JPS5912902A - 新規高分子化合物の製造法 - Google Patents

新規高分子化合物の製造法

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JPS5912902A
JPS5912902A JP12064482A JP12064482A JPS5912902A JP S5912902 A JPS5912902 A JP S5912902A JP 12064482 A JP12064482 A JP 12064482A JP 12064482 A JP12064482 A JP 12064482A JP S5912902 A JPS5912902 A JP S5912902A
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稔 秋山
Takafumi Yamamizu
山水 孝文
Kunihiko Takeda
邦彦 武田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、塩基性複素芳香環を側鎖に有する新規な高分
子化合物と、その製法に関するものである。具体的には
、本発明は、スチレン単位を主成分とする高分子化合物
(以下、単にポリスチレンと呼ぶ)のベンゼン核の一部
または全部がチアゾール基を有するベンゼン核に置換さ
れた新規な高分子化合物と、その製法に関するものであ
る。
本発明になる新規高分子化合物は、塩基性の複!芳香環
を含むという化学的特徴を有し、脱酸試薬または共役酸
の形で酸触媒として有用性を示し得るものである。
側鎖にチアゾール基を有する高分子化合物としては、ポ
リ(4−ビニル)チアゾール、ポリ(4−メチル−5−
ビニル)チアゾールおよびその部分N−4級化体が、 
C0l、、Schilling Jro等(MaCrO
−molecules、 1 + 445(1968)
)によって報告されており、ビタミンB、類似の反応促
進作用について言及もされている。
しかしながら、機能性高分子化合物のための担体として
、最も繁用されているものの一つ、ポリスチレンへの塩
基性複素芳香環の導入については、゛ ポリ(イミダゾ
リルメチル)スチレンの合成(J、P、Collman
等、 Journal of 7vr1erican 
ChemicalSociety 、96.6800(
1974))、ポリにコチノイル了ミノ)スチレン〔大
河原等、工業化学雑誌、65.1658(1962)E
等が報告されているにすぎない。
本発明者らは、特殊な官能基を有する物理化学的にすぐ
れた機能性高分子を開発すべく研究した結果、本発明に
到達した 本発明になる新規高分子化合物の分子構造的特徴は、導
入された塩基性複素芳香環自体にあるばかりでなく、そ
の塩基性複素芳香環がポリスチレンのベンゼン核と直接
結合していることである。
本発明になる新規高分子化合物は、構造単位←)を常に
含み、構造単位(イ)および(ハ)を一定の範囲内で含
有するか、も1. <は含有しておらず、かつ構造単位
(イ)、(ロ)+(’gの総和は、本化合物を構成する
単位量体総数の、50モル係以上を占める。
より詳細に特定すれば、 ΣS/Σφ= 0.05〜1、ΣA/Σ11 = O−
0,5であって、ΣS/ΣA≧1である。
ここで、 ΣS=高分子中のSの総数 ΣA=高分子中のAの総数 Σφ=高分子中のベンゼン核の総数 であり、ベンゼン核とは置換ベンゼンも含む。
スチレンに由来する上記の構造単位0)、←)、(ハ)
以外に、本化合物中には、スチレンとの共重合性単量体
として、次に掲ける単量体の一つを構造単位として含ん
でもよい。すなわち、それはハロゲン、ニトロ、メトキ
シ等を核にもつ置換スチ□レン。
α−メチルスチレン、ブタジェン、イソプレン、プロピ
レン、エチレンの如き非架橋性単量体であルカ、また゛
はジビニルベンゼン、ブタジェンの如き架橋性単量体で
ある。
本発明になる新規高分子化合物(I)を創造するために
