JPS591327Y2 - 蓄電池の防爆密封装置 - Google Patents
蓄電池の防爆密封装置Info
- Publication number
- JPS591327Y2 JPS591327Y2 JP9465778U JP9465778U JPS591327Y2 JP S591327 Y2 JPS591327 Y2 JP S591327Y2 JP 9465778 U JP9465778 U JP 9465778U JP 9465778 U JP9465778 U JP 9465778U JP S591327 Y2 JPS591327 Y2 JP S591327Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vertical
- wall portion
- ring
- fitting
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
- Filling, Topping-Up Batteries (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、注液口に施した蓋板の嵌合部を液密に密封す
ると共に嵌合部からのガス洩れを防ぎ同時に引火爆発防
止作用を有する蓄電池に係る。
ると共に嵌合部からのガス洩れを防ぎ同時に引火爆発防
止作用を有する蓄電池に係る。
従来、蓄電池蓋の上面に複数個のセルに共通に注液し得
ると共に排気を共通に行なうべく総括した注液口を設け
、その上に排気孔をもつ蓋板をバッキングを介し液密に
施した密封装置はあるが、バッキングだけではその注液
口と蓋板との間の液密性が充分でなく、而も排気ガスに
よる引火爆発を防止する装置を欠く。
ると共に排気を共通に行なうべく総括した注液口を設け
、その上に排気孔をもつ蓋板をバッキングを介し液密に
施した密封装置はあるが、バッキングだけではその注液
口と蓋板との間の液密性が充分でなく、而も排気ガスに
よる引火爆発を防止する装置を欠く。
而して、これに防爆フィルターを備えた場合は、防爆性
が付与されるが、排気ガスの排出に当たり、通気抵抗が
増大し、それだけ蓋板嵌合部にガス圧がか・り該嵌合部
の液密性を更に強固なものにすることが要求される。
が付与されるが、排気ガスの排出に当たり、通気抵抗が
増大し、それだけ蓋板嵌合部にガス圧がか・り該嵌合部
の液密性を更に強固なものにすることが要求される。
本考案はか・る上記の点を考慮し、防爆フィルターを備
えた密封装置とした場合にその嵌合部の液密性を確保し
、上記の危険を防止した蓄電池の防爆密封装置を提供し
たもので、その要旨は、前記実用新案登録請求の範囲に
記載した構成に存する。
えた密封装置とした場合にその嵌合部の液密性を確保し
、上記の危険を防止した蓄電池の防爆密封装置を提供し
たもので、その要旨は、前記実用新案登録請求の範囲に
記載した構成に存する。
本考案実施の1例を示す添付図面に於て、1は各3個の
セルを共通にする注液口2を2個上面に設けた2括注液
式の蓄電池の電池蓋を示し、3は各該注液口2の上面に
施した共通の排気小孔4を有する蓋板を示す。
セルを共通にする注液口2を2個上面に設けた2括注液
式の蓄電池の電池蓋を示し、3は各該注液口2の上面に
施した共通の排気小孔4を有する蓋板を示す。
本考案は、この各注液口2に対し蓋板3を防爆密封装置
を設けるが説明の便宜上その1方につき以下説明する。
を設けるが説明の便宜上その1方につき以下説明する。
電池蓋1の上面に、3個のセルの各液面規定管5と排気
筒6とを囲繞して、上方に突出する周壁7を1体成形し
、その内部を一括注液用の注液口2を設け、その周壁7
の上縁部内周面に垂直面8aと傾斜段面8bとから成る
断面路り字状に形成した嵌合用段溝8を形成し、その下
部内周面にこれに沿い複数個所の係止用凹部9を設けた
。
筒6とを囲繞して、上方に突出する周壁7を1体成形し
、その内部を一括注液用の注液口2を設け、その周壁7
の上縁部内周面に垂直面8aと傾斜段面8bとから成る
断面路り字状に形成した嵌合用段溝8を形成し、その下
部内周面にこれに沿い複数個所の係止用凹部9を設けた
。
この注液口2の周壁7上に施される蓋板3の裏面には、
その排気小孔4下面に対応する位置に防爆フィルタ−1
0を、蓋板3裏面に突設した周囲保持壁11内にかたく
嵌合し、或は接着剤を介し2て固設した。
その排気小孔4下面に対応する位置に防爆フィルタ−1
0を、蓋板3裏面に突設した周囲保持壁11内にかたく
嵌合し、或は接着剤を介し2て固設した。
更に蓋板3の裏面には、その周縁よりや・内側において
、垂直壁部12 aと該垂直壁部12 aの下端より外
方に突出する水平壁部12bとから成る断面路り字状の
可撓性の周突壁12を突設して該垂直壁部12aの外面
13aと該水平壁部12 bの上面13bと該蓋板裏面
との間に0リング14の内側部を嵌合する断面コ字状嵌
