JPS59130823A - オルソアルキルフエノ−ル類の製造方法 - Google Patents

オルソアルキルフエノ−ル類の製造方法

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JPS59130823A
JPS59130823A JP58005537A JP553783A JPS59130823A JP S59130823 A JPS59130823 A JP S59130823A JP 58005537 A JP58005537 A JP 58005537A JP 553783 A JP553783 A JP 553783A JP S59130823 A JPS59130823 A JP S59130823A
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JP
Japan
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catalyst
alumina
reaction
aluminum
phenol
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JP58005537A
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English (en)
Inventor
Akio Takahashi
高橋 晨生
Eiji Takahashi
英二 高橋
Kazuo Ozaki
尾崎 和男
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Cosmo Oil Co Ltd
Original Assignee
Maruzen Oil Co Ltd
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フェノール類にオレフィンを反応させること
によってオルソアルキルフェノール類を製造する方法に
係り、特に、アルミナに一般式At(几t)n(Rz)
3−n C式中、R1は水素、塩素、臭素、沃素、C1
−06のアルキル基またはアリール基、I(2はC1−
c、、のアルコキシル基またはアリールオキシル基であ
り、各R1および各R2はそれぞれ独立に選択されえて
、そしてnは1〜3である〕て示されるアルミニウム化
合物を加えて調製した触媒の存在下にフェノール類のオ
ルン位置をオレフィンでアルキル化してオルソアルキル
フェノール類を製造する方法に関する。
オルソアルキルフェノール類は酸化防止剤や農薬などの
原料として有用な化合物である。例えばフェノールにイ
ンブチレンを作用させて得られる2、6−ジーt−ブチ
ルフェノールは酸化防止剤。
殺虫剤の中間体として、またフェノールに11−ブテン
を作用させて得られる2−s−ブチルフェノールは殺虫
剤、除草剤の中間体として使用される。
このようなオルソアルキルフェノール類を沖”造する工
業的な方法として、アルミニウムフェノキサイドを触媒
としてフェノール類のオルソ位置をオレフィンでアルキ
ル化する方法が知られている(ジャーナルオプオルガニ
ソクケミストリー、22巻、  642〜646頁)。
ここでアルミニウムフェノキサイドは選択的オルソアル
キル化の触媒として優れた性能を有しており、工業的に
広く採用されているが、触媒が反応液に均一に溶解する
ために生成物と触媒との分離が困難である。また、触媒
が粗生成物中に活性な状態で存在すると、蒸留時の加熱
によって、アルキル基の脱離あるいは転移を生じ、特に
アルキル基が第3級である場合にこの傾向が顕著である
。このような粗生成物から触媒を除去する方法として、
触媒を水性媒質で分解した後分離する方法が提案されて
いる(例えば、特公昭40−15013.特開昭55−
133324など)が、いずれも分離操作が煩雑である
うえ、分離した残漬に油相が付着したり、又はフェノー
ル含有廃水を生じたりするなどの欠点がある。
このような触媒分離上の欠点を持たない方法としてγ−
アルミナ触媒を用いる方法(特公昭39−5021 )
およびその改良方法(特公昭46−3053゜特公昭5
2−9663 )が知られているが、これらの方法は触
媒の活性が低いために高温高圧の反応条件を必要とし、
しかもアルキル化のオルソ位置への選択性が充分なもの
ではない。また、γ−アルミナを使用するこれらの方法
