JPS5913024B2 - 乾式現像剤の異物除去方法 - Google Patents

乾式現像剤の異物除去方法

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JPS5913024B2
JPS5913024B2 JP50095124A JP9512475A JPS5913024B2 JP S5913024 B2 JPS5913024 B2 JP S5913024B2 JP 50095124 A JP50095124 A JP 50095124A JP 9512475 A JP9512475 A JP 9512475A JP S5913024 B2 JPS5913024 B2 JP S5913024B2
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JP
Japan
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magnetic
magnet
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JP50095124A
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公生 中畑
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Canon Inc
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  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は静電荷による像を顕画化するための乾式現像装
置に関し、更に詳しくは乾式現像装置に於ける現像剤中
の不要な異物を除去する方法に関する。
現像剤の再使用機構を有する複写機について第1図に従
つて説明すると、図中1は感光体で導電層、光導電層、
絶縁層の3層構成を有し、該感光体1には特公昭42−
23910号公報に記載の方法で潜像を形成し、更に顕
画像を得る。
即ち、感光体1は先ずコロナ放電器2により前帯電を行
ない、更にAC電圧を印加した放電器3により除電を行
ない、同時に矢印4の如く光像照射を行なう。更に感光
体1は矢印方向に回転し、ランプ5により全面照射を受
け、該感光体1には静電潜像が形成される。形成された
潜像は現像装置6にて顕画化され、□の転写用放電器位
置で搬送されてきた転写紙に顕画像が転写される。なお
感光体に残存した不要なトナーはクリーニング用ブレー
ド8により感光体1面より掃き取られ、該ブレード8に
沿つて配置したスクリュー9により手前方向に送られて
、トナー回収ダクト10により上記現像装置6中へ再び
帰り再使用に供される。上記の如き現像剤を再使用する
機構を組み込むことにより、現像の再使用機を有さない
従来の複写機と比較してトナーの消費量が約30%節約
できる。またこれと同時に第1図の複写機では高耐久キ
ャリア及びトナーを用いることにより現像剤を入れ換え
ることなく約10万枚の複写画像を作成することが可能
となつた。しかし、従来の複写機でもいえるが、上記第
1図の複写機の如く現像剤を長時間使用している場合は
特に、複写画像を2〜3万枚程作成すると画像に転写ム
ラが目立つようになる。
上記現像の原因は我々の分析の結果、転写紙の紙繊維、
粗大粒子トナー等の異物が現像剤中に混入し、感光体を
現像することにより感光体面に付着し、感光体面と転写
紙との密着を阻害することによるものと判明した。即ち
上記異物は転写紙側へ移動することなく、感光体面に吸
着したまま残存し、クリーニング手段を用いて、又は直
接現像装置内に蓄積されていく、このため同一の現像剤
により複写を繰り返すと上記転写ムラが目立つてくると
いう問題を生じることになる。なお上記異物の生成は転
写紙の裁断面の紙繊維状況及び現像装置の駆動トルク・
温度・湿度等又は装置の使用環境に影響されるもので、
特に高速度で作動する複写機であつては著しいようであ
る。本発明の目的は現像剤中の異物の存在による上記諸
問題点を解決することにあり、更に具体的な異物除去方
法を提供することにより、複写画像の画像性を向上させ
ることにある。本発明の具体例は像担体上の靜電像を現
像する乾式現像装置に於て、移動する磁性体と該磁性体
と、相対的にその周囲を移動する非磁性体と、該非磁性
体下部に設けた異物収納手段とを有するものである。
例えば磁性体にはその周面に磁極を配置した円柱形磁石
、また非磁性体にはアルミニウム合金や樹脂等の材料で
作成した円筒の部材でも良い。そして異物収納手段とは
現像剤中の異物が落下する位置に設けた容器で良く、現
像装置と着脱自在に設けておけば便利である。以下第2
図により本発明の原理を説明すると、図の原理説明用の
装置はアルミニウム合金の非磁性体スリーブ11内に、
該スリーブ11と間隙を有し回転する円柱形の磁石12
を設けてある。
該磁石12はN極とS極とが交換に設けてあり、駆動手
段(図示せず)により矢印方向に回転する。上記スリー
ブ11の下方に設けてある箱体18は異物収納手段であ
る。ここでトナーと磁性体キヤリアより成る現像剤13
中に、異物として粗大トナ一14を混入し、上記現像剤
をスリーブ11に吸着させ上記磁石12を反時計方向に
80〜300rpmで回転する。するとスリーブ11上
の現像剤はN.S磁極が交互に現われる磁界により、該
スリーブ11上の現像剤は磁極部分で毛羽立ち、一方、
磁極間ではスリーブ11の表面に沿つて吸着移動を繰り
返す。これにより現像剤は磁石12の回転とは反対方向
