JPS5912861B2 - シリンダヘツド - Google Patents
シリンダヘツドInfo
- Publication number
- JPS5912861B2 JPS5912861B2 JP11675375A JP11675375A JPS5912861B2 JP S5912861 B2 JPS5912861 B2 JP S5912861B2 JP 11675375 A JP11675375 A JP 11675375A JP 11675375 A JP11675375 A JP 11675375A JP S5912861 B2 JPS5912861 B2 JP S5912861B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- cooling water
- head
- intake
- outer shell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F1/26—Cylinder heads having cooling means
- F02F1/36—Cylinder heads having cooling means for liquid cooling
- F02F1/40—Cylinder heads having cooling means for liquid cooling cylinder heads with means for directing, guiding, or distributing liquid stream
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はシリンダヘッドに関し、シリンダヘッドにおい
て燃焼熱を多大に受けて外径方向に膨張傾向となる吸・
排気筒部側と、これら筒部の外周囲にあって比較的熱影
響が少なくして所謂リジッド−に対抗するヘッド外殻部
との間に亀裂が生じないようにすることを目的とする。
て燃焼熱を多大に受けて外径方向に膨張傾向となる吸・
排気筒部側と、これら筒部の外周囲にあって比較的熱影
響が少なくして所謂リジッド−に対抗するヘッド外殻部
との間に亀裂が生じないようにすることを目的とする。
第１図は従来のシリンダヘッド２におけるシリンダ１寄
りの下側部の横断面を示し、３はヘッド外殻部であって
シリンダ１側に対しスタッドボルト組４にて座着され、
同外殻部３内を貫通すべく吸気筒部５、排気筒部６が一
体鋳造されて各々吸−気ポート７、排気ポート８を開口
状に有する。
りの下側部の横断面を示し、３はヘッド外殻部であって
シリンダ１側に対しスタッドボルト組４にて座着され、
同外殻部３内を貫通すべく吸気筒部５、排気筒部６が一
体鋳造されて各々吸−気ポート７、排気ポート８を開口
状に有する。
９は吸・排気筒部５，６と３点配置を構成する予燃焼室
、１０は主噴射口である。
、１０は主噴射口である。
以上において従来は、吸気筒部５と排気筒部６とは、予
燃焼室９を含むヘッド外殻部３に対し該横断面上におい
て連繋状に構成されている。
燃焼室９を含むヘッド外殻部３に対し該横断面上におい
て連繋状に構成されている。
即ち、具体的には、吸気筒部５、排気筒部６、予燃焼室
９の各ブリッジ間とヘッド外殻部３との間には導水用連
繋部１１が一体的に放射配備され、各連繋部１１内に沿
って連設された冷却水路１２にはシリンダ１の周囲から
冷却水供給口１３を介して導入された冷却水が求心方向
へと流通する。
９の各ブリッジ間とヘッド外殻部３との間には導水用連
繋部１１が一体的に放射配備され、各連繋部１１内に沿
って連設された冷却水路１２にはシリンダ１の周囲から
冷却水供給口１３を介して導入された冷却水が求心方向
へと流通する。
従って燃焼熱を多大に受けて膨張傾向となる吸・排気筒
部５，６側に対し、ヘッド外殻部３側は差程熱影響を受
けずしかもスタッドボルト組４にて膨隆規制を受ける状
態にあるため、内外間に一体的に配備された導水用連繋
部１１近傍にて圧縮応力を発生し、これにより当該連繋
個所にて亀裂するおそれがあった。
