JPS59131625A - 高分子量アルキレンオキシド重合体の製造法 - Google Patents

高分子量アルキレンオキシド重合体の製造法

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JPS59131625A
JPS59131625A JP16365383A JP16365383A JPS59131625A JP S59131625 A JPS59131625 A JP S59131625A JP 16365383 A JP16365383 A JP 16365383A JP 16365383 A JP16365383 A JP 16365383A JP S59131625 A JPS59131625 A JP S59131625A
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文夫 川久保
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、末端に水分硬化性珪素基を有するポリエーテ
ルの製造法に関する。
末端にヒドロキシル基を有するポリエーテルを出発原料
として末端にオレフィン基を有するポリエーテルを製造
する方法としては、既にゼネラル・エレクトリック・コ
ンパニー(特公昭45−86319、特公昭46−12
154)、ダウ・コーニング・コーポレーション(特公
昭48−36960)より提案されている。ゼネラル・
エレクトリック・コンパニーより提案されている製造法
は全末端にヒドロキシル基を有するボリエーテtv f
: 原$−1とし、該ヒドロキシル基とアリルイソシア
ネートを反応させる事により末端にアリルウレタン基を
導入する方法、又は該ヒドロキシル基とトルエンジイソ
シアネートの如き多官能性インシアネート化合物とを反
応させて末端にインシアネート基を有するポリエーテル
とし、史に該インシアネート基とアリルアルコールとを
反応させる事により末端にアリルウレタン基を導入する
方法である。ダウ・コーニング・コーポレーションより
提案されている製造法はヒドロキシル基を有すルポリエ
ーテルを原料とし、該ヒドロキシル基とアリルクロロホ
ル、メートとをピロリジンの存在下で反応させる事によ
り末端にアリルカーボネー1−基を導入する方法τ:′
ある。上述したいずれの製造法も高価な反応試薬(イソ
シアキー1−化合物、ピリジン、アリルクロロホルメー
ト)を使用するために、末端にオレフィン基を有するポ
リエーテルも高価なものにならざるを得ないという問題
を有している。又既存の該製造法では低分子量のヒドロ
キシ末端ポリエーテルを原料とするため得られるオレフ
ィン基末端ポリエーテルも低分子■にならざるを得ない
という問題も有する。低分子量であると末端のオレフィ
ン基にシリコン化合物を反応させて反応性珪素末端ポリ
エーテルを製造した際、該反応性珪素末端ポリエーテル
の硬化物はゴム弾性体としては非常に伸びの小さいもの
になるという大きな問題を有するのである。
本発明者らの一部らは、すでに、以」二の点を考慮して
分子末端基が主として一0I(基又は−〇 M。
M(MはNa又はK)であるポリエーテルの−01(を
−OM基に転換させ、該−0M基と多価ハロゲン化合物
とを反応させる事により、ポリエーテルの分子量を増大
させ、しかる後、弐 CIr 2 = CI−I −R
−X  で示される有機ハロゲン化合物と反応させる事
により、ポリエーテルの全末端基の70%以上が0FI
2= C■−R−0−基であシ、かつ平均分子量が4,
000〜15,000であるポリエーテルの製造法を見
出し特願昭52−4.9174として提案した。
」1記製造法は、末端にオレフィン基を有する高分子量
のポリエーテルが安価に得られる利点を有し、又該ポリ
エーテルを使用して反応性珪素末端ポリエーテルを製造
し硬化物をつくれば伸びの大きいゴム弾性体が得られる
という優れた特長を有している。
一方、上記方法では、分子量増大反応に比較的長時間を
要し、高分子量化した後の高粘度系で末端をオレフィン
基に転換する反応を行うというプロセス上の不利な点が
あげられる。その他、反応後に使用した塩基性アルカリ
金属化合物を除去する際、高粘度であるため、多量の溶
媒で稀釈する必要があり、精製」二の不利な点があげら
