシクロペンタジエンを含む環状ジ
オレフィンのような炭化水素を二量体として除く。
含まれる。これらの原料は通常20〜410℃の沸点範
囲を有する。ワ この石油原料を水蒸気の存在下にクラ
ツキングする。好ましいクラツキング温度は500〜8
70℃である。20〜2400C_の、例えば20〜1
30℃の範囲の沸点の不飽和炭化水素を含む製品を、好
ましくは次いで分留してC_2〜C_4低沸点物を除j
フ き、熱ソーキングおよび蒸留を行つてシクロペン
タジエンおよびメチルシクロペンタジエンを含む環状ジ
オレフィンのような炭化水素を二量体として除く。
熱ソーキングおよび蒸留後、通常30〜110、、℃で
、例えば30〜80℃で沸騰する塔頂ナフサが得られる
。
、例えば30〜80℃で沸騰する塔頂ナフサが得られる
。
この塔頂ナフサは主としてイソプレンおよび1、3−c
is−、およびtrans−ペンタジエンのようなC5
ジオレフイン、C,〜C6モノオレフインおよび芳香族
、例えばベンゼンからなる。一般にこの塔頂ナフサは以
下の組成を有するが、その厳密な組成ばもちろんスチー
ムクラツキングにかける石油原料の性質に依存する。こ
のフイードは、抽出蒸留のようないずれかの通常の抽出
法で予めイソプレンを回収した場合には、実際上イソプ
レンを含まないものであつてもよい。しかしながら、ジ
オレフインとモノオレフインの混合物であつてこれらが
フイード中で良好なバランスにあることが不可欠であつ
て、そうでないと「ゲル]状の橋かけ結合した不溶性重
合体と液体オリゴマ一だけを生じる。重合させる混合物
中の第二の成分は、シンクロペンタジエンとアルキルシ
クロペンタジエンニ量体との熱重合またはカチオン重合
で得られる重合体である。
is−、およびtrans−ペンタジエンのようなC5
ジオレフイン、C,〜C6モノオレフインおよび芳香族
、例えばベンゼンからなる。一般にこの塔頂ナフサは以
下の組成を有するが、その厳密な組成ばもちろんスチー
ムクラツキングにかける石油原料の性質に依存する。こ
のフイードは、抽出蒸留のようないずれかの通常の抽出
法で予めイソプレンを回収した場合には、実際上イソプ
レンを含まないものであつてもよい。しかしながら、ジ
オレフインとモノオレフインの混合物であつてこれらが
フイード中で良好なバランスにあることが不可欠であつ
て、そうでないと「ゲル]状の橋かけ結合した不溶性重
合体と液体オリゴマ一だけを生じる。重合させる混合物
中の第二の成分は、シンクロペンタジエンとアルキルシ
クロペンタジエンニ量体との熱重合またはカチオン重合
で得られる重合体である。
これらの二量体は上述の熱ソーキング工程で得ることが
できる。普通このアルキルシタロペンタジエンはメチル
シクロペンタジエンであつて、通常これはシンクロペン
タジエンおよびメチルシクロペンタジエンニ量体の両者
からなる流れで、これを熱重合またはカチオン重合する
。熱重合またはカチオン重合にかけるこれらの流れは、
普通80〜220℃たとえば80〜180℃の沸点範囲
を有し、重合させる混合物の第一の成分の製造に用いる
精留塔の塔底物として得ることができる。シクロペンタ
ジエンおよび(または)アルキルシクロペンタジエンと
C5ジオレフインたとえばイソプレンおよび(または)
ペンタジエン1,3との間の熱デイールスーアルダ一反
応で得られる共二量体も、低濃度ではあるが熱重合また
はカチオン重合にかける供給原料中に存在する。熱重合
は200〜280℃の温度で1〜8時間行うことが必要
である。カチオン重合は−30〜70℃の温度でハ〜2
時間行うことが必要である。これより長い重合時間およ
び(または)高い温度では、高軟化点(環球法で150
゜Cより高い軟化点)ではあるが芳香族分を含まない脂
肪族溶剤には不溶の樹脂を生じるので、このような重合
時間および温度は避けなければならない。ベンゼデ、ト
ルエン、キシレンのような芳香族または置換芳香族を含
む上記の80〜180℃留分の熱重合またはカチオン重
合で生成する重合体または重合体濃縮物は、少なくとも
四つの単量体単位のオリゴマ一からなるようである。熱
重合またはカチオン重合を行う典型的な二量体含有流は
以下のようである。
できる。普通このアルキルシタロペンタジエンはメチル
シクロペンタジエンであつて、通常これはシンクロペン