ではフェノール類の1個のオルソ位置がアルキル化され
たモノアルキル化フェノール頬が主生成物であって、2
個のオルソ位置を同時にアルキル化する目的2例えばフ
ェノールとインブチレンから2.6−ジーt−ブチルフ
ェノールを製造する目的には適さないという欠点がある
別の方法として、米国特許3,733,365号で゛は
アルミニウムトリインプロポキサイドのようなアルミニ
ウムアルコラードを加熱重縮合させたもの。
あるいは水酸化アルミニウム又は活性アルミナの存在下
にアルミニウムアルコラードを加熱重縮合させたものが
オルソアルキル化触媒として使用されている。この触媒
は反応液に実質的に溶解しないという特徴があるが、触
媒活性は充分なものではなく、例えばインブチレンによ
るフェノールのアルキル化が225〜250Cという高
い温度で行なわれ、生成物として2−t−ブチルフェノ
ールが得られる。これは、アルミニウムフェノキサイド
触媒を用いる方法の反応温度が通常9O−150cであ
り、生成物が2,6−ジーt−ブチルフェノールである
ことと比較して、明らかに不利である。
本発明の目的は前述した先行技術の方法の欠点を解消す
ることにある。すなわち本発明の目的は反応液からの触
媒の分離に煩雑な後処理を必要とせず、しかも収率よく
、経済的にオルソアルキルフェノール類を製造する方法
を提供することにある。
本発明者らはオルソアルキルフェノール類を有利に製造
する方法について種々研究した結果、フェノール類をオ
レフィンでアルキル化する反応において、アルミナにA
1.(几l)。(几2)3−n(几I T R2および
nは前記に同じ)を加えて調製した触媒が触媒活性およ
び選択性が優れており、しかも反応液からの触媒分離を
極めて容易に行ない得ることを見出した。本発明はこの
ような新知見に基づいて完成されたもので、フェノール
類にオレフィンを反応させてオルソアルキルフェノール
類を製造するにあたり、触媒としてアルミナにl’−1
(R1)□(Rz)a−n (ILIRzおよびnは前
記に同じ)のアルミニウム化合物を加えて調製したもの
を使用することを特徴とするオルソアルキルフェノール
類の製造方法である。
本発明の方法では高温高圧の反応条件を必要とせず、高
選択率かつ高収率でオルソアルキルフェノール類を製造
することができ、フェノール類の2個のオルソ位置を同
時にアルキル化することも可能である。また、本発明の
方法で用いる触媒は反応液に不溶の固体であるため反応
液からの触媒の分離が極めて容易であり、分離回収され
た触媒の再使用または流通式反応操作による連続使用が
可能であるため、非常に経済的である。
本発明の方法に・よりオルソアルキルフェノール類を製
造するのに使−用されるフェノール類とは、少なくとも
1個以上の水素原子をオルソ位置に有するヒドロキシベ
ンゼン化合物であって、例えばフェノール、オルンクレ
ゾール、メタクレゾール。
パラクレゾール、オルソ−エチルフェノール、パラ−エ
チルフェノール+  2−1−ブチルフェノール等が挙
げられ、特にフェノール、メタクレゾールが望ましい。
オレフィンとしては、エチレン、プロピレン。
ブテン−1,ゾテンー21  イソブチレン、インアミ
レンツシクロヘキセン、インオクテンなどが例示でき、
なかでもプロビレ/、ブテン−1,インブチレンが好ま
しい。これらのオレフィンは純粋なものである必要はな
く、例えばナフサ分解によって得られるC4留分からブ
タジェンを除去した後の04オレフインの混合物であっ
てもよい。
本発明の方法で使用されるアルミナは特に制限はなく、
市販のアルミナ触媒、活性アルミナ等が使用できるが、
特に全部または大部分がγ−アルミナよりなる合成アル
ミナが好ましい。アルミナは公知の方法によって合成で
き、例えば硝酸アルミニウム、硫酸アルミニウム、塩化
アルミニウムのようなアルミニウム塩の水溶液を水酸化
アンモニウム、水酸化ナトリウムのようなアルカリで処
理するか、あるいはアルミン酸ナトリウムの水溶液を硝
酸のような酸で処理し、得られるゲルを水洗、乾燥後約
400〜900Cの温度に加熱することによって調製さ
れる。アルミナの形状は粗大な粒子でも、また微細な粉
末でも使用することができる。
アルミナに加えられるアルミニウム化合物は一般式〔I
″l Aj(R1)n(R2)3−n [I)  (R
1,R2およびnは前記に同じ)で示される。例えば、
トリエチルアルミニウム、)IJ−n、−プロピルアル
ミニウム、トリーローブチルアルミニウム、トリーイン
