JPS5913082A - 屋外地上タンク底板外面の防食方法 - Google Patents
屋外地上タンク底板外面の防食方法Info
- Publication number
- JPS5913082A JPS5913082A JP12268082A JP12268082A JPS5913082A JP S5913082 A JPS5913082 A JP S5913082A JP 12268082 A JP12268082 A JP 12268082A JP 12268082 A JP12268082 A JP 12268082A JP S5913082 A JPS5913082 A JP S5913082A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom plate
- tank
- corrosion
- rust preventive
- tank bottom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は基礎構造に接する屋外地上タンク底板外面の
防食方法に関するものである。
防食方法に関するものである。
周知のように、石油コンビナートその他において各種液
体を貯蔵している屋外地上タンクは、小さいタンクの場
合でも直径が３ｍ以上ちり、一般的な大きさとして直径
４０〜１００ｍ、高さ４０〜６０ｍ程度の巨大構造物で
ある。
体を貯蔵している屋外地上タンクは、小さいタンクの場
合でも直径が３ｍ以上ちり、一般的な大きさとして直径
４０〜１００ｍ、高さ４０〜６０ｍ程度の巨大構造物で
ある。
ところで、屋外、地下、半地下いずれの形式に属するタ
ンクであっても、腐食により孔があくことがあると貯液
量が多いだけに重大な事故となってしまうので、防食措
置゛を完全にしなければならず、従来は、一般的に電気
防長方法を採用してきたが、電気防食は第１図に一例゛
を略示縦断面図で示したように、基礎構造としての基礎
砂１上のタンク本体２に直流電源３を介して電極４を接
続しておく一方、接地体５をタンク本体に接続しておく
外部電源方式か、流電陽極方式が一般的であシ、前者で
は接地極や配管類の低接地部分に防食電流の大部分が消
費されるため、絶縁継手６Ｙｃより。
ンクであっても、腐食により孔があくことがあると貯液
量が多いだけに重大な事故となってしまうので、防食措
置゛を完全にしなければならず、従来は、一般的に電気
防長方法を採用してきたが、電気防食は第１図に一例゛
を略示縦断面図で示したように、基礎構造としての基礎
砂１上のタンク本体２に直流電源３を介して電極４を接
続しておく一方、接地体５をタンク本体に接続しておく
外部電源方式か、流電陽極方式が一般的であシ、前者で
は接地極や配管類の低接地部分に防食電流の大部分が消
費されるため、絶縁継手６Ｙｃより。
タンク本体２と配管７を電気的に絶縁する必要があシ、
保守が著しく面倒となる難点があるし、後者では基礎構
造の電気抵抗が１００，０００Ω−ｍにも及び十分な防
食発生電流を得にくい点に問題がおった。
保守が著しく面倒となる難点があるし、後者では基礎構
造の電気抵抗が１００，０００Ω−ｍにも及び十分な防
食発生電流を得にくい点に問題がおった。
そこで、屋外地上タンクであればタンク底板と基礎構造
との接触面を除いた他の部分については塗装による防錆
防食が可能であるから、塗装や電気防食が困難なタンク
底板外面について、長期に亘り効果を保つことができる
屋外地上タンク底板外面の防食方法の開発が強く望まれ
てきた。
との接触面を除いた他の部分については塗装による防錆
防食が可能であるから、塗装や電気防食が困難なタンク
底板外面について、長期に亘り効果を保つことができる
屋外地上タンク底板外面の防食方法の開発が強く望まれ
てきた。
ここで、タンク底板外面における接触圧を見ると、空タ
ンクの場合と最大貯液量の場合とでは。
ンクの場合と最大貯液量の場合とでは。
先記外部電源法による場合の電流に３倍の差が生じてい
ることが実験の結果でも明らかになっている。
ることが実験の結果でも明らかになっている。
即ち、微小ではあるが、貯液量の変化によシタンク底板
と基礎構造との接触面間の隙間に増減が生じていること
が解明されている。
と基礎構造との接触面間の隙間に増減が生じていること
が解明されている。
本発明者においては、前記タンク底板外面と基礎構造と
の接触面間の微小な空隙変化に着目し、この空隙の発生
を逆利用してタンク底板外面の防食を図ることができれ
ば、塗装や電気防食が困難なタンク底板外面を防食でき
るとの結論を得るに至った。
の接触面間の微小な空隙変化に着目し、この空隙の発生
を逆利用してタンク底板外面の防食を図ることができれ
ば、塗装や電気防食が困難なタンク底板外面を防食でき
るとの結論を得るに至った。
この発明は、上述の結果に基づいてなされたも３−
ので、基礎構造とタンク底板外面ｉの対向面間を、ガス
化した気化性防錆剤が充満している空間に連通させてお
き、気化性防錆剤充満のガス雰囲気にタンク底板外面を
さらし、タンク底板外面の腐食を防ぐようにした点に特
徴がある。
