JPS5913148Y2 - 貨物自動車 - Google Patents

貨物自動車

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JPS5913148Y2
JPS5913148Y2 JP3911480U JP3911480U JPS5913148Y2 JP S5913148 Y2 JPS5913148 Y2 JP S5913148Y2 JP 3911480 U JP3911480 U JP 3911480U JP 3911480 U JP3911480 U JP 3911480U JP S5913148 Y2 JPS5913148 Y2 JP S5913148Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle frame
link
attached
sides
ceiling panels
Prior art date
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Expired
Application number
JP3911480U
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English (en)
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JPS56139616U (ja
Inventor
隆太郎 内川
Original Assignee
富士重工業株式会社
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Publication date
Application filed by 富士重工業株式会社 filed Critical 富士重工業株式会社
Priority to JP3911480U priority Critical patent/JPS5913148Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、貨物自動車に係り、特に天井部を開放可能な
貨物自動車に関する。
荷箱上部に、車枠両側上縁部に沿う枢軸によって枢着さ
れた左右1対の天井パネルを開閉自在に設け、これらの
天井パネルの開閉駆動のために、油圧シリンダによって
駆動される開閉機構を天井パネルに連結してなる貨物自
動車は公知である(例えば、実公昭51−22105号
公報)。
本考案は、この種の貨物自動車における油圧シリンダの
出力を小さくし、しかも天井パネル開閉機構のある車枠
端部にも荷役用開口を設けることができるようにしたも
のである。
次に、図面について本考案の実施例を説明すると、第1
図において、1は貨物自動車の一例としてのトレーラ本
体であって、側扉開放形式になっている。
すなわち、トレーラ車体1上には、直方体の形状にほぼ
対応する車枠2が固設されており、この車枠2の両側部
は側扉3a、3bによって覆われている。
各側扉は鎖線3a、3bで示すように側外方へ開放可能
となっている。
第2図に示すように、車枠2は、両側の側柱2a、2b
と両側柱2a、2bの頂部どうしを一体的に連結するク
ロスビーム2Cとを有し、前後の側柱2a、2aおよび
2b、2bの上端どうしを前後方向に一体的に連結する
ビーム2d(第1図)に沿って、すなわち車枠2の両側
上縁部に沿って枢軸4a、4bが設けられている。
そして、これらの枢軸4a、4bによって左右の天井パ
ネル5a、5bがそれぞれ枢着されている。
天井パネル5a、5bは、第1図にも示すように矢印A
、 Bのように枠体2の外側へ向って上方へ回動自在で
あり、通常は実線で示すように枠体2の上部を上方から
覆う閉鎖位置をとっている。
この閉鎖位置では、天井パネル5aの自由端縁部6が天
井パネル5bの自由端縁部の上面に接して防水機能を果
たす。
なお、天井パネル5a、5bは、図ではパネル状をなす
ように示しであるが、パネル形枠体に幌を張ったもので
あってもよい。
次に、上述のように閉鎖位置と鎖線で示す開放位置との
間で天井パネル5a、5bを回動させる機構について説
明する。
第2図において、7a、7bは車枠に支持された枢軸で
、これら1の枢軸のまわりで回動可能に第1リンク8a
、8bが枢着されている。
これらのノンク8a、8bは図示の例ではほぼ三角形状
の板体によって形成されている。
第1リンク8a。8bの1つの頂点部にはピン9a、9
bによって第2リンク10 a、 10 bの一端が枢
着され、その他端は、ピン11 a、 11 bによっ
て天井パネル5a。
5bの長手方向(車の前後方向)端縁部に枢軸4a、4
bに近い位置で枢着されている。
三角形状の第1リンク8a、8bの他の頂点部には、引
張ばね12 a、 12 bの一端が連結され、その他
端は車枠2にピン13a、13bによって連結されてい
る。
したがって、は゛ね12 a、 12 bの力によって
、第1リンク8aには枢軸7aまわりで時計方向(第2
図において)の回転力が、また他方の第1リンク8bに
は枢軸7bまわりで反時計方向の回転力がそれぞれ作用
することになる。
また、第1リンク8a、8bには、それらの枢軸7a、
7b以外の位置で、駆動源としての油圧シリンダ15
a、 15 bの上端がピン16 a、 16 bによ
って枢着され、それらの下端はピン17a、17bによ
って車枠2に適当に枢着されている。
したがって、油圧シリンダ15a、15bが図示の状態
で伸長させられると、第1リンク8a、8bは上方へ向
って回動し、第2リンク10 a、 10 bを介して
天井パネル5a、5bは矢印A、 Hの方向に回動し
、鎖線で示す開放位置をとり、車枠2の上部は完全に開
放される。
逆に油圧シリンダ15a、15bが収縮させられると第
1リンク8a、8bは下方へ向って回動し、天井パネル
5a、5bは図示の実線位置をとる。
なお、この天井パネル開閉機構においては、第2図の実
線で示す完全閉鎖状態で引張ばね12a。
12bが最短長さをとるのではなく、油圧シリンダ15
a、15bが伸長して第1リンク8a、8bが上方へ回
動し、引張ばね12a、12bの中心軸線が第1リンク
の枢軸7a、7bを通る状態になった時に引張ばねが最
も短くなる。
