JPS59128334A - 家畜・家禽飼料用添加剤 - Google Patents

家畜・家禽飼料用添加剤

Info

Publication number
JPS59128334A
JPS59128334A JP58002855A JP285583A JPS59128334A JP S59128334 A JPS59128334 A JP S59128334A JP 58002855 A JP58002855 A JP 58002855A JP 285583 A JP285583 A JP 285583A JP S59128334 A JPS59128334 A JP S59128334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antibiotics
strain
resistant
feed
bacillus subtilis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58002855A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0331171B2 (ja
Inventor
Kiichi Sawai
喜一 澤井
Masatsune Kurono
昌庸 黒野
Juichi Awatani
粟谷 寿一
Takahito Shiromori
孝仁 城森
Tokio Fujii
登起男 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd
Original Assignee
Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd filed Critical Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd
Priority to JP58002855A priority Critical patent/JPS59128334A/ja
Publication of JPS59128334A publication Critical patent/JPS59128334A/ja
Publication of JPH0331171B2 publication Critical patent/JPH0331171B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、発育促進、疾病の予防などに優れた効果を有
する家畜・家禽の飼料添加剤ならびにその製法に関する
家畜・家禽用の飼料添加剤としては、従来抗生物質を含
めて各種多様な物質が用いられてきた。
そして現状では、飼料添加剤としての抗生物質の使用曲
は低減される傾向にはあるが、家畜・家禽用の飼料には
、各種の抗生物質が広範に添加されている。このような
現状においては、抗生物質を含有する家畜・家禽用飼料
の有効性を何らかの方策により、さらに飛躍的に向上さ
せることが望まれている。
本発明者らは、上記の点に鑑み、抗生物質を含有する家
畜・家禽用飼料の有効性をさらに向上すべく鋭意研究し
た結果、抗生物質などの化学wI法剤に耐性を示す新た
にΩ11成さty k納豆菌を11効成分とする飼料添
加剤を、上記の家畜・家禽用飼料に添加することによっ
て、家畜、あるいは家禽類の発育促進、肉質改善、疾病
の予防、飼料効率の向上などに著しい効果が認められる
ことを見出して本発明を完成した。
すなわち本発明による家畜・家禽用飼料添加剤は、化学
療法剤に耐性を示ず納豆菌を有効成分として含むことを
特徴している。また本発明による家畜・家禽用飼料添加
剤は、納豆菌から化学療法剤に耐性を示す菌を分離する
などして新たに創成された化学療法剤耐性納豆菌を、脱
脂大豆などの穀類あるいはその破砕物に接種して培養し
た後、さらに必要に応じて乾燥あるいは粉砕処理を施す
ことによって製造される。
化学療法剤に耐性を示ず納豆菌すなわち1ヒ学療法剤耐
性納豆菌は、納豆菌から化学療法剤に耐性を示す菌を分
離し、これを培iすることにより得・られる。これらの
新炭な納豆菌はバチルス・ズブチリス(Bacillu
s −5ubtllis)に属するもノテあって、具体
的にはポリペプチド系抗生物質に耐性を示すバチルス・
ズブチリスPP−1株とPP−1株、マクロライド系抗
生物質に耐性を示すバチルス・ズブチリスM−1株とM
−If株、ポリエーテル系抗生物質に耐性を示ずバチル
ス・ズブチリスPE株およびテトラザイクリン系抗生物
質に耐性を示すバチルス・ズブチリ21株が挙げられ、
それぞれ以下に示す工業技術院微生物工業技術研究所(
微工研)における受託番号を有する。
上記の化学療法剤耐性納豆菌の菌学的性質は次のとおり
である。
1、生育状態(37℃、2・−7日間培養)バチルス・
ズブチリスPP−I株、PP−1株、M1株、M−II
株、PE株、1株はいずれも次のような生育状態を示し
た。
イ)肉汁寒天平板培地 凸円状に隆起し、表面は平滑で灰白色のコロニーを形成
する。
口)肉汁寒天斜面培地 糸状に良く生育し、淡い灰白色を帯びている。
表面は平滑で全体に凸状に隆起する。
ハ)肉汁液体培地 液表面にしわを有する厚膜状に生育する。色調は淡灰白
色である。
二)肉汁ゼラチン穿刺培地 線状に生育し、液化は弱い。
ホ〉リドマスミルク培地 虫酸性はみられないがペプトン化が認められるへ)バレ
イショ片培地 灰白色脂肪様の色調で生育する。
上記のいずれの培地上でも桿状で周毛を有し運動性があ
る。また楕円形の内生胞子を形成する。
2゜ [ 「1 門 1も: げ i V! 置 け l−〒 11” 61 ]。
1 /′ 以上の菌学的性状は、化学療法剤に対する耐性を除けば
、いずれの性状のパーギーズ・マニュアル・オブ・デタ
ミネーティブ・バクテリオロジー第8版に記載されたバ
チルス・ズブチリス(3aclllus  5ubti
lis)に属する納豆菌と一致している。また、ムチン
生成などから、本発明による化学療法剤耐性納豆菌は、
通常納豆の製造に使用される納豆菌と異なる点は認めら
れず、抗生物質などの化学療法剤に対して耐性を示す点
でのみ相違するものであると認められる。
本発明においては、飼料に添加されている化学療法剤の
神類に応じて、どの化学療法剤に耐性を有する納豆菌を
飼料添加剤として用いるかを決定づ′る。たとえば飼料
中にテトラサイクリン系抗生物質が添加されている場合
には、テトラサイクリン系抗生物質に耐性を有する納豆
菌が用いられる。
また、飼料中に2種類以上の抗生物質が添加されている
場合には、いずれの抗生物質に対しても耐性を有する納
豆菌が用いられる。
このように化学療法剤に耐性を有する納豆菌を含む飼料
添加剤を、化学療法剤を含む飼料に添加することによっ
て、家畜・家禽の生育を著しく促進することができると
ともに、疾病の予防、肉質の改善などが達成される。
本発明において、化学療法剤耐性納豆菌を有効成分とす
る飼料添加剤による家畜・家禽の成長促進作用は、単に
納豆菌の培養によって培養物中に蓄積されるビタミン類
、アミノ酸類などにのみ起因するものであるとは当えに
クク、抗生物質などの化学療法剤によっても死滅するこ
とのない強力な納豆菌が家畜・家禽類に摂取された場合
に、その生体内においてもすぐれた生育をもたらすとい
う総合的でかつ相乗的な作用によるものであろうと考え
られる。
以下にポリペプチド系抗生物質に耐性を示ずバチルス・
ズブチリスPP−I株を脱脂大豆粉末に接種して培養し
た本発明の家畜・家禽用飼料添加剤による鶏における試
駒成績を示ず。
(a)鶏種:ブロイラー専用種初生雛 シェーバ−FJl 20羽 (雄、−■各60羽) (b )供試飼料二I]合標準配合飼料Nおよび18N
(東海組合飼料株式会社) 飼料成分(%) (0)飼育方法:雄、離合20羽づつを3群に分ける。
対照区■:標準配合飼利N、18Nのみを与える。
対照区U:4M準配合飼料N、18Nに薬剤耐性を有さ
ない納豆菌0.3%を添加したも のを与える。
試験区:標準配合飼料N、18Nに薬剤耐性を有するバ
チルス・ズブチリスルルーr株を0.3%添加したもの
を与える。
飼育開始後0〜4週は前期、4〜7週は後期、7〜8週
は仕上げ期であり、各週における鶏の体重を測定し、平
均して成績とした。
(d)成gi:成績を表に示す(単位0〉この表より化
学療法剤に耐性を示す納豆菌を有効成分とする飼料添加
剤が優れた成長促進作用を有することがわかる。
以下に、本発明による飼わ1添加剤の製造方法を実施例
により説明するが、本発明はこれらの実施例に限定され
るものではない。
実施例1 バチルス・ズブチリスPP−1株をペプトン10、肉エ
キス1 o 、 食塩0.12(Iを含有する培養液1
00 mQ、 (pH7,0>に接種し、37℃で16
〜20時間回転振とう培養し、種培養液とした。この種
培養液20111Qを、別途加熱滅菌しIこ脱脂大豆粉
末100oに加え、撹拌後、37℃で16〜20時間静
置j8装した。得られた培養物を温風で通気乾燥して粉
末とし、本発明により飼料添加剤を製造した。
実施例2 バチルス・ズブヂリスPE株を、バチルス・ズブチリス
PP−1株の代わりに用いた以外は実施例−1と同様に
して飼料添加剤を製造した。
実施例3 バチルス・ズブチリスPP−II株を、バチルス・ズブ
チリスPP−I株の代わりに用いた以外は、実施例1と
同様にして飼料添加剤を製造した。
実施例4 バチルス・ズブチリス1株をバチルス・ズブチリスPP
−1株の代わりに用いた以外は、実施例1と同様にして
飼料添加剤を製造した。
実施例5 バチルス・ズブチリスM−1株を、バチルス・ズブチリ
スPP−1株の代わりに用いた以外Iま、実施例1と同
様にて飼料添加剤を製造した。
実施例6 バチルス・ズブチリスM−II株を、バチルス・ズブチ
リスPP−1株の代わりに用(また以タト(よ、実施例
1と同様にて飼料添加剤を製造した。
特許出願人 株式会社三和化学研究所

