JPS59128298A - 液相エピタキシヤル成長法 - Google Patents
液相エピタキシヤル成長法Info
- Publication number
- JPS59128298A JPS59128298A JP98083A JP98083A JPS59128298A JP S59128298 A JPS59128298 A JP S59128298A JP 98083 A JP98083 A JP 98083A JP 98083 A JP98083 A JP 98083A JP S59128298 A JPS59128298 A JP S59128298A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temp
- epitaxial growth
- solution
- temperature
- wafers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C30—CRYSTAL GROWTH
- C30B—SINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
- C30B19/00—Liquid-phase epitaxial-layer growth
- C30B19/06—Reaction chambers; Boats for supporting the melt; Substrate holders
- C30B19/062—Vertical dipping system
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、Siをドーパントとして含む溶液の中に、
多数の化合物半導体ウェハを竪方向に並べたものを加熱
、冷却してウェハ上にエピタキシャル層を成長させる竪
形液相エピタキシャル成長法の改良に関する。
多数の化合物半導体ウェハを竪方向に並べたものを加熱
、冷却してウェハ上にエピタキシャル層を成長させる竪
形液相エピタキシャル成長法の改良に関する。
GaAs −、GaP % lnPなどの化合物半導
体ウェハに、Siをドーパントとして含むエピタキシャ
ル成長層を形成するために、竪形液相エピタキシャル成
長法を用いる事ができる。
体ウェハに、Siをドーパントとして含むエピタキシャ
ル成長層を形成するために、竪形液相エピタキシャル成
長法を用いる事ができる。
第1図は液相エピタキシャル成長法を行うための装置の
断面図である。
断面図である。
この例では、半導体ウェハ1はGaAsウェハである。
直径は50龍程度のものを用いる。
治具2は断面が凹字型の浅い容器であり、ここに半導体
ウェー)1か収められている。
ウェー)1か収められている。
治具2の中には、半導体ウェハ1のさらに上へGaAs
を溶かしたGa溶液3が満されている。Ga溶液には、
エピタキシャル層を形成すべきGaAsを溶質として含
む。GaAsは飽和濃度にあるのが望ましい。
を溶かしたGa溶液3が満されている。Ga溶液には、
エピタキシャル層を形成すべきGaAsを溶質として含
む。GaAsは飽和濃度にあるのが望ましい。
溶質は、半導体ウェハ1の成分と同一であることが必要
で、半導体ウェハがGaP5 lnPの場合は、当然
溶質もGaP> lnPである。
で、半導体ウェハがGaP5 lnPの場合は、当然
溶質もGaP> lnPである。
溶液3は、溶質を溶かす事ができ、しかも融点が十分低
い、という条件が課される。このため、一般にGaが用
いられる。
い、という条件が課される。このため、一般にGaが用
いられる。
このようにしたウェハ1、治具2、溶液3の組を、上下
方向シこ多数組積上げる。石英カセット7を竪に支持し
ておき、この中ヘウエハ、治具の組を竪に積上げるから
、竪形液相エピタキシャル成長法と呼ぶ。第7図は装置
の分解斜視図である。
方向シこ多数組積上げる。石英カセット7を竪に支持し
ておき、この中ヘウエハ、治具の組を竪に積上げるから
、竪形液相エピタキシャル成長法と呼ぶ。第7図は装置
の分解斜視図である。
実際に−は、溶液3は、互に分離しているのではなく、
石英カセット7の側方に2条の竪の溝6が設けられ、間
溝6を通して、Ga溶液は互に連通している。つまり、
石英ルツボ4内に予めGa溶液を入れておき、次に、ウ
