JPS59131511A - アモルフアスシリコン膜の成膜方法 - Google Patents

アモルフアスシリコン膜の成膜方法

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JPS59131511A
JPS59131511A JP58004269A JP426983A JPS59131511A JP S59131511 A JPS59131511 A JP S59131511A JP 58004269 A JP58004269 A JP 58004269A JP 426983 A JP426983 A JP 426983A JP S59131511 A JPS59131511 A JP S59131511A
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film
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、電子写真感光体として良好な膜特性を示し、
かつ、成膜速度の速いアモルファスシリコン膜=を成g
−iる、アモルファスシリコン膜の方法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
アモルファスシリコン膜は、電子写真感光体、太陽電池
あるいは光電変換素子への応用が期待れ、その成膜方法
としては一般にはグロー放電を利用したCVD法が知ら
れている。
すなわち、従来のアモルファスシリコン膜、たとえばア
モルファスシリコン感光体の成膜方法では、真空状態に
減圧された反応容器内に導電性基体と対向電極を設けて
、5iH4(シラン)又はSi2H6ジシラン等のシリ
コン(以下、Siと略記)を含むガスを反応容器内に導
入し、対向電極と導電性基体との間に直流電力、又は1
3.56 MHzの高周波電力を印加して、Siを含む
ガスのプラズマを生起させて反応させ、導電性基体上に
アモルファスシリコン感光体を成膜していた。ところが
、単に対向電極と導電性基板との間に電力を印加してS
t k含むガスのプラズマを生成して成膜する方法では
、印加する電力を大きくしないと多くのラジカルを生成
することが困難であるので、成膜速度が最大でも3μm
/時間以下しか得られなかった。
従って、最低でも20/μmの膜厚を要する電子写真感
光体としてアモルファスシリコン(以下aSiと略記す
る)膜を用いるには、少なくとも6時間の成膜時間を必
要とし、量産性に問題があった。そこで、成膜速度を上
げる目的で印加する電力を大きくするとSiを含むガス
の気相反応によって粉状のSjの副生成物が生じて排気
系の目づまりを生じたり、大電力によって成膜されたa
−3i膜中に、S 1−H−結合よりも5t−H2結合
が多く生成されてしまい光電特性が悪くなるという不具
合点があった。
〔発明の目的〕
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので高速成
膜が可能でかつ電子写真感光体としても膜特性の良好な
a−8i膜の成膜方法を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は上述した目的を達成するために、予じめ励起さ
れたガスを反応容器内に導入することによって、膜特性
を良好に保ちつつ高速成膜を可能にしたものである。
〔発明の実施例〕
以下本発明の詳細な説明する。
すなわち、SiH4又は5izH6等ノSi’e含むガ
スを真空状態に減圧された反応容器内に導入すると同時
に、これらのガスとは別系統で、あらかじめ励起された
Nラジカル又はSt Hn (n=1.2.3)i、こ
の反応容器内に導入する事によって、 * H+5fH4→SiH*+H2+2H 等の反応により、真空反応容器内の対向電極に直流又は
交番電力を印加しなくとも、Siを含むガスのラジカル
を生成し、成膜する事ができる。
Siを含むガス及び前励起されたNラジカル又はSi 
Hn (n=1.2.3 )ラジカルを反応容器内へ′
導入し、導電性基板と対向電極との間に直流又は交番電
力を印加すれば、Siを含むガスのより多くのラジカル
を生じ、しかもそのラジカル中に多くの5i−Nラジカ
ルが含まれているため高速成膜が可能でかつ光導電性の
良好なa −8i悪感光と有用なアモルファスシリコン
換金成膜できる。
また、St k含むガス及び前励起されたNラジカルと
Nラジカルとを反応容器内へ導入し、導電性基板と対向
電極との間との間に、直流又は交番電力を印加すれば、
NラジカルとSi ’fc含むガスの反応によってSt
  k含むガスの多くのラジカルが反応容器内で発生す
ると同時に、通常St f含むガスとN2ガスに電力を
印加した時に発生しにくいNラジカルがあらかじめ前励
起して反応容器内に導入されているため成膜された膜中
に効率良くN原子を取り込む事が可能となる。そして、
この膜中に効率良くN原子を取込むことによって通常の
a−8,i:H膜では、達成できなかった電子写真感光
体として必要な高抵抗の膜が形成されるのである。
ガスの前励起の方法としては、高周波、マイクロ波もし
