JPS59129232A - 高吸水性樹脂の製造法 - Google Patents
高吸水性樹脂の製造法Info
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- JPS59129232A JPS59129232A JP373183A JP373183A JPS59129232A JP S59129232 A JPS59129232 A JP S59129232A JP 373183 A JP373183 A JP 373183A JP 373183 A JP373183 A JP 373183A JP S59129232 A JPS59129232 A JP S59129232A
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- Japan
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- water
- vinyl acetate
- copolymer
- resin
- maleate
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- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は特に植物や土壌の保水剤用途として有用な流水
中での流亡性を改良した高吸水性樹脂に関するものであ
る。
中での流亡性を改良した高吸水性樹脂に関するものであ
る。
高1吸水性を有する樹脂は、従来よりその機能を生かし
て植物・土壌の保水剤等の他にも、衛生材料、産業用材
料として利用され、その需要はまず督す伸びつつある。
て植物・土壌の保水剤等の他にも、衛生材料、産業用材
料として利用され、その需要はまず督す伸びつつある。
それに伴い、高吸水性を有する樹脂の製造に関しても多
くの技術が知られている。
くの技術が知られている。
例えば、未変性のポリビニルアルコールを水又は含水非
溶媒中で膨潤させ、これに放射線をあてることにより、
架橋させることけ古くより行われている。又、熱処理等
により架橋させたビニルエステルとエチレン系不飽和カ
ルボン酸のP M 合体のケン化物が優れた吸水能力を
有することも公知である。
溶媒中で膨潤させ、これに放射線をあてることにより、
架橋させることけ古くより行われている。又、熱処理等
により架橋させたビニルエステルとエチレン系不飽和カ
ルボン酸のP M 合体のケン化物が優れた吸水能力を
有することも公知である。
しかしながら、本発明者らがこれてで公知の方法により
得られた高吸水性8を脂を検討したところ、静置した状
態での吸水能力、並びに保水能力は確かに優れているも
のの、実際に例えば植物や土壌の保水剤として土壌中に
配合する場合には常時かなりの量の水を潅水するし、一
時的な大雨とか、地下水の影響などにより水が静置して
いる場合は希でたえず土壌中を水が移動しており、かか
る条件下では該高吸水性樹脂が流水中に徐々に溶は出す
という現象のあることが判明し、単に吸水倍率の大小の
みならず、流水中での高吸水性樹脂の持続効果が実用面
で大きな解決課題であることを知るに到った。
得られた高吸水性8を脂を検討したところ、静置した状
態での吸水能力、並びに保水能力は確かに優れているも
のの、実際に例えば植物や土壌の保水剤として土壌中に
配合する場合には常時かなりの量の水を潅水するし、一
時的な大雨とか、地下水の影響などにより水が静置して
いる場合は希でたえず土壌中を水が移動しており、かか
る条件下では該高吸水性樹脂が流水中に徐々に溶は出す
という現象のあることが判明し、単に吸水倍率の大小の
みならず、流水中での高吸水性樹脂の持続効果が実用面
で大きな解決課題であることを知るに到った。
しかして、本発明者らは上記流水中における流亡性を最
小限に押えてしかも、その性能は従来のものと全く変わ
らない高吸水性樹脂を開発すべくかねてより鋭意検討中
であったところ、マレイン酸モノエステルの含量が0.
2〜15モル%でがっケン化度が70〜1oロモル%の
酢酸ビニル−マレイン酸モノエステル共重合体ケン化物
に含水状態で0.1〜50 Mradsの電子線又は放
射線処理(以下単に放射線処理という)を施すことによ
って、流水中における流亡性が飛躍的に改善されるこ々
を見出し、本発明を完成するに到った。
小限に押えてしかも、その性能は従来のものと全く変わ
らない高吸水性樹脂を開発すべくかねてより鋭意検討中
であったところ、マレイン酸モノエステルの含量が0.