れる。
本発明者らは、これらの問題を考慮して、種々検討を進
めた結果、少なくとも1つの末端に珪素基を有する高分
子量のポリエーテルをより有利に得る方法を見い出し、
本発明に到達した。
すなわち本発明は、主鎖が本質的に、式(1)%式%(
1) (式中、■は炭素数が2〜4である2価のアルキレン基
) で示される化学的に結合された繰り返1. ?1i付を
含み、かつ分子末端に、式(2) 13 H2C=C−R÷0−)H(2) (式中、■は水素、又は炭素数1〜20の1価の有機基
5几は炭素数1〜20の2価の有機基逼aはO又は1の
整数) で示される末端基を全末端基中で70%以北含有するポ
リエーテルに、1分子中に水素−珪素結合をN個(Nは
2〜6の整数)有し、珪素原子が2〜20である多価水
素化シロキサン化合物を、(2)式で示されるポリエー
テル末端基モ/I/数に対し1/N倍モル以下反応させ
て分子量を増大させた後、式(4) %式%(4) (式中、几は炭素数1〜12の1価の炭化水素M;Xl
dハロゲン、アルコキシ基、アシルオキシ基、ケトキシ
メート基およびアミノオキシ基より選択した基又は原子
;bは0、■又は2の整数) で示される水素化珪素化合物を反応させるか、もしくは
該X基を更に他の加水分解性基Y〔ここでYはアルコキ
シ基、アシルオキシ基、アミド基、酸アミド基、アミノ
オキシ基、ケトキシ、メート基およびメルカプト基より
選択した基〕に変換する事を特徴とする、式(5) 又は式(6) で表わされるシリル基を少なくとも1つの末端に有する
ポリエーテルの製造法を提供するものである。
本発明によれば、分子量増大反応を短時間に定量的に行
なうことが可能であり、高分子量化(7た後の高粘度系
には、アルカリ金属化合物、副生ずる塩などが存在しな
いため、精製を行なう必要ががなく、分子量増大反応に
引き続き、反応性珪素化合物を反応させることが可能で
ありプロセス−4−の利点が大きい。
本発明においては、主鎖が本質的に、式(1)%式%(
1) で示される化学的に結合された繰り返し単位を含み、か
つ分子末端に、式(2) %式%(2) で示される末端基を全末端基中で70%以上含有′する
ポリエーテルが出発原料として使用される。
式(1)で示される化学的に結合された構造単位には例
えば Cf■2 −CI:l2CFI20−.  −CI(Cl(20−
CI12C■I3 −C1:1cII20− 、   −CHz (JL2
 CH2C■■z O−などが具体的に挙げられる。ボ
IJ エーテル主鎖としては、これら構造単位が1種類
だけで結合されるだけでなく、2種類以上の構造単位が
混合された形で結合されていてもよいが、特にプロピレ
ンオキシドを原料物質として製造されるボリエ・=チル
がよい。このような構造単位を有するポリエーテルはエ
チレンオキノド、プロピレンオキシド、ブテンオキシド
、テトラヒドロフランなどを原料物質としてカチオン重
合、アニオン重合の方法を用いて製造される。
出発原料である末端に、オレフィン基を有するポリエー
テルを得る方法として、具体的には、特開昭50−13
496、特開昭50−149797にすでに提案したア
ルキレンオキシドを背面カリとアリルアルコール又は指
彷族多価アルコール等により重合し、その後、アIJ 
/レハロゲン化合物と反応させて末端にアリル型オレフ
ィン基を有するポリエーテルを製造する方法があげられ
る。
まだ特願昭52−49174に提案した分子末端基が主
としてヒドロキシル基であるポリエーテルの末端基を−
OM(MはNa又はK)に転換し、しかるのちCLI2
= C1−I −It −X  で示される有機ハロゲ
ン化合物と反応させて末端にオレフィン基を有するポリ
エーテルを製造する方法があげられる。
その化種々の方法が考えられるが、本発明は、いずれの
方法によって得られた末端オレフィン基を有するポリエ
ーテルも出発原料として使用することができる。   
        几3 本発明においては末端基のI(2C= C−R−(−0
÷基に多価水素化シロキサン化合物を反応させる沖によ
り、ポリエーテルの分子量を増大させる。1分子中に水
素−珪素結合をN個(Nば2〜6の整数)有し、珪素原
子が2〜20である多価水素化シロキサン化合物が使用
されるが、該多価水素化シロキャン化合物はオルガノポ
