JPS59125268A - 横向狭開先片面溶接法 - Google Patents
横向狭開先片面溶接法Info
- Publication number
- JPS59125268A JPS59125268A JP23123082A JP23123082A JPS59125268A JP S59125268 A JPS59125268 A JP S59125268A JP 23123082 A JP23123082 A JP 23123082A JP 23123082 A JP23123082 A JP 23123082A JP S59125268 A JPS59125268 A JP S59125268A
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- JP
- Japan
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- welding
- groove
- arc
- square groove
- cored wire
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/16—Arc welding or cutting making use of shielding gas
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は横向狭開先片面溶接法に関するものである。
従来より行なわれている横向片面溶接としては、第1図
に示すように、溶接される上下板(A) (B)のうち
、上板(A)側に開先角度が30〜45°の開先を設け
、ルート間隔(C)を2〜4mmに保持し、細径(1,
2TnJnφ)のソリッドワイヤあるいはスラックス入
りワイヤを用いて直流アークによる半自動溶接を行なう
のが一般的である。しかしながら、このような溶接法に
おいては、上記のように直流電源を用いて溶接を行なう
ため、溶接中の電流及び電圧身形は常に一定値で連続し
た状態に保たれることになり、そのためルート部での溶
落ちが生じ易くなる。その結果、この溶落ちを防ぐため
に、ルート間隔(C)を上記のように2〜4胴の範囲内
において正確に維持する必要があり、この作業に多くの
手数を要するという問題点がある。
に示すように、溶接される上下板(A) (B)のうち
、上板(A)側に開先角度が30〜45°の開先を設け
、ルート間隔(C)を2〜4mmに保持し、細径(1,
2TnJnφ)のソリッドワイヤあるいはスラックス入
りワイヤを用いて直流アークによる半自動溶接を行なう
のが一般的である。しかしながら、このような溶接法に
おいては、上記のように直流電源を用いて溶接を行なう
ため、溶接中の電流及び電圧身形は常に一定値で連続し
た状態に保たれることになり、そのためルート部での溶
落ちが生じ易くなる。その結果、この溶落ちを防ぐため
に、ルート間隔(C)を上記のように2〜4胴の範囲内
において正確に維持する必要があり、この作業に多くの
手数を要するという問題点がある。
また上記のような開先形状であるため、第2図に示すよ
うな多層振り分は溶接を行なう必要があるが、この場合
、各層毎に融合不良等の溶接欠陥を生じ易いという欠点
もある。
うな多層振り分は溶接を行なう必要があるが、この場合
、各層毎に融合不良等の溶接欠陥を生じ易いという欠点
もある。
さらに、上板(A〕側に30〜45° というように大
きな角度の開先を設ける必要があるので、その溶着断面
積は板厚の増加と共に急激に増加する。
きな角度の開先を設ける必要があるので、その溶着断面
積は板厚の増加と共に急激に増加する。
したがって、厚板の溶接には多大の溶接時間を要す゛る
ことになり、この方法によって溶接し得る板厚は25朋
以下の範囲に限られているのが実情である。
ことになり、この方法によって溶接し得る板厚は25朋
以下の範囲に限られているのが実情である。
この発明は上記に鑑みなされたもので、その目的は、ル
ート間隔の許容範囲が広いため開先準備作業を高能率に
行なうことができ、しかも溶接欠陥のない高品質の溶接
を高能率に行なうことのできる横向狭開先片面溶接法を
提供することにある。
ート間隔の許容範囲が広いため開先準備作業を高能率に
行なうことができ、しかも溶接欠陥のない高品質の溶接
を高能率に行なうことのできる横向狭開先片面溶接法を
提供することにある。
上記の目的に沿うこの発明の横向狭開先片面溶接法は、
工形開先において、酸化アルミニウムー酸化珪素−酸化
マグ不シウム系の裏当材を用い、フランクス入すワイヤ
にて交流アーク溶接することを特徴とするものとなる。
工形開先において、酸化アルミニウムー酸化珪素−酸化
マグ不シウム系の裏当材を用い、フランクス入すワイヤ
にて交流アーク溶接することを特徴とするものとなる。
上記の方法によれは、ルート間隔の許容変動範囲が広く
、しかも狭開先化を図ることができるので、開先準備作
業及び溶接作業の高能率化を図ることが可能となる。さ
らに、各層を1回の溶接パスによって溶接する、いわゆ
る1層1パス溶接を行なうことが可能となるので、従来
の多層振り分は溶接におけるノウな溶゛接欠陥も発生せ
ず、良好な溶接品質を得ることができる。
、しかも狭開先化を図ることができるので、開先準備作
業及び溶接作業の高能率化を図ることが可能となる。さ
らに、各層を1回の溶接パスによって溶接する、いわゆ
る1層1パス溶接を行なうことが可能となるので、従来
の多層振り分は溶接におけるノウな溶゛接欠陥も発生せ
ず、良好な溶接品質を得ることができる。
また、この発明の好ましい実施態様においては、工形開
先の開先間隔を4〜9朗の範囲に選択しであるが、その
結果、溶込み不良や溶落ちのない溶接が行なえ、溶接品
質をより一層向上することが可能となる。
先の開先間隔を4〜9朗の範囲に選択しであるが、その
結果、溶込み不良や溶落ちのない溶接が行なえ、溶接品
質をより一層向上することが可能となる。
次にこの発明の具体的な実施例を図面を参照しつつ詳細
に説明する。
に説明する。
第3図にこの発明方法において用いる開先の一例を示す
が、この開先は図のように上板(1)と下板(2)との
両端部によって形成される工形開先であって、その裏面
側には酸イ1アルミニウムー酸化珪素−酸化マグネシウ
ム(A7203−5i02−MgOJ系の裏当材(3)
が配設されている。この工形開先のルート間隔(4)は
、4〜9+++mの範囲内に設定するが、それは、ルー
ト間隔(4)が4rranより小さい場合には、使用す
るワイヤの直径(例えば2rrvnφ〕との関係で溶接
が不可能になり、一方ルート間隔(4)が9+++mよ
り大きい場合には溶落ちが生ずるためである。
が、この開先は図のように上板(1)と下板(2)との
両端部によって形成される工形開先であって、その裏面
側には酸イ1アルミニウムー酸化珪素−酸化マグネシウ
ム(A7203−5i02−MgOJ系の裏当材(3)
が配設されている。この工形開先のルート間隔(4)は
、4〜9+++mの範囲内に設定するが、それは、ルー
ト間隔(4)が4rranより小さい場合には、使用す
るワイヤの直径(例えば2rrvnφ〕との関係で溶接
が不可能になり、一方ルート間隔(4)が9+++mよ
り大きい場合には溶落ちが生ずるためである。
そして上記のような開先を、フラックス入りワイヤを用
い、交流電源にてアーク溶接する(第4図)。
い、交流電源にてアーク溶接する(第4図)。
ここで交流電源を用いているのは、次のような理由によ
る。すなわち、交流アークにおいては、第5図に示すよ
うに1サイクル毎に電圧及び電流が零となってアークが
消失するが、そのため溶融池への入熱が低く、
、゛、溶融池が冷却されて溶落ちが少なくなり、
その結果、従来法よりもルート間隔の許容範囲を上記の
ように4〜9票と広くすることが可能となるためである
。また交流電源とフラックス入りワイヤとを組合わせる
ことにより、アークが広がるので、I形狭開先を1層1
パス溶接することが可能となる。
る。すなわち、交流アークにおいては、第5図に示すよ
うに