くはレーザービーム等の電磁波による励起又は直流電力
の印加による励起が良好であるが、以下に示す実施例で
はマイクロ波で励起した。
次に第1図を参照して、本実施例に使用した成膜装置概
要を説明する。
反応容器1内はまず、図示しない拡散ポンプ、回転ポン
プを10−6 torrの真空状態にされる0 反応容器1は外部と遮断され、反応容器1内には、導電
性の基体(アルミニウム板が用いられた)2が、ヒータ
3上に支持されている。導電性の基体2は電気的に接地
され、かつヒータ3によって220°Cに加熱されてい
る。
基体2に対向して対向電極4が設けられている。この対
向電極4には13.56MH2の高周波電源5が接続さ
れている。
反応容器1の上方には第1の導入管5が接続され、バル
ブ6を介してSi f含む第1のガスが反応容器1内に
導入されるようになっている。
さらに、反応容器1の右方には第2の導入管7が接続さ
れ、この導入管7を介して第2のガスが導入されるよう
になっている。この導入管7はマイクロ波導波管8に連
結され、マイクロ波導波管8を介して第2のガスが導入
管7に導入される。第2のガスが導波管8を介して移送
される際に、マ、イクロ波印加部9によりマイクロ波が
印加され、第2のガスが分解されて励起される。
一方、反応室1の下方には排気管10が設けられ、この
排気管10はバルブ11を介して、メカニカルブースタ
ーポンプ12及−び回転ポンプ13に接続されている。
(実施例1) まず、排気系を図示しない拡散ポンプ及び回転ポンプ側
に切換えて反応容器1内110−6torrの真空状態
とする。次いで、ヒータ3を動作させて、基体2の温度
を220°Cに設定しておく。
しかして、バルブ6を開き、純シラン(SiH4)ガス
を流量150SCCMにて反応容器1内に導入管5から
導入する。同時に排気系を拡散ポンプ、回転ポンプ側か
らメカニカルブースターポンプ12及び回転ポンプ13
側に切りかえ、バルブ11を全開にする。
一方では純度99.99%の水素(H2)ガスを流量5
08CCMにて、マイクロ波導波管8全通して反応容器
1内に導入する。この時のマイクロ波印加部9から印加
したマイクロ波の周波数は2450MHzでありその電
力は300Wであった。これによって、マイクロ波導波
管8を介しで導入される水素ガスは励起されHラジカル
を生成するが、通常マイクロ波で励起されたNラジカル
は真空度0.1〜1 torrの雰囲気では、約30a
n毎秒程度輸送される事を確認している。
そして、この実施例1では電源5を遮断し、電極4には
高周波電圧を印加せずに成膜を行なった。しかしてバル
ブ、11を紋って反応容器1内の圧力が0.5torr
になる様に調整し1時開成膜を行なった。その後パルプ
6を閉じ、又、導波管8内への水素ガスの導入を止めて
反応容器1’ilO’torrの真空に引きなおす。さ
らにヒーター3の動作を停止して、基体2が100°C
以下になるのを待って大気中へ取り出した。この時基体
2上に膜厚1.2μmのa  S 1 : H膜14を
得た。
この実施例では、電極4に高周波電源5を印加すること
なく膜形成を行なっているので、反応室1内にプラズマ
を生成させていない0従って、膜形成速度は著しく低下
するおそれがあるが、上述のように、1.2μm/時間
の成膜速度が得られている。
さらに、上述の方法で成膜されたa −8i :H膜1
4は電子写真特性としても従来のものに比較しても遜色
はなかった。
(実施例2) 実施例1と同様な条件で純シランガス(SiHJ及び前
励起されたNラジカルを反応容器1内に導入し、導電性
基体2と対向電極4との間に電源5により13.56 
MHzの高周波電力50Wを印加して1時間成膜した。
その後、上記実施例1と同様にガスの導入を止めヒータ
ー3の動作を停止して、導電性基体2が100°C以下
になるのを待って大気中へ取り出した。この時のa  
S i: H膜14の膜厚は8μmであった。
また、通常のSiH4ガスのみ(前励起されたNラジカ
ルを導入しないとき)に50W以上の高周波を印加した
場合のプラズマ下で生成されるS i H4ラジカルの
プラズマ重合による粉状Siの副生成物が、本実施例2
の成膜時にはほとんど見られなかった。
このようにしてa−3i:H膜14が形成されたサンプ
ルの電気特性を測定したところ、暗抵抗で1011Ω図
、633 nmの波長で1015pho tons /
crlの光照射をしたとき108Ω口の良好な明抵抗を
示した。
(実施例3) 実施例1,2と同様に反応容器1内を10  torr
の真空に引き、導電性基体2を220°Cに昇温した後
パルプ6を開にして純シラン(SiH4)ガスを流量1
80SCCMで反応容器1内に導入する。
また、マイクロ波で前励起し友、Nラジカルを流量50
SCCMで、さらにSignラジカルを流量11005
CCで、ともに導波管8を介して反応容器1内へ導入し
た○ パルプ11で排気能力を調節して反応容器1内の圧力が
0.4torrになるのを待って、対向電極4と導電性
基体2との間に13.56MHzの高周波電力50W’
e印加、て、1時開成膜を行なった。
