JPS59128431A - 合成波を用いた複素動的弾性率の測定方法 - Google Patents

合成波を用いた複素動的弾性率の測定方法

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JPS59128431A
JPS59128431A JP397083A JP397083A JPS59128431A JP S59128431 A JPS59128431 A JP S59128431A JP 397083 A JP397083 A JP 397083A JP 397083 A JP397083 A JP 397083A JP S59128431 A JPS59128431 A JP S59128431A
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宗圓 壽一
Shinsuke Iwamoto
岩本 眞輔
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IWAMOTO SEISAKUSHO KK
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N3/00Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
    • G01N3/32Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress by applying repeated or pulsating forces

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は測定周波数と温度の関数である複素動的弾性率
を合成波を用℃・て測定する測定方法に関する。
複素動的弾性率を決定するには種々の温度においてその
周波数依存性を測定する必要がある。
従来の複素動的弾性率の測定方法では、一定温度に保つ
よう制御されている恒温槽内にある被測定試料に正弦波
形の歪を印加し、その際の正弦的力を測定して、一つの
周波数についての複素動的弾性率を測定しγこ後、測定
周波数を順次変えて画定を繰返し、その各温度における
周波数依存性を測定し、その後更に恒温槽の温度を次の
温度に設定し、設定温度に達して定常状態になった後、
上述の測定を繰返してこの設定温度の周波数依存性を測
定し、この測定が終った後、次の温度に設定し、以下同
様の操作を繰返していた。
しかしながら、このような従来の測定方法には多大の時
間と労力を畏していたばかりでな(、測定中に試料を一
定温度に保つ必要があり、その為恒温槽の温度制御には
高価な設備が必要であるとり・5種々′の欠点があった
本発明は上記の種々の欠点を解消するものである。
本発明の目的は被測定材料に合成波歪を印加し、その合
成波歪と力を電気信号に変換した後、変換された電気信
号をフーリエ変換することにより、複数個の複素動的弾
性率を同時に測定する点にある。
爽に恒温槽の昇温中又は降温中にお℃・て、複素動的弾
性率の周波数依存性を測定可能にし、測定を容易にし高
価な恒温槽設備を4喪とすることを目的とする。
以下本発明による合成波を用〜・た複素動的弾性率の測
定方法を実施例に従って詳細に説明する。
第1図は本発明による測定方法を説明するための装置の
ブロック構成図を示す。
第1図に於いて、1は各種装置を載せ測定するだめの測
定装置台、2は歪検出器、3は機械的振動歪発生器、4
は被測定試料5を入れるための恒温槽、6は被測定試料
5に発生する力を電気信号に変換する力検出器、7は合
成波電気信号発生装置、8.9.10は増幅器、11は
合成波電気信号処理装置、12は中央処理装置をそれぞ
れ示す。
第2図は第1図に於ける測定装置台1、歪検出器2及び
機械的振動歪発生器3の断面図を示す。
第2図に於(・て、13は試料長調節用ねじ14により
測定装置台1上を移動する試料長調節用支持台である。
15は歪検出器2内に設けられた歪計、16.17は第
1のロッド18を固定するだめの第1及び第2の支持バ
ネ、19は被測定試料5を第1のロッド18に接続する
ための第1のチャックである。20は永久磁石、21は
ムービングコイルである。
第6図は第1図に於げる力検出器6の断面図を示す。
第6図に於いて22は被測定試料5と第2のロッド23
を接続するための第2のチャック、24は第2のロッド
