JPS5913239B2 - 脱水機のロツク装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は脱水篭の回←中、脱水蓋をロックする脱水機の
ロック装置に関するもので、構造簡単にして、確実なロ
ック装置を提供するものである。

以下添付図□面をもとに本発明の一実施例について説明
する。

図において１は洗濯機本体、２は本体１の上部に載置さ
れたタンク、３はタンク２を構成する脱水槽４内に装備
した脱水篭、５は脱水、槽４の前面上部に形成した凹部
の段部である。

この段部５には、脱水蓋６のロック用略り字形の係止突
起７を脱水箱３の回転中ロックして脱水蓋６が開らかな
いようにするための操作レバー８を設けている。

操作レバー８は操作軸９と係止突起７と係合する、略逆
り字形の爪部１０を有している。

また操作レバー８には、脱水機下部の脱水モータ一部の
回転検知部（図示せず）と連結する操作ワイヤー１１を
挿着した操作杆１２を連結している。

操作杆１２はその上端部１４を操作レバー８に設けた連
結穴１３に挿入して遊嵌状態に連結している。

操作杆１２はその下部にワイヤー１１との連結部１５を
有し、か２上端部１４と連結部との中間部１６ｆこは防
水蛇腹バッキング１７の固定部１８が水密に取ｍられて
いる。

蛇腹バッキング１７の下部は、中空で中央にワイヤーの
通る穴を有するバッキング取付具２８により段部５底面
に取付けられている。

取付具２８は段部５の裏面迄突出させ、突出部外周のネ
ジ部１９に、ネジ部２０を有し、ワイヤー１１の外周に
遊嵌にて挿着されたチューブ２１の上端固定部２２を有
するチューブ固定具２３を螺着している。

２４は脱水槽４の上カバー、２５は上カバー２４の衣類
の投入口、２６は脱水槽４と、操作レバー８を収納する
段部５とを仕切る仕切りカバーで、上面に脱水蓋６の係
止突叩７を通す過大２７を有している。

脱水蓋６のロック作用について、上部構造のみについて
説明すると、脱水モーターの回転検知部（図示せず）と
連結された操作ワイヤー１１が脱；水中は、第１図で引
張り力Ｆを与えられ、脱水蓋６をロックする。

脱水が終了すると、これを検知して操作ワイヤー１１ｔ
！（緩む。

ここで操作レバー８は常にイ方向（ロック解放）に附勢
されているため、脱水蓋６が操作レバー８の爪部１０と
係止； 状態とならず、仕切りカバー２６の過大２７を
脱水蓋６の係止突起７が自由に出入でき、ロック解放状
態となるのである。

次に操作レバー８の固定並びに操作バネの取付詳細を示
すと、操作レバー８の操作軸９は、脱水槽４の段部５に
一体に設けられた上方向への突起２９のＵ字形の軸受部
３０により支持され、操作軸９の上側は、仕切りカバー
２６に一体に設けられた下側への突起３１の最下端面３
２にて上方向への抜けを押えられ固定されている。

図示していないが操作レバー８の操作軸９の他端側につ
いても同様な構成となっている。

又操作軸９はその一端を軸受部３０より外へ延長し、ク
ランク状のアーム３−２を形成し、更にアーム３２に、
操作レバー８のロック解放側（第１図でイ方向）への附
勢バネ３３の係止部３４を設けている。

附勢バネ３３の反対側は脱水槽４の段部５に一体で設け
られたバネ係止用突起３５の上端部３６に係止される。

この突起３５の上端部３６は突起本体より先細となる段
部３７を有し、附勢バネ３３の下への動きを防止してい
る。

脱水槽側のこの係止上端部での上方への附勢バネ３３の
抜けは、仕切りカバー２６に一体に設けた突片３８の上
端面３９を上端部３６の上端面４０と当接させ防止して
いる。

第３図では操作レバーが解放した状態の断面図を示して
おり、この状態図で附勢バネ３３は水平となる様に脱水
槽の段部の突起３５の上端部３６の位置及び操作レバー
８の附勢バネ３３の係止部の位置が定められている。

との附勢バネ３３を水平とすることにより、組立順序か
ら言って、仕切りカバー２６を最後に取り付けるため、
水平でないと操作レバーが上又は下への力を受は操作軸
９が軸受部３０からはずれるカー脱水槽の段部突起の附
勢バネ３３の係止上端部３６から附勢バネがｊまずれる
ことになる。

第４図には、操作レバー８の操作軸９の取付断面図を示
しており、Ｕ字形軸受部３０の上端面４１と仕切りカバ
ーの突片３１の下端面と当接し、操作軸９の軸径と遊嵌
となる空間を形成している。

第５図には附勢バネ３３の取付状態を示しており附勢バ
ネ３３の下方は段部の突起３５の段部３７で押えられ上
方への抜けは、バネ係止上端部３６の上端面４０と仕切
りカバー２６のバネ係止突片３８の下端面３９とを当接
さね。

防止している。上記した実施例からあきらかなとおり、
本発明の装置は、軸受部が脱水槽と一体で形成されてお
り、操作レバーの左右、上下方向寸法が非常に正確に定
まり、ロック係止、解放が確実に行えるものである。

また操作レバーを除き、バネ係止部、軸受部構成が全て
上下抜きの簡単な金型構造でできるとともに各部品を上
から乗せていくだけで組立でき、且つ部品点数も少なく
てすむというすぐれた効果を奏している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の一実施例を示す脱水槽上部の縦断
面図、第２図は第１図の操作レバー、附勢バネの取付詳
細を示した分解斜視図、第３図は附勢バネの位置状態を
示したロック解放の部分断面図、第４図は操作軸の固定
部を示した断面図、第５図は附勢バネの固定部を示した
断面図である。 ３・・・・・・脱水篭、４・・・・・・脱水槽、５・・
・・・・段部、６・・・・・・脱水蓋、８・・・・・・
操作レバー、９・・・・・・操作軸、２６・・・・・・
仕切りカバー、２９，３１・・・・・・突起、３０・・
・・・・軸受部、３３・・・・・・附勢バネ、３Ｂ・・
・・°°突片０

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 脱水蓋を脱水篭の回転中にロックする操作レバーを
   脱水槽の前面上部の段部に設け、この操作レバーの操作
   軸を前記段部に一体形成された突起のＵ字形の軸受部と
   段部を上から覆う仕切りカバーの突起とにより挟持し、
   かつ操作レバーを解放側に附勢する附勢バネの脱水槽側
   のバネ係止用突起を同じく段部に一体形成し、このバネ
   係止用突起の上端部と仕切りカバーに設けた突片の下端
   面とを当接させ附勢バネを係止したことを特徴とする脱
   水機のロック装置。 ２ 操作レバーのロック解放状態で、附勢バネの引張り
   方向が水平になるようにしたことを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の脱水機のロック装置。