タジエンおよびメチルシクロペンタジエンニ量体の両者
からなる流れで、これを熱重合またはカチオン重合する
。熱重合またはカチオン重合にかけるこれらの流れは、
普通80〜220℃たとえば80〜180℃の沸点範囲
を有し、重合させる混合物の第一の成分の製造に用いる
精留塔の塔底物として得ることができる。シクロペンタ
ジエンおよび(または)アルキルシクロペンタジエンと
C5ジオレフインたとえばイソプレンおよび(または)
ペンタジエン1,3との間の熱デイールスーアルダ一反
応で得られる共二量体も、低濃度ではあるが熱重合また
はカチオン重合にかける供給原料中に存在する。熱重合
は200〜280℃の温度で1〜8時間行うことが必要
である。カチオン重合は−30〜70℃の温度でハ〜2
時間行うことが必要である。これより長い重合時間およ
び(または)高い温度では、高軟化点(環球法で150
゜Cより高い軟化点)ではあるが芳香族分を含まない脂
肪族溶剤には不溶の樹脂を生じるので、このような重合
時間および温度は避けなければならない。ベンゼデ、ト
ルエン、キシレンのような芳香族または置換芳香族を含
む上記の80〜180℃留分の熱重合またはカチオン重
合で生成する重合体または重合体濃縮物は、少なくとも
四つの単量体単位のオリゴマ一からなるようである。熱
重合またはカチオン重合を行う典型的な二量体含有流は
以下のようである。
得られる熱重合またはカチオン重合した重合体は、その
まま本発明の重合工程で使用できる。
まま本発明の重合工程で使用できる。
しかしながら所望の場合には、水蒸気ストリツピングに
よりまず不活性化合物および低沸点オリゴマ一を除くこ
とができ、この条件で得られる重合体は普通50〜15
00Cの、好ましくは80〜90℃の軟化点を有する。
次いでこの水蒸気ストリツピングした樹脂をいずれかの
通常の溶剤、例えばホワイ、トスピリツト、パラフイン
分および(または)オレフイン分に富む流れ、および芳
香族または塩素化溶剤に所望の濃度で溶解することがで
きる。必要なフリーデルークラフツ触媒とさらに錯化す
る可能性のある酸素化化合物のような極性溶剤は推奨で
きない。熱重合が好ましいが、適当な条件を用いればカ
チオン重合も可能である。
よりまず不活性化合物および低沸点オリゴマ一を除くこ
とができ、この条件で得られる重合体は普通50〜15
00Cの、好ましくは80〜90℃の軟化点を有する。
次いでこの水蒸気ストリツピングした樹脂をいずれかの
通常の溶剤、例えばホワイ、トスピリツト、パラフイン
分および(または)オレフイン分に富む流れ、および芳
香族または塩素化溶剤に所望の濃度で溶解することがで
きる。必要なフリーデルークラフツ触媒とさらに錯化す
る可能性のある酸素化化合物のような極性溶剤は推奨で
きない。熱重合が好ましいが、適当な条件を用いればカ
チオン重合も可能である。
しかしながら生成する重合体は異なる性質(高いカード
ナー着色度およびより広い分子量分布)を有し、またC
5またはC6ジオレフインおよびオレフインの流れとさ
らに共重合を行う場合に、より反応性が低い。さらに製
造条件を注意して制御しないと、ゲル生成による溶解度
ならびに低収率の問題が出てくる。上記の二成分すなわ
ち水蒸気クラツキングした原料および熱重合またはカチ
オン重合した重合体を、例えば10:1〜1:1の、好
ましくは5.5:1〜1.5:1の重量比で混合する(
熱重合またはカチオン重合した重合体の最終製品樹脂中
の含量は15〜80重量%、好ましくは35〜60重量
%である)。この二成分を、フリーデルークラフツ触媒
たとえば塩化アルミニウム、臭化アルミニウム、または
液体塩化アルミニウム/塩酸/置換芳香族錯体を用いて
重合する。
ナー着色度およびより広い分子量分布)を有し、またC
5またはC6ジオレフインおよびオレフインの流れとさ
らに共重合を行う場合に、より反応性が低い。さらに製
造条件を注意して制御しないと、ゲル生成による溶解度
ならびに低収率の問題が出てくる。上記の二成分すなわ
ち水蒸気クラツキングした原料および熱重合またはカチ
オン重合した重合体を、例えば10:1〜1:1の、好
ましくは5.5:1〜1.5:1の重量比で混合する(
熱重合またはカチオン重合した重合体の最終製品樹脂中
の含量は15〜80重量%、好ましくは35〜60重量