合溝13を限定形成した。
、垂直壁部12 aと該垂直壁部12 aの下端より外
方に突出する水平壁部12bとから成る断面路り字状の
可撓性の周突壁12を突設して該垂直壁部12aの外面
13aと該水平壁部12 bの上面13bと該蓋板裏面
との間に0リング14の内側部を嵌合する断面コ字状嵌
合溝13を限定形成した。
更にその周突壁12の下端部に、周面に沿って前記注液
口2に嵌合したとき、該係止用凹部9に係合するための
複数個の係止突起15を対応して設けた。
口2に嵌合したとき、該係止用凹部9に係合するための
複数個の係止突起15を対応して設けた。
かくして、該蓋板3の該嵌合溝13に該Oリング14を
嵌めた構成は、図示のように、該Oリング14の外側部
は該嵌合溝13の水平壁部12 bより外方に突出した
状態で得られ、か・るOリング14嵌合をもつ蓋板3を
そのL字状周突加12の水平壁部12bで電池蓋1上面
の周壁7内周面に摺接嵌合させその外周の係合用突起1
5を該周壁7内面の係合用凹部9に係止せしめた状態で
該周壁7内部の注液口2上面に施されるようにした。
嵌めた構成は、図示のように、該Oリング14の外側部
は該嵌合溝13の水平壁部12 bより外方に突出した
状態で得られ、か・るOリング14嵌合をもつ蓋板3を
そのL字状周突加12の水平壁部12bで電池蓋1上面
の周壁7内周面に摺接嵌合させその外周の係合用突起1
5を該周壁7内面の係合用凹部9に係止せしめた状態で
該周壁7内部の注液口2上面に施されるようにした。
而してこの蓋板3の摺接嵌合の際、その嵌合溝13内の
O’Jング14の外方突出の外側部は、この嵌合溝13
に対向して位置する周壁7の上縁部内周面に形成された
断面り字状嵌合用段溝8内に嵌合すると同時に、該Oリ
ング14全体はその両側の対向する前記嵌合溝13の垂
IN外面13aと該嵌合用段溝8の垂直面8aとで両側
から圧縮状態で挾持されるのでその周壁7と蓋板3との
間は強い気密状態に得られる。
O’Jング14の外方突出の外側部は、この嵌合溝13
に対向して位置する周壁7の上縁部内周面に形成された
断面り字状嵌合用段溝8内に嵌合すると同時に、該Oリ
ング14全体はその両側の対向する前記嵌合溝13の垂
IN外面13aと該嵌合用段溝8の垂直面8aとで両側
から圧縮状態で挾持されるのでその周壁7と蓋板3との
間は強い気密状態に得られる。
この場合、嵌合用段溝8の該傾斜段面8bは該0’Jン
グ14を内方へ嵌合溝13の垂直外面13aに押圧挾持
する液密保持を助長するに役立つ。
グ14を内方へ嵌合溝13の垂直外面13aに押圧挾持
する液密保持を助長するに役立つ。
従って又この0リング14はその下面の周突縁12外面
と周壁7内面との摺接部にまたがり液洩れを防止する。
と周壁7内面との摺接部にまたがり液洩れを防止する。
尚、両係止用突起15と係止用凹部9との係合により且
つその係合ロックがその嵌合部周面に於て扛つ対象位置
に於て夫々行なわれるので、蓋板3の注液口2に対する
嵌合部での気液密が良好に固定して得られる。
つその係合ロックがその嵌合部周面に於て扛つ対象位置
に於て夫々行なわれるので、蓋板3の注液口2に対する
嵌合部での気液密が良好に固定して得られる。
而して使用中、各セルより注液口2内に排出されるガス
は、該防爆フィルター10を通して全て確実に排出し得
らノ′シ、引火爆発が未然に防止し得られ、又注液後の
嵌合部よりの漏液も確実に防止される。
は、該防爆フィルター10を通して全て確実に排出し得
らノ′シ、引火爆発が未然に防止し得られ、又注液後の
嵌合部よりの漏液も確実に防止される。
前記の係止用突起15と係止用四部9とは夫々図示の場
合と逆の側に、即ち、突起15を周壁7側に凹部9を蓋
板3側に設けてもよい。
合と逆の側に、即ち、突起15を周壁7側に凹部9を蓋
板3側に設けてもよい。
このように本考案によるときは、防爆フィルター10を
備えた蓋板3の裏面にその周縁よりやや内側において、
垂直壁部12 aと該水平壁部12bとから成る断面路
り字状の周突壁12を突設して該垂直壁部12aの外面
13aと該水平壁部12 bの上面13bと該蓋板裏面
とにより限界形成した断面コ字状の嵌合溝13内にOリ
ング14の内側部を嵌合し、その嵌合溝13から突出す
るその外側部を周壁7の断面り字状の嵌合用溝8内に嵌
合した状態で、従って互に摺接する蓋板3の周突壁12
と周壁7とに跨った状態で該Oリング14を、その両側
からその対向する嵌合溝13の垂直壁部12 aと嵌合
溝13の垂直面8aとで圧縮挟持するようにしたので、
該蓋板3と周壁7との間の摺接嵌合部の強固な液密封を
確保することができる効果を有する。
備えた蓋板3の裏面にその周縁よりやや内側において、
垂直壁部12 aと該水平壁部12bとから成る断面路
り字状の周突壁12を突設して該垂直壁部12aの外面
13aと該水平壁部12 bの上面13bと該蓋板裏面
とにより限界形成した断面コ字状の嵌合溝13内にOリ
ング14の内側部を嵌合し、その嵌合溝13から突出す