は、ポリスチレンのベンゼン核の一部または全部がα−
ハロアシル基の)を有するベンゼン核に置換された高分
子化合物〔以下、ポリ(α−ハロアシル)スチレンと呼
ぶ〕と、チオアミドまたはアミドと五硫化リンの組合せ
、および適当な溶媒から成る混合系を必要とする。使用
されるポリ(α−ハロアシル)スチレン中のα−ハロア
シル基の含有量は、ポリスチレン中の全ベンゼン核の5
〜100モル係に相当する量がよい。含有量5モル係以
下のポリ(α−ハロアシル)スチレンから・本発明の新
規高分子化合物を膜端した場合、新規高分子化合物はそ
の特徴とする機能を著しく減殺されてしまうので好まし
くない。
ホII (α−ハロアシル)スチレンハ、ポリスチレン
にフリーデルクラフッ反応条件で、α−ハロアシルハラ
イドを反応させることによって得られる。例えば、J 
、P、Tam等(Journal of A+neri
canChemical 8ociet)’* 198
Q 、102 w6124 )によって報告きれている
如くである。
され、x 、 x’はクロルまた祉ブロム基、几は水素
または炭素数1〜4の直鎖アルキル基である、炭素数が
5以上または分枝したアルキルの場合には、チアゾール
糸導入の際、導入率が低くなシ好ましくない。
ポリスチレンe」、スグーレン単位をモル比で5011
以上含むものてあり、粉状でも架構型でもよく、スチレ
ン系の高分子を使用することができる。線状ポリスチレ
ンの具体例としては、スチレンの単独重合体の他に、ハ
ロゲン、ニトロ、メトキシ等を核にもつ置換スチレンお
よびα−メチルスチレン、フタジエン、イソプレン、フ
ロピレン、エチレンの如き単量体との共重合体などかめ
る。使用できる線状ポリスチレンの平均分子量は、特に
限定されないが、通常5.000から5.000.00
0の範囲にある。また、架橋ポリスチレンの具体例とし
テハ、ジビニルベンゼン、ブタジェンの如き架橋性単槍
体との共重合体などがある。これらの各種ポリスチレン
は、如何なる重合法によって製造され次かにはよらず使
用することができる。
本発明になる新規高分子化合物を製造するためには、ポ
リ(α−ハロアシル)スチレンと反応シてチアゾール環
を形成せしめる環化剤として、一般式 H,’CNH,
で示されるチオアミド、またはそ1 の代替として一般式 I(’CNH,で示されるアミド
と1 五硫化リンの組合せが必要である。チオアミドは、性溶
媒中で加熱することによって得られる。したがって、了
ミドと五硫化リンの組合せは、チアゾール環形成反応時
に、その場でチオアミドを形成するものと推定される。
使用される適当なチオアミドまたはアミドとしては、R
′がHまたはCが1ないし9個の(G鎖あるいは分枝の
アルキル基またはアルケニル基である。
これ以上に分子量の大きい了ミドまたはチオアミドを用
いると、反応率の著しい低下を起こし、たり、反工6後
の洗浄精製が困難となり好ましくない。
使用するチオアミドの量は、ポリ(α−ハロアシルスチ
レン)中のα−ハロ了シル基1モルに対し0.5〜10
モル、好ましくは1〜5モルである。
また、了ミドと五硫化リンの組合せを用いる時は、アミ
ドの樺は、チオアミドと同じモル数範囲で使用され、五
硫化リンは了ミド1モルに対し O,i〜0.5モルを
用いることができるが1通常0.15〜0.25モルが
好ましい。
本発明になる新規高分子化合物を製造するためには、適
当な溶媒の存在下で、チアゾール環形成反応を実施する
ことが必要である。溶媒としては、ポリ(α−ハロアシ
ルスチレン)を溶解または分散させることができ、ポリ
(α−ハロ了シルスチ。
レン)K対する親和性が高く、かつチオアミドまたは了
ミドと五硫化リンを溶解し得る性質を有するものが好ま
しい。しかも、α−ハロアシル基、チオアミドあるいは
アミド、五硫化11ンのいずれをも分解する性質を有し
ないことが心安である。
適当な溶媒の具体例は、ベンセン、トルエン、クロルベ
