JPS5912837A - 起毛塩ビ金属板 - Google Patents
起毛塩ビ金属板Info
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- JPS5912837A JPS5912837A JP12234882A JP12234882A JPS5912837A JP S5912837 A JPS5912837 A JP S5912837A JP 12234882 A JP12234882 A JP 12234882A JP 12234882 A JP12234882 A JP 12234882A JP S5912837 A JPS5912837 A JP S5912837A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は起毛塩e金属板に関し、更に詳しくは所謂スェ
ード調乃至ベルベットRIMの風合をもった起毛塩ビ金
属板に関する。
ード調乃至ベルベットRIMの風合をもった起毛塩ビ金
属板に関する。
従来、届、不織布9合成樹脂シート等の上に気泡を含む
セル構造を有する樹脂層を設け、その外表面を起毛処理
したスェード調乃至ベルペット調シート応;衣服、家具
、または住宅9店舗もしくは自動車轡の内装材として使
用され°Cいる。
セル構造を有する樹脂層を設け、その外表面を起毛処理
したスェード調乃至ベルペット調シート応;衣服、家具
、または住宅9店舗もしくは自動車轡の内装材として使
用され°Cいる。
またヒ記起毛処理をスライス処理で行なうものも用□い
られている。しかし、これらの基材はフレキシブルで強
度の乏しい前記シート類であり、それ自体強[リ一部相
となり得す、軟鋼板や表面処理鋼板のようrニアレスI
J11工、折り曲げ等の各種成形加工が出来ず、心情な
形状を維持する市が出来なかった、圭だ一方成形後の金
属板に前記スェード調シートを1−1わやむらなく強固
に貼付することは極め−CI!l+4難であ−)だ。
られている。しかし、これらの基材はフレキシブルで強
度の乏しい前記シート類であり、それ自体強[リ一部相
となり得す、軟鋼板や表面処理鋼板のようrニアレスI
J11工、折り曲げ等の各種成形加工が出来ず、心情な
形状を維持する市が出来なかった、圭だ一方成形後の金
属板に前記スェード調シートを1−1わやむらなく強固
に貼付することは極め−CI!l+4難であ−)だ。
そこで本発明者等は加工性、耐食性、形状保持性、剛性
等に優れる塩化ビニル金属板の表面自体をスェード調乃
至ベルベット調とする事により前記問題点を解決し得る
事を見出した。
等に優れる塩化ビニル金属板の表面自体をスェード調乃
至ベルベット調とする事により前記問題点を解決し得る
事を見出した。
本発明の目的はJJII工性、耐食性、形状保持性、剛
性、風合等に優れる起毛塩ビ金属板を提供するにある。
性、風合等に優れる起毛塩ビ金属板を提供するにある。
本発明により、
金属板を基材とし、その片面もしくけ両面に、接着剤層
及び塩化ビニル系樹脂Nを有する塩ビ金属板において、
前記塩化ビニル系樹脂層の少なくとも表層部が気泡を含
むセル構造であり、かつその外表面が起毛処理されてい
る車?特徴とする起毛塩ビ金属板が提供される。
及び塩化ビニル系樹脂Nを有する塩ビ金属板において、
前記塩化ビニル系樹脂層の少なくとも表層部が気泡を含
むセル構造であり、かつその外表面が起毛処理されてい
る車?特徴とする起毛塩ビ金属板が提供される。
以下に図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図及び第2図は無気泡の塩ビ系樹脂層を、接着剤層
と表層である発泡セル構造の塩ビ系樹脂層との間に夫々
有しない場合及び有する場合の本発明実施例断面図であ
る。
と表層である発泡セル構造の塩ビ系樹脂層との間に夫々
有しない場合及び有する場合の本発明実施例断面図であ
る。