部５，６側に対し、ヘッド外殻部３側は差程熱影響を受
けずしかもスタッドボルト組４にて膨隆規制を受ける状
態にあるため、内外間に一体的に配備された導水用連繋
部１１近傍にて圧縮応力を発生し、これにより当該連繋
個所にて亀裂するおそれがあった。
殊に導水用連繋部１１の中間位はシリンダ１内での爆発
エネルギーを剪断応力として受け、同応力が前記圧縮応
力と繰返し衝撃力として相乗作用を呈するために亀裂は
確実化するものであった。
エネルギーを剪断応力として受け、同応力が前記圧縮応
力と繰返し衝撃力として相乗作用を呈するために亀裂は
確実化するものであった。
これら組合わせ応力にはシリンダヘッド鋳造によって保
有する内部応力が共に作用するもので、殊に前記の如（
所謂塊状で内外間が一体的に構成されるものにおいては
高度の内部応力が予期せずに生ずるものであり、これは
ディーゼルタイプにおける如く予燃焼室９等の付加構成
を要するものにあって顕著である。
有する内部応力が共に作用するもので、殊に前記の如（
所謂塊状で内外間が一体的に構成されるものにおいては
高度の内部応力が予期せずに生ずるものであり、これは
ディーゼルタイプにおける如く予燃焼室９等の付加構成
を要するものにあって顕著である。
又同タイプでは殊に圧縮比、爆発エネルギー等が高水準
であることにより応力集中が顕著となり、亀裂防止対策
は極めて困難なものとなっていた。
であることにより応力集中が顕著となり、亀裂防止対策
は極めて困難なものとなっていた。
本箱１・第２両発明は上記実情に鑑み発明されたもので
あって、本第１発明の特徴とする処は、シリンダヘッド
の外周壁を構成するヘッド外殻部と、シリンタ入ツドの
底壁を構成する底壁部と、ヘッド外殻部内に配置される
吸気筒部及び排気筒部とを一体鋳造したものにおいて、
吸気筒部及び排気筒部の少な（とも下部側における底壁
部上刃側部分をヘッド外殻部に対して孤立的に配置し、
上記上方側部分の全周囲に水ジャケットを形成し、ヘッ
ド外殻部に、上記上方側部分の吸気筒部と排気筒部間を
指向し且つ水ジャケットに冷却水を供給する冷却水供給
路を形成し、上記上方側部分における上記冷却水供給路
が指向する個所に、吸気筒部と排気筒部との間に位置す
る吸排量水路を上記指向方向に貫通形成し、該吸排量水
路と上記冷却水供給路とに、これらを連通させ且つこれ
らとは別体とされて上記一方に対して軸心方向に相対摺
動可能とされるガイドパイプを挿支した点にあり、本第
２発明の特徴とする処は、シリンダヘッドの外周壁を構
成するヘッド外殻部と、シリンダヘッドの底壁を構成す
る底壁部と、ヘッド外殻部内に配置される吸気筒部及び
排気筒部とを一体鋳造したものにおいて、吸気筒部及び
排気筒部の少な（とも下部側における底壁部上刃側部分
をヘッド外殻部に対して孤立的に配置し、上記上方側部
分の全周囲に水ジャケットを形成し、ヘッド外殻部に、
上記上方側部分の吸気筒部と排気筒部間を指向し且つ水
ジャケットに冷却水を供給する冷却水供給路を形成し、
上記上方側部分における上記冷却水供給路が指向する個
所に、吸気筒部と排気筒部との間に位置する吸排量水路
を上記指向方向に貫通形成し、該吸排量水路と上記冷却
水供給路とに、これらを連通させ且つこれらとは別体と
されて上記一方に対して軸心方向に相対摺動可能とされ
るガイドパイプを挿支し、ガイドパイプの操作により吸
排量水路への冷却水供給量を調節する手段を備えた点に
ある。
あって、本第１発明の特徴とする処は、シリンダヘッド
の外周壁を構成するヘッド外殻部と、シリンタ入ツドの
底壁を構成する底壁部と、ヘッド外殻部内に配置される
吸気筒部及び排気筒部とを一体鋳造したものにおいて、
吸気筒部及び排気筒部の少な（とも下部側における底壁
部上刃側部分をヘッド外殻部に対して孤立的に配置し、
上記上方側部分の全周囲に水ジャケットを形成し、ヘッ
ド外殻部に、上記上方側部分の吸気筒部と排気筒部間を
指向し且つ水ジャケットに冷却水を供給する冷却水供給
路を形成し、上記上方側部分における上記冷却水供給路
が指向する個所に、吸気筒部と排気筒部との間に位置す