2〜15モル%でがっケン化度が70〜1oロモル%の
酢酸ビニル−マレイン酸モノエステル共重合体ケン化物
に含水状態で0.1〜50 Mradsの電子線又は放
射線処理(以下単に放射線処理という)を施すことによ
って、流水中における流亡性が飛躍的に改善されるこ々
を見出し、本発明を完成するに到った。
末完り」の必須要件の第1は才ず共重合体の構成単量体
が酢酸ビニルとマレイン酸モノエステルであり、かつ該
共重合体におけるマレイン酸モノエステルの含量が帆2
〜15モル%、より好ましくは0.5〜5モル%でかつ
ケン化度が70〜100モル%の範囲から選ばれるとい
う事である。単量体の種類が、他のエチレン系不飽和カ
ルボン酸、例えばアクリル酸、メタクリル酸及びその誘
導体であったり、又マレイン酸モノエステルの含有量が
15モル%を超えた場合、得られる樹脂を放射線処理し
ても流水中における流亡性はほとんど改善されない。低
変性率の酢酸ビニル−マレイン酸モノエステル共重合体
ケシ化物という限定された樹脂に対して放射線処理を行
うことによりかかる優れた性質が得られるという事は意
外な事である。更にポリビニルアルコールにマレイン酸
モノエステル等を後反応させたマレイン化ポリビニルア
ルコールを放射線処理しても本発明の効果は得られない
。
が酢酸ビニルとマレイン酸モノエステルであり、かつ該
共重合体におけるマレイン酸モノエステルの含量が帆2
〜15モル%、より好ましくは0.5〜5モル%でかつ
ケン化度が70〜100モル%の範囲から選ばれるとい
う事である。単量体の種類が、他のエチレン系不飽和カ
ルボン酸、例えばアクリル酸、メタクリル酸及びその誘
導体であったり、又マレイン酸モノエステルの含有量が
15モル%を超えた場合、得られる樹脂を放射線処理し
ても流水中における流亡性はほとんど改善されない。低
変性率の酢酸ビニル−マレイン酸モノエステル共重合体
ケシ化物という限定された樹脂に対して放射線処理を行
うことによりかかる優れた性質が得られるという事は意
外な事である。更にポリビニルアルコールにマレイン酸
モノエステル等を後反応させたマレイン化ポリビニルア
ルコールを放射線処理しても本発明の効果は得られない
。
又、マレイン酸モノエステルの含mカ0.2 モ/l/
%以下、即ちほぼ未来性のポリビニルアルコール及びケ
ン化度が70モル%以下の酢酸ビニル−マレイン酸モノ
エステル共重合体を放射線処理したものでは流亡性はも
とより、前記共重合体に比して吸水能力・保水能力がか
なり劣るものとなる。尚、マレイン酸モノエステルとし
ては通常マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノエチル
が使用される。
%以下、即ちほぼ未来性のポリビニルアルコール及びケ
ン化度が70モル%以下の酢酸ビニル−マレイン酸モノ
エステル共重合体を放射線処理したものでは流亡性はも
とより、前記共重合体に比して吸水能力・保水能力がか
なり劣るものとなる。尚、マレイン酸モノエステルとし
ては通常マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノエチル
が使用される。
必須要件の第2は、上記酢酸ビニル−マレイン酸モノエ
ステル共重合体ケシ化物を含水状態で0・1〜50 M
rads の放射線処理を施す事である。
ステル共重合体ケシ化物を含水状態で0・1〜50 M
rads の放射線処理を施す事である。
含水率は通常1〜50重量%の範囲から選ばれる。
1重量%以下では放射線処理を行っても本発明の目的と
する高1吸水性樹脂は得られないし、50重量%を超え
ると該共重合体ケシ化物の粒子同志が融着して高吸水性
樹脂としての性質を失う傾向がる。
する高1吸水性樹脂は得られないし、50重量%を超え
ると該共重合体ケシ化物の粒子同志が融着して高吸水性
樹脂としての性質を失う傾向がる。
あ ゛ 、7− 本発明に言う含水状態とは、
水とアルコール、エステル、ケトンなどとの混合液であ
ってもよい。アルコールとしては、共重合体ケシ化物を
溶かさなければ特に限定はないアセトンなどとの混合液
などが挙げられる。但し本発明に占う含水率とは次式に
より算出されるものである。
水とアルコール、エステル、ケトンなどとの混合液であ
ってもよい。アルコールとしては、共重合体ケシ化物を
溶かさなければ特に限定はないアセトンなどとの混合液
などが挙げられる。但し本発明に占う含水率とは次式に
より算出されるものである。
かかる状態の酢酸ビニル−マレイン酸モノエステル共重
合体ケン化物に対し、放射線処理を行う。
合体ケン化物に対し、放射線処理を行う。
本発明に言う放射線処理とは電子線、α線、β線、T線
、X線、中性子線を照射することであるが、通常は線源
の安定性から電子線・T線が好んで用いられる。該放射
線の照射線量は先にも述べた如< 0.1〜50 Mr