第1図では基材金属板1の上に接、1寸剤層2を介【7
て気泡5ヶ多数有1−る発泡セル構造の塩ビ系樹脂層4
eが表層として波覆さJt−Cいる。第2図では接着剤
層2と介l(リセル樹脂層4の間に無気泡の塩ビ系樹脂
層3が1層として接材介在せられている。
て気泡5ヶ多数有1−る発泡セル構造の塩ビ系樹脂層4
eが表層として波覆さJt−Cいる。第2図では接着剤
層2と介l(リセル樹脂層4の間に無気泡の塩ビ系樹脂
層3が1層として接材介在せられている。
ここに塩ビ系樹脂層とは、平均重合度5 (10乃至2
1) 111)のいわゆるサスペンジョン法、マイクロ
1°スベンシンヨン法、エマルジョン法等によって重合
された塩ビ樹脂、あるいは塩ビ樹脂と酢酸ビニル、rク
リル酸、メダアクリルー酸、マレイン酸、イタ:ノン酸
、−ノマル酸等のカルポキシルノ〜を灯する樹脂との」
13重合樹脂、あるいはそオしらをブレンド[、た樹脂
と、前記塩ビ系樹脂の軟化温度を下げ、柔軟性を与え°
C加工性を付与するための可塑剤と塩ビ系樹脂に熱安定
性、光安定性、加工性を付与するための安定剤、及び気
泡を含むセル構造形成のための発泡剤とから成り、必要
に応じC更に顔料や充てん剤を添加された樹脂層をいう
。
1) 111)のいわゆるサスペンジョン法、マイクロ
1°スベンシンヨン法、エマルジョン法等によって重合
された塩ビ樹脂、あるいは塩ビ樹脂と酢酸ビニル、rク
リル酸、メダアクリルー酸、マレイン酸、イタ:ノン酸
、−ノマル酸等のカルポキシルノ〜を灯する樹脂との」
13重合樹脂、あるいはそオしらをブレンド[、た樹脂
と、前記塩ビ系樹脂の軟化温度を下げ、柔軟性を与え°
C加工性を付与するための可塑剤と塩ビ系樹脂に熱安定
性、光安定性、加工性を付与するための安定剤、及び気
泡を含むセル構造形成のための発泡剤とから成り、必要
に応じC更に顔料や充てん剤を添加された樹脂層をいう
。
前記r3丁1)V4剤には、ジ!亀−オクチルフタレー
ト、ジノ−エチルへキンルフタレート、ジドデシルフタ
レート、ジブチルフタレート、ジイソデシルフタレート
、ジイソデシルフタレート、ジドデシルフタレート等の
フタル酸エステル、あるいはジオクチルアジペート、ジ
オクチルセバケート、ジイソデミノルアジペート等の脂
肪酸エステル、あるいはリン酸トリクレジル、リン酸ト
リオクチル、リン酸オクチルシフ−【ニル、リン酸トリ
フェニル等のリン酸エステル、あるいはトリメリット酸
トリオクチル等のトリメリット酸エステルやポリプロピ
レンアジペート、ポリプロピレンセバケート等のポリエ
ステル糸回−1υ剤、あるいは塩素化パラフィン等の=
i塑剤の一種、または二種以上の組合せが使用されるが
、中でも前記フタル酸エステル、脂肪酸エステルの単独
又は二種以上の混合物が好適に使用される。また可+I
’llJ剤添JJII 量については加工性、柔軟性を
確保するために1111記塩ビ系樹脂100重社部に対
し7町塑剤総犠で3()乃至200重量部の添加が効果
的である。
ト、ジノ−エチルへキンルフタレート、ジドデシルフタ
レート、ジブチルフタレート、ジイソデシルフタレート
、ジイソデシルフタレート、ジドデシルフタレート等の
フタル酸エステル、あるいはジオクチルアジペート、ジ
オクチルセバケート、ジイソデミノルアジペート等の脂
肪酸エステル、あるいはリン酸トリクレジル、リン酸ト
リオクチル、リン酸オクチルシフ−【ニル、リン酸トリ
フェニル等のリン酸エステル、あるいはトリメリット酸
トリオクチル等のトリメリット酸エステルやポリプロピ
レンアジペート、ポリプロピレンセバケート等のポリエ
ステル糸回−1υ剤、あるいは塩素化パラフィン等の=
i塑剤の一種、または二種以上の組合せが使用されるが
、中でも前記フタル酸エステル、脂肪酸エステルの単独
又は二種以上の混合物が好適に使用される。また可+I
’llJ剤添JJII 量については加工性、柔軟性を
確保するために1111記塩ビ系樹脂100重社部に対