ェハ1を置いた浅い円板状の治具2を上方から順に石英
カセット7の中へ入れ、溶液3の中へ沈ませてゆく。
石英カセット7の側方に2条の竪の溝6が設けられ、間
溝6を通して、Ga溶液は互に連通している。つまり、
石英ルツボ4内に予めGa溶液を入れておき、次に、ウ
ェハ1を置いた浅い円板状の治具2を上方から順に石英
カセット7の中へ入れ、溶液3の中へ沈ませてゆく。
治具2の上方は開放しているから、溶液3が人ってくる
。しかし、治具2の開放面(上面)には、1段上の治具
2の底面が戴るので、結局、蓋をするのと同じことにな
る。
。しかし、治具2の開放面(上面)には、1段上の治具
2の底面が戴るので、結局、蓋をするのと同じことにな
る。
このような、治具2、ウェハ1の組を、1本の石英カセ
ット7の中で、同時に処理する。本発明は、50組程度
を同時にエピタキシャル成長させることができる。量産
性に富む方法である。
ット7の中で、同時に処理する。本発明は、50組程度
を同時にエピタキシャル成長させることができる。量産
性に富む方法である。
そして、ヒーター5が石英管8の周囲に設けられている
。
。
H初、石英ルツボ4の中に、Ga溶液、ソースポリ(G
aAs多結晶)、ドーパントを入:I″しておくっこ一
=−5に通電し、炉の温度會上け1000°′S程度に
する。Ga溶液3には、均一にソースポリ、ドーパント
が溶ける。ドーパントはp型、或はn型エピタキシャル
成長させる為に必要な不純物が選ばれるが、本発明では
、ドーパントとしてSiを含む事が要件となる。
aAs多結晶)、ドーパントを入:I″しておくっこ一
=−5に通電し、炉の温度會上け1000°′S程度に
する。Ga溶液3には、均一にソースポリ、ドーパント
が溶ける。ドーパントはp型、或はn型エピタキシャル
成長させる為に必要な不純物が選ばれるが、本発明では
、ドーパントとしてSiを含む事が要件となる。
均一になった溶液3の中へ、前述のように、数十組の治
具、ウェハを順に決めてゆく。溶液3は、それぞれの治
具2の中へ入る。ウェハ1を置いた治具2は溶液3によ
って満たされる。ウェハ上面と浴液3とは、直接に接触
し、浴液はウェハによくなじむ。
具、ウェハを順に決めてゆく。溶液3は、それぞれの治
具2の中へ入る。ウェハ1を置いた治具2は溶液3によ
って満たされる。ウェハ上面と浴液3とは、直接に接触
し、浴液はウェハによくなじむ。
次に炉のfA展を800°C程度から600°C程度ま
で、徐々に下降させる。この時に、エピタキシャル成長
層がウェハ表面に形成される。
で、徐々に下降させる。この時に、エピタキシャル成長
層がウェハ表面に形成される。
竪に並んだウェハに、一対し、温度が一様のまま、降温
させるのではない。下方を低く、上方を高く保ちなから
、徐々に温度を下げてゆく。
させるのではない。下方を低く、上方を高く保ちなから
、徐々に温度を下げてゆく。
第2図は石英管内の温度分布図である。竪方向の高さく
石英管の下底がらの距離)をXとして縦軸に、温度を横
軸にとっである。温度は一様でなく、温度勾配(dT/
dx )が正になるように、温度分布を与える。そして
、温度勾配を維持しながら、全体を徐冷してゆく。
石英管の下底がらの距離)をXとして縦軸に、温度を横
軸にとっである。温度は一様でなく、温度勾配(dT/
dx )が正になるように、温度分布を与える。そして
、温度勾配を維持しながら、全体を徐冷してゆく。
積上げられたウェハの最上端のものと、最下端のものと
で、温度差△Tは約10°Cである。
で、温度差△Tは約10°Cである。
前述のように、Ga溶液3は、間溝6を通って、上下に
流通しうる。このような温度勾配をつけるのは、ひとつ
の治具2の中でみれば、溶液3の下方が低温、上方が高
温となるから、ウェハ上に結晶成長を開始しやすくする
為である。ひとつの治具2の内部空間で、溶液3は対流
により、迅速に移動するが、温度勾配のために、ウェハ
上に結晶化し、−股上の治具の裏面には結晶化しない。
流通しうる。このような温度勾配をつけるのは、ひとつ
の治具2の中でみれば、溶液3の下方が低温、上方が高
温となるから、ウェハ上に結晶成長を開始しやすくする
為である。ひとつの治具2の内部空間で、溶液3は対流
により、迅速に移動するが、温度勾配のために、ウェハ
上に結晶化し、−股上の治具の裏面には結晶化しない。
。
しかしながら、他方、溶液3は、間溝6を通って、緩漫