化した気化性防錆剤が充満している空間に連通させてお
き、気化性防錆剤充満のガス雰囲気にタンク底板外面を
さらし、タンク底板外面の腐食を防ぐようにした点に特
徴がある。
ついで、この発明を実施例により図面を参照しつつ説明
する。
する。
第２図にはこの発明を実施した状態の一例を要部縦断面
図で示しである。図面に示したように、基礎構造として
の基礎砂ｌ上のタンク本体２のタンク底板８の外面８Ａ
に臨む凹部９を基礎砂１に形成し、この凹部９内に、固
形の気化性防錆剤１０を収納しておき、凹部９内をガス
化した気化性防錆剤１０の飽和ガス空間とした。
図で示しである。図面に示したように、基礎構造として
の基礎砂ｌ上のタンク本体２のタンク底板８の外面８Ａ
に臨む凹部９を基礎砂１に形成し、この凹部９内に、固
形の気化性防錆剤１０を収納しておき、凹部９内をガス
化した気化性防錆剤１０の飽和ガス空間とした。
凹部９の大きさはタンク本体２の直径が３ｍの場合、直
径を５０ｃｒｎ１深さを２０ｃｒｎとし、収納する気化
性防錆剤１０は１個５０ｔのものを１０個使用して６ケ
月経過後タンク底板８の外面８Ａｉ点検したところ、腐
食の発生は皆無であった。
径を５０ｃｒｎ１深さを２０ｃｒｎとし、収納する気化
性防錆剤１０は１個５０ｔのものを１０個使用して６ケ
月経過後タンク底板８の外面８Ａｉ点検したところ、腐
食の発生は皆無であった。
第３図には前記第２図に示した凹部９に相当す４−
る容積の空間１１をタンク底板８上においてタンク本体
２内に形成し、この空間１１をタンク底板８Ａが対向す
る基礎構造としての基礎砂１に開放とする一方、タンク
本体２内とは盲蓋１２によシ開放可能に閉塞した状態を
縦断面図で示しである。
２内に形成し、この空間１１をタンク底板８Ａが対向す
る基礎構造としての基礎砂１に開放とする一方、タンク
本体２内とは盲蓋１２によシ開放可能に閉塞した状態を
縦断面図で示しである。
空間１１内には、第２図に示した場合と同様に、１個５
０ｔの気化性防錆剤１０’ｉｌ ０個収納しておき、６
ケ月経過後タンク底板８の外面を点検したところ腐食の
発生は皆無であった。
０ｔの気化性防錆剤１０’ｉｌ ０個収納しておき、６
ケ月経過後タンク底板８の外面を点検したところ腐食の
発生は皆無であった。
第４図には前記空間１１に代えて、タンク本体２の外周
沿い部分に空間１３を形成し、この空間１３内に気化性
防錆剤１０を収納した一例の一部を縦断面図で示しであ
る。
沿い部分に空間１３を形成し、この空間１３内に気化性
防錆剤１０を収納した一例の一部を縦断面図で示しであ
る。
空間１３はタンク本体２の外周面下部に上端を固着した
厚み約１０＋ｍのゴム製のスカート１４により、タンク
底板８の外周縁の外側における基礎砂１の部分を囲って
形成したものである。
厚み約１０＋ｍのゴム製のスカート１４により、タンク
底板８の外周縁の外側における基礎砂１の部分を囲って
形成したものである。
第５図にはタンク本体を支持、する基礎構造としての基
礎砂ｌの外側方の適所に、気化性防錆剤１０を多量に収
納した防錆剤タンク１５を設けておき、５− この防錆剤タンク１５内でガス化した気化性防錆剤１０
を、微速流動させる送風装置１６を具備した配管１７を
介してタンク底板８の外面８Ａ下の隙間１８に圧送し、
タンク底板８の外面をガス化した気化性防錆剤１０充満
のガス雰囲気にさらした一例を縦断面図で示しである。
礎砂ｌの外側方の適所に、気化性防錆剤１０を多量に収
納した防錆剤タンク１５を設けておき、５− この防錆剤タンク１５内でガス化した気化性防錆剤１０
を、微速流動させる送風装置１６を具備した配管１７を
介してタンク底板８の外面８Ａ下の隙間１８に圧送し、
タンク底板８の外面をガス化した気化性防錆剤１０充満
のガス雰囲気にさらした一例を縦断面図で示しである。
さらに、第６図には複数のタンク本体（例えば石油コン
ビナートの貯槽）２間に１つの大形の防錆剤タンク１５
′ヲ設けておき、各タンク本体のタンク底板外面下に、
気化性防錆剤充満のガスを集中供給方式により送り込む
ようにした一例を平面図で示しである。
ビナートの貯槽）２間に１つの大形の防錆剤タンク１５
′ヲ設けておき、各タンク本体のタンク底板外面下に、
気化性防錆剤充満のガスを集中供給方式により送り込む
ようにした一例を平面図で示しである。
この場合も、防錆剤タンク１５′と各タンク底板８下の
隙間１８は送風装置１６付きの配管１７で接続しておく
ものとする。
隙間１８は送風装置１６付きの配管１７で接続しておく
ものとする。
以上の説明から明らかなように、この発明の方法は、屋
外地上タンクの底板外面と基礎構造との間にガス化した
気化性防錆剤を供給し、タンク底板外面を気化性防錆剤
充満のガス雰囲気にさらすようにしたので、防錆剤のガ
スがタンク底板外面６一 に付着して錆の電・気化学反応を抑制し、タンク底板外
面を確実に、かつ、長期に亘って防食する優れた効果を
もたらすものである。
外地上タンクの底板外面と基礎構造との間にガス化した
気化性防錆剤を供給し、タンク底板外面を気化性防錆剤
充満のガス雰囲気にさらすようにしたので、防錆剤のガ