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  化学療法剤に耐性を示す納豆菌を有効成分と
    する家畜・家禽用飼料添加剤。 ■ 納豆菌がポリペプチド系抗生物質に耐性を示すバチ
    ルス・ズブチリスPP−1株とPP−11株、マクロラ
    イド系抗生物質に耐性を示すバチルス・ズブチリスM−
    I株とM−It株、ポリエーテル系抗生物質に耐性を示
    すバチルス・ズブチリスPE株およびテトラ状1′タリ
    ン系抗生物質に耐性を示すバチルス・ズブチリス1株か
    らなる群から選択されることを特徴とする特許請求の範
    囲第(1)項に記載の飼料添加剤。 (J 納豆菌が、ポリペプチド系抗生物質、マクロライ
    ド系抗生物質、ポリエーテル系抗生物質、テトラサイク
    リン系抗生物質の少なくとも1種以上に対して耐性を示
    すものであることを特徴とする特許請求の範囲第(1)
    項に記載の飼料添加剤。 (4)化学療法剤に耐性を示ず納豆菌を、穀類またはそ
    の破砕物に接種して培養した後、必要に応じてさらに乾
    燥あるいは粉砕処理を施すことを特徴とする家畜・家禽
    用飼料添加剤のIllll決方
JP58002855A 1983-01-13 1983-01-13 家畜・家禽飼料用添加剤 Granted JPS59128334A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58002855A JPS59128334A (ja) 1983-01-13 1983-01-13 家畜・家禽飼料用添加剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58002855A JPS59128334A (ja) 1983-01-13 1983-01-13 家畜・家禽飼料用添加剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59128334A true JPS59128334A (ja) 1984-07-24
JPH0331171B2 JPH0331171B2 (ja) 1991-05-02