次いで実施例1,2と同様な方法で、ガス全土め、導電
性基体2の温度が1.00°C以下に冷えるのを待って
大気中へ取り出した。
このようにして成膜されたa−8i:H膜14を測定し
たところ、膜厚は15μmであり、電気特性は、暗抵抗
か10 Q■、633Ωmの波長で1015photo
ns/c4の光照射のとき10107aの明抵抗を示し
た○ (実施例4) 実施例1.2.3と同様反応容器1内を10  tor
rの真空に引き、導電性基体2i220°Cに昇温した
後、パルプ6を開にし純シラン(SiH4)ガスを流量
180SCCMで1.さらに、ガス流量比でB 2 H
6/ S i H4= 2 X 10  ’の、H2で
希釈した8 2 H6/H2ガス全反応答器l内に導入
する。
実施例1と同じマイクロ波励起の条件で、前励起したN
ラジカルを流量50 SCCMで、さらにはNラジカル
を流量50 SCCMで、共に導波管8を介して反応容
器1内へ導入した。
パルプ11の開閉を調節]−で反応容器1内の圧力が0
.5torrになるのを待って、対向電極4と導電性基
体2との間に13.56 MHzの高層波動50Wを印
加して、1時間成膜を行なったO実施例1.2.3と同
様な方法でガスを止め導電性基体2の温度が100°C
以下になるのを待って大気中へ取り出した。得られたa
−8i膜14の膜厚は実施例3と同じ15μmであった
が、電気特性を測定したところ、暗抵抗で1013Ω、
口の高抵抗を得、さらに、533 nmの波長で101
5p、h o t o n S/ctdの光照射に対し
て10 Ω、(2)の明抵抗を示した。
なお、上述実施例1〜4では、いずれも第1図に示l−
た、平板状の基体2にa−8i膜14の成膜を行なう成
膜装置を利用したが、実際の電子写真用感光体に供する
場合は、円筒状基体を利用することが多い。この場合は
、第1図に示した装置よりも、第2図に示した装置を使
用して成膜を行なうのが有利である。
すなわち、基台15上(・ては、反応室16を形成する
円筒状のケーシング17が、基台15に対して着脱可能
に取付けられている。基台15には、さらに基体載置台
18が回転自在に支持されている。載置台18にはシャ
フト19を介してギア20が取付けられている。このギ
ア20は、モータ21に取付けられたギア22と噛合し
ている。
一方、ケーシング17の内面に沿ってガス導入管23が
設けられている。ガス導入管23ば、第1の導入系統で
ある導入管24に連通してお枠、反応室16の中心部に
向って複数のガス噴出口23aを有している。また第2
の導入系統である導入管25.26が反応室16に連通
している。さらに、この導入管23は電極としての機能
を兼用しており、高周波電源27が接続されている。
また、載置台18には導電性の円筒状基体、たとえばア
ルミニウムドラム28が載置され、この基体28は電気
的に接地されている。さらに、載置台18上にはヒータ
29が設けられ、基体28を内側から加熱するようにな
っている。
一方、導入管24はバルブ30を介して、図示しないガ
スボンベに接続されている。
この場合、導入管24には、純シランガス単独、もしく
は純シランガスとB2H6ガスとの混合ガスが導入され
る。
一方、導入管25.26の中途部には、それぞれマイク
ロ波印加部31.32が設けられている。このマイクロ
波印加部31.32は導入管33に接続されている。そ
して、導入管33から、水素(N2)ガス、シラン(モ
ノシラン又はジシラン)ガス又は窒素(N2)ガスが供
給され、マイクロ波印加部31.32によって分解が行
なわれるので、導入管25.26からは、反応室16内
にNラジカル、5iHnラジカル又はNラジカルが導入
されることになる。
また、基台15には開口部34が設けられ、この開口部
34には排気系35が連接されている。この排気系35
はフィルター36を有するダストトラップ37を介して
、メカニカルブースターポンプ38及び回転ポンプ39
に接続されている。
しかして、このような構成の成膜装置の動作を説明する
まず、ヒータ29を動作させて基体28を加熱し、モー
タ211c動作させて載置台18を回転させるとともに
、排気系35により反応室16内を真空状態とする。こ
のような状態で、基体28は載置台18の回転に伴って
回転せしめられてhp、パルプ30を開放してシランガ
スを導入管24を介して反応室16に導入するとともに
、導入管25.26を介して励起されたNラジカル、5
iHnラジカルもしくはNラジカルも反応室16に導入
する。
導入管24を介して導入されたガスは、導入管23の噴
出口から基体28の局面に均一にふきつけられる。
一方、導入管25.26からは前述のNラジカル、5i
I−Inラジカル又はNラジカルが直接反応室1G内に
導入される。
このような状態で、高周波電源27によって電極として
の導入管23に13.56MHz、 50 Wの高周波
電力が印加されることにより、グロー放電を生じ、プラ
ズマが生成されて成膜反応を生ずる。
このとき、基体28は回転せしめられているので、その
表面には均一なa−8i膜が形成される。
このような、第2図に示す成膜装置を用いて、前述の実