にスリーブ11上で回転し、その間現像剤はスリーブ1
1上で回転運動するため、現像剤中の異物は現像剤の表
面部分へと分離されて、異物を収納する箱体に落下捕集
される。一方、このとき適正な混合比にあるトナーはキ
ヤリアと静電吸着してスリーブ11上を移動するが、過
剰にあるトナー及び静電荷力の不足したトナーは、スリ
ーブ11から飛散する。このことから上記箱体18をフ
イルタ一で構成し、該フイルタ一箱体に対し吸引力を作
用させることにより、上記過剰トナー等も捕集すること
が可能となる。なお上記第2図の装置に於ては、勿論、
スリーブ11と磁石12とを回転させ両者を相対的に作
動しても良い。第3図と第4図の装置は上記原理を適用
した異物除去方法の実施態様を示し、円柱形の磁石を回
転させ、現像剤中の異物を除去するものである。
第3図に於て、第3図aは機構の正面図で、スリーブ及
び円柱形磁石は上記第2図のものと同一である。スリー
ブ15は固定し、磁石16は矢印方向に回転し、その表
面には回転軸に対し直角方向に磁気配置する(第3図c
参照)。また現像剤案内板17を磁石16に対して傾斜
して固定配置する。なお該案内板17はスリーブが回転
する磁石と相対的に回転するものであるならば、スリー
ブ近傍に近接して設けておいても良い。上記案内板17
により現像剤は第3図bの如く長い距離を自転しはがら
公転するため、異物の分離が促進され、異物は箱体18
中へ落下し捕集される。第4図は上記第3図と異なり案
内板を用いることなく、上記第3図の如く現像剤を傾斜
しながら搬送するものである。
図に於て19は円柱状磁石でその円周方向にN.S磁極
が順次逆極性になるように螺旋状に配置されている(第
4図cを参照)。20はスリーブで反時計方向に回転し
、一方上記磁石19は時計方向に該スリーブ20と同時
に回転する。
これにより現像剤はスリーブ20上を第4図bの如く螺
旋状に公転しながら移動する。即ち第4図の場合は案内
板を設けることなく現像剤をスリーブ上で長い距離移動
できるので、異物の分離が促進され、異物は箱体21中
へ落下捕集される。第5図は本発明を乾式現像装置に適
用したものの実施態様を示すものである。
図中22なドラム状に構成した感光体、23は磁気ブラ
シ又はスリーブ現像装置の現像部、該現像部の下部には
2本の搬送攪拌スクリユ一24,25が配置されている
。これらスクリユ一24,25に隣接して設けた壁部材
26を介して異物除去機構27が配置されている。上記
機構27は第4図で説明した構成を有し、図中28はス
リーブ、29は円柱型磁石、30は異物を収納する箱体
で該スリーブ28と磁石29とは相対的に回転し、これ
らは上記スクリユ一24,25とも同期して回転する。
また破線31は現像装置の現像剤収納容器を示し、上記
箱体30は該容器31より着脱自在に設置されている。
一方、上記感光体22の上部には残存トナーのクリーニ
ング用ブレード32が設けてあり、除去された現像剤は
スクリユ一33により、トナー回収ダクト34に搬送さ
れ、再び現像剤収納容器31へ送られ再使用される。図
中矢印→は回転方向、または矢印→は現像剤の搬送方向
を示す。上記の如く現像装置を構成することにより、現
像装置の作動に伴つて異物除去機構も作動するため、同
一の現像剤を再使用しながら長時間使用しても、上記異
物混入による諸問題を防止することが可能となる。また
異物は現像剤中より自然に分離されるため、取扱いも簡
単でありその効果は大きい。
【図面の簡単な説明】 第1図は現像剤の再使用機構を有する複写機の略画によ
る側面図、第2図は本発明の原理を説明するための装置
を略画的に描いた側面図、第3図と第4図は本発明の異
物除去方法の実施態様を示すもので、第3図aと第4図
aは正面図、第3図bと第4図bは側面図、また第3図
cと第4図cは磁極を示すための磁石側面図であり、第
5図は本発明を適用した乾式現像装置の斜視図を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 交互異極が着磁されると磁性体と、該磁性体を包囲
    するように設けられた非磁性体円筒とを有し、上記磁性
    体を回転させることにより異物を含む現像剤を上記非磁
    性体円筒上で回転運動させ、非磁性体円筒上に吸着する
    現像剤の表面部分に上記異物を分離せしめ、該異物の落
    下により異物を現像剤から除去することを特徴とする乾
    式現像剤の異物除去方法。
JP50095124A 1975-08-05 1975-08-05 乾式現像剤の異物除去方法 Expired JPS5913024B2 (ja)

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JPS5219536A JPS5219536A (en) 1977-02-14
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0341218U (ja) * 1989-08-31 1991-04-19

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5011442A (ja) * 1973-06-02 1975-02-05

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5831147Y2 (ja) * 1973-09-14 1983-07-09 コニカ株式会社 デンシシヤシンフクシヤキノ ゲンゾウソウチ

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