adsでなければならず0 、1 Mrads以下では
効果が得られず、又50 Mrads以上照射すると吸
水倍率(吸水時の重量と吸水前の重量比)が急激に低下
し、高吸水性樹脂としての機能を果たさない。
、X線、中性子線を照射することであるが、通常は線源
の安定性から電子線・T線が好んで用いられる。該放射
線の照射線量は先にも述べた如< 0.1〜50 Mr
adsでなければならず0 、1 Mrads以下では
効果が得られず、又50 Mrads以上照射すると吸
水倍率(吸水時の重量と吸水前の重量比)が急激に低下
し、高吸水性樹脂としての機能を果たさない。
本発明の酢酸ビニル−マレイン酸モノエステル共重合体
ケン化物は公知の任意の方法で製造できるが、代表的に
は、重合開始剤、例えばジクーシャリーグチルパーオキ
シド、ベンゾイルパーオキシドの過酸化物、過硫酸アン
モニウムなどの過硫酸塩類の存在下、反応温度60〜7
5℃で酢酸ビニルとマレイン酸モノメチルを共重合させ
る。得られる共重合体を公知の方法、通常はアルコール
を主成分とする有機溶媒中で、水酸化す) IJクム等
の適当なアルカリ物質を用いてケシ化を行う。
ケン化物は公知の任意の方法で製造できるが、代表的に
は、重合開始剤、例えばジクーシャリーグチルパーオキ
シド、ベンゾイルパーオキシドの過酸化物、過硫酸アン
モニウムなどの過硫酸塩類の存在下、反応温度60〜7
5℃で酢酸ビニルとマレイン酸モノメチルを共重合させ
る。得られる共重合体を公知の方法、通常はアルコール
を主成分とする有機溶媒中で、水酸化す) IJクム等
の適当なアルカリ物質を用いてケシ化を行う。
該共重合体ケシ化物を含氷状急にする際は樹脂を温度6
0〜45°C1相対湿度90〜ioo%の状態で20〜
50時間程度吸湿させればよい。
0〜45°C1相対湿度90〜ioo%の状態で20〜
50時間程度吸湿させればよい。
かくして含水率を訳1慾した後、該共重合体ケン化物に
放射線を照射する場合、特に規制するものではないか、
照射線量をできるだけ必要最小限にするために通常は酸
素濃度が1000 ppm以下の窒素雰囲下にて行−う
。
放射線を照射する場合、特に規制するものではないか、
照射線量をできるだけ必要最小限にするために通常は酸
素濃度が1000 ppm以下の窒素雰囲下にて行−う
。
かくして得られる本発明の流亡性を改善した高吸水性樹
脂は、従来使用されている衛生用品等にももちろん、使
用可能ではあるが、特にその性質が生かされるのは、常
時又は、一時的に水が流れる場所でかつ常に保水状態が
必要な所、例えば砂地における植物栽培用の保水剤、育
苗用培土、園芸用培土などの用途に非常に有用々もので
ある。
脂は、従来使用されている衛生用品等にももちろん、使
用可能ではあるが、特にその性質が生かされるのは、常
時又は、一時的に水が流れる場所でかつ常に保水状態が
必要な所、例えば砂地における植物栽培用の保水剤、育
苗用培土、園芸用培土などの用途に非常に有用々もので
ある。
更に粉末としてのみならず、フィラメント、フィルム等
の成形物としても優れた性能を有するものである。
の成形物としても優れた性能を有するものである。
以下、実施例によって本発明を具体的に脱明する。
但し、例中「吸水倍率」及び「残存率」とあるのは次の
方法により、算出したものである。
方法により、算出したものである。
「吸水倍率」:放射線処理を施しだ8j UFr試料の
純樹脂分の500倍(重量比)のイオン父換水に一孜浸
1頁した後、得られたゲルを戸別し、その重量を測り、
次の式により算出する。
純樹脂分の500倍(重量比)のイオン父換水に一孜浸
1頁した後、得られたゲルを戸別し、その重量を測り、
次の式により算出する。
「残存率」:流水中に一定時間さらした樹脂を戸別し、
105℃にて6時t^1乾燥後、乾炸校脂の重量を測り
、次の式により算出する。
105℃にて6時t^1乾燥後、乾炸校脂の重量を測り
、次の式により算出する。
実施例1
マレイン酸モノメチル含量2.1モル%の酢酸ビニル−
マレイン酸モノメチル共重ケシグン化物(粒度0.84
〜1.41mm、ケン化度94.1モル%)を温度ろO
′C1相対湿度98%の状態に48時間放置し、含水率
25.6重量%とした。カサ比重(100−メスシリン
ダーに該樹脂を入れ縦横方向に振動を加えて最密充填と
し、その重量を測った。)は0.454 y/−であっ
た。
マレイン酸モノメチル共重ケシグン化物(粒度0.84
〜1.41mm、ケン化度94.1モル%)を温度ろO
′C1相対湿度98%の状態に48時間放置し、含水率
25.6重量%とした。カサ比重(100−メスシリン
ダーに該樹脂を入れ縦横方向に振動を加えて最密充填と
し、その重量を測った。)は0.454 y/−であっ
た。
この試料40.6 yを16cTn×24c1nのポリ
エステルフィルム製の容器に入れ、試料の厚みを約2.