ンゼン、ニトロベンゼン、ジオキサン、テトラヒドロフ
ラン、テトラクロロエタン、トリクロロエタン、テトラ
クロロエチレン等である。
使用する溶媒の量は、同時に使用されるポリ(α−ハロ
アシルスチレン)およびチオアミド、lたはアミドの種
類、量に応じて変動するが、通常ポリ(α−)・ロアシ
ルスチレン)1重Jfr部に対し、1重量部ないし30
重量部、好ましくは3重浦部ないし15重量部である。
本発明になる新規高分子化合物の製造法は、後記する実
施製で具体的に示すが、ここで、その概苛を説明すると
次のとお)である。
所定飯のポリ(α−ハロアシルスチレン)を攪拌しなが
ら、溶媒に溶解または分散させる。そこへチオアミドま
たれアミドと五硫化リンを加えた後、攪拌下加熱する。
加熱温度は、使用する溶媒およびチオアミド(またはア
ミドと五硫化リン)に依存するが、40〜180℃、好
ましくは50〜150℃の間の所定の温度に設定する。
加熱、攪拌を反応速度に応じて1〜12時間続けた後、
反応を終了させる。反応終了後、生成物が溶解している
場合は、水またはメタノールの如き貧溶媒を加えて沈澱
させる。必要に応じて反応溶媒の一部を留去後、貧溶媒
を加えると沈澱生成が効果的に起こる。次いで濾過、洗
浄によって精製する。
生成物が不溶の場合は、そのまま濾過、洗浄する。
本発明になる新規高分子化合物は、原料のポリ(、α−
ハロアシル)スチレン中のα−ハロアシル基の含有量、
およびチオアミドまたはアミドおよび五硫化リンの量、
溶媒の種類と量、および反応温度と時間の選定に応じて
、チアゾール基の含有量を変動せしめうるが、チアゾー
ル基の含有量は、通常本化合物中の全ベンゼン核に対し
、5〜100モル係を占める。
また、本発明の新規高分子化合物中には、原料のポリ(
α−ハロアシル)スチレンに由来するα−ハロアシル基
が全く認められない場合と、多少なりとも残存する場合
がある。α−ハロアシル基が残存した場合でも、本発明
め新規高分子化合物の有用性を何ら制限するものではな
い。
本発明によって製造された新規高分子化合物は、塩基性
であるが故に、無機酸、有機酸を問わず、その酸強度に
応じて酸を捕捉する能力を示す。特に無機強酸、例えば
塩化水素酸、臭化水素酸、沃化水素酸、硝酸、硫酸、過
塩素酸、弗化水素酸等とは、チアゾール基と1=1の塩
を作る。無機強酸との塩は、本発明のチアゾール含有高
分子を、例えば過剰量の1規定の無機強酸中に攪拌下に
加えた後、濾過、水洗、さらにアセトンの如き水溶性低
沸点溶媒で洗浄することによって容易に4ら応における
酸触媒として、あるいは、反応促進剤として有用である
。本発明になる新規高分子化合物から得られる塩を、酸
触媒または反応促門剤として用いる場合、不溶なために
生成物等との分離が容易な架橋ポリスチレンが好ましい
。特にジビニルベンゼンで架橋したものは、ゲル状とし
てもポーラスな粒子としても製造することができ、かつ
物理化学的安定性にすぐれているので一層好ましい。
以下に、本発明を実施例をもって具体的に示すが、本発
明は、これらの実施例の範囲に限定されるものではない
実施例1 a)ポリ(クロロアセチル)ス≠レンの合成〔クロロア
セチル基(11) ; g=ii 、 x=ct )1
0%のジビニルベンゼンで架橋したポリスチレンのポー
ラス粒状体(20o〜30(1’ツ’/ :L)10f
を二硫化炭素70−に分散した混合物に、タロロアセチ
ルクロリド9.6 f (g 5 tnmoz )を加
えた。この混合物を攪拌しながら塩化アルミニウム19
.2 t (144mmot)を少しずつ、15分間に
わたって加えた。その後、温匿を上けて還流下(42℃
)1時間半、攪拌を続けて反応を終了させ−た。反応物
は、濾過、水洗(100m )、2規定塩酸(100v
at )洗浄、水洗(100sd)、アセトン(ioo
v)洗浄した後、真空乾燥(60’C/15〜20m1
ml)Ig 112時間)して、ポリ(クロロアセチル
)スチレン13.6Fを得た。元素分析:C4;12.