%である)。この二成分を、フリーデルークラフツ触媒
たとえば塩化アルミニウム、臭化アルミニウム、または
液体塩化アルミニウム/塩酸/置換芳香族錯体を用いて
重合する。
この芳香族はたとえばo−キシレン、メシチレン、エチ
ルベンゼン、イソプロピルベンゼン等の短鎖の、または
長鎖のアルキルベンゼンであ−もこのアルキル鎖は直鎖
状または分枝鎖状であることができ、2〜30個の炭素
原子をもつことができる。ベンゼンまたはその他の置換
芳香族(トルエン、キシレン)のいずれかを分枝鎖オレ
フインでアルキル化する際に副生物として生じる酸性液
体AlCl3スラジを、直接に上記の重合工程の触媒と
して使用することができる。この分枝鎖オレフインはプ
ロピレンの三フツ化ホウ素オリゴメリゼーシヨンおよび
分留によつて製造することができ、例えばCl2オレフ
インまたはC24オレフインは次いで芳香族にアルキル
化することができ系内でスラツジを生ずる。例えばドデ
シルベンゼンプラントから得られる酸性スラツジは、予
め調製した。−キシレン/AlCl3/HCI液体錯体
と類似の結果を与えた。用いる触媒の量は、重合させよ
うとする混合物の重量に対して0.25〜3.0重量%
、好ましくは0.5〜1.5重量%に変えることができ
る。
ルベンゼン、イソプロピルベンゼン等の短鎖の、または
長鎖のアルキルベンゼンであ−もこのアルキル鎖は直鎖
状または分枝鎖状であることができ、2〜30個の炭素
原子をもつことができる。ベンゼンまたはその他の置換
芳香族(トルエン、キシレン)のいずれかを分枝鎖オレ
フインでアルキル化する際に副生物として生じる酸性液
体AlCl3スラジを、直接に上記の重合工程の触媒と
して使用することができる。この分枝鎖オレフインはプ
ロピレンの三フツ化ホウ素オリゴメリゼーシヨンおよび
分留によつて製造することができ、例えばCl2オレフ
インまたはC24オレフインは次いで芳香族にアルキル
化することができ系内でスラツジを生ずる。例えばドデ
シルベンゼンプラントから得られる酸性スラツジは、予
め調製した。−キシレン/AlCl3/HCI液体錯体
と類似の結果を与えた。用いる触媒の量は、重合させよ
うとする混合物の重量に対して0.25〜3.0重量%
、好ましくは0.5〜1.5重量%に変えることができ
る。
通常の重合温度は−20〜10『C1好ましくはO〜8
0℃である。重合後、残存触媒は例えばアルカリ水溶液
、アンモニアまたは炭酸ナトリウム水溶液で洗浄するこ
とにより、またはメタノールのようなアルコールを加え
て次いでろ過することにより除去できる。
0℃である。重合後、残存触媒は例えばアルカリ水溶液
、アンモニアまたは炭酸ナトリウム水溶液で洗浄するこ
とにより、またはメタノールのようなアルコールを加え
て次いでろ過することにより除去できる。
次いで最終的に樹脂を水蒸気ストリツピングまたは真空
蒸留することにより、未反応炭化水素(ベンゼン、およ
び(または)パラフイン/未反応オレフインに富む「ラ
フイネート」)および低分子量油状オリゴマ一を除去す
ることができる。この最終製品は実質的に非芳香族不飽
和炭化水素樹脂である。これは通常50〜250℃の、
特に120〜170℃の軟化点を有する。得られた樹脂
は多くの用途に使用できる。
蒸留することにより、未反応炭化水素(ベンゼン、およ
び(または)パラフイン/未反応オレフインに富む「ラ
フイネート」)および低分子量油状オリゴマ一を除去す
ることができる。この最終製品は実質的に非芳香族不飽
和炭化水素樹脂である。これは通常50〜250℃の、
特に120〜170℃の軟化点を有する。得られた樹脂
は多くの用途に使用できる。
例えば、フエノールまたは無水マレイン酸のような極性
化合物で化学変性する前に、またはした後で、これを印
刷インクの製造に使用できる。これらはまた道路の標識
付けに、ホツトメルトに、鉱物質充填剤と組み合わせて
床タイルに、被覆物に、感圧接着剤およびホツトメルト
接着剤に使用できる。感圧接着剤に関して言えば、この
樹脂をゴム、例えば天然ゴムと、例えば重量比30:1
00〜100:30で、たとえば50:50で混合する
。これらの感圧接着剤は従来使用された感圧接着剤と比
較して、接着強度(ずり接着試験)が改善されている。
接着強度の改善された感圧接着剤を得るために、フリー