23を固定支持するだめの第6の支持バネをそれぞれ示
す。
上記本発明の装置に於いて動作過程を説明する、1)測
定準備 被測定試料5は機械的振動歪発生器3及び力検肯器6か
らそれぞれ出た第1及び第2のロッド18.23に第1
及び第2のチャック19.22を介して恒温槽4内に取
り付けられ、被測定試料5が設定測定温度に達したこと
を中央処理装置12が検知すると自動的に測定が開始さ
れる、2)合成波電気信号の発生 合成波電気信号は第4図に示される合成波電気信号発生
装置Tにより発生する。第4図において合成波f8(t
)は次式で表わされる。
fs(t)=Σfn(t) n=1 =ΣAs1n (2nπflt ) −1 水晶発振器71よりの基本周波数f1の1周期を分周期
72により2Mに等分割し、その小区間を△tとすると
、 △t”” l/2Mf、 従ってf8(t)=ΣA sin (2”yrf1mハ
t)と衣わさn=1 れる。
ここでm=1.2,3.・・・7の値を予め計算してお
き、C,P、U 73の制御により、分周期72の出力
をインターフェース74に人力し、ディジタル化して記
憶装置CP−ROM )に記憶させておぎ、中央処理装
置12かものパルスにより、m = 1から2Mまでの
j瞳に読み出し、D/え(ディジタル−アナログ)変換
器76を通すと、基本周波数f1の1周期分の合成波電
気信号fs(t)が発生する。
一方、基本周波数fコ以外の周波数は基本周波数f1の
整数倍になっているので、基本周波数f1の1周期分の
中に他の周波数成分も完全な形で現われる。従う・てm
−2M迄読んだ後、再びm = ’lに戻って繰り返え
jごとにより連続した合成波電気信号が得られる。
2)測定 第1図において、中央処理装置12かものパルスにより
、合成波電気信号発生装置7から上記の合成波電気信号
r、、(t)が発生され、第1の増幅器8を経て機械的
振動歪発生器3のムービングコイル21に送られ、発生
した機械的振動歪が被測定試料5に与えられる。この機
械的振動歪は歪検出器2により歪の合成波電気信号1d
に変換される。
一方、第6図に示される力検出器611111の第2の
ロッド23に発生する力は力検出器6により同様に力の
合成波電気信号f、に変換される。
このように測定された歪の合成波電気信号1.及び力の
合成波電気信号1fは第1図に示されるようにそれぞれ
第2の増幅器9及び第6の増幅器10を経て合成波電気
信号処理装置11に送られる。
第5図は第1図に示される合成波電気信号処理装置11
のブロック構成図を示す。第5図に於いて上記型の合成
波電気信号i6及び力の合成波電気信号t1はそれぞれ
/l)変換器111,112と同期してディジタル化さ
れラッチ回路113゜114を経てC,P、U i i
 5より制御される入出力制御装置116に送られ、更
に中央処理装置12送られる。
第6図は第1図に示される中央処理装置12のブロック
構成図を示す。第6図比おいて、121は入出力インタ
ーフェース、122はC0P、U、123はP−RoM
、124は記憶装置RAM、125はインターフェース
126を介してc、p、t+ 122に接続され、入力
をインプットするキイーボード、127はインターフェ
ース128を介してC,P、’U 122に接続され、
情報を表示するC)tT、又はブロック、129はイン
ターフェース130を介してC1P、TE101に接続
されている大容量記憶装置をそれぞれ示す。上記構成の
中央処理装置12において、合成波電気信号処理装置1
1より送られて米た歪及び力に関するディジタル信号は
それぞれ記憶装置RAM l 24に記憶される。
このようにしてm = 1から順次m、=27までの力
と庄に関するデータがそれぞれ記憶装置RAM124に
記憶される。
4)複素動的弾性率の計算 上記第1図〜第6図の構成において、基本周波数flの
1周期分のデータが記憶された後、中央処理装置12に
より、高速フーリエ変換手法を用いて、合成波の合成周
波数成分の複素動的弾性率を計算する。この処理のため
にデータ数を2Mにしておくと便利である。またこのた
めにN<M/2という条件が必要となる。ここでNは正
の整数を衣わ丁、こうして計算された設定温度における
2N個の複素動的弾性率E1.E2.・・・ENは記憶
装置に記憶され、次の測定温度を設定゛し、次の測定を
持つ。
必要な温度範囲の測定が全て終るとき、この温度範囲の
各種温度における各種周波数の複素動的弾性率El 、
 E2 、・・・ENが記憶されている。これらのデー