ブチルアルミニウム、ジエチルアルミニウムエトキサイ
ド、ジエチルアルミニウムクロライド。
エチルアルミニウムジクロライド、エチルアルミニウム
セスキクロライド、塩化アルミニウム、ジエチルアルミ
ニウムハイドライド等を挙げることができ、これらの混
合物であっても差支えない。
特に好ましいものはトリニーチルアルミニウム、トリー
11−プロピルアルミニウム、トリーローブチルアルミ
ニウム、トリーイソブチルアルミニウムなどのトリアル
キルアルミニウムである。
アルミニウム化合物が上記の構造を有することは触媒を
調製する上での重要な条件である。というのは、上記の
構造のアルミニウム化合物をアルミナに加えることによ
ってはじめてオルソアルキル化に対して優れた性能を有
する触媒が得られるからである。これは前記の構造のア
ルミニウム化合物をアルミナに加えて調製した触媒に特
有のものであシ、他のアルミニウム化合物1例えばアル
ミニウムトリインプロポキサイドのようなアルミニウム
アルコラードをアルミナに加えても本発明で使用される
ような性能のよい触媒を得ることはできない。
触媒の構造やその機構はまだ解明されていないが、アル
ミナ表面上に存在するヒドロキシル基と・の化学反応に
よりアルミナ表面上に固定されたアルミニウム化合物が
触媒活性発現の原因となり、基質のアルミナが触媒性能
の向上に寄与しているものと考えられる。したがって添
加されるべきアルミニウム化合物の構造は触媒を調製す
る上での重要な条件であり、前記したアルミニウム化合
物が適している。その他のアルミニウム化合物9例えば
アルミニウムトリインプロポキサイドのようなアルミニ
ウムアルコラードをアルミナに加えても本発明で使用さ
れるような性能のよい触媒は得られない。
本発明において使用される触媒は、前記のアルミニウム
化合物をその′!!マ、又は必要に応じて適当な溶媒9
例えばトルエンに溶解し、アルミナと混合することによ
って調製される。このとき一般に発熱を1゛bってアル
ミニウム化合物とアルミナが反応する。アルミニウム化
合物は室温でもアルミナと充分に反応させることができ
るが、so c ′i!たけ時として250Cのような
温度に加熱して反応を行なうこともできる。
アルミナに加えるアルミニウム化合物の量はアルミナ1
g−に対して01〜30ミリグラム当量、の範囲が好ま
しいが、これより過剰で−あっても差支えない。アルミ
ナと反応させた後の余剰のアルミニウム化合物は加熱下
で蒸発させるか、または適当な溶剤5例えば、トルエン
で洗浄することによって除去することが望ましい。この
ようにして得られた触媒にフェノール類を加えろことに
よってアルミニウム化合物に由来するアルキル基、アル
コキシル基、水素、塩素、臭素または沃素をフェノキジ
ル基で置換してもよいが、このような操作を特に行なわ
なくても反応系内で必然的に置換が行なわれることは明
らかである。
本発明の方法は前記のようにして調製した触媒の存在下
、フェノール類と珂レフインを反応させることによって
実施される。フェノールとオレフィンのモル比は目的と
するオルソアルキルフェノール類の種類によって異なる
が、通常フェノール類1モルに対してオレフィン0.5
〜5モル、好ましくは1〜2.5モルである。触媒の使
用量は使用形式および原料の種類や反応条件によって異
なるが、例えばバッチ反応形式の場合はフェノール類の
量に対して一般に2〜200%(重¥)て良好な効果が
州られ、特に5〜100%(重量)を使用するのが有利
である。
反応条件は使用する原料の種類や目的とするオルソアル
キルフェノール類の種類によって異なるが、反応温度は
一般に0〜350C%特に30〜250C1反応圧力は
大気圧〜1001’47cm2. 竹に2〜50に、1
7cm2が良好な結果を与える。このようケー反応粂件
で反応を行なうときは、反応は0.5〜10時間で終了
する。
このようにして所定の反応を終了した後、粗生成物から
触媒を分離し、ついで蒸留によって生成物が精製される
。触媒の分離は極めて容易であり、簡単な物理的方法9
例えば反応器等の底部に沈降させて分離する方法や濾過
によって分離する方法が用いられる。このようにして触
媒を分離除去した粗生成物はアルキル基の脱離や転移を
伴うことなく蒸留することができる。
まだ、粗生成物から分離された触媒は繰返して使用する
ことができる。繰返使用を重ねることによって触媒の活
性が徐々に低下することがあるが、このような場合には
