JPS59129147A - エンボス化粧板の製造方法 - Google Patents

エンボス化粧板の製造方法

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Publication number
JPS59129147A
JPS59129147A JP58003369A JP336983A JPS59129147A JP S59129147 A JPS59129147 A JP S59129147A JP 58003369 A JP58003369 A JP 58003369A JP 336983 A JP336983 A JP 336983A JP S59129147 A JPS59129147 A JP S59129147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
paint
decorative board
embossed decorative
convex portions
Prior art date
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Pending
Application number
JP58003369A
Other languages
English (en)
Inventor
松尾 俊亮
山内 登喜雄
俊和 高井
板垣 陸男
健吉 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP58003369A priority Critical patent/JPS59129147A/ja
Publication of JPS59129147A publication Critical patent/JPS59129147A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は表面に凹凸模様を形成した基材の該凹部及び凸
部に、凹部の全部を埋めることなく硬化性の着色透明又
は半透明な塗料を塗布し、該塗布面をフィルムで被覆し
、該塗料を硬化せしめることにより、凸部の周壁に他の
部分より肉厚の塗膜を形成せしめ、この肉厚の差に因る
色の濃淡模様を凸部周壁に同調させて形成したエンボス
化粧板を製造する方法に関する。
これを本発明の実施例を示す図面にもとづいて説明する
と、次の通りである。
すなわち、本発明の方法は第1図fa)に示すような表
面に凹部(2)と凸部(3)とから成る模様を形成した
基材(1)の該凹部及び凸部に、同図(b)に示すよう
に凹部の全部を埋めることな(硬化性の着色透明又は半
透明な塗料(5)を塗布し、同図(C)に示すように該
塗布面をフィルム(6)でvl、覆し、該塗料を硬化せ
しめ、次いで同図(d)に示すように該フィルムを剥離
することを特徴とするエンボス化粧板の製造方法である
本発明で使用される基材(1)としては、ベニヤ合板、
ハードボード、バーチクルボード、鋼板、パルプセメン
ト板、スレート板、硅酸カルシウム板、石膏ボード、糺
酸マグネシウム板等が挙げられる。これらの基材に形成
する凹部と凸部の高低差は任意であるが、100〜数1
000ミクロン程度が適当である。また、凹凸模様の形
状には制約はなく、凹部の深さも適宜に変化をもたせる
こともできる。
本発明では、基材の表面に硬化性の着色透明又は半透明
な塗料を塗布する前に、凹部及び凸部に下地処理塗料を
塗布することも妨げない。殊に、基材が多孔質である場
合や基材の表面が美麗でない場合等には予め下地処理塗
料を塗布しておくと有利である。
本発明の方法においては、塗料の硬化手段に特別な限定
をもたず、その硬化手段として光照射、電子線照射又は
加熱のいずれをも採用することができ、また塗料の材質
にも特別な制限をもたない。
従って、本発明で用いる硬化性の着色透明又は半透明な
塗料(5)としては、市販されているエポキシ樹脂系、
不飽和ポリエステル樹脂系、アクリル樹脂系、ウレタン
樹脂系等の光硬化性、電子線硬化性又は熱硬化性の各種
塗料を挙げることができる。
本発明の方法においては、上記の塗料を凹部(2)の全
部を埋めないように塗布し、次いでその塗布面をフィル
ム(6)で被覆してから、光照射、電子線照射又は加熱
により該塗料を硬化せしめる。その際に光照射又は電子
線照射を行う場合には、フィルム(6)は光透過性又は
電子線透過性でなければならず、加熱を行う場合には必
ずしもその必要はない。
上記のいずれの硬化手段を採用する場合でも透明なポリ
エステルフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピ
レンフィルム等の各種プラスチックフィルムを使用でき
る。
このフィルム(6)は塗布面を被覆したのち各凸部に密
着するようにゴムロール等でならすことが望ましい。塗
布面をフィルム(6)で被覆することにより、凸部(3
)の上面の塗料の一部は凸部(3)の周壁(4)に流れ