タは必要に応じて解析され、出力される、このように測
定された歪と力の二つの合成波電気信号をそれぞれフー
リエ変換し、得られた歪と力の複数個の周波数に対応す
る複素数値Sl+82+83+・・・翰及びF□、F2
.F3.・・・FNより複数個の周波数の複素動的弾性
率E1= kFl/S1、E2=kF2/s2、E3 
= kp3/s31 ・EN= kF7/sNヲlU時
に求メル。
以上説明した如く、本発明にょる複素動的弾性率の測定
方法は合成波信号を用いることにより、複数個の複素動
的弾性率を同時に測定することが出来、さらに合成周波
数を基本周波数の整数倍′にしであるので、基本危1波
数の1周期分のデータだけで複数個の複素動的弾性率を
求めることができると(・う優れ定効果を有する。
例えば基本周波数f1か10Hzの場合0.1秒で測定
は完了することができる。また合成波は基本周波数f1
の1周期分の繰返しになっているのでm = iからm
−2M までデータを取り込んだ後m=2M+1番目の
データem=1のデータに加算しm=2M+2のデータ
をm = 2のデータに加算して行くと、データを平均
し、測定精度を高くすることができる。
また一般に複素動的弾性率の周波数依存性は対数周波数
目盛に対して評価されるので合成波の周波数比2n−1
にしておくことにより対数周波数目盛に対して等間隔に
なるわけで測定データを有効に活用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による測定力−法を説明するためのブロ
ック構成図、第2図は第1図に示される測定装置台、歪
検出器及び機械的振動歪発生器の断面図、第6図は第1
図と示される力検出器の断面図、第4図は第1図に示さ
れる合成波電気信号発生装置のブロック構成図、第5図
は第1図に示される合成波電気信号処理装置のゾロツク
構成図、第6図は第1図に示される中央処理装置のブロ
ック構成図である。 2・・・・・歪検出器 3・・・・・・機械的振動歪発
生器4・・・・・恒温槽 5・・・・・・被測定材料 
6・・・・・・力検出器 7・・・・・・合成波電気信
号発生装置 8.9.10、・・・・増幅器 11・・
・・・合成波電気信号処理装置12・・・・・中央処理
装置 代理人浅村 皓 外4名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 イ 基本周波数f1に対し2n−1(n = 1.2.
    −N)倍の周波数の正弦波で11 f2 r f3 +
     ・・・fNを合成した合成波の電気信号を発生する段
    階;口 該合成波の電気信号を電気−歪変換器により機
    械的振動に変換する段階、 ハ 被測定試料の一端に該機械的振動を歪として印加す
    ると共に歪−電気変換器により該印加された歪を電気信
    号に変換して第1の電気出力信号を得る段階、 二 該被測定試料の他端に発生する力をカー電気変換器
    により電気信号に変換して第2の電気出力信号を得る段
    階、 ホ 前記第1の電気出力信号及び前記第2の電気出力信
    号ンそれぞれフエーリエ変換し、得られた歪及び力の被
    数個の周波数f1. f2パ°°fNK対応jるそれぞ
    れの複素数値S 1 + 82・”’ SN及びFl、
    F・2.・・・FNより所望の複素動的弾性率El =
    kpユ/81 、E2 ”” kF2/S2 +・・・
    EN〒kF□N””Nを同時に求める段階、 より成る合成波を用(・た複素動的弾性率の測定方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH055684A (ja) * 1990-10-11 1993-01-14 Seiko Instr Inc 熱機械的分析装置
JP2002365206A (ja) * 2001-06-12 2002-12-18 Shimadzu Corp 粘弾性材料の試験方法および試験装置

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JPS55156835A (en) * 1979-05-24 1980-12-06 Iwamoto Seisakusho:Kk Measuring device for viscoelasticity

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