に流通しうる。このため、石英管の−に下で、溶質の濃
度が異なるようになる。一般に、上方で高濃度になる傾
向がある。
に流通しうる。このため、石英管の−に下で、溶質の濃
度が異なるようになる。一般に、上方で高濃度になる傾
向がある。
このため、上方は高温、下方は低温であるにも拘らず、
エピタキシャル成長はほぼ同時に開始され、はぼ同時に
終る。成長層の膜の厚みも、上下で差かない。
エピタキシャル成長はほぼ同時に開始され、はぼ同時に
終る。成長層の膜の厚みも、上下で差かない。
このように、竪形液相エピタキシャル法は量産性に富む
優れた方法である。
優れた方法である。
従来は、600°C程度まで降温し、エピタキシャル成
長が終了すると、より速い速度で、この温度勾配((d
l/dx ) > O)を保ちながら、室温まで冷却し
ていた。
長が終了すると、より速い速度で、この温度勾配((d
l/dx ) > O)を保ちながら、室温まで冷却し
ていた。
冷却した後、石英管から、治具をとり出し、エピタキシ
ャル成長層の形成されたウェハを得る事ができる。
ャル成長層の形成されたウェハを得る事ができる。
、Gaは未だ液状であるから、簡単に除去する事ができ
る。
る。
しかし、未だ難点かあった。
エピタキシャルウェハの表面にSiが晶出し、表面を粗
面化する、という事である。
面化する、という事である。
Siの晶出は、従来法において、はぼ100%現われた
。しかも、=ウェハのエピタキシャル表面のほぼ全面に
Si晶出のみられる事が多い。
。しかも、=ウェハのエピタキシャル表面のほぼ全面に
Si晶出のみられる事が多い。
Si晶出があると、そのままデバイスを作製すると、電
気的、電気光学的特性の良いものが得られ。
気的、電気光学的特性の良いものが得られ。
ない。そこで、Si晶出層を除去しなければならない。
物理的、化学的な方法により、Si層を除くことは、で
きるが、エピタキシャル成長層を傷つける慣れがあり、
また余分な工程を必要とするので好ましくない。
きるが、エピタキシャル成長層を傷つける慣れがあり、
また余分な工程を必要とするので好ましくない。
本発明者は、なぜSlがエピタキシャル層の上に晶出す
るのか考察した。
るのか考察した。
多くのエビタギシャルウエハを作ってミテ、SI品出が
エピタキシャル層の表面に現われないものと、現われる
ものの違いが、Ga溶液上の多結晶膜の有無に関係のあ
る事を知った。
エピタキシャル層の表面に現われないものと、現われる
ものの違いが、Ga溶液上の多結晶膜の有無に関係のあ
る事を知った。
エピタキシャル成長が終った後、全体を室温まて冷却す
るが、Ga溶液の表面に溶質(この場合GaAs )の
多結晶膜が生ずることがある。多結晶膜がGa溶液上に
できたものについては、エピタキシャル成長面にSiの
晶出がみられなかった。
るが、Ga溶液の表面に溶質(この場合GaAs )の
多結晶膜が生ずることがある。多結晶膜がGa溶液上に
できたものについては、エピタキシャル成長面にSiの
晶出がみられなかった。
多結晶膜ができなかったものについては、必ず、エピタ
キシャル成長面にSi晶出があった。
キシャル成長面にSi晶出があった。
この関係は殆ど例外がないように思える。
しかしなから、多結晶膜がGa溶液上にできる事は少な
く、シたがって、殆どの子ピタキシャルウエハの表面の
少なくとも一部にはSiの晶出があった。
く、シたがって、殆どの子ピタキシャルウエハの表面の
少なくとも一部にはSiの晶出があった。
本発明−者は、Ga溶液上に、溶質の多結晶膜か生じる
と、余分のSiは多結晶膜の方に取り込まれるのであろ
うと考えた。
と、余分のSiは多結晶膜の方に取り込まれるのであろ
うと考えた。
第3図は液相エピタキシャル法に於ける、治具、ウェハ
、溶液の断面略図である。これによって、Si −、G
aAsの運動を説明する。
、溶液の断面略図である。これによって、Si −、G
aAsの運動を説明する。
エピタキシャル成長が持続している間は、溶質のGaA
sも、ドーパントのSiもともに、下方へ向いウェハ1
の表面に接触する。GaAsは、基板に連続した単結晶
層となり、Siは適当な濃度で均一にこの結晶層の中へ
取込まれる。
sも、ドーパントのSiもともに、下方へ向いウェハ1
の表面に接触する。GaAsは、基板に連続した単結晶
層となり、Siは適当な濃度で均一にこの結晶層の中へ