るその外側部を周壁7の断面り字状の嵌合用溝8内に嵌
合した状態で、従って互に摺接する蓋板3の周突壁12
と周壁7とに跨った状態で該Oリング14を、その両側
からその対向する嵌合溝13の垂直壁部12 aと嵌合
溝13の垂直面8aとで圧縮挟持するようにしたので、
該蓋板3と周壁7との間の摺接嵌合部の強固な液密封を
確保することができる効果を有する。
第1図は本考案実施の1例の1部を截除した上面図、第
2図は第1図の■■−■■線截断面図、第3図はそのI
II−III線截線面線面断面図4図V−IV線截拡大
断面図を示す。 1・・・・・・電池蓋、2・・・・・・注液口、3・・
・・・・蓋板、4・・・・・・排気小孔、7・・・・・
・周壁、8・・・・・・嵌合用段溝、8a・・・・・・
垂直面、8b・・・・・・段面、12・・・・・・断面
路り字状側突壁、12 a・・・・・・垂直壁部、12
b・・・・・・水平壁部、13・・・・・・断面コ字
状嵌合溝、13 a・・・・・・外面、13 b・・・
・・・上面、14・・・・・・Oリング。
2図は第1図の■■−■■線截断面図、第3図はそのI
II−III線截線面線面断面図4図V−IV線截拡大
断面図を示す。 1・・・・・・電池蓋、2・・・・・・注液口、3・・
・・・・蓋板、4・・・・・・排気小孔、7・・・・・
・周壁、8・・・・・・嵌合用段溝、8a・・・・・・
垂直面、8b・・・・・・段面、12・・・・・・断面
路り字状側突壁、12 a・・・・・・垂直壁部、12
b・・・・・・水平壁部、13・・・・・・断面コ字
状嵌合溝、13 a・・・・・・外面、13 b・・・
・・・上面、14・・・・・・Oリング。
Claims (1)
- 上面に複数個のセルに跨る注液用の注液口2を囲繞形成
する周壁7を突設した電池蓋1の該周壁7に摺動嵌合し
て注液口2上面に施される蓋板3に、排2小孔4を設け
ると共に該小孔4の下面に防爆フィルター10を固設し
更に該蓋板3の裏面に、その周縁よりや・内側において
、垂直壁部12aと該垂直壁部12 aの下端より外方
に突出する水平壁部12 bとから成る断面路り字状の
膨突壁12を突設して該垂直壁部12 aの外面13a
と該水平壁部12bの上面13bと該蓋板裏面との間に
01Jング14の内側部を嵌合する断面コ字状嵌合溝1
3を限定形成し、該嵌合溝13内に該01Jング14の
内側部を嵌合した蓋板3を、そのL字状側突壁12の水
平壁部12 bで電池蓋1上面の該周壁7内周面に摺接
嵌合すると共に該0リング14の外側部を、該周壁7の
上縁部内周面に前記の断面コ字状の嵌合溝13に対向す
る位置に形成した垂直面8aと段面8bとから成る断面
路り字状の嵌合用段溝8に嵌合し、該01Jング14を
前記嵌合溝13の垂直外面13aと該嵌合用段溝8との
垂直面8aとで両側から圧縮状態に挾持せしめて成る蓄
電池の防爆密封装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9465778U JPS591327Y2 (ja) | 1978-07-11 | 1978-07-11 | 蓄電池の防爆密封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9465778U JPS591327Y2 (ja) | 1978-07-11 | 1978-07-11 | 蓄電池の防爆密封装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5511742U JPS5511742U (ja) | 1980-01-25 |
JPS591327Y2 true JPS591327Y2 (ja) | 1984-01-14 |
Family
ID=29026867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9465778U Expired JPS591327Y2 (ja) | 1978-07-11 | 1978-07-11 | 蓄電池の防爆密封装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591327Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5461590U (ja) * | 1977-10-07 | 1979-04-28 | ||
JPH0354623Y2 (ja) * | 1986-04-12 | 1991-12-03 |
-
1978
- 1978-07-11 JP JP9465778U patent/JPS591327Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5511742U (ja) | 1980-01-25 |
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