JPS5913384B2 - 梱包装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はパッキングケースと云われる梱包装置に関する
ものであり、構造が簡単で、梱包の状態が良好な梱包装
置を提供しょうとするものである。

第１図に示す従来の梱包装置の例は外フラツプ１と２と
の接合部分に粘着テープ３を貼つて封緘↑している。と
ころが、粘着テープ３を除去すると、再び新品の梱包装
置としては使用することができない。そこで、現在第２
図に示す梱包装置が用いられている。すなわち、内フラ
ツプ４に側板５の上端エーＴ字状の打ち抜き穴６を形成
し、打ち抜き片Ｔを折曲して、打ち抜き穴６に挿入して
、打ち抜き片□の先端の幅の広い部分を内フラツプ４の
内壁に係合させる外フラツプ８、９には罫線１０、１１
を設けるとともに切溝１２、１３を設５ ける。外フラ
ツプ８、９を曲げて切溝１２、１３に打ち抜き片Ｔの垂
直部分を挿入し、梱包を完了する。この梱包装置は何度
開閉しても新品として使用することができる利点を有す
るが、内フラツプ４、１０外フラツプ８、９に多くの加
工を施こす必要がある。

そこで、本発明は簡単な構造で、梱包状態が良好な梱包
装置忙提供しようとするものであり、以下発明の実施例
について図面を用いて説明する。

１５第３図〜第６図に示す工うに底板、二対の相対向す
る側板に工って筐体が構成され、この筐体の上方開口端
部に十吋の相対向する内フラツプとこの内フラツプと直
角に一対の相対向する外フラツプとが設けられて梱包装
置が形成されている。

’Ｘ） １４ａ、１４ｂは４つＤ側板のうちの２っを示
しており、１５ａ、１５ｂは内フラツプ、１６は外フラ
ツプの一方を示している。外フラツプ１６の中央部に側
板１４ａの上端縁と平行な長孔１？を形成し、この長孔
１７と側板１４ａの上端縁との間にフ５ 外フラツプ１
６を山形に形成する罫線２０を形成する。一方、内フラ
ツプ１５ａ、１５ｂには相対向する先端部エー切込１８
、１９を設ける。この切込１８、１９は内フラツプ１５
ａ、１５ｂの先端縁に対し垂直な切込１８ａ、１９ａと
この切込１８ａ、’に） １９ａの終端エー隣接する外
フラツプ １６エー離れる方向であつて内フラツプ１５
ａ、１５ｂの付根の方向に傾斜して伸びる切込１８ｂ、
１９ｂエーなつている。第４図に示す工うに、矢印Ａの
部分を押すと、■５ 切込１８、１９に工って出来た舌
片２１、２２は第５図に示すように少し浮き上る。

舌片２１、２２は円フラツプ１５ａ、１５ｂの中央へ行
くほど幅が広くなつている。そこで、第５図に示すよう
に罫線２０の所で外フラツプを山形に曲げ、長孔１７に
舌片２１，２２を挿人する。第６図は挿入の途中の状態
を示している。外フラツブ１６をフラツトにすると外フ
ラツプと内フラツブ１５ａ，１５ｂとの組合せ力に工つ
て良好な封緘ができる。上記切込１８ａ，１９ａは内フ
ラツプの先端縁に対し垂直に設けたが、正確に垂直であ
る必要はなく、ほぼ垂直であればよい。要するに内フラ
ツブ１５ａ，１５ｂの中央に行くに従つて広くような切
込金設ければよい。また、図では梱包装置の左半分を示
したが、右半分も同様に構成する。以上の工うに本考案
によれば、内フラツブ、外フラツプに加工する部分はき
わめて簡単なものでよく、封緘の状態も良好なものが得
られる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図はそれぞれ従米の梱包装置の斜視図、第
３図は本発明の一実施例に卦ける梱包装置の平面図、第
４図、第５図、第６図は同梱包装置の斜視図である。 １４ａ，１４ｂ・・・・・・側板、１５ａ，１５ｂ・・
・・・・内フラツプ、１６・・・・・・外フラツプ、１
７・・一・・長孔、１８，１９，１８ａ，１９ａ，１８
ｂ，１９ｂ・・・・・・切込、２０・・・・・・罫線、
２１，２２・・・・・・小片。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 底板、４つの側板によつて筐体を構成し、この筐体
   の上端開口部に一対の相対向する内フラップと一対の相
   対向する外フラップとを開閉自在に形成し、外フラップ
   にこの外フラップを山形に折曲するための罫線を設け、
   この罫線と外フラップの先端との間に罫線と平行に長孔
   を形成し、上記一対の内フラップに内フラップの先端縁
   より内フラップの中央にゆくに従つてひらくように切込
   を形成して、内フラップの中央にゆくに従つて幅が広く
   なっている一対の舌片を形成し、この一対の舌片を上記
   長孔に挿入して封緘することを特徴とする梱包装置。