取込まれる。
温度が下って600°C程度になると、エピタキシャル
成長がほぼ終る。しかし、Siの下方への運動はなお持
続する。このため、Slがエピタキシャル成長層の表面
に晶出するのである。
成長がほぼ終る。しかし、Siの下方への運動はなお持
続する。このため、Slがエピタキシャル成長層の表面
に晶出するのである。
本発明者は、このように考えた。
もしも、溶質の多結晶膜が溶液の表面に生ずると、溶液
中のSiが多結晶膜によって吸い取られる。
中のSiが多結晶膜によって吸い取られる。
この為、Siの下方への運動が妨げられる、と考えられ
る。
る。
多結晶膜を溶液表面に積極的に作ってやれば良いわけで
ある。そうすれば、Siのエピタキシャル表面への晶出
を防ぐことができるはずである。
ある。そうすれば、Siのエピタキシャル表面への晶出
を防ぐことができるはずである。
第4図は表面に多結晶膜のある場合の、溶液中てのGa
As −、Siの連動を示す治具、ウェハ、溶液の断面
図である。
As −、Siの連動を示す治具、ウェハ、溶液の断面
図である。
ここでは、溶液表面にGaAsの多結晶膜7かできてい
る。GaAsは上方へ向い、多結晶膜7′の一部になる
。これとともに、ドーパントのSiも上方に向い、多結
晶膜内へ取りこまれる。
る。GaAsは上方へ向い、多結晶膜7′の一部になる
。これとともに、ドーパントのSiも上方に向い、多結
晶膜内へ取りこまれる。
積極的に、溶質の多結晶膜を表面につくり出すにはどう
すれば良いかつ これが問題になる。
すれば良いかつ これが問題になる。
温度分布を逆転ずれば良いのである。
上方をより低温にすれば、溶液中のGaAsは上方で飽
和濃度になり、下方では不飽和であり続けることができ
る。
和濃度になり、下方では不飽和であり続けることができ
る。
第5図は、そのような温度分布を示すグラフである。横
軸は湿度で、縦軸は、高さを示す。横軸Tを、縦軸Xで
微分したもの(dT/dx )は負である。
軸は湿度で、縦軸は、高さを示す。横軸Tを、縦軸Xで
微分したもの(dT/dx )は負である。
本発明は、このような考察によってなされたものである
。すなわち、多数の治具に入ったウェハを竪に積重ねて
、飽和濃度の溶質を含む溶液の中へ入れ温度勾配(dT
/dx) > 0となるようにして、エピタキシャル成
長させ、成長が終ると、温度勾配(dT/dx ) <
0となるようにして、冷却するのが、本発明の液相エ
ピタキシャル成長法の特徴である。
。すなわち、多数の治具に入ったウェハを竪に積重ねて
、飽和濃度の溶質を含む溶液の中へ入れ温度勾配(dT
/dx) > 0となるようにして、エピタキシャル成
長させ、成長が終ると、温度勾配(dT/dx ) <
0となるようにして、冷却するのが、本発明の液相エ
ピタキシャル成長法の特徴である。
エピタキシャル成長時と、その後の冷却時の温度勾配を
逆転させるためには、もちろん、ヒーターの局所的な出
力の調節、冷却水の調節なとによってもなされうる。
逆転させるためには、もちろん、ヒーターの局所的な出
力の調節、冷却水の調節なとによってもなされうる。
また、ヒーター出力は、急開に変化させず、ウェハのヒ
ーター内での位置を急変させることによっても、温度勾
配を実質的に反転することができる。
ーター内での位置を急変させることによっても、温度勾
配を実質的に反転することができる。
第6図はそのような実施例を示す断面図である。
左側はエピタキシャル成長装置の略図を示し、右側はそ
の竪方向の温度分布を表わす。
の竪方向の温度分布を表わす。
横軸は温度Tで、縦軸は高さXを示す♂中間部で最大温
度をとり、上下でこれより低温となっている。逆「<」
の字型の温度分布である。もちろん、この曲線全体が、
時間とともに左側へ推移してゆく。温度は下降しつづけ
るが、分布の様子は殆と不変である。
度をとり、上下でこれより低温となっている。逆「<」
の字型の温度分布である。もちろん、この曲線全体が、
時間とともに左側へ推移してゆく。温度は下降しつづけ
るが、分布の様子は殆と不変である。
最初、ウェハの積層体は、下方のA位%lにおき、ここ
でエピタキシャル成長させる。
でエピタキシャル成長させる。
エピタキシャル成長が終ると、ウェハの積層体をB位置
ヘリ[上げる。B位置に置いて徐冷し、室温に至る。
ヘリ[上げる。B位置に置いて徐冷し、室温に至る。