し7町塑剤総犠で3()乃至200重量部の添加が効果
的である。
安定剤には、鉛系、カドミウム系、バリウム系、亜鉛系
、カルシウム系、カドミウム・バリウム系。
、カルシウム系、カドミウム・バリウム系。
バリウム・亜鉛系、カルシウム・亜鉛系、錫系、の各種
金属塩安定剤あるいはキレータとしての亜燐酸エステル
、またはエポキヅ化合物等の無金属安定剤が用いら第1
.る。さらに鉛系安定剤としては王塩糸性硫酸鉛、二塩
基性曲リン酸鉛、塩基性亜硫酸鉛、ステアリン酸鉛等が
1吏用できる。
金属塩安定剤あるいはキレータとしての亜燐酸エステル
、またはエポキヅ化合物等の無金属安定剤が用いら第1
.る。さらに鉛系安定剤としては王塩糸性硫酸鉛、二塩
基性曲リン酸鉛、塩基性亜硫酸鉛、ステアリン酸鉛等が
1吏用できる。
また、すjにカドミウム系、バリウム系、亜鉛系、カル
f/ウム系安定剤と17°Cは、カドミウム−バリウム
系、バリウム−IIIi鉛系、カルシウム−亜鉛系の複
合安定剤や当該金属のステアリン酸塩、リシノール酸塩
のいわゆる金屈石ケンが使用される。
f/ウム系安定剤と17°Cは、カドミウム−バリウム
系、バリウム−IIIi鉛系、カルシウム−亜鉛系の複
合安定剤や当該金属のステアリン酸塩、リシノール酸塩
のいわゆる金屈石ケンが使用される。
また四+−i’+ii記賜系安定剤としてはジブチル錫
ジラウレート、ジブチル錫ジメチルマレート、ジブチル
場シマレート、ジブチル場ラウレート・メチルマレート
、ジブチル錫ジオクチルチオグリコレート、ジブチル錫
ジリシル−ト、ジメチル賜ジラウリルメルカプダイト等
の有機錫系安定剤が適用出来る。
ジラウレート、ジブチル錫ジメチルマレート、ジブチル
場シマレート、ジブチル場ラウレート・メチルマレート
、ジブチル錫ジオクチルチオグリコレート、ジブチル錫
ジリシル−ト、ジメチル賜ジラウリルメルカプダイト等
の有機錫系安定剤が適用出来る。
前記6挿安定剤のうちで熱安定性、光安定性、耐プレー
トアウト性、発泡セルの均一性の点から鉛系、バリウム
系、亜鉛系、カルシウム系の安定剤が好適に使用され、
その配合噴は、安定性、経済性の点から前記塩ビ系樹脂
111 ’0重喰物に対して0.5〜10重晴部が好ま
しい。
トアウト性、発泡セルの均一性の点から鉛系、バリウム
系、亜鉛系、カルシウム系の安定剤が好適に使用され、
その配合噴は、安定性、経済性の点から前記塩ビ系樹脂
111 ’0重喰物に対して0.5〜10重晴部が好ま
しい。
前記発泡剤とは塩ビ系樹脂層タ形成する際の加熱溶融時
に分解してN2を主体とする気体を生じその気体によっ
て塩ビ樹脂層に気泡を含むセル構造を形成させるもので
ある。これらの発泡剤には例えばアゾシカ−ボンアミド
、アゾビスブチロニトリル、ジニトロペンタメチレンテ
トラミン、パラトルエンスルホニルヒドラジド、4.4
’オキシビスベンゼンスルホニルヒト→シト等が使#1
1される。
に分解してN2を主体とする気体を生じその気体によっ
て塩ビ樹脂層に気泡を含むセル構造を形成させるもので
ある。これらの発泡剤には例えばアゾシカ−ボンアミド
、アゾビスブチロニトリル、ジニトロペンタメチレンテ
トラミン、パラトルエンスルホニルヒドラジド、4.4
’オキシビスベンゼンスルホニルヒト→シト等が使#1
1される。
中でも発泡剤の分解温度と前記塩ビ系樹脂の溶融温rf
とが比較的に近いアゾシカ−ボンアミド、ジニトロペン
タメチレンテトラミンが特に好適に使用される。
とが比較的に近いアゾシカ−ボンアミド、ジニトロペン
タメチレンテトラミンが特に好適に使用される。
また、発泡剤の添加酸は極めて重要な要因であり、発泡
剤の添加量調節によりセル構造の均一性または発泡倍率
を微妙に制御することができる。
剤の添加量調節によりセル構造の均一性または発泡倍率
を微妙に制御することができる。
本発明にかかる起毛塩ビ鋼板では約2〜8倍の発泡倍率
を有する塩ビ□系樹脂層が好ましい。この範囲の発泡倍