デルークラフツ触媒を用いて重合させる混合物に分枝鎖
反応性モノオレフイン、例えばイソブテン メチルブテ
ン U.O.P.オレフインまた))はジイソブテンを
加えることによつて、本発明の方法を変形することがで
きる。
化合物で化学変性する前に、またはした後で、これを印
刷インクの製造に使用できる。これらはまた道路の標識
付けに、ホツトメルトに、鉱物質充填剤と組み合わせて
床タイルに、被覆物に、感圧接着剤およびホツトメルト
接着剤に使用できる。感圧接着剤に関して言えば、この
樹脂をゴム、例えば天然ゴムと、例えば重量比30:1
00〜100:30で、たとえば50:50で混合する
。これらの感圧接着剤は従来使用された感圧接着剤と比
較して、接着強度(ずり接着試験)が改善されている。
接着強度の改善された感圧接着剤を得るために、フリー
デルークラフツ触媒を用いて重合させる混合物に分枝鎖
反応性モノオレフイン、例えばイソブテン メチルブテ
ン U.O.P.オレフインまた))はジイソブテンを
加えることによつて、本発明の方法を変形することがで
きる。
分枝は二重結合にあつてもまたはα位にあつてもいずれ
でもよい。鎖長は4〜30個の炭素原子をもつものであ
ることができるが、4〜8個の炭素原子であることが好
ましい。分枝鎖反応性モノオレフインを使用する場合に
は、その量は重合混合物中の熱重合またはカチオン重合
した重合体の重量に対して30%〜400%で、例えば
約80〜100%であることができる。実施例 1 スチームクラツキングした原料と、シンクロペンタジエ
ンおよびメチルシクロペンタジエンニ量体から200〜
280ルCの温度で熱重合させることによつて誘導した
重合体濃縮物との混合物を重合することにより、高軟化
点石油樹脂を製造した。
でもよい。鎖長は4〜30個の炭素原子をもつものであ
ることができるが、4〜8個の炭素原子であることが好
ましい。分枝鎖反応性モノオレフインを使用する場合に
は、その量は重合混合物中の熱重合またはカチオン重合
した重合体の重量に対して30%〜400%で、例えば
約80〜100%であることができる。実施例 1 スチームクラツキングした原料と、シンクロペンタジエ
ンおよびメチルシクロペンタジエンニ量体から200〜
280ルCの温度で熱重合させることによつて誘導した
重合体濃縮物との混合物を重合することにより、高軟化
点石油樹脂を製造した。
このスチームクラツキングした原料は主成分を以下の量
含むものであつた。パラフイン 2
.45重量?ジオレフイン C5/C6(1) 34
。
含むものであつた。パラフイン 2
.45重量?ジオレフイン C5/C6(1) 34
。
60重量%オレフイン C5/C6(2) 32.
65重量%芳香族 29.90重量%未確認物
0.50重量%イソプレン
15.45重量?Trans−ペンタジエ
ン一1,38,30重量?Cis−ペンタジエン一1,
35.10重量?シクロペンタジエン 1.00重量%
ベンゼン 29,90重量% (1)主にC,ジオレフイン、すなわちイソプレンおよ
びCis−およびTrans−ペンタジエン−1,3。
65重量%芳香族 29.90重量%未確認物
0.50重量%イソプレン
15.45重量?Trans−ペンタジエ
ン一1,38,30重量?Cis−ペンタジエン一1,
35.10重量?シクロペンタジエン 1.00重量%
ベンゼン 29,90重量% (1)主にC,ジオレフイン、すなわちイソプレンおよ
びCis−およびTrans−ペンタジエン−1,3。
(2)主にC,オレフイン、すなわち2−メチルブテン
− 1,2−メチルブテン−2およびベンゼン−1。
− 1,2−メチルブテン−2およびベンゼン−1。
シンクロペンタジエンおよびメチルシクロペンタジエン
ニ量体の熱重合体は.溶剤中の濃縮物すなわち70重量
%重合体および30重量%溶剤ホワイトスピリツトであ
つた。
ニ量体の熱重合体は.溶剤中の濃縮物すなわち70重量
%重合体および30重量%溶剤ホワイトスピリツトであ
つた。
この重合体は約80゜Cの軟化点を有した。用いた触媒
は三塩化アルミニウム、塩化水素、およびo−キシレン
の錯体で、以下のようにして調製した。
は三塩化アルミニウム、塩化水素、およびo−キシレン
の錯体で、以下のようにして調製した。