る吸排量水路を上記指向方向に貫通形成し、該吸排量水
路と上記冷却水供給路とに、これらを連通させ且つこれ
らとは別体とされて上記一方に対して軸心方向に相対摺
動可能とされるガイドパイプを挿支した点にあり、本第
２発明の特徴とする処は、シリンダヘッドの外周壁を構
成するヘッド外殻部と、シリンダヘッドの底壁を構成す
る底壁部と、ヘッド外殻部内に配置される吸気筒部及び
排気筒部とを一体鋳造したものにおいて、吸気筒部及び
排気筒部の少な（とも下部側における底壁部上刃側部分
をヘッド外殻部に対して孤立的に配置し、上記上方側部
分の全周囲に水ジャケットを形成し、ヘッド外殻部に、
上記上方側部分の吸気筒部と排気筒部間を指向し且つ水
ジャケットに冷却水を供給する冷却水供給路を形成し、
上記上方側部分における上記冷却水供給路が指向する個
所に、吸気筒部と排気筒部との間に位置する吸排量水路
を上記指向方向に貫通形成し、該吸排量水路と上記冷却
水供給路とに、これらを連通させ且つこれらとは別体と
されて上記一方に対して軸心方向に相対摺動可能とされ
るガイドパイプを挿支し、ガイドパイプの操作により吸
排量水路への冷却水供給量を調節する手段を備えた点に
ある。
以下、本第１発明の一実施例を第２図に基き説明する。
第２図はシリンダヘッド２におけるシリンダ１寄りの下
側部の横断面を示す。
側部の横断面を示す。
３はヘッド外殻部で、シリンダヘッド２の外周壁及び天
壁を構成し、該同位にはスタッドボルト組４が貫通配備
され、しかも他の同位を介してノズル装填口１４が構成
されて同口°１４はシリンダ１へと臨むべく主噴射口１
０を有する。
壁を構成し、該同位にはスタッドボルト組４が貫通配備
され、しかも他の同位を介してノズル装填口１４が構成
されて同口°１４はシリンダ１へと臨むべく主噴射口１
０を有する。
５は吸気筒部、６は排気筒部で、各々吸気ポート７、排
気ポート８を下端に開口して各吸気バルブ１５、排気バ
ルブ１６が備えられている。
気ポート８を下端に開口して各吸気バルブ１５、排気バ
ルブ１６が備えられている。
尚、シリンダヘッド２の底壁は、上記各部に対して一体
化された底壁部２９により構成されている。
化された底壁部２９により構成されている。
９は予燃焼室で、吸・排気筒部５，６と同心円上に３点
配置をなす。
配置をなす。
３０はヘッド外殻部３の同位に上下方向をなして連通さ
れた冷却水供給口で、予熱焼室９周側を介して前記３点
配置の求心部に冷却水を供給自在である。
れた冷却水供給口で、予熱焼室９周側を介して前記３点
配置の求心部に冷却水を供給自在である。
１３は底壁部２９を介して貫通された他の冷却水供給口
で、吸・排気筒部５，６間を横断する吸排量水路１７側
に冷却水が供給される。
で、吸・排気筒部５，６間を横断する吸排量水路１７側
に冷却水が供給される。
１８はヘッド外殻部３内の残余空間に構成された水ジャ
ケットで、１９，１９は同ジャケット１８に独立する他
の水ジャケットである。
ケットで、１９，１９は同ジャケット１８に独立する他
の水ジャケットである。
而して、吸・排気筒部５，６の少なくとも下部側におけ
る底壁部２９上方側部分はヘッド外殻部３に対し孤立的
に配置されており、予燃焼室９側では同室９と吸・排気
筒部５，６とは離間されて、その間の空間部が水ジャケ
ット１８の一部を構成している。
る底壁部２９上方側部分はヘッド外殻部３に対し孤立的
に配置されており、予燃焼室９側では同室９と吸・排気
筒部５，６とは離間されて、その間の空間部が水ジャケ
ット１８の一部を構成している。
又、ヘッド外殻部３における第２図右側部分には、パイ
プ装填口２が横方向に貫通形成されているが、該装填口
２０が形成された部分は、吸・排気筒部５，６間の吸排
間ブリッジ２１に対し離隔構成されて、装填口２０が吸
排量水路１７を指向しており、吸排量水路１７は上記指
向方向に形成されている。
プ装填口２が横方向に貫通形成されているが、該装填口
２０が形成された部分は、吸・排気筒部５，６間の吸排
間ブリッジ２１に対し離隔構成されて、装填口２０が吸
排量水路１７を指向しており、吸排量水路１７は上記指
向方向に形成されている。