反応時間を長くするがあるいは反応温度を高めることに
よってオルソアルキルフェノール類を収率よ〈製造する
ことがてきる。
本発明の方法で使用する触媒は高い反応温度で使用して
もオルソアルキル化の選択性が高いが、これは本発明の
方法の触媒の優れた特性の一面である。
本発明においてアルキル化反応はバッチ式にも連続式に
も行なうことができる。連続的な方法としては固定床、
懸濁床あるいは流動床のいずれも可能である。
参考例1 中心粒径80〜100ミクロンの市販γ−アルミナ20
Jを200Cに加熱し、l mm1−1gで 1時間の
減圧乾燥を行なった。室温に冷却後、かきまぜながら5
g−のトリエチルアルミニウムをゆっくり滴下しくこの
とき激しい発熱を伴って多側のエタンが発生する)、滴
下終了後80Cに加熱して1時間がきまぜた。再び室温
に戻し、80m1のトルエンにょる洗浄を5回繰返して
過剰量のトリエチルアルミニウムを除いた後、触媒に付
着するトルエンを減圧下で気化させて除いた。
実施例1 フェノール2oz、インブチレン2612.  参考例
1で調整した触媒57を副圧反応器に封入し、攪拌しな
がら150cで1時間反応させた後、120cでさらに
1時間反応を続けた。反応液の一部を取り出して分析し
たところ、組成は次の通りであった。
未反応フェノール        0.2モル係2−t
−ブチルフェノール     13.3  tt2.6
−ジーt−ブチルフェノール  76、.5  ’/2
.4.6−トリーt−ブチルフェノール  7.6g反
応温度を50Gに下げて、反応をさらに3時間続けた後
、未反応のインブチレンを放出させ、反応器を傾けて反
応器上部の側管から粗生成物を他の容器に流出させた。
このようにして反応器内の粗生成物のほとんど全部を容
器に移し替えたが、粗生成物は無色透明であり、触媒は
全て反応器内に残っていることが確認された。なお、粗
生成物の組成は次の通りであった。
未反応フェノール        0.2モル%2−t
−ブチルフェノール    36 〃2.6−ジーt−
ブチルフェノール  86.1  //2.4.6−)
ジ−t−ブチルフェノール  9.0〃粗生成物は空気
に触れないように注意しながら常圧下で200Cに3時
間加熱し、加熱による組成の変化を調べた。表1に示す
ように加熱によるアルキル基の脱離や転移は認められな
い。
比較例1 耐圧反応器にフェノール2of、アルミニウム片0、l
?を封入し、1601Z’に加熱してアルミニウムフェ
ノキサイドとフェノールの混合物を調製した。
冷却後、インブチレン267を加え、120Cで2時間
反応させた。反応液の1部を取り出して分析したところ
、組成は次の通りであった。
未反応フェノール・       1.1モル係2−t
−ブチルフェノール   1431ノ2.6−ジーt−
ブチルフェノール  74.0  //2.4.6−)
ジ−t−ブチルフェノール  83  l/反応温度を
50Cに下げて、反応をさらに2時間続けたところ、次
の組成を有する粗生成物を得た。
未反応フェノール       0.6モル係2−t−
ブチルフェノール     4.2〃2.6−ジーt−
ブチルフェノール   85.0  7ノ2.4.6−
)ジ−t−ブチルフェノール  9.3〃粗生成物を実
施例1と同様にして他の容器に移し替え、常圧下で20
0 t:”に1時間加熱したところ、表2に示すように
、アルキル基の脱離および転移が起きた。
表  2 実施例2 参考例1の方法で調製した触媒15グ・、フェノール2
0%、インブチレン26J°を耐圧反応器に封入し、攪
拌しながら反応させた。反応終了後、触媒を反応器の底
部に沈降させ、粗生成物のみを反応器上部の側管から取
り出した。新たにフェノール20J、インブチレン26
fI−を反応器に入れ、再び反応せしめた。このような
操作を重ねることにより触媒を繰返して使用した。その
結果を表3に示す。
なお表3において、1回の反応操作中に反応温度を変化
させた場合があるが、この場合は反応の初期に高い温度
で実施し、その後温朋を下げて反応を続けたことを示し
ている。
実施例3 参考例1の方法で調製した触媒5?、フェノール20y
−、ブテン−1261を使用し、耐圧反応器中、攪拌し
ながら230Cで2.5時間反応させたところ、次の組
成を有す′る粗生成物を得た。
未反応フェノール      38.5モル係フェニル
ー5−ブチルエーテル   15.6  //2−s−
ブチルフェノール      35.9   //2.