このように、ウェハ積層体の位置を変えることにより、
温度分布を反転させることもできる。
温度分布を反転させることもできる。
効果をのべる。
エピタキシャル成長終了後、温度分布が反転し、上方が
低温になるので、溶液の表面に、溶質の多結晶膜ができ
る。Siは表面の多結晶膜に取込まれるので、エピタキ
シャル成長層には晶出しない。
低温になるので、溶液の表面に、溶質の多結晶膜ができ
る。Siは表面の多結晶膜に取込まれるので、エピタキ
シャル成長層には晶出しない。
表面のきれいなエピタキシャルウェハができる。
後で、Slを除去するという必要がない。
本発明は、GaP −、GaAs z lnPなど化
合物半導体の、Siをドープしたエピタキシャルウェハ
の製造に用いることができる。
合物半導体の、Siをドープしたエピタキシャルウェハ
の製造に用いることができる。
特にSiドープGaAs赤外発光用エピタキシャル成長
に用いれば、このウェハから作った発光ダイオードは、
発光出力、寿命の点で優れたものができる。
に用いれば、このウェハから作った発光ダイオードは、
発光出力、寿命の点で優れたものができる。
さらに、液相エピタキシャル成長法であるから、高温時
にウェハがN2ガス、N2ガスに直接さらされない。こ
のため、As抜けが起りにくい、という長所がある。
にウェハがN2ガス、N2ガスに直接さらされない。こ
のため、As抜けが起りにくい、という長所がある。
51ドープGaAsの場合、本発明によれば、全ウェハ
の内60〜70%は、Siのエピタキシャル表面の晶出
が全くみられなかった。Si晶出が一部にみられたウェ
ハでも、そのウェハ面積の内約70%にはSiの晶出が
なかった。
の内60〜70%は、Siのエピタキシャル表面の晶出
が全くみられなかった。Si晶出が一部にみられたウェ
ハでも、そのウェハ面積の内約70%にはSiの晶出が
なかった。
図示した例では、皿型の治具にウェハを入れて、石英管
内に竪に並べている。
内に竪に並べている。
治具の形状は任意であるー。蓋付きの治具としても良い
。治具はカーボン、石英などの適当な材質で作る。
。治具はカーボン、石英などの適当な材質で作る。
重要なのは、多数のウェハが、エピタキシャル層を形成
すべき溶質を含む溶液の中に、間隔を置いて竪に並んで
おり、この溶液は互に連通しあうという事である。この
ような条件下で、温度勾配を逆転すると、前述のような
効果を挙げることができる。
すべき溶質を含む溶液の中に、間隔を置いて竪に並んで
おり、この溶液は互に連通しあうという事である。この
ような条件下で、温度勾配を逆転すると、前述のような
効果を挙げることができる。
第1図は竪型液相エピタキシャル成長法を行うための装
置の断面図。 第2図はウェハを溶液内に間隔を置いて積上げた積層体
の、エピタキシャル成長時の竪方向の温度分布を示すグ
ラフ。 第3図は液相エピタキシャル法に於ける、治具、ウェハ
、溶液の略断面図で、Si 、GaAsが下向きの運動
をしているのを略示している。 第4図は、液相エピタキシャル法に於る、治具、ウェハ
、溶液の略新面図で、Si 、 GaAsが上向きの運
動をしており、溶液表面に多結晶膜が生じている状態を
略示する。 第5図は本発明の液相エピタキシャル成長法を実行する
場合の、エピタキシャル成長後の冷却時に於ける温度分
イIjを示すグラフ。 第6図はウェハの積層体をヒーターの中で動かず事によ
り、温度勾配を逆転させる方法を略示するための、液相
エピタキシャル成長存置の略断面図。 第7図は竪型エピタキシャル成長装置の部品の分解斜視
図。 1 ・・・ ・・・ ・・・ ウ
エ ハ2 ・・・・・・・・・ 治
具3 ・・・・・・・・・ 溶
液4 ・・・・・・・・・石英ルツボ 5 ・・・ ・・・ ・・・ ヒーター6
・・・・・・・・・ 竪 溝1
・・・・・・・・・ 石英カセット8 ・・・・・・
・・ 石 英 管発 明 者
池 1) 和 央下 1) 隆
司 特許出願人 住友電気工業株式会社第1図 第2図 第4図 X 第5図 第6図
置の断面図。 第2図はウェハを溶液内に間隔を置いて積上げた積層体
の、エピタキシャル成長時の竪方向の温度分布を示すグ
ラフ。 第3図は液相エピタキシャル法に於ける、治具、ウェハ
、溶液の略断面図で、Si 、GaAsが下向きの運動
をしているのを略示している。 第4図は、液相エピタキシャル法に於る、治具、ウェハ