パイプ装填ロ２００基端開ロ部は、螺着されたプラグ２
３により閉塞されると共に、パイプ装填口２０は先端部
側で冷却水供給口１３と直交状に連通して、これら等に
より、冷却水供給路が構成されている。
３により閉塞されると共に、パイプ装填口２０は先端部
側で冷却水供給口１３と直交状に連通して、これら等に
より、冷却水供給路が構成されている。
２４はシリンダヘッド２に対し別体とされたガイドパイ
プで、パイプ装填口２０から挿入され、パイプ装填口２
０及び吸排量水路１７とに挿支されて、パイプ装填口２
０に対して軸心方向に相対摺動可能とされ、冷却水供給
口１３と吸排量水路１７とを連通させる。
プで、パイプ装填口２０から挿入され、パイプ装填口２
０及び吸排量水路１７とに挿支されて、パイプ装填口２
０に対して軸心方向に相対摺動可能とされ、冷却水供給
口１３と吸排量水路１７とを連通させる。
２２．２２は底壁部２９に貫通形成されたリターン口で
ある。
ある。
上記のように構成した実施例によれば、吸・排気筒部５
，６間に貫通形成された吸排量水路１７と、冷却水供給
口１３とをガイドパイプ２４により連通させているので
、多大な燃焼熱を受ける吸・排気筒部５，６の集中冷却
を良好に行える。
，６間に貫通形成された吸排量水路１７と、冷却水供給
口１３とをガイドパイプ２４により連通させているので
、多大な燃焼熱を受ける吸・排気筒部５，６の集中冷却
を良好に行える。
又、ガイドパイプ２４はシリンダヘッド２に対し別体と
されて、パイプ装填口２０に対して軸心方向に相対摺動
可能とされているので、吸・排気筒部５゜６が燃焼熱に
より膨張した場合等でも、ガイドパイプ２４のパイプ装
填口２０に対する軸心方向の相対摺動により、吸・排気
筒部５，６側と、ヘッド外殻部３側との間に圧縮応力等
が生じることはな（、従って、シリンダヘッド２に亀裂
等の損傷が生じる惧れはない。
されて、パイプ装填口２０に対して軸心方向に相対摺動
可能とされているので、吸・排気筒部５゜６が燃焼熱に
より膨張した場合等でも、ガイドパイプ２４のパイプ装
填口２０に対する軸心方向の相対摺動により、吸・排気
筒部５，６側と、ヘッド外殻部３側との間に圧縮応力等
が生じることはな（、従って、シリンダヘッド２に亀裂
等の損傷が生じる惧れはない。
第３図及び第４図は本第２発明の要部を示すもので、ガ
イドパイプ２４はパイプ装填口２０及び吸排量水路１７
に対し軸心方向に移動自在で且つ相対回動自在に備えら
れると共に、ガイドパイプ２４の軸心方向略中央部には
、冷却水供給口１３と対応する連通口２５が形成されて
いる。
イドパイプ２４はパイプ装填口２０及び吸排量水路１７
に対し軸心方向に移動自在で且つ相対回動自在に備えら
れると共に、ガイドパイプ２４の軸心方向略中央部には
、冷却水供給口１３と対応する連通口２５が形成されて
いる。
そして、ガイドパイプ２４の上記移動及び相対回動によ
り、連通口２５と冷却水供給口１３とのオーバーラツプ
量を調整でき、これにより、冷却水供給口１３からの吸
排量水路１７への冷却水供給量を調整できる。
り、連通口２５と冷却水供給口１３とのオーバーラツプ
量を調整でき、これにより、冷却水供給口１３からの吸
排量水路１７への冷却水供給量を調整できる。
従って、例えば、冬期では冷却水供給量を小として、シ
リンダヘッド２、特に吸・排気筒部５．６の過冷却によ
るエネルギロス及び燃焼不良等を防止できる。
リンダヘッド２、特に吸・排気筒部５．６の過冷却によ
るエネルギロス及び燃焼不良等を防止できる。
尚、２６はガイドパイプ２４の保持スプリングで、ガイ
ドパイプ２４先端と吸排量水路１７間に弾発状に介装さ
れている。
ドパイプ２４先端と吸排量水路１７間に弾発状に介装さ
れている。
又、ガイドパイプ２４の移動調整は、プラグ２３の螺進
退又は、プラグ２３とパイプ２４間へのスペーサの介装
等によって行われる。
退又は、プラグ２３とパイプ２４間へのスペーサの介装
等によって行われる。
更に、ガイドパイプ２４を軸心方向に複数の分割体に分
割して、これら分動体間に介装されたスプリングを冷却
水供給口１３に対応位置させ、このスプリングを伸縮さ