スがタンク底板外面６一 に付着して錆の電・気化学反応を抑制し、タンク底板外
面を確実に、かつ、長期に亘って防食する優れた効果を
もたらすものである。
第１図は外部電源方式の電気防食の実施状態を示す縦断
面図、第２図はこの発明の方法の実施例供給方式の一例
を示す平面図である。図面において、 １・・・基礎砂、 ・２・・・タンク本体、８
・・・タンク底板、 ８Ａ・・・タンク底板外面、
９・・・凹部、 １０・・・気化性防錆剤、１
６・・・送風装置、 １７・・・配管、１８・・・
隙間。 出願人 日本防蝕工業株式会社 代理人 富 １） 和 夫 外１名７− 第１ 囮 第２囚 ８Ａ １０ ９ １ 第３図 第５図 年６図 ８ １８ ．１３ヵ
、 、１Ｂ ７−２・′：： ′ ′ １“ ｒ’ｑ゛； ２１、Ｆｌ
＋ ２ ゛トド″１
・（４・′赳“ 、Ｉ、５＋ ｉｌ ／ ｌ
’４−−−○ ｌ７ １７′−’ｈｔ−ｔｅ ｔｅ〜矛・１Ｌ、上− 七ごＸ−−−−／”Ｌ−−−、−−二重−−”−−”−
Ｌ−ｒ−−−−−−−”Ｌ−ｒ−’−−−−７ ｖ、Ｉ ｒ≧−１・パ厘）・・
面図、第２図はこの発明の方法の実施例供給方式の一例
を示す平面図である。図面において、 １・・・基礎砂、 ・２・・・タンク本体、８
・・・タンク底板、 ８Ａ・・・タンク底板外面、
９・・・凹部、 １０・・・気化性防錆剤、１
６・・・送風装置、 １７・・・配管、１８・・・
隙間。 出願人 日本防蝕工業株式会社 代理人 富 １） 和 夫 外１名７− 第１ 囮 第２囚 ８Ａ １０ ９ １ 第３図 第５図 年６図 ８ １８ ．１３ヵ
、 、１Ｂ ７−２・′：： ′ ′ １“ ｒ’ｑ゛； ２１、Ｆｌ
＋ ２ ゛トド″１
・（４・′赳“ 、Ｉ、５＋ ｉｌ ／ ｌ
’４−−−○ ｌ７ １７′−’ｈｔ−ｔｅ ｔｅ〜矛・１Ｌ、上− 七ごＸ−−−−／”Ｌ−−−、−−二重−−”−−”−
Ｌ−ｒ−−−−−−−”Ｌ−ｒ−’−−−−７ ｖ、Ｉ ｒ≧−１・パ厘）・・
Claims (1)
- 基礎構造とタンク底板外面との対向面間を、ガス化した
気化性防錆剤が充満している空間に連通させておき、気
化性防錆剤充満のガス雰囲気にタンク底板外面ヲキらし
、タンク底板外面の腐食を防ぐようにしたことを特徴と
する屋外地上タンク底板外面の防食方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12268082A JPS5913082A (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | 屋外地上タンク底板外面の防食方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12268082A JPS5913082A (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | 屋外地上タンク底板外面の防食方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5913082A true JPS5913082A (ja) | 1984-01-23 |
Family
ID=14841965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12268082A Pending JPS5913082A (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | 屋外地上タンク底板外面の防食方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5913082A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2017170787A1 (ja) * | 2016-03-30 | 2018-10-25 | 日本発條株式会社 | 中空ばね部材と、その製造方法 |
-
1982
- 1982-07-14 JP JP12268082A patent/JPS5913082A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2017170787A1 (ja) * | 2016-03-30 | 2018-10-25 | 日本発條株式会社 | 中空ばね部材と、その製造方法 |
| CN108884892A (zh) * | 2016-03-30 | 2018-11-23 | 日本发条株式会社 | 中空弹簧构件及其制造方法 |
| CN108884892B (zh) * | 2016-03-30 | 2021-03-09 | 日本发条株式会社 | 中空弹簧构件及其制造方法 |
| US11285776B2 (en) | 2016-03-30 | 2022-03-29 | Nhk Spring Co., Ltd. | Hollow spring member and manufacturing method therefor |
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