率乞確保するには、狛旧剤の添加量は塩ビ系樹脂1 (
l rl @酸部に対して約1〜5重量部にする。こう
丁第1.ば均一なセル構造を有゛rる塩ビ系樹脂層表1
@が得られる。
を有する塩ビ□系樹脂層が好ましい。この範囲の発泡倍
率乞確保するには、狛旧剤の添加量は塩ビ系樹脂1 (
l rl @酸部に対して約1〜5重量部にする。こう
丁第1.ば均一なセル構造を有゛rる塩ビ系樹脂層表1
@が得られる。
木9明にかかる+t4毛塩ビ金属板を製造する方法とし
ては、第1図に示す金属板lにあらかじめアクリル系、
エポキシ系、ウレタン基、フェノール系、塩ビ系、ポリ
・Lステル系、合成ゴム系の一種又は二種以上の混合・
吻から成る接着剤をロールコート、す―イフーJ−ト、
ディップコート、フローコート、スプレーコート、ハゲ
塗り等の方法で塗布l〜、その後、乾燥、焼付けし、接
着剤@2を形成きイ+る。−)づいて、塩ビ系樹脂と可
塑剤、安定剤、発削剤と必要に応じて顔料、充てん剤、
希釈剤を攪拌調合したプラスチゾルあるいはオルガノゾ
ルをロールコート、ナイフコート、ディップコート、フ
ローコート、スプレーコート、ハ’y 申+) 等(7
) 方法で螢布し、つづいてこの起毛表層用プラスチゾ
ル、あるいはオルガノゾルを加熱溶融せしめる。
ては、第1図に示す金属板lにあらかじめアクリル系、
エポキシ系、ウレタン基、フェノール系、塩ビ系、ポリ
・Lステル系、合成ゴム系の一種又は二種以上の混合・
吻から成る接着剤をロールコート、す―イフーJ−ト、
ディップコート、フローコート、スプレーコート、ハゲ
塗り等の方法で塗布l〜、その後、乾燥、焼付けし、接
着剤@2を形成きイ+る。−)づいて、塩ビ系樹脂と可
塑剤、安定剤、発削剤と必要に応じて顔料、充てん剤、
希釈剤を攪拌調合したプラスチゾルあるいはオルガノゾ
ルをロールコート、ナイフコート、ディップコート、フ
ローコート、スプレーコート、ハ’y 申+) 等(7
) 方法で螢布し、つづいてこの起毛表層用プラスチゾ
ル、あるいはオルガノゾルを加熱溶融せしめる。
その際発泡剤の分解に伴い、塩ビ系樹脂層に気泡が発生
[7、均一なセル構造を有する樹脂層4が形成されると
同時に接着剤層2との間に強固な溶融接着が完成される
。ここで均一なセル構造を有丁□i塩ビ系樹脂を形成せ
しめ、強固な接s4完成させるための加熱溶融温度は約
180〜230℃の範囲が好適である。180℃以ドの
温度では発泡剤の分解が不十分で均一なセル構造が得が
たく、接着も不十分となり、また230℃以、ヒの温度
では過発泡に来たして粗大セル構造となり好ましくない
。
[7、均一なセル構造を有する樹脂層4が形成されると
同時に接着剤層2との間に強固な溶融接着が完成される
。ここで均一なセル構造を有丁□i塩ビ系樹脂を形成せ
しめ、強固な接s4完成させるための加熱溶融温度は約
180〜230℃の範囲が好適である。180℃以ドの
温度では発泡剤の分解が不十分で均一なセル構造が得が
たく、接着も不十分となり、また230℃以、ヒの温度
では過発泡に来たして粗大セル構造となり好ましくない
。
また、第2図に示す無□気泡層3を下層としてE層に発
泡セル樹脂11i 4を形成させる方法としてはあらか
じめカレンダー成形、′【゛ダイ押出し成形、インフレ
ーション成形等によって製造された無発泡塩ビ系シート
を基材とするか、もしくは塩ビ系樹脂・可塑剤、安定剤
、顔料、充てん剤から成るプラスチゾルを金属板あるい
は離型紙等に塗布、加熱溶融せし−めた塩ビ系シートを
基材とじて、その上に前記起毛表層用プラスチゾルない
しオルガノゾルなロールコート、ナイフコート、フロー
コート、ティップコート、スプレーコート、ハゲ塗りコ
ート等で塗布し、つづいCIJII熱溶融、発泡せ【、
ある。
泡セル樹脂11i 4を形成させる方法としてはあらか
じめカレンダー成形、′【゛ダイ押出し成形、インフレ
ーション成形等によって製造された無発泡塩ビ系シート
を基材とするか、もしくは塩ビ系樹脂・可塑剤、安定剤