、溶液の略新面図で、Si 、 GaAsが上向きの運
動をしており、溶液表面に多結晶膜が生じている状態を
略示する。 第5図は本発明の液相エピタキシャル成長法を実行する
場合の、エピタキシャル成長後の冷却時に於ける温度分
イIjを示すグラフ。 第6図はウェハの積層体をヒーターの中で動かず事によ
り、温度勾配を逆転させる方法を略示するための、液相
エピタキシャル成長存置の略断面図。 第7図は竪型エピタキシャル成長装置の部品の分解斜視
図。 1 ・・・ ・・・ ・・・ ウ
エ ハ2 ・・・・・・・・・ 治
具3 ・・・・・・・・・ 溶
液4 ・・・・・・・・・石英ルツボ 5 ・・・ ・・・ ・・・ ヒーター6
・・・・・・・・・ 竪 溝1
・・・・・・・・・ 石英カセット8 ・・・・・・
・・ 石 英 管発 明 者
池 1) 和 央下 1) 隆
司 特許出願人 住友電気工業株式会社第1図 第2図 第4図 X 第5図 第6図
Claims (1)
- 化合物半導体のエピタキシャル層を形成すべき溶質とド
ーパントとしてのSiを含む溶液の中に、多数の化合物
半導体ウェハを、竪に、互に間隔を置いて並べ、上方か
高温、下方が低温となる。″湿度勾配を保ちつつエピタ
キシャル成長を行い、成長が終了すると、湿度勾配を逆
転し、上方が低温、下方が高温となるように温度勾配を
保ちなから冷却することを特徴とする液相エピタキシャ
ル成長法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP98083A JPS59128298A (ja) | 1983-01-06 | 1983-01-06 | 液相エピタキシヤル成長法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP98083A JPS59128298A (ja) | 1983-01-06 | 1983-01-06 | 液相エピタキシヤル成長法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59128298A true JPS59128298A (ja) | 1984-07-24 |
JPS6235998B2 JPS6235998B2 (ja) | 1987-08-05 |
Family
ID=11488751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP98083A Granted JPS59128298A (ja) | 1983-01-06 | 1983-01-06 | 液相エピタキシヤル成長法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59128298A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02251119A (ja) * | 1989-03-24 | 1990-10-08 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 単結晶磁性膜の製造方法 |
CN114705041A (zh) * | 2022-06-07 | 2022-07-05 | 沈阳真空技术研究所有限公司 | 一种真空自耗炉结晶器冷却装置及其冷却方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4998577A (ja) * | 1972-12-29 | 1974-09-18 | ||
JPS50109180A (ja) * | 1974-02-06 | 1975-08-28 |
-
1983
- 1983-01-06 JP JP98083A patent/JPS59128298A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS50109180A (ja) * | 1974-02-06 | 1975-08-28 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6235998B2 (ja) | 1987-08-05 |
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