リシロキサン化合物であるのが好ましい。該オルガノポ
リシロキサン化合物は線状、分枝状、網状および環状の
任意化合物であり、オルガノ基としてはアルキ)v 1
4、アリール基などから選ばれる炭素数1〜12の1価
の炭化水素基が特に好ましい。水素−珪素績1をN個有
する多価水素化シロキサン化合物が単独又は混合物の形
で使用されうるが、水素−珪素結合を2個有する工水素
化シロキサン化合物が特に好ましい。具体的に例示する
と例えば、1.1,3.3−テトラメチルジシロキサン
  (1’)1−.1.1,3,5,7.7.7−オク
クメチルテトラシロキサン   (It’)1.1,3
.3−テトラエチルジシロキサン  [1Ill )L
LL3+5r7+7+7−オクタニチルテトラシロギサ
ン   〔1■〕1.1,8.3−テト゛ラフェニルシ
70キサン  〔V〕[,1山3,5+7,7;7−オ
クダフエニルテトランロキサン′[JI:)等があげら
れる。
HII 1 (R)2 Si OSi (R)2      (1)
助メチル基(Ill)it−エチル拮 〔■〕几:フェニル基 H,H 几  R(11’″lJt:エチル基 (Vl)几:フェニル基 本発明においては多価水素化シロキサン化合物を反応さ
せてポリエーテルの分子量を増大させた後、末端基の 2 ■b Xa B −Si −II             
(4)で示される水素化珪素化合物を反応させることに
より、式(5) で示されるシリル基を少なくとも1つの木端に有するポ
リエーテルを製造する。
この水素化珪素化合物を具体的に例示すると、トリクロ
ルシラン、メチルシクロルシラン、ジメチルクロルシラ
ンおよびフェニルジクロルシランの如きハロゲン化シラ
ン類;トリエトキシシラン、トリエトキシシラン、メチ
ルジェ!・キシシラン、ノチルシ、メトキシンランおよ
びフェニルジ、メトキシシランのAo キアルコキシシ
ラン頚:メチルシアセトキシンランおよびフェニルジア
セトキシシランの如キアシロキシシラン類5ビス(ジメ
チルケトキシメート)メチルシランおよびビス(シクロ
ヘキシルケトギシノート)メチルシランの〃[Iきケト
キシ、メートシラン類などが挙げられる。特にハロゲン
化シラン類、アルコキシシラン類が好マシい。
更に不発ヴ」においては(5)式で得られる末端シリル
基中の加水分解性基Xを曲の加水分解性41(Yに変換
し、式(6) で示されるシリル基を少なくとも1′″:?の末端に有
するポリエーテルも製造されうる。特にX基がハロゲン
である場合には水分による硬化に際し刺激臭の強いハロ
ゲン化水素を発生させるので他の加水分解性基に変換す
るのが好ましい。変換しうる加水分解性官能基としては
アルコキシ基、アシルオキシ基、ケトキシメート基、ア
ミド基、酸アミド基、アミノオキシ基、およびメトカプ
ト基などが挙げられる。ハロゲン官能基をこれら加水分
解性官能基に変換する方法としては種々の方法が挙げら
れる。例えばアルコキシ基に変換する方法としては、■
メタノール、エタノール、2−7トキシエタノールおよ
びフェノールなどの如きアルコ−/I/類およびフェノ
ール類、■アルコール類およびフェノール類のナトリウ
ム、カリクム、リチウムなどのアルコギシド類;■オル
トギ酸メチル、オ/V +−ギ酸エチルなどの如きオル
トギ酸エステル類;■エチレンオキシド、プロピレンオ
キシド、アリルグリシジルエーテルなどの如きエポキシ
化合物類などをハロゲン官能基と反応させる方法が具体
的に挙げられる。特に■と■を組み合わせたアルコ−/
L/頚およびフェノール類とオルトギ酸エステル類とか
らなる反応系、■と■を組み合わせたアルコール類およ
びフェノール類とエポキシ化合物類とからなる反応系を
(史用すれば容易に反応を行う事ができ、好ましい結果
が得られる。同様に酢酸およびプロピレン酸の如きカル
ボン酸類:N、N−シメチルヒドロギシルアミン、N、
N−ジエチルヒドロキシルアミンの如キヒドロキシルア
ミン類i N、N−ジメチルアミン、N、N−ジエチル
アミン、ピロリジンの如き1級または2級アミン類;ア
セトアミド、ホルムアミドの如き窒素原子上に少なくと
も1個の水素原子を有する酸アミド用:アセトギシム、
メチルエチルケトキシムのり口きケトキシム類;n−オ
クチルメルカプタン、t−ブチルメルカプタンのり1」