施例1〜4の各々の条件と同一の反応条件で成膜を行な
ったところ、いずれも前述した通りの良好なサンプルが
得られた。
なお、第2図において、ダストトラップ37はフィルタ
36によって、成膜時に生ずる粉体をトラップし、排気
系に支障を与えることを防止するものである。
なお、上記第1図及び第2図で示した例では励起手段と
してマイクロ波全利用したが、直流電界を形成すること
によって、マイクロ波と同様に励起を行なうことができ
る。
また、励起を行なうガスにアルゴンガスを混合させるこ
とによって成膜効率を高めることができる。
さらに、反応室(反応容器)内において、基体と対向基
板との間に高周波電力全印加していたが、直流電力を印
加しても同様に成膜反応が行なえるし、直流及び交流全
重畳することにより反応効率を高めることができる。
〔発明の効果〕
本発明は、予め励起されたガスを反応容器内に導入する
ことにより、膜特性(光導電特性)を良好に保ちつつ高
速成膜を可能にしたものである。
さらに、シリコンを含む第1のガスを直接反応容器に導
入する第1の導入系統とは異なる第2の導入系統を介し
て、あらかじめ励起されたガスを反応容器に導入するよ
うにしたので、励起状態のガスによる反応が反応容器以
外では生じないから、反応容器内の反応効率を高めるこ
とができる。
また、第2のガスとして水素ガスを用い、これを励起状
態にして反応容器に導入するから、高速成膜を可能にし
、かつa−8i膜の光導電特性を良好にすることができ
る。
さらに、第2のガスとして窒素及び水素の混合ガスを用
いることによって、成膜されたa−3i膜が高抵抗のも
のとなる。仮に、シランガス及び窒素ガスを反応容器に
導入して、グロー放電によるプラズマを利用した成膜を
行なったとすると、ガスの分解により多くの電力を必要
とし、不純物の生成を招く。この点水素及び窒素の混合
ガスを用いれば、このような欠点はない。
また、シランガスもしくはシランガス及び水素ガスを前
励起して反応容器に導入することにより、成膜速度を上
げることができる。この場合、アルゴンガスを水素ガス
とともに混合することにより、シランガスの分解効率を
高めることができ、もって高速成膜が可能となる。
さらに、反応容器に直接導入するガスとして素(たとえ
ばp)を含むガスを導入することによって、成膜された
a−8i膜の半導体特性(P型もしくはN型)を制御す
ることができる。
また、反応容器内に電極を設けて、この電極に直流もし
くは高番電力を印加することにより、単に前励起状態の
ガスの反応による場合よりも成膜速度を上げることがで
きる。この場合、電極に直流及び交番電力を重畳して印
加することにより、成膜速度をさらに上げることができ
る。
以上述べたように、本発明によれば、膜特性を良好にし
つつ高速成膜が可能になる。
本発明により成膜されたa−8i膜は、暗中における電
気抵抗が高いので、電荷保持率にすぐれ、特に電子写真
用感光体として最適なものが得られるが、その他にも半
導体特性を制御、したり、多層構成のa−8t膜とした
り応用は任意であり、この場合電子写真感光体のみなら
ず、太陽電池、光センサーへの応用も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の成膜装置を示す概略縦断正面
図、第2図は本発明の他の実施例の成膜装置を示す概略
縦断正面図である。 1・・・反応容器、2・・・基体、4・・・電極、5・
・・高周波電源、7a、7b・・・導入管、9・・・マ
イクロ波印加部、16・・・反応室、28・・・茎体、
23.24 。 25.26・・・導入管、27・・・高周波電源、31
.32・・・マイクロ波印加部。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 (ほか1名) 手  続  補  正  書 く自発)1.事件の表示 特願昭58−4269号 2、発明の名称 アモルファスシ1)コン膜の成膜方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (307) 東京芝浦電気株式会判 広島県広島市中区白島中町6−/l−401膚瀬全孝 4、代理人 〒100 東京都千代田区内幸町1−1−6 東京芝浦電気株式会社東京事務所内 明細書の特許請求の範囲の欄 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (1)明細書の特許請求の範囲を別紙の通り補正する。 (2)明細書の第6頁第8行目rsil−11」とある
のをrsiHn’Jと補正する。 (3)同じく第20頁第18行目乃至第19行目「第N
B族の元素(たとえばB)、又は第VB族」とあるのを
「第NAf&の元素(たとえばB)、又は第VA族」と
補正する。 (4)図面のうち第2図を別紙図面の朱記通り補正する
。 以上 2、特許請求の範囲 1、シリコンを含むガスのラジカルを用いて基体上にア
モルファスシリコン膜を成膜する方法におい一〇、減圧
状態の反応容器内に第1の導入系統を介してシリコンを
含む第1のガスを直接導入する第1の工程と、前記第1