、顔料、充てん剤から成るプラスチゾルを金属板あるい
は離型紙等に塗布、加熱溶融せし−めた塩ビ系シートを
基材とじて、その上に前記起毛表層用プラスチゾルない
しオルガノゾルなロールコート、ナイフコート、フロー
コート、ティップコート、スプレーコート、ハゲ塗りコ
ート等で塗布し、つづいCIJII熱溶融、発泡せ【、
ある。
形成された下層に無気泡の塩ビ樹脂II)13、上層に
発泡セル樹脂層41に有する塩ビ系シートは第2図に示
す如く予め接着剤Fa21に施された金属板1にロール
圧雪等により積層される。この際、無気泡層3と接着剤
層2とが強固に接着するためには接着剤層2を有する金
属板lはあらかじめ、180〜230℃に加熱してねく
のがよい。
発泡セル樹脂層41に有する塩ビ系シートは第2図に示
す如く予め接着剤Fa21に施された金属板1にロール
圧雪等により積層される。この際、無気泡層3と接着剤
層2とが強固に接着するためには接着剤層2を有する金
属板lはあらかじめ、180〜230℃に加熱してねく
のがよい。
第1図及び第2図に示す発泡セル層4はベルトサングー
、ロニルチンダー、バッフィングマシン等の研磨機を用
いて当該塩ビ系樹脂層表層を研磨するか、あるいはズブ
リツテイングマシンを用いて端側することにより塩ビ系
樹脂層の表層が破壊され塩ビ系樹脂層内部のセル構造が
表面に現われスェード調乃至ベルペット調の表面外観を
有量るdp毛塩ビ金属板が得られる。ところが従来のセ
ル構造を持たない塩ビ被膜を有する塩ビ鋼板を用いて、
塩ビ1闘を研磨あるいは腕側しても、セル構造を持たな
いため、スェード調、ベルベット調の外・観は得られな
い。
、ロニルチンダー、バッフィングマシン等の研磨機を用
いて当該塩ビ系樹脂層表層を研磨するか、あるいはズブ
リツテイングマシンを用いて端側することにより塩ビ系
樹脂層の表層が破壊され塩ビ系樹脂層内部のセル構造が
表面に現われスェード調乃至ベルペット調の表面外観を
有量るdp毛塩ビ金属板が得られる。ところが従来のセ
ル構造を持たない塩ビ被膜を有する塩ビ鋼板を用いて、
塩ビ1闘を研磨あるいは腕側しても、セル構造を持たな
いため、スェード調、ベルベット調の外・観は得られな
い。
前記起毛塩ビ金属板は金属板と塩ビ系樹脂層は接着剤を
介して強固に接着しているため曲げ加工、プレス加工、
張出し加工、剪断+111 I等の板金加工が可能でこ
のような加工を伴っでも塩ビ系樹脂層の剥離はない。
介して強固に接着しているため曲げ加工、プレス加工、
張出し加工、剪断+111 I等の板金加工が可能でこ
のような加工を伴っでも塩ビ系樹脂層の剥離はない。
また、起毛塩ビ金属板の塩ビ系樹脂層3の表面にアクリ
ル系、ウレタン系等の着色あるいは透明塗料によるトッ
プコートを施(、たり、さらに凸版、グラビア、オフセ
゛1ト、シルクスクリーン等の印刷や箔押し、刻印、エ
ンボスIJu上等の表面加工を施すことも可能である。
ル系、ウレタン系等の着色あるいは透明塗料によるトッ
プコートを施(、たり、さらに凸版、グラビア、オフセ
゛1ト、シルクスクリーン等の印刷や箔押し、刻印、エ
ンボスIJu上等の表面加工を施すことも可能である。
なお基板である金属板は冷延鋼板、各種表面処理鋼板や
ステンレス鋼板の他、銅板、アルミ板、真鍮板その他の
非鉄金属もしくは合金板であることが出来る。
ステンレス鋼板の他、銅板、アルミ板、真鍮板その他の
非鉄金属もしくは合金板であることが出来る。
ところで他の起毛された塩ビ系樹脂被覆金属板の製造法
としては、あらかじめ本発明方法に従って発泡、起毛さ
れて製造された塩ビ系シートをロール圧着、ブレス圧雪
等の方法にて金属板に積層いづitの方法によるにせよ
、所望により金属板の片面乃全両面に起毛塩ビ層を施[
ことは容易である1、 思ドl二木うI明を実施例により四に具体的に説明する
。
としては、あらかじめ本発明方法に従って発泡、起毛さ
れて製造された塩ビ系シートをロール圧着、ブレス圧雪