きメルカプタン類とオルトギ酸エステル類又はエポキシ
化合物類とを組合ゎせた反応系を使用すれば、それぞれ
アシルオキシ基、アミノオキシ基、アミド基、酸アミド
基、ケトキシメート基およびメルカプト基に一部分変換
させる事ができ、他の部分はオルトギ酸エステル又ハエ
ボキシ化合物から誘導されるアルコキシド基に変換させ
る事ができる。上述した如くハロゲン官能基の場合にだ
け、他の加水分解性官能基に変換するだけでなく、種々
の加水分解性官能基を別の加水分解性官能基に変換し使
用する事もiiJ能である。
本発明において多価水素化シロギサン化合物を反応させ
た後、水素化珪素化合物を反応させるにあたっては、白
金系の触媒を使用する必要がある。
特に塩化白金酸、白金金属、白金イ」活性炭、塩化白金
および白金オレフィン錯体などの〃1」き触1楳を使用
すると好ましい結果が得られる。この反応を行なうにあ
たっては30〜1’ 50 ’Cの任意の温度が使用し
うるが、特に50〜120’Cの範囲で行なうのが好ま
しい。溶剤は使用してもしなくてもよいが、使用する場
合はエーテル類、脂肪族炭化水素類、芳香族炭化水素類
およびハロゲン化炭化水素類のような活性水素を持たな
い不活性溶剤が連光である。
多価水素化シロキザン化合物の使用量は、(2)式で示
されるポリエーテルの末端朋モル数のl/N倍モル以下
であれば、自由に選択「1能であり、使用する原料ポリ
エーテルの分子量と目的のポリエーテルの分子量設計に
応じて使用量を選択することができる。
本発明による珪素末端ポリエーテルは、人気中に暴露さ
れると水分の作用により三次元的に網状組織を形成し、
ゴム状弾性を有する固体へと硬化する。硬化速度は大気
温度、イ;目対温度、および加水分解性基の種類により
変化するので、便用]するにあたっては特に加水分解性
基の種類を充分考慮する必要がある。加水分解性基Xお
よび)′としては、既に述べたように、紳々のものが使
用されるが、特にアルコキシ基がグf−まし7い。アル
コキシ基の中でも、メトキシ基が史に好ましい。また本
発明の珪素末端ポリエーテルは実際に使用する時まで水
と接触しないような無水の状態下に保存した力が好まし
い結果が得られる。
本発明の珪素末端ポリエーテルおよび該ポリエーテルを
有効成分とする組成物を硬化させるにあたっては、シラ
ノール縮合触媒を(重用してもしなくてもよい。縮合触
媒を使用する場合はアルキルチクン酸塩;有機珪素チタ
ン酸塩;オクチル酸錫、ジブチル錫フタレートおよびジ
ブチル錫マレエート、ジブチル錫フタレートなどの如き
カルボン酸の金属塩;ジブチルアミン−2−エチルヘギ
ソエートなどの〃1]きアミン塩;ならびに他の酸゛江
触媒および塩基性触媒など公知のシラノール縮合触媒が
有効に使用される。これら縮合触媒の量は、珪素末端ポ
リエーテルに対し0〜10重量%で便用するのカミfま
しい。加水分解性WXおよびYとしてアルコキシ基が使
用される場合には、この重合体のみでは硬化速度が遅い
ので、縮合触媒を使用する事が好ましい。この場合、縮
合触媒としては錫のカルボン酸塩が特に好ましい。
本発明により得られる珪素末端ポリエーテルは、種々の
充填剤を混入する事により変性しうる。充填剤としては
ツユ−ムシリカ、沈降性シリカ、無水ケイ酸、含水ケイ
酸およびカーボンブラックの如き補強性充填剤;炭酸カ
ルシウム、炭酸マグネシウム、ケイソウ土、焼成りレー
、クレー、タルク、酸化チタン、ベントナイト、有機ベ
ントナイ1−1酸(ヒ第二鉄、酸rヒ亜釦、活性亜鉛華
およびシラスバルーンなどの如き充填剤−石綿、ガラス
繊維およびフィラメントのり1」き繊維状充填剤が使用
できる。
これら充填剤で強度の高い硬化組成物を得たい場合には
、主にツユ−ムシリカ、沈降性シリカ、無7J(ケイ酸
、含水ケイ酸、カーボンブラック、表面処理微細炭酸カ
ルシウム、焼成りレー、クレー、および活性亜鉛華など
から選ばれる充填剤を珪素末端ポリエーテル100重量
部に対し1〜100重量部の範囲で使用すれば好ましい
結果が得られる。又、低強度で伸びが大きい硬化組成物
を得たい場合には、主に酸化チタン、炭酸カルシウム、
炭酸マグネシウム、タルク、酸fヒ第二鉄、酸化曲鉛、
およびシラスバルーンなどから選ばれる充填剤を珪素末
端ポリエーテル100重数部に対し5〜200重量部の
:俺囲で使用すれば好ましい結果が得られる。勿論これ