の導入系統とは異なる第2の導入系統を介してあらかじ
め励起された第2のガスを、前記反応容器内に導入する
第2の工程と、前記反応容器内に導入された第1及び第
2のガスを反応させて前記基体上にアモルファスシリコ
ン膜を形成する第3の工程とからなるアモルファスシリ
コン膜の成膜方法。 2、第2のガスは、電磁波又は直流電力の印加によって
あらかじめ励起されることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載のアモルフフ・スシリコン膜の成膜方法。 3、第2のガスが水素ガス又は水素ガス及び窒素ガスの
混合ガスであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載のアモルファスシリコン膜の成膜方法。 4、第2のガスがシリコンを含むガス又はシリコンを含
むガスJ′3zyw及び水素ガスもしくクス はアルゴンガスの混合であることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載のアモルファスシリコン膜の成膜方法
。 5、真空反応容器内に直接導入される第1のガスが、シ
リコンを含むガスを母体として周期律表第NΔ族、又は
第VΔ族の元素を含むガスであることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載のアモルファスシリコン膜の成膜
方法。 6、基体は導電性を有しかっこの基本に対向して電極が
設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載のアモルファスシリコン膜の成膜方法。 7、対向電極と導電性の基体との間に直流電力を印加す
ることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載のアモル
ファスシリコン膜の成膜方法。 8、対向電極と導電性の基体との間に交番電力を印加す
ることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載のアモル
ファスシリコン膜の成膜方法。 9、対向電極と導電性の基体との間に交流電量 力及び直流電力を重親して印加することを特徴とする特
許請求の範囲第5項記載のアモルファスシリコン膜の成
膜方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シリコンを含むガスのラジカルを用いて基体上にア
    モルファスシリコン膜を成膜する方法において、減圧状
    態の反応容器内に第1の導入系統を介してシリコンを含
    む第1のガスを直接導入する第1の工程と、前記第1の
    導入系統とは異なる第2の導入系統を介してあらかじめ
    励起された第2のガスを、前記反応容器内に導入する第
    2の工程と、前記反応容器内に導入された第1及び第2
    のガスを反応させて前記基体上にアモルファスシリコン
    膜を形成する第3の工程とからなるアモルファスシリコ
    ン膜の成膜方法。 2、第2のガスは、電磁波又は直流電力の印加によって
    あらかじめ励起されることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のアモルファスシリコン膜の成膜方法。 3、第2のガスが水素ガス又は水素ガス及び窒素ガスの
    混合ガスであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のアモルファスシリコン膜の成膜方法。 4、第2のガスがシリコンを含むガス又はシリコンを含
    むガス及び水素ガスもしくはアルゴンガスの混合ガスで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のアモ
    ルファスシリコン膜の成膜方法。 5、真空反応容器内に直接導入される第1のガスること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のアモルファス
    シリコン膜の成膜方法。 6、基体は導電性を有しかつこの基体に対向して電極が
    設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のアモルファスシリコン膜の成膜方法。 7、対向電極と導電性の基体との間に直流電力を印加す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載のアモル
    ファスシリコン膜の成膜方法。 8、対向電極と導電性の基体との間に交番電力を印加す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載のアモル
    ファスシリコン膜の成膜方法。 9、対向電極と導電性の基体との間に交流電力及び直流
    電力を重畳して印加することを特徴とする特許請求の範
    囲第5項記載のアモルファスシリコン膜の成膜方法。
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