9mmとした。試料雰囲気を窒素ガスで置換した後、加
速電圧750KVの電子線照射装置にて5Mradsの
電子線を照射し−て、吸水倍率が168.4の高吸水性
樹脂を得た。
エステルフィルム製の容器に入れ、試料の厚みを約2.
9mmとした。試料雰囲気を窒素ガスで置換した後、加
速電圧750KVの電子線照射装置にて5Mradsの
電子線を照射し−て、吸水倍率が168.4の高吸水性
樹脂を得た。
該高吸水性樹脂1.ろ9をナイロンタフタ製濾過袋に入
れ、樹脂が袋の口から流出しないようにして水を一杯に
満たしたビーカー中に浸した。更に水を該袋の上部から
約LI U時間の量で流し続けて樹脂を流水中にさらし
だ。約20時間後、40時間後、80時間後、175時
間後における該樹脂の残存率を測定した。又、同時に吸
水倍率も測定したが、+ 67.5でほとんど変化は見
られなかっだ。
れ、樹脂が袋の口から流出しないようにして水を一杯に
満たしたビーカー中に浸した。更に水を該袋の上部から
約LI U時間の量で流し続けて樹脂を流水中にさらし
だ。約20時間後、40時間後、80時間後、175時
間後における該樹脂の残存率を測定した。又、同時に吸
水倍率も測定したが、+ 67.5でほとんど変化は見
られなかっだ。
残存率についての測定結果を第1表に示す。
実施例2
マレイン酸モノメチル含量6.9モル%の酢酸ビニル−
マレイン酸モノメチル共重合体ケン化物(粒度0.84
〜0.50++++++、ケン化度98.1モル%)を
実施例1に順じて含水率29.8重量%とした。
マレイン酸モノメチル共重合体ケン化物(粒度0.84
〜0.50++++++、ケン化度98.1モル%)を
実施例1に順じて含水率29.8重量%とした。
カサ比重は0.5ろ09/rneであった。
以下、実施例1と同様にして電子線照射を行い、吸水倍
率が105の高吸水性樹脂を得て、その流亡性を測定し
た。又、175時間後の吸水倍率を測定しだが、+0+
と弱冠低くなっただけであった。
率が105の高吸水性樹脂を得て、その流亡性を測定し
た。又、175時間後の吸水倍率を測定しだが、+0+
と弱冠低くなっただけであった。
結果を第1表に示す。
実施例ろ
マレイン酸モノメチル含量0.5モル%の酢酸ビニル−
マレイン酸モノメチル共重合体ケン化物(粒度2.0〜
1.41脳、ケン化度98.0モル96)を実施例1に
順じて含水率15,2重量%(但し、メチルアルコール
を溶媒中に10重星形含有)とした。カサ比重は0.5
83 y/m!であった。
マレイン酸モノメチル共重合体ケン化物(粒度2.0〜
1.41脳、ケン化度98.0モル96)を実施例1に
順じて含水率15,2重量%(但し、メチルアルコール
を溶媒中に10重星形含有)とした。カサ比重は0.5
83 y/m!であった。
以下、実施例1と同様にして電子線照射を行い(イ1」
シ、照射量1l−1:3 Mrads)、吸水倍率が1
60.8の高吸水性イ友脂を得てその流亡性を測定した
。又175時間後の吸水倍率を測定したところ、160
とほとんど変化なかった。
シ、照射量1l−1:3 Mrads)、吸水倍率が1
60.8の高吸水性イ友脂を得てその流亡性を測定した
。又175時間後の吸水倍率を測定したところ、160
とほとんど変化なかった。
結果を第1表に示す。
実施例4
マレイン酸モノメチル含量11.8モル%の酢酸ビニル
−マレイン酸モノメチル共重合体ケン化物(粒度0.8
4〜j、41脳、ケン化度98.5モル%)を実施例1
に順じて含水率19.3重量%とした。
−マレイン酸モノメチル共重合体ケン化物(粒度0.8
4〜j、41脳、ケン化度98.5モル%)を実施例1
に順じて含水率19.3重量%とした。
カサ比重は0.475 y/mlでアラた。
以下、実施例1と同様にして電子線照射を行い(但し、
照射量はl MradS ) 、吸水倍率が96,2の
高吸水性樹脂を得てその流亡性を測定した。又、175
時間後の吸水倍率を測定したところ、96とほとんど変
化はなかった。
照射量はl MradS ) 、吸水倍率が96,2の
高吸水性樹脂を得てその流亡性を測定した。又、175
時間後の吸水倍率を測定したところ、96とほとんど変
化はなかった。
結果を第1表に示す。
第1表
比較例1〜7
第2表に示す如き種類の単量体を酢酸ビニルと共重合さ
せて樹脂を製造し、それぞれ電子線処理又は、熱処理等
を行って高吸水性樹脂を得た。
せて樹脂を製造し、それぞれ電子線処理又は、熱処理等