せることにより、冷却水供給口１３からガイドパイプ２
４への冷却水供給量を調節するようにしてもよい。
割して、これら分動体間に介装されたスプリングを冷却
水供給口１３に対応位置させ、このスプリングを伸縮さ
せることにより、冷却水供給口１３からガイドパイプ２
４への冷却水供給量を調節するようにしてもよい。
以上詳述したように、本発明によれば、吸・排気筒部の
少な（とも下部側における底壁部上方側部分をヘッド外
殻部に対して孤立的に配置しているので、上記前者と後
者間に圧縮応力が生じる可能性は全（な（、従って、シ
リンダヘッドにおける亀裂等の損傷の発生を防止できる
。
少な（とも下部側における底壁部上方側部分をヘッド外
殻部に対して孤立的に配置しているので、上記前者と後
者間に圧縮応力が生じる可能性は全（な（、従って、シ
リンダヘッドにおける亀裂等の損傷の発生を防止できる
。
特に、本第１発明では、吸・排気筒部の上記上方側部分
に、吸気筒部と排気筒部間に位置する吸排量水路を横方
向に貫通形成し、該吸排量水路と、ヘッド外殻部に形成
された冷却水供給路とをガイドパイプにより連通させた
ので、多大な燃焼熱を受ける吸・排気筒部を良好に集中
冷却できると共に、シリンダヘッド側とは別体とされた
ガイドパイプを挿支して、吸排量水路と冷却水供給路の
一方に対して軸心方向に相対摺動可能としているので、
吸・排気筒部側と、ヘッド外殻部側との間に圧縮応力等
が生じて、シリンダヘッドの損傷を招来する惧れもない
。
に、吸気筒部と排気筒部間に位置する吸排量水路を横方
向に貫通形成し、該吸排量水路と、ヘッド外殻部に形成
された冷却水供給路とをガイドパイプにより連通させた
ので、多大な燃焼熱を受ける吸・排気筒部を良好に集中
冷却できると共に、シリンダヘッド側とは別体とされた
ガイドパイプを挿支して、吸排量水路と冷却水供給路の
一方に対して軸心方向に相対摺動可能としているので、
吸・排気筒部側と、ヘッド外殻部側との間に圧縮応力等
が生じて、シリンダヘッドの損傷を招来する惧れもない
。
更に、加えて、本第２発明では、ガイドパイプの操作に
より吸排量水路への冷却水供給量を調節する手段を備え
ているので、冬期又は夏期等適期に上記冷却水供給量を
調節することができ、従って、例えば、冬期におけるシ
リンダヘッドの過冷却による燃焼不良並びに同エネルギ
ロスを容易に防止できると共に、エンジンの稼動地域に
対応した冷却水量でシリンダヘッドを好適に冷却できる
。
より吸排量水路への冷却水供給量を調節する手段を備え
ているので、冬期又は夏期等適期に上記冷却水供給量を
調節することができ、従って、例えば、冬期におけるシ
リンダヘッドの過冷却による燃焼不良並びに同エネルギ
ロスを容易に防止できると共に、エンジンの稼動地域に
対応した冷却水量でシリンダヘッドを好適に冷却できる
。
本箱１・第２全面は上記各種の利点を有し、実益大であ
る。
る。
第１図は従来−例を示す横断面図、第２図は本第１発明
の一実施例を示す横断面図、第３図は本第２発明の一実
施例を示す要部の横断面図、第４図は同縦断正面図であ
る。 １・・・・・・シリンダ、２・・・・・・シリンダヘッ
ド、３・・・・・・ヘッド外殻部、５・・・・・・吸気
筒部、６・・・・・・排気筒部、１３・・・・・・冷却
水供給口、１７・・・・・・吸排量水路、１８・・・・
・・水ジャケット、２４・・・・・・ガイドパイプ、２
５・・・・・・連通口、２９・・・・・・底壁部。
の一実施例を示す横断面図、第３図は本第２発明の一実
施例を示す要部の横断面図、第４図は同縦断正面図であ
る。 １・・・・・・シリンダ、２・・・・・・シリンダヘッ
ド、３・・・・・・ヘッド外殻部、５・・・・・・吸気
筒部、６・・・・・・排気筒部、１３・・・・・・冷却
水供給口、１７・・・・・・吸排量水路、１８・・・・
・・水ジャケット、２４・・・・・・ガイドパイプ、２
５・・・・・・連通口、２９・・・・・・底壁部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ シリンダヘッドの外周壁を構成するヘッド外殻部と