気体状乾燥塩酸をよく攪拌したAlCl3/ o−キシ
レン混合物(各1モル)中にバブリング七た。
レン混合物(各1モル)中にバブリング七た。
AlCl3は徐々に溶解し、この間塩酸が0.5モル反
応するまで反応媒体に吸収された。この液体錯体の組成
は次のとおりであつた。
応するまで反応媒体に吸収された。この液体錯体の組成
は次のとおりであつた。
AlCl35l.8重量%o−キシレン 41,2重量
% HCI7.O重量% 重合反応物を溶解するために用いた溶剤は以下の組成を
有していた。
% HCI7.O重量% 重合反応物を溶解するために用いた溶剤は以下の組成を
有していた。
パラフイン 23.50重量%
ジオレフイン 4.20重量%
オレフイン 15.30重量%
ベンゼン 57.00重量%
第1表は5回の別々の実験の反応条件を示す。
第2表は感圧接着剤の製造に用いた場合を含めて、得ら
れる樹脂の性質を示す。ずり接着試験で示すように、天
然ゴムベースの感圧接着剤処方物の接着強度がかなり改
善された。参考例 実施例1の方法を繰返したが、比較のために用いた熱重
合体はシクロペンタジエン単量体(CPD′)sシンク
ロペンタジエン(DCPD)またはメチルシクロペンタ
ジエンニ量体(MeCPD)のいずれかにかえた。
れる樹脂の性質を示す。ずり接着試験で示すように、天
然ゴムベースの感圧接着剤処方物の接着強度がかなり改
善された。参考例 実施例1の方法を繰返したが、比較のために用いた熱重
合体はシクロペンタジエン単量体(CPD′)sシンク
ロペンタジエン(DCPD)またはメチルシクロペンタ
ジエンニ量体(MeCPD)のいずれかにかえた。
第3表から、DCPDまたはMeCPD二量体を用いた
場合だけ満足な性質が得られ、相当する単量体は「ゲル
」状橋かけ結合不溶性重合体の先駆体となることがわか
る。樹脂軟化点が十分高い場合には樹脂溶液は雲ること
も確められる(ゲル存在によりDCPD添加では143
℃で、CPDでは僅かに120℃で)。DCPDおよび
MeCPD二量体はそれらの熱誘導重合体と類似の結果
を与えはするが、樹脂収率も相当低いことが分つた(第
1表および第3表の理論樹脂収率と実測収率との比較)
。
場合だけ満足な性質が得られ、相当する単量体は「ゲル
」状橋かけ結合不溶性重合体の先駆体となることがわか
る。樹脂軟化点が十分高い場合には樹脂溶液は雲ること
も確められる(ゲル存在によりDCPD添加では143
℃で、CPDでは僅かに120℃で)。DCPDおよび
MeCPD二量体はそれらの熱誘導重合体と類似の結果
を与えはするが、樹脂収率も相当低いことが分つた(第
1表および第3表の理論樹脂収率と実測収率との比較)
。
実施例 2
実施例1で使用したものと同様の重合原料にU.O.P
.軽オレフインを加えて用い、性質の改善された感圧接
着剤を製造した。
.軽オレフインを加えて用い、性質の改善された感圧接
着剤を製造した。
DCPD熱重合体と分枝鎖オレフインの合体による接着
強度の改善 h(180オ剥離強度試験一第4表)が明
らかに認ろられた(実1験1、5、6および7)。DC
PD真重合体をDCPDまたはMeCPD二量体にかえ
ごも同様に改善される。第4表は8回の実験の反応条件
と得られる性質そ示し、第5表は軽U.O.P.オレフ
インの分析値卜示す。
強度の改善 h(180オ剥離強度試験一第4表)が明
らかに認ろられた(実1験1、5、6および7)。DC
PD真重合体をDCPDまたはMeCPD二量体にかえ
ごも同様に改善される。第4表は8回の実験の反応条件
と得られる性質そ示し、第5表は軽U.O.P.オレフ
インの分析値卜示す。
Claims (1)
- 1 フリーデルクラフツ触媒の存在下に、(1)C_5
オレフィンおよびジオレフィン、C_6オレフィンおよ
びジオレフィン、またはC_5およびC_6オレフィン
およびジオレフィンの混合物を含み、石油原料のスチー
ムクラッキングから得られる供給原料と、(2)シンク
ロペンタジエンとメチルシクロペンタジエン二量体との
熱重合またはカチオン重合によつて得られる重合体との
、上記(1):(2)の比が5.5:1〜1.5:1の
混合物を重合することを特徴とする高軟化点樹脂の製造
方法。
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