Family

ID=11540999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58002855A Granted JPS59128334A (ja) 1983-01-13 1983-01-13 家畜・家禽飼料用添加剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59128334A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4919936A (en) * 1987-02-25 1990-04-24 The Calpis Food Industry Co., Ltd. Feeds
KR100372159B1 (ko) * 2000-05-19 2003-02-14 주식회사 바이오알앤즈 미생물을 이용한 사료첨가제 제조방법 및 이에 따라제조된 사료첨가제
JP2008187929A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Natl Fedelation Of Agricult Coop Assoc 飼料添加剤

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4919936A (en) * 1987-02-25 1990-04-24 The Calpis Food Industry Co., Ltd. Feeds
USRE34837E (en) * 1987-02-25 1995-01-24 The Calpis Food Industry Co., Ltd Feeds
KR100372159B1 (ko) * 2000-05-19 2003-02-14 주식회사 바이오알앤즈 미생물을 이용한 사료첨가제 제조방법 및 이에 따라제조된 사료첨가제
JP2008187929A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Natl Fedelation Of Agricult Coop Assoc 飼料添加剤

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0331171B2 (ja) 1991-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3028214B2 (ja) 鳥類用生菌剤の投与方法
HU230800B1 (hu) Új probiotikumok hobbiállat-eledel kompozíciókhoz
JPS63209580A (ja) バチルス・ズブチリスc−3102
JP3648233B2 (ja) 飼料組成物
JP4565057B2 (ja) イムノグロブリンa誘導能の高い新規乳酸菌
KR101702499B1 (ko) 신규한 유산균, 진균 및 세균을 포함하는 사료첨가용 조성물
BR112019002545B1 (pt) Composição para aditivos de ração animal, ração animal e método para preparar uma composição para aditivos de ração animal
Utami et al. Supplementation of probiotic and prebiotic on the performance of broilers
JP2010136668A (ja) 新規シュウドモナス属細菌
KR100362959B1 (ko) 황국균과 납두균을 이용한 사료 첨가용 미생물 생균제의 제조방법
JPS59128334A (ja) 家畜・家禽飼料用添加剤
CN103555625B (zh) 一种高产赖氨酸的枯草芽孢杆菌pl83及制备方法和应用
JP2526733B2 (ja) 魚類、甲殻類の細菌病予防治療剤
KR102289532B1 (ko) 기능성 가축보조사료의 조성물 및 이의 제조방법
CN1796540A (zh) 具有抗肠道致病菌和抗氧化特性的双歧杆菌及其用途
KR102393124B1 (ko) 동애등에와 곤충키틴을 포함하는 발효 곤충사료첨가제의 제조방법 및 그에 따라 제조된 발효 곤충사료첨가제
JP3180886B2 (ja) 動物成長促進剤
JP3834460B2 (ja) 動物の乳頭除菌剤
WO2019088081A1 (ja) 新規な菌株、ならびにこの菌株を用いた飼料添加剤、飼料、製造方法、および飼育方法
KR102588133B1 (ko) 가축의 성장 촉진 및 악취 감소용 조성물.
RU2797587C1 (ru) Пробиотическая кормовая добавка для коров и телят
US11337441B2 (en) Probiotic composition for use in a feed additive
JPH03173826A (ja) 家畜等の白痢・下痢の予防、治療剤
JP2000325027A (ja) 増体促進剤
CN111418712A (zh) 提高鲈鱼存活率的饲料添加剂及其制备方法