ら充填剤は1種類のみで使用してもよいし、2種類以上
混合便用してもよい。
本発明において、可塑剤を充填剤と併用して使用すると
硬化物の伸びを大きくできたり、多量の充填剤を混入で
きたりするのでより有効である。
該可塑剤としては、一般によく使用されているもの、例
えばジオクチルフタレート、ジブチルフタレート、プチ
ルベンジルフクレートなどのフタル酸エステル類9アジ
ピン酸ジオクチル、コハク酸イソデシル、セノ(シン酸
ジグチルなどの脂肪族2塩基酸エステ#類;ジエチレン
グリコールジベンゾエート、ペンタエリスリトールエス
テルなどのグリコールエステル類;オレイン酸ブチル、
アセチルリシノール酸メチルなどの脂肪族エステル頚−
リン酸トリクレジル、リン酸トリオクチル、リン酸オク
チルジフェニルなどのリン酸エステル類9エボキン化大
ヴ油、エボギンステアリン酸ペンシルなどのエポキシ可
塑剤類9塩素化パラフィンなどの可塑剤が単独で又は2
種類以北の混合物の形で使用できる。可塑剤量は、珪素
末端ポリエーテル100重量部に対し0〜100重量部
の範囲で使用できる。
本発明で得られる珪素末端ポリエーテルを有効成分とす
る配合組成物では、充填剤・可塑剤・縮合触媒が主に使
用されるが、フェノール樹脂およびエポキシ樹脂などの
如き接着付与剤、顔料、老化防止剤、紫外線吸収剤など
の添jJl剤も任意に使用される事も包合される。
本発明における珪素末端ポリエーテルを有効成分とする
組成物においては、■/&組成物および2液組成物のい
ずれも1丁能である。2液組成物として使用する場合に
は、例えば珪素末端ポリエーテル・充填剤および可塑剤
から成る成分と、充填剤・1■塑剤および縮合触媒から
なる成分とに分け、1史用直前に両成分を混合し使用す
れば良好な結果が得られる。1液組成物として使用する
場合には、珪素末端ポリエーテル・充填剤・l″iJi
J塑剤縮金融・謀を充分脱水乾燥してから水分非存在下
で混合し、カー1−リッジなどに保存しておけば保存安
全性良好な1液組成物としても使用可能である。
本発明法で得られる珪素末端ポリエーテルを有効成分と
する組成物は1液および2液の弾性ンーラントとして特
に有用であり、建造物、船舶、自動車、道路などの密月
剤として使用しうる。更に、単独あるいはプライマーの
助けをかりてガラス、磁器、水相、金属、樹脂成型物な
どの広範囲の基質に密着しうるので、種々のタイプの密
卦j組成物および接着組成物としても使用可能でおる。
史に、食品包装材料、注型ゴム利料、型取り用利料、塗
料としても有用である。
以1:具体的に実施例を挙げて述べる。
参考例 A)特開昭50−149797に開示された方法に従っ
て末端にアリル型オレフィン基を有スるポリオキシプロ
ピレンを合成する。
苛性カリとアリルアルコールにより、プロピレンオキシ
ドを重合し、次に末端をアリルクロライドと反応させて
末端をアリルエーテル化したポリエーテルヲ合成した。
これをケイ酸アルミニウムにより処理して、精製末端ア
リルエーテル化ポリオキシプロピレン(ボリエーテ/L
/A)を合成した。
B)特開昭53−136583に開示された方法に従っ
て、末端にア’J/し型オレフィン基を有するポリオキ
シプロピレンを合成スる。
平均分子量3200であるポリオキシプロピレングリコ
ールとわ)末苛性ソーダを60’Cで攪拌し、アリルク
ロライドを加えて110°Cで反]芯し、末端をアリル
エーテル化する。これをケイ虐アルミニウムにより処理
して、精製末端アリルエーテル化ポリオキシプロピレン
(ポリエーテル■3)を合成した。
C)特開昭53−186583に開示された方法に従っ
て、末端にアリル型オレフィン基を有するポリオキシプ
ロピレンを合成する。
平均分子量3200であるポリオキシプロピレングリコ
ールと粉末苛性ソーダを60’Cで攪拌し、ブロモクロ
ロメタンを加えて反応を行ない分子量を増大させる。次
にアリルクロライドを加えて、110°Cで末端をアリ
ルエーテル化する。これをケイ酸アルミニウムにより処
理して精製末端アリルエーテル化ポリオキシプロピレン
(ホリエーテ/L/C)を合成した。
実施例1 参考例の(ポリエーテルB)500ii’、iL 化白
金酸の触媒溶液0.797nβ、1,1,1.8.5,
7,7.7−オクタメチルテトラシロキサン26.4!