6−ジーS−ブチルフェノール    6.9〃実施例
1の方法で触媒を分離した粗生成物を250Cに3時間
加熱したが、アルキルフェノールの分解や転移は検知さ
れなかった。
実施例4 中心粒径80〜100ミクロンの市販r−アルミナ5J
を50 C+ −1mm11gで1時間減圧乾燥させた
後、テトラヒドロフラン10m1を加えて懸濁させた。
トリエチルアルミニウム11−をテトラヒドロフラン1
Ornlに溶解させたものをこれに加えて1時間煮沸還
流させた後、フェノール1.2fI−を加えてさらに1
時間還流させた。冷却後、テトラヒドロフラン20m/
!による洗浄を5回繰返して余剰のトリエチルアルミニ
ウムを除き、最後に触媒に付着するテトラヒドロフラン
を減圧下で留去した。
上記の触媒5P、フェノール20?、インブチレン26
?を使用し、耐圧反応器中でかき寸ぜながら反応させた
。その結果を表4に示した。
実施例5 実施例4においてトリエチルアルミニウムの代りにジエ
チルアルミニウムクロライド、テトラヒドロフランの代
りにトルエンを用いる他は実施例4と同一の操作を行な
った。結果を表4に示した。
実施例6 実施例4においてトリエチルアルミニウムの代りに塩化
アルミニウム1.−5%、テトラヒドロフランの代りに
ジクロルメタンを用いる他は実施例4と同一の操作を行
なった。結果を表4に示した。
実施例7 実施例4においてトリエチルアルミニウムの代りにジエ
チルアルミニウムフェノキサイド2.0fPを用いる他
は実施例4と同一の操作を行なった。
結果を表4に示した。
実施例8 を 実施例#においてトリエチルアルミニウムの代りにジエ
チルアルミニウムエトキサイドを用いる他は実施例4と
同一の操作を行なった。結果を表4に示した。
実施例9 実施例4においてトリエチルアルミニウムの代りにエチ
ルアルミニウムシェドキサイド1..5 iを用いる他
は実施例4と同一の操作を行なった。結果を表4に示し
た。
比較例2 実施例4においてトリエチルアルミニウムの代りにアル
ミニウムトリイソゾロホキサイド2.0gを用いる他は
実施例4と同一の操作を行なった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)オルソ位に少なくとも1個以上の水素原子を有ス
    ルフエノール類とオレフィンとを反応させて、選択的に
    オルソアルキルフェノール類を製造するに際し、アルミ
    ナに下記式〔I〕 At(Rx)n 0%2)3−11  CI)〔式中、
    1(1は水素、塩素、臭素、沃素、cl−C6のアルキ
    ル基まだはアリール基、■t2はcl−C6のアルコキ
    シル基またはアリールオキシル基であり、各R・1およ
    び各几2はそれぞれ独立に選択されえて、セしてnは1
    〜3である〕 で示されるアルミニウム化合物を加えて調製した触媒を
    用いて反応させることを特徴とするオルソアルキルフェ
    ノール類の製造方法。
  2. (2)該アルミニウム化合物のR,がアルキル基であり
    、そしてnが3である特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。
JP58005537A 1983-01-17 1983-01-17 オルソアルキルフエノ−ル類の製造方法 Pending JPS59130823A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4628127A (en) * 1985-06-25 1986-12-09 Ethyl Corporation Heterogeneous catalytic alkylation
US4631349A (en) * 1985-06-25 1986-12-23 Ethyl Corporation Heterogeneous catalyst process
KR970042454A (ko) * 1995-12-29 1997-07-24 황선두 고순도 오르토이소프로필페놀의 제조방법

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