等の方法にて金属板に積層いづitの方法によるにせよ
、所望により金属板の片面乃全両面に起毛塩ビ層を施[
ことは容易である1、 思ドl二木うI明を実施例により四に具体的に説明する
。
〔実施例IJ
配合Aにて混練、脱泡して作成1.たプラスチゾルを、
あらかじめアクリル系樹脂接着剤(ソニーケミカルスI
0製16A32)’&約5μ塗布17、焼付け[た1φ
みn、6 vtynの電気亜鉛めっき′6騨板にナイフ
コータに′C厚み0.2 #IJI+になるように塗布
し、200°C1で(10秒間加熱溶融し、約3倍の発
泡倍率の発泡層を台する塩ビ鋼板を得た。
あらかじめアクリル系樹脂接着剤(ソニーケミカルスI
0製16A32)’&約5μ塗布17、焼付け[た1φ
みn、6 vtynの電気亜鉛めっき′6騨板にナイフ
コータに′C厚み0.2 #IJI+になるように塗布
し、200°C1で(10秒間加熱溶融し、約3倍の発
泡倍率の発泡層を台する塩ビ鋼板を得た。
さ1)に水塩ビfi′ll板の塩ビ発泡層表層奢す24
06、IF 1紙を使用したバッフィングマシン(北村
機械tl+製 KIW2(13)にて研磨し起毛塩ビ鋼
板乞得た。本塩ビ鋼板はスェード調の風合を有し、ロー
ルフ」−−ミング、ブレス加]−1折り曲げ加工にても
起−1塩ビハ・1の剥離、し、どきは認めら第1.ず良
好な加工性を有した。
06、IF 1紙を使用したバッフィングマシン(北村
機械tl+製 KIW2(13)にて研磨し起毛塩ビ鋼
板乞得た。本塩ビ鋼板はスェード調の風合を有し、ロー
ルフ」−−ミング、ブレス加]−1折り曲げ加工にても
起−1塩ビハ・1の剥離、し、どきは認めら第1.ず良
好な加工性を有した。
塩ビ樹脂(ゼオン43A) 1(10市犠部
ジ瀧オクチルフタレート 70 〃2塩
基性亜リン酸鉛 3 /Jアゾシカーボン
アミド 3 〃顔料(T 102)
2 (1//C11CO31(1n 〔実施例2〕 実施例1と同様の手順にて作成した発泡層を有する塩ビ
鋼板の塩ビ発泡層表層をスプリッティングマシン(北村
機械■製 1ぐIW−1(1)を用いて腕側し1表層に
セル構造を有する起毛塩ビ鋼板を得た。
ジ瀧オクチルフタレート 70 〃2塩
基性亜リン酸鉛 3 /Jアゾシカーボン
アミド 3 〃顔料(T 102)
2 (1//C11CO31(1n 〔実施例2〕 実施例1と同様の手順にて作成した発泡層を有する塩ビ
鋼板の塩ビ発泡層表層をスプリッティングマシン(北村
機械■製 1ぐIW−1(1)を用いて腕側し1表層に
セル構造を有する起毛塩ビ鋼板を得た。
本塩ビ鋼板は良好なスェード調風合を有し、ロールフオ
τミング、プレス加工を施[、Cも起毛塩ビ層の剥離、
しごきはなく良好な加工性を有した。
τミング、プレス加工を施[、Cも起毛塩ビ層の剥離、
しごきはなく良好な加工性を有した。
〔実施例3〕
あらかじめ実施例1と同一のアクリル系樹脂接着剤を約
5μ塗布焼付した厚みQ、 5 amの冷延鋼板に配合
Bにて混練、脱泡して得られたプラスチゾルを約0.3
mynの厚みにナイフコーダーで塗布した後、2 (
1(1”Cで60秒加熱、溶融し、約3倍の発1151
倍率の発泡塩ビ層を有する塩ビ鋼板¥得た。
5μ塗布焼付した厚みQ、 5 amの冷延鋼板に配合
Bにて混練、脱泡して得られたプラスチゾルを約0.3
mynの厚みにナイフコーダーで塗布した後、2 (
1(1”Cで60秒加熱、溶融し、約3倍の発1151
倍率の発泡塩ビ層を有する塩ビ鋼板¥得た。
水塩ビfliilI板の発泡塩ビ層表層を実MEi例2
と同様の〕i法で腕側L7た後、常法にしたがって発泡
塩ビ層表層にグラビア印刷を施した。
と同様の〕i法で腕側L7た後、常法にしたがって発泡
塩ビ層表層にグラビア印刷を施した。
得らオtた起し塩ビ鋼板はスェード調の風合を有し¥施
例1と同様の加−[Y施しても起毛塩ビ層の剥ν+lE
t、、、ごAはなく良好であった。
例1と同様の加−[Y施しても起毛塩ビ層の剥ν+lE