28qboこのCt含搬は、ポリスチレン中の全ペンセ
ン核の52.0モル係がクロロアセチル化されたことに
相当する。赤外線吸収スペクトル(KHr錠剤)は、第
1図に示すとおりである( 1672cm−”に〉C=
00強い吸収あり)。
b)ポI+ (2−メチル−チアゾリル−4−)スチレ
ン〔2−メチル−チアゾリル基(J) ; R=H、R
’=CH3)ポリ(クロロアセチル)スチレン12.O
flベンゼン25−に分散し、そこへチオアセトアミド
−(77mmot) 4.6 fのベンゼン30d溶液
を、攪拌下10分間にわたって滴下した。その後、加熱
還流下2時間攪拌して反応を終了させた。反応物は濾過
、水洗(100ml )、2規定苛性ソーダ洗浄(10
0m)、水洗(100mg)、アセトン洗浄(100m
l )の後、前記と同じ条件で真空乾燥して、チアゾー
ル基(1)(几=H、I%’=CH3) 全含有する高
分子12.59を得た。
元素分析は、S:8.44俤、Ct:2.51係であっ
た。8の元素分析値から、チアゾールの含有率は、生成
高分子中の全ベンゼン核の40.7モル係に導入された
。また、0.を含有量から、クロロアセチル基の残存率
は、生成高分子中の全ベンゼン核の11.3モル係であ
る。すなわち、ΣS/Σφ=0.41、ΣA/λφ=0
.11であった。赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤)
は、第2図に示すとおシであυ、1675 cm’−”
にある>C=00吸収は、ポリ(クロロアセチル)スチ
レンに比し著しく小さくなっておシ、減少分が反応した
なお、禾生成物は、1規定塩酸で塩酸塩を形成し、その
時の交換容量は2.3 ミ17当量/2乾燥車量であっ
た。この値は、元素分析の結果に基づくチアゾール基導
入率と誤差の範囲内で対応している。
実施例2 単独重合で得た平均分子量22.000のポリスチレン
10fと、ブロム了セチルクロリド1stからポリ(ブ
ロモアセチルスチレン)17.5F(αO:)(=Br
)を得た。
このポリ(ブロモアセチルスチレン)17.5Fをジオ
キサン30−に分散させ、そこへチオフォルム了ミド6
、 Of < 98 rranoL )のジオキサン3
〇−溶液を、攪拌下5分間で滴下した。次いで、攪拌を
続けながら80℃に加熱、保持し、3時間反応させた後
、終了させた。
反応混合物を水100−の中に加えて充分な沈澱を生じ
させる。沈澱を炉遇して得た固体を1規定苛性ソーダ1
00−に分散させ、再び濾過する。
その後、水洗(100+dX3回)、メタノール洗浄(
100m)、アセトン洗浄(100d)をした後、真空
乾燥してクリーム色のチアゾール基α)(凡= R,’
= H)含有ポリスチレンの粉末14.3fを得た。元
素分析では、硫黄12.90%、臭素Oチであった。
したがって、ΣS/Σφ=0.69、ΣA/Σφ=0で
あった。
実施例3 2係のジビニルベンゼンで架橋したポリスチレンのゲル
型粒状体(300〜400メツシユ)10tカラ;ポリ
(α−ブロモプロピオニル)スチレン15.8fを得た
この原料高分子15.2tのトルエン70−への分散液
に、ヴアレリン酸了ミド7.1vと五硫化リン3.1f
を、攪拌下、順次加える。その後、90℃に加温し7て
、攪拌下4時間反応を継続させた後、終了とした。反応
物を濾過して得た固体を、水(100ml )の中で1
時間攪拌後、濾過、水(10〇−)の中で15分分熱熱
還流後過、2規定苛性ソーダ洗浄(100m )、水洗
(100m)、アセトン洗浄(100rnl)の順に処
理した後、真空乾燥L テf T ソール(1) (k
L = (1−4,、R’= (C1−1,)s CH
l)含有高分子を15.8F得た。
元素分析では、8;7.50%、Br ; 2.36 
f”であった。
したがって、ΣS/Σφ=0.40、ΣA/Σφ=0.