を80’C2時間反応させて、509ザンプルを分取し
た。
反応率は100%であシ、反応後の平均分子量は848
0であった。末端の95%がオレフィン基であシ、5%
がヒドロキンル基であった。
次に、反応系にメチルジメトキシシラン11.2Vを加
え、同様80°Cで5時間反応を行なった後、揮発分を
除去した。分析の結果、末端基の83%が Ha ((JIaO)2−8i−CH2CfI2CI−I20
−基であるポリオキシプロピレンが得られた。該重合体
100重量部に対しオクチル酸スズ2重量部を加えて常
温に放置すると、硬化してゴム状弾性体が得られた。
¥雄側2 参考例の(ポリエーテルC)5oog、塩化白金酸の触
媒溶液0327ノ2β、1,1,1,3,5,7.7.
7−オクタメチルテトラシロキサン4.69を8oて:
、2時間反、応させて50gザンプルを分取した。反応
率は100%であり、反応後の平均分子量は11.00
0であった。次に反応系にメチルシクロルシラン9.8
9を加え同様80°Cで5時間反応を行うと末端基の8
4%が CH,a C12−8i−CI(2CH2C1−I20−基である
ポリオギンプロピレンが得られる。
反応系の温度を60°Cに下げ、プロピレンオキシド2
8g、メタノール15.5グを加えて攪拌下80°Cで
3時間反応させる。その後90°Cに温度をあげて減圧
下で揮発分を除去すると、末端基の84%が Ha (CI−I30)25i−CH2CH2CH,20−基
であるポリオキシプロピレンが得られた。
特許出願人  鐘淵化学工業株式会社 代理人 弁理士浅野真−

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  (A)  主鎖が本質的に、式(1)%式%
    (1) (式中、■は炭素数が2〜4である2 価のアルキレン基) で示される化学的に結合された繰り返し単位を含み、か
    つ分子末端に、式(2) %式%(2) (式中、ILは水素、又は炭素数1〜20の一価の有機
    基逼1(は炭素数1〜2゜の2価の有機基;aは0又は
    1の整数)で示される末端基を全末端基中で70%以上
    含有するポリエーテル。 CB)  1分子中に水素−珪素結合をN個(Nは2〜
    6の整数)有し、珪素原子が2〜20である多価水素化
    シロキサン化合物。
  2. (2)式で示される(A)のポリエーテル末端基モル数
    に対しくB)の多価水素化シロキザン化合物をl/N倍
    モル以下反応させて分子量を増大させた後、式(4) %式%(4) (式中、Rは炭素数1〜12の1価の 炭化水素基;Xはハロゲン、アルコキシ基、アシルオキ
    シ基、ケトキシメート基およびアミノオキシ基より選択
    した基又は原子;bはOll、又は2の整数) で示される水素化珪素化合物を反応させるか、または該
    Y基を更に他の加水分解匹のY基に変換する事を特徴と
    する、式(5)又は式(6) (式中、Yはアルコキシ基、アシルオキシ基、ケトキシ
    メート基、アミド基、酸アミド基、アミノオキシ基およ
    びメルカプト基よυ選ばれる基) で表わされる珪素基を少−りくとも1つの末端に有する
    ポリエーテルの製造法。
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JP2017203065A (ja) * 2016-05-10 2017-11-16 信越化学工業株式会社 末端シラノール基含有ポリオキシアルキレン系化合物及びその製造方法

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