を行って高吸水性樹脂を得た。
実施例1と同じようにして流亡性及び吸水倍率を測定し
た。
た。
第2表に各比較例において使用した酢酸ビニル以外の単
量体の種類・含有量及び得られた樹脂の粒度・ケン化度
・処理前の含水率、カサ比重、及び処理方法を示した。
量体の種類・含有量及び得られた樹脂の粒度・ケン化度
・処理前の含水率、カサ比重、及び処理方法を示した。
又、第6表に各樹脂の流亡性、吸水倍率についての測定
結果を示す。
結果を示す。
第2表
ω9 比較例1は未変性のポリビニルアルコールを使用
した。
した。
第 5 表
←)残存率の単位はいずれも重量%である。
比較例i
実施例1で使用した共重合体ケシ化物の代わりにポリビ
ニルアルコールにマレイン酸を後反応さセタマレイン化
ポリビニルアルコール(マレイン酸含有量6モル%、ケ
ン化度88モル%)を使用して以下実施例1と同様にし
て高吸水性樹脂を得た。該樹脂を用いて残存率及び吸水
倍率の変化を測定したが、結果は比較例2とほぼ同じで
あった。
ニルアルコールにマレイン酸を後反応さセタマレイン化
ポリビニルアルコール(マレイン酸含有量6モル%、ケ
ン化度88モル%)を使用して以下実施例1と同様にし
て高吸水性樹脂を得た。該樹脂を用いて残存率及び吸水
倍率の変化を測定したが、結果は比較例2とほぼ同じで
あった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 マレイン酸モノエステルの含量が0.2〜15モル
%でかつケン化度が70〜10絢の酢酸ビニル−マレイ
ン酸モノエステル% 重b 体グン化物に含水状台で0
.1〜50 Mradsの電子線又は放射線を照射する
ことを特徴とする高吸水性樹脂の製造法。 2 マレイン酸モノエステルがマレイン酸モノメチル又
はマレイン酸モノエチルである特許請求の範囲第1項記
載の高吸水性樹脂の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP373183A JPS59129232A (ja) | 1983-01-12 | 1983-01-12 | 高吸水性樹脂の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP373183A JPS59129232A (ja) | 1983-01-12 | 1983-01-12 | 高吸水性樹脂の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59129232A true JPS59129232A (ja) | 1984-07-25 |
JPH0261976B2 JPH0261976B2 (ja) | 1990-12-21 |
Family
ID=11565399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP373183A Granted JPS59129232A (ja) | 1983-01-12 | 1983-01-12 | 高吸水性樹脂の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59129232A (ja) |
Cited By (9)
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---|---|---|---|---|
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WO2007023983A1 (en) * | 2005-08-23 | 2007-03-01 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Method of surface cross-linking superabsorbent polymer particles using ultraviolet radiation |
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-
1983
- 1983-01-12 JP JP373183A patent/JPS59129232A/ja active Granted
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