したがって、この最短位置で引張ばねが引張りも圧縮も
ない自由な状態にあるようにしておけば、天井パネル5
a、5bの完全閉鎖位置から引張ばねが最も短くなる位
置までは天井パネルに引張ばねによって開放方向の力が
作用し、引張ばねの最短位置を過ぎてからはじめて引張
ばねが油圧シリンダ15a、15bの伸長に対し抵抗力
を及ぼし始めるので、油圧シリンダ15a、15bの出
力をそれだけ小さくすることができる。
また、第1リンク8 a、 8 bと第2リンク10a
10bの構造により両天井パネル5a、5bは第2図に
鎖線で示すように外側へ大きく開放することができるか
ら、開放時に天井パネル5a、5bの重量が引張ばね1
2 a、 12 bの引張力とつり合い、油圧シリンダ
15a、15bの出力は引張ばねの最大引張力に抗しう
るような大きな出力とする必要はなく、この点でも油圧
シリンダを小型のものとすることが可能となる。
一方、油圧シリンダ15 a、 15 bは車枠2の側
柱2a、2bにほぼ沿った位置に設けられるので、天井
パネル開閉機構のある車枠2の端部にも荷役のための開
口部をとることができる。
以上のような運動を左右について連動させるために次に
説明する連動機構が設けられる。
第2図において、第1リンクの枢軸7a、7bには、第
1リンク8a、8bと一体的に回動するようにアーム1
9a、19bの上端が穿設されており、これらのアーム
19 a、 19 b(7)下端にはピン20a、20
bによって第10ツド21 a、 21 bの一端が枢
着されている。
そして、第1ロツド21 a、 21 bの他端のピン
22a、22bはスライド板23の両側部に形成した摺
動案内長孔24a、24bに摺動自在に係合している。
スライド板23は適当な手段で車枠2の横方向に固定さ
れている。
スライド板23の中央部の枢軸26にはレバー27の中
央部が枢支されており、レバー27の両端はピン28a
、28bによって第20ツド29a、29bの一端に枢
着されている。
第20ツド29a、29bの他端は前記ピン22a、2
2bによって第10ツド21 a、 21 bに枢着さ
れている。
いま、仮に第1リンク8aが上方へ回動したとすると、
アーム19 aは反時計方向に回動し、第10ツド21
aは矢印Cの方向に変位し、ピン22 aは長孔24
aに沿って右方へ摺動するから、レバー27は時計方
向に回動し、これによって第1リンク21 bは左方へ
引かれるので、第1リンク8bも上方へ回動することが
でき、左右の天井パネル5a。
5bの回動は完全に同期する。
したがって、天井パネル5a、5bが閉鎖位置をとる直
前に両者の自由端縁が干渉を起すことがない。
以上に述べたように、本考案では、第1、第2)ンクと
引張ばねの特有の配置により油圧シリンダを小出力のも
のとすることができる結果、小型にでき、また、油圧シ
リンダを両側に配置したことにより天井パネル開閉機構
のある車枠端部にも荷役用開口部を設けることができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の貨物自動車の一例を示す斜視図、第2
図は同要部の機構を示す図である。 2・・・車枠、4a、4b・・・枢軸、5a、5b・・
・天井パネル、8a、8b−・・第1リンク、10a、
10b・・・第2リンク、12 a、 12 b・・・
引張は゛ね、15a、15b−・・油圧シリンダ、19
a、 19 b−・・アーム、21a。 21 b・・・第10ツド、24a、24b・・・長孔
、27・・・レバー、29 a、 29 b−・・第2
0ツド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 車枠の両側上縁部に沿う枢軸によって枢着され、車
    枠の上部を覆うように車枠両側上縁部間に位置する閉鎖
    位置と車枠両側上縁部外へ回動した開放位置との間で前
    記枢軸まわりに回動自在の1対の天井パネルと、各天井
    パネルの枢軸の直ぐ下方の位置で車枠に一頂角部で枢着
    されるとともに、天井パネル閉鎖状態で車枠の内方へ向
    かうほは゛三角形状の第1リンクと、各第1リンクの他
    の頂角のうちの高い方の頂角部に一端が枢着され、他端
    が一方の天井パネルにその枢軸寄り位置で枢着された第
    2リンクと、 各第1リンクの他の頂角のうちの低い方の頂角部に一端
    が連結され、車枠の中心寄りの固定部に他端が連結され
    、外側から内側へ向がって下方へ傾斜する向きにある引
    張ばねと、 各第1 jJシンク端が枢着され、下端が車枠の側部に
    枢着され、はぼ上下方向の向きをもつ油圧シリンダと、 両天井パネルの回動を同期させるように両天井パネルを
    連結する同期機構と、 からなる貨物自動車。 2 同期機構を、両天井パネルのそれぞれに付属する第
    1リンクと一体的に回動するように第1ノンタの車枠側
    枢軸に取付けたアームと、このアームに一端を枢着され
    他端が車枠に水平方向に固設された左右一対の摺動案内
    長孔の一方に案内されるようにそれに係合された第1の
    ロッドと、両案内炎孔の中間部において車枠に中央部が
    枢着されたレバーと、このレバーの両端部と前記両第1
    0ットの案内長孔係合端とを連結する第20ツドとによ
    り構成した実用新案登録請求の範囲第1項記載の貨物自
    動車。
JP3911480U 1980-03-25 1980-03-25 貨物自動車 Expired JPS5913148Y2 (ja)

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JPS56139616U JPS56139616U (ja) 1981-10-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2563162Y2 (ja) * 1991-10-11 1998-02-18 日産ディーゼル工業株式会社 荷箱の天蓋開閉装置
JP2548802Y2 (ja) * 1991-10-11 1997-09-24 日産ディーゼル工業株式会社 荷箱の天蓋開閉装置

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