t、、、ごAはなく良好であった。
〔配合13 〕
塩ビ樹脂(ゼオン 121L) 100重謙部
2ンr”7ンデシルフタレート 80
〃Tゾジカーボンアミド 3
〃安定剤(KV−83Co−5Cn系):(〃顔料(1
’1U2) 20 It〔実施例4〕 厚み02駅の軟質塩ビシート(呵gv7剤喰50重11
を部)」二に配合Bにて混練脱泡して得られたプラスチ
ゾルをナイフコーターにて厚み0.5 rnmにて塗布
し、木i/ −トf 9.5 gemの冷延鋼板乞支持
体にして206℃にて6()秒間、7Jl)熱、溶融し
下層に軟質塩ビの無発泡層、七1−に発泡層を有する塩
ビシートを得た。つづいて本シートの発泡層表層を実施
例2と同様にスブリ゛ソテイングマシンを用いて漉割し
、起毛塩ビ層を有1−るンートとし、ついで実施例1と
同様の接着剤を焼付は後の厚みが5μになるように噌布
した電気曲鉛めっき鋼板を22C)℃において60秒間
加熱暁焼付施j、た直後、前記起毛塩ビシートをロール
にて川石11.冷却し、起毛塩ビ鋼板!得た。
2ンr”7ンデシルフタレート 80
〃Tゾジカーボンアミド 3
〃安定剤(KV−83Co−5Cn系):(〃顔料(1
’1U2) 20 It〔実施例4〕 厚み02駅の軟質塩ビシート(呵gv7剤喰50重11
を部)」二に配合Bにて混練脱泡して得られたプラスチ
ゾルをナイフコーターにて厚み0.5 rnmにて塗布
し、木i/ −トf 9.5 gemの冷延鋼板乞支持
体にして206℃にて6()秒間、7Jl)熱、溶融し
下層に軟質塩ビの無発泡層、七1−に発泡層を有する塩
ビシートを得た。つづいて本シートの発泡層表層を実施
例2と同様にスブリ゛ソテイングマシンを用いて漉割し
、起毛塩ビ層を有1−るンートとし、ついで実施例1と
同様の接着剤を焼付は後の厚みが5μになるように噌布
した電気曲鉛めっき鋼板を22C)℃において60秒間
加熱暁焼付施j、た直後、前記起毛塩ビシートをロール
にて川石11.冷却し、起毛塩ビ鋼板!得た。
本起毛塩ビ鋼板はスェード調の風合に有し、ロールフォ
ーミング、プレス加工、折り曲げ加工にても起毛塩ビ層
の剥離、[7ごきは認められず良好な加工性を有した。
ーミング、プレス加工、折り曲げ加工にても起毛塩ビ層
の剥離、[7ごきは認められず良好な加工性を有した。
配合Aよりアゾシカ−ボンアミドを除いた配合にて混練
、脱泡し得られたプラスチゾルをあらかじめ実施例1と
同様の接着剤を雀布焼付けした′電気亜鉛めっき鋼板に
塗布し、200℃において60秒間、加熱溶融し、塩ビ
鋼板を得た。本塩ビ鋼板の塩ビ層を実施例1と同様に研
磨あるI/1は実施例2と同様に漉割してもスェード調
Q)風合を有する起毛塩ビ鋼板は1−)ちれなかった。
、脱泡し得られたプラスチゾルをあらかじめ実施例1と
同様の接着剤を雀布焼付けした′電気亜鉛めっき鋼板に
塗布し、200℃において60秒間、加熱溶融し、塩ビ
鋼板を得た。本塩ビ鋼板の塩ビ層を実施例1と同様に研
磨あるI/1は実施例2と同様に漉割してもスェード調
Q)風合を有する起毛塩ビ鋼板は1−)ちれなかった。
第1図は接着剤暑介して発泡セル構造の塩ビ系樹脂層が
被覆されている本発明実施例の断面図、第2図は更に無
気泡の塩ビ系樹脂下層を施した他の本発明実施例曲面図
である。 1・・・基材金属板、 2・・・接着剤層、3・・・
無気泡樹脂層、 4・・・発泡セル樹脂層、5・・・気
泡。
被覆されている本発明実施例の断面図、第2図は更に無
気泡の塩ビ系樹脂下層を施した他の本発明実施例曲面図
である。 1・・・基材金属板、 2・・・接着剤層、3・・・
無気泡樹脂層、 4・・・発泡セル樹脂層、5・・・気
泡。
Claims (5)
- (1) 金属板を基材とし、その片面もしくは両面に
接着剤層及び塩化ビニル系樹脂層を有する塩ビ金属板に
おいて、前記塩化ビニル系樹脂層の少なくとも表層部が
気泡乞含むセル構造であり、かつその外表面が起毛処理