、シリンダヘッドの底壁を構成する底壁部と、ヘッド外
殻部内に配置される吸気筒部及び排気筒部とを一体鋳造
したものにおいて、吸気筒部及び排気筒部の少なくとも
下部側における底壁部上方側部分をヘッド外殻部に対し
て孤立的に配置し、上記上方側部分の全周囲に水ジャケ
ットを形成し、ヘッド外殻部に、上記上方側部分の吸気
筒部と排気筒部間を指向し且つ水ジャケットに冷却水を
供給する冷却水供給路を形成し、上記上方側部分におけ
る上記冷却水供給路が指面す４個所に、吸気筒部と排気
筒部との間に位置する吸排量水路を上記指向方向に貫通
形成し、該吸排量水路と上記冷却水供給路とに、これら
を連通させ且つこれらとは別体とされて上記一方に対し
て軸心方向に相対摺動可能とされるガイドパイプを挿支
したことを特徴とするシリンダヘッド。 ２ シリンダヘッドの外周壁を構成するヘッド外殻部と
、シリンダヘッドの底壁を構成する底壁部と、ヘッド外
殻部内に配置される吸気筒部及び排気筒部とは一体鋳造
したものにおいて、吸気筒部及び排気筒部の少な（とも
下部側における底壁部上方側部分をヘッド外殻部に対し
て孤立的に配置し、上記上方側部分の全周囲に水ジャケ
ットを形成し、ヘッド外殻部に、上記上方側部分の吸気
筒部と排気筒部間を指向し且つ水ジャケットに冷却水を
供給する冷却水供給路を形成し、上記上方側部分におけ
る上記冷却水供給路が指向する個所に、吸気筒部と排気
筒部との間に位置する吸排量水路を上記指向方向に貫通
形成し、該吸排量水路と上記冷却水供給路とに、これら
を連通させ且つこれらとは別体とされて上記一方に対し
て軸心方向に相対摺動可能とされるガイドパイプを挿支
し、ガイドパイプの操作により吸排量水路への冷却水供
給量を調節する手段を備えたことを特徴とするシリンダ
ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11675375A JPS5912861B2 (ja) | 1975-09-27 | 1975-09-27 | シリンダヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11675375A JPS5912861B2 (ja) | 1975-09-27 | 1975-09-27 | シリンダヘツド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5240214A JPS5240214A (en) | 1977-03-29 |
| JPS5912861B2 true JPS5912861B2 (ja) | 1984-03-26 |
Family
ID=14694891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11675375A Expired JPS5912861B2 (ja) | 1975-09-27 | 1975-09-27 | シリンダヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5912861B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2429040A1 (fr) * | 1978-06-23 | 1980-01-18 | Editions Filmees | Procede de fabrication de preforme pour fibres optiques |
| JPS5851386Y2 (ja) * | 1978-07-17 | 1983-11-22 | ヤンマーディーゼル株式会社 | 内燃機関のシリンダヘツド |
-
1975
- 1975-09-27 JP JP11675375A patent/JPS5912861B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5240214A (en) | 1977-03-29 |
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