ると共に、凹部(2)内の塗料の一部が表面張力により
凸部の周壁(4)に沿って引き上げられるので、凸部(
3)の周壁(4)に肉厚の塗膜が形成される。
本発明の方法は上記の通りであるから、得られたエンボ
ス化粧板は、凸部(3)の周壁(4)に他の部分より肉
厚の塗膜(7)が形成され、この肉厚の差に因って色の
濃淡模様が凸部周壁に同調して鮮やかに表現されるので
ある。
また、本発明の方法によって得られるエンボス化粧板は
、凹部の深さに変化をもたせることにより、凸部周壁の
みならず凹部にも濃淡の変化を与えることもできるので
、極めて雅趣に富んだ立体的多彩模様の化粧板とするこ
とができる。
更に、本発明の方法によって得られるエンボス化粧板は
、その表面が耐候性、耐溶剤性に優れ且つ高硬度の硬化
塗膜により形成されているので、各種の建築材料或いは
家具材として有用である。
〔実施例1〕 100ミクロン及び1000ミクロンの深さの凹部が散
在するスタッコ調エンボスを施した7 m / m厚の
ハードボードの表面上全面に、凹部の全部を埋めること
なく溶剤タイプの白色アクリルウレタン樹脂製下地処理
塗料をゴム質の柔らかいナチュラルコーターにて2コ一
ト60g/n(の割合で塗布し乾燥した。次に、同下地
処理塗料を同じく凹部の全部を埋めることなくフローコ
ーターで1コ一ト100g/Mの割合で重ね塗りし乾燥
した。次いで表面を整えるためワイドベルトサングーで
サンディングしたのち、同じく凹部の全部を埋めること
なく無溶剤型の薄ピンク色に着色した半透明の光硬化性
アクリル樹脂系カラークリヤーをエアースプレィ法で2
00g/rr?の割合で塗布した。同塗布面を厚さ10
0ミクロンのポリエステルフィルムで被覆し、フィルム
面上をゴムロールで押圧しつつならしてフィルムを凸部
に密着せしめてから出力120 W / Cm、ランプ
1本(メタルハライド)の紫外線照射装置にて、速度:
5m/+nin、ランプからの距離:110m/m、通
し回数=1回の条件で塗料を硬化せしめ、次いでフィル
ムを剥離して目的のエンボス化粧板を得た。
〔実施例2〕 実施例1と同様に下地塗装及びサンディング処理を施し
たハードボードの表面に凹部の全部を埋めることなく、
無溶剤型の薄ピンク色に着色した半透明の電子線硬化性
不飽和エポキシ樹脂系カラークリヤーをエアースプレィ
法で200g/mの割合で塗布″した。同塗料を厚さ1
00ミクロンのポリエステルフィルムで被覆し、フィル
ム面をゴムロールで押圧しつつならしてフィルムを凸部
に密着せしめてから、出力300Keνの電子線照射装
置で3Mrad照射して塗料を硬化せしめ、次いでフィ
ルムを剥離して目的のエンボス化粧板を得た。
〔実施例3〕 実施例1と同様に下地塗装及びサンディング処理を施し
たハードボードの表面に凹部の全部を埋めることなく薄
ピンク色に着色した半透明の熱硬化性不飽和ポリエステ
ル樹脂系のカラークリヤーをフローコーター法で200
 g/%の割合で塗布した。同塗布面を厚さ100ミク
ロンのポリエステルフィルムで被覆し、フィルム面上を
ゴムロールで押圧しつつならしてフィルムを凸部に密着
せしめてから45°Cで50分間加熱して塗料を硬化せ
しめ、次いでフィルムを剥離して目的のエンボス化粧板
を得た。
得られた化粧板の表面は、いずれも凸部は平滑であり且
つ凸部周壁に同調して恰も濃いピンク色で縁取りを施し
た如き模様を呈すると共に、凹部にも微妙な色彩の差異
が見られる極めて雅趣に富んだエンボス化粧板であった
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によって得られるエンボス化粧板の製造
工程を示す部分断面図であり、第2図は本発明Gこよっ
て得られたエンボス化粧板の部分拡大平面図であり、第
3図は第2図のA−A’に沿った断面図である。 1−一一〜−−基材、   2−−−−−一凹部3−−
−−−一凸部、   4−−−−−一凸部周壁5−−−
−−一塗料、   6−−−−−−フイルム7−−−−
−−肉厚塗膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 表面に凹部と凸部とから成る模様を形成した基材の該凹
    部及び凸部に、凹部の全部を埋めることなく硬化性の着
    色透明又は半透明な塗料を塗布し、該塗布面をフィルム
    で被覆し、該塗料を硬化せしめ、次いで該フィルムを剥
    離することを特徴とするエンボス化粧板の製造方法。
JP58003369A 1983-01-14 1983-01-14 エンボス化粧板の製造方法 Pending JPS59129147A (ja)

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JP58003369A JPS59129147A (ja) 1983-01-14 1983-01-14 エンボス化粧板の製造方法

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