表面である事を特徴とする起毛塩ビ金属板。 - (2)前記起毛処理がバッフィングマシンあるいはベル
トサンダによる研摩処理である特許請求の範囲第1項記
載の起毛塩ビ金属板。 - (3) 前記起毛処理がシート状塩化ビニル系樹脂の
漉割処理である特許請求の範囲第1項記載の起毛塩ビ金
属板。 - (4) 前記金属板力; 1;11板もしくは各種表
面処理鋼板である特許請求の範囲第1項乃至第3項の内
いづれか一項に記載の起毛塩ビ金属板。 - (5) 前記起毛処理後の外表面に印刷層乃至トツプ
コー ト層を有「る特許請求の範囲第1項乃至第4項の
内いづれか一項に記載σ)起毛塩ビ金属板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12234882A JPS5912837A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 起毛塩ビ金属板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12234882A JPS5912837A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 起毛塩ビ金属板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5912837A true JPS5912837A (ja) | 1984-01-23 |
JPS6156095B2 JPS6156095B2 (ja) | 1986-12-01 |
Family
ID=14833709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12234882A Granted JPS5912837A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 起毛塩ビ金属板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912837A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61132332A (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-19 | サンスタ−技研株式会社 | 起毛様の外観をもつ真空成形用スポンジシ−ト |
JPH01227316A (ja) * | 1988-03-07 | 1989-09-11 | Alps Electric Co Ltd | 薄膜スイツチ |
-
1982
- 1982-07-13 JP JP12234882A patent/JPS5912837A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61132332A (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-19 | サンスタ−技研株式会社 | 起毛様の外観をもつ真空成形用スポンジシ−ト |
JPH0120984B2 (ja) * | 1984-11-30 | 1989-04-19 | Sunstar Giken Kk | |
JPH01227316A (ja) * | 1988-03-07 | 1989-09-11 | Alps Electric Co Ltd | 薄膜スイツチ |
JPH0754657B2 (ja) * | 1988-03-07 | 1995-06-07 | アルプス電気株式会社 | 薄膜スイツチ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6156095B2 (ja) | 1986-12-01 |
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