05である。″また、本生成物は1規定塩酸で塩を形成
し、その時の交換容量は2.04ミlI当Jlj/V乾
燥重量であり、元素分析の結果と#1は一致した1、 実施例4 ヴアレリン酸アミド7.1fの代シに、カグIIン酸ア
ミド12.Ofを使用する以外は、実施例3と全く同様
に反応し、洗浄精製した。真空乾燥後、チア ソール基
(I)(R=CI−J、 、 H,’=Cl1.(CH
,)、 )t−3有する高分子を16.9f得た。
元素分析:S;4.13%、Br;10.27%この結
果、ΣS/Σφ=0.25、ΣA/Σφ=0.25であ
った。
実施例5 9%のブタジェンを含有するポリスチレンのボプコーン
ホIJマー10fかう、ポリ(α−プロモヴ了レしル)
スチレン17.9ffi”4た。
この原料高分子17.6Fのテトラクロロエタン60 
artへの分散液に、チオアセトアミド7,9tを攪拌
下に加えた。100℃に加熱し、そのまま5時間攪拌し
て反応を終了させた。
不溶性の生成高分子を濾過し、メタノール洗浄(100
d)、水洗(100m)、1規定苛性ソーダ洗浄(10
0wt)、水洗(100m)、アセトン洗浄(100m
g)を1−次実施した後、真壁乾燥シテ、チア ソール
基[) (R= (C)−1,)、L:H,、lL’=
cl−1,)を含有する高分子16.9fを得た。
元素分析では8 : 7.83L、 Br: 5.20
%テあった。
したがって、ΣS/Σφ=0.50、ΣA/Σφ=0.
13であった。
塩酸塩としての交換容量は2.2 ミ+)当量/f乾燥
重量であり、元素分析の結果とよく一致した。
実施例6 17%I) p−クロルスチレンを含有する平均分子1
13.000のポリスチレン10fから、ポリ(α−ブ
ロモアセチル)スチレン16.4t?4%だ。
この高分子16.Ofのテトラクロロエタン85−との
混合物に、チオアセタミド14.59を攪拌下に加えた
。120℃に加熱し、攪拌を3時間続け、反応を終了さ
せた。
生成物を濾過し、メタノール洗浄(100d)、水洗(
100m)、1規定苛性カリ洗浄(100m)。
水洗(100m)、メタノール洗浄(50st/)を順
に施した後、真空乾燥して、チアゾール基(1)(R=
 H−IR’= CHs )含有高分子12.6fl(
得た。
元素分析は8:14.31%、Jar : o qb、
Ct:2.43−であった。
したがって、ΣS/Σφ=0.86、ΣA/Σφ=0で
あった。
実施例7 実施例1で合成したチアゾール茜分子の塩m塙1 f 
(2,3mmoL HCL相当)を、ベンジルアルコー
ル10.8 t (100tnmot )と7二〇/9
.3F(100mm0t)の混合液に加え、150℃、
5時間加熱した。なお、反応容器には空冷管を立て、そ
れを通して反応系は外気と通じさせておく。
反応終了稜、濾過した液に無水炭酸力IJ 5 tを加
えて、振盪後、静置、濾過を順に実施した。p液をガス
クロマトグラフィー法で定量したところ、84.5%(
面積比)の収率であった(条件:カラム3φX 2 m
 、 PEG  HT 5 俤+xon4%、150’
→230.10℃/ min )。
p液から残存しているベンジルアルコールと了二Iシン
を留去り、 (120℃/ 15 mmk4g> 、残
液をエタノールから再結してN−ベンジル了ニリン12
.5F(収率62%)を得た。
比較例1 チアゾール高分子の塩酸塩を全く加えないこと以外、実
施例6と同様にして反応、処理をした。
同様にしてガスクロマトグラフィー法で分析したところ
、2種の原料のみが検出され、生成物は認められなかっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で得られたポリ(クロロアセチル)ス
チレンの赤外線吸収スペクトル、第2図は実施例1で得
られた高分子化合物の赤外線吸収スペクトルである。 、′

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 U)スチレンを主成分とする高分子のベンゼン核の一部
    または全部が(I)式で示されるチアゾール基を有する
    ベンゼン核で置換された新規高分子化合物。 (式中、凡はHまたはCが1ないし4個の直鎖アルキル
    基、KはHまたはCが1ないし9個の直鎖あるいは分枝
    のアルキル基またはアルケニル基を表わす。) (2)スチレンを主成分とする高分子のベンゼン核の一
    部または全部が曲成で示されるα−ノ・ロアシル基を有
    するベンゼン核で置換された化合物に五硫隻リンと共に
    加熱下、縮合することによる第1項の新規高分子化合物
    を製造する方法7.(几およびR′は第1項に同じ1、
JP12064482A 1982-07-13 1982-07-13 新規高分子化合物の製造法 Granted JPS5912902A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7400223B2 (en) 2005-08-25 2008-07-15 Bruker Biospin Ag Superconducting magnet configuration with resistive elements
US8863324B2 (en) 2008-03-31 2014-10-21 Kohler Co. Bathtub rim assembly

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