JPS59131536A - 光フアイバ母材の製造方法

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】本発明は光フアイバ母材の製造方法に関する。

光フアイバ母材の製造方法の一つに、火炎加水分解によ
りガラス微粒子を合成し、これを出発棒の一端に堆積さ
せて多孔質ガラス母材を成長させ、この母材を加熱炉に
挿入して脱泡し、透明な光フアイバ母材を製造する方法
がある。

この方法はガラスの成長速度、収率が良く量産性にすぐ
れている。ところが、多孔質ガラス母材の成長と透明化
を連続工程で行おうとすると外径および屈折率分布の均
質な光フアイバ母材を得ることが困難という問題点があ
った。

この問題点を求明すべく種々の実験を行った結果、反応
容器内の圧力を一定に維持することが極めて有効な対策
であることは、特開昭５６−８４、！＋２９号において
本願出願人らが明らかにしたところである。

しかしながら、圧力を一定に維持するという条件だけで
はなお、場合によって良、不良が生じ再現性の点で充分
とは言えない状況であった。

本発明は斯かる状況に鑑み、従来技術の欠点を解消し、
再現性良く安定した特性の光フアイバ母材を得ることが
できる製造方法を提供することを目的とする。

本発明の一実施例を図面により説明する。

すなわち、図において１は反応容器であシ、２はガラス
原料ガス、Ａｒ、水素、酸素を供給する合成１・−チで
ある。

すでに説明した通り、反応容器１内で火炎加水分解によ
りガラス微粒子を合成し、堆積して多孔質ガラス母材６
を成長させ、順次加熱炉に挿入して脱泡し、透明化する
。

４は排気装置、５は加熱装置、６は駆動装置である。排
気装置４と連動して圧力制御装置７が設けられており、
反応容器１内部の圧力Ｐｉｎと外部の圧力Ｐｏｕｔとの
関係が０＞Ｐ　ｉ　ｎ−Ｐ　ｏ　？１．ｔ〉−１０ｒｒｖｎｌ
ｉ２０となるように設定し、しかもその圧力を一定に保
つようにする。

本発明者らの実、験によれば、各圧力において光フ“ア
イ・・母料の再現性は次の通りであった。

なお実験においては、外径変動が５聴以下の母材を良と
し、外径変動が５ｗ！ｎを越える場合の母材を不良とし
て認定（〜た。この結果を第１衣に示す。

第　　　１　　　表外径変動が小さく良好な母材は屈折率分布も良好であり
、外径変動の大きな母相は屈折率分布も良好という密接
な順向が見られた。

良、不良の認定は、要求される仕様レベルによシ多少ず
れこむものであるが、これらの実験から圧力は単に一定
に保持すればよいというものではなく、　Ｏ’）Ｐ　ｉ
　ｎ−Ｐ　ｏ　ｗ　ｔ　＞−ｉ　０ｒｍｎＨ２０という
適正な範囲内でかつ一定に保つことが必要である。

以上説明したような本発明の製造方法であれば反応容器
内の圧力を適切な範囲に設定し、かつ一定に維持するこ
とにより、再現性よく安定した特性の光フアイバ母材を
得ることができるものである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示す説明図である。１：反応容器、２：合成トーチ、６：多孔質ガラス母材、４：排気装置、５：加熱装置、
６：、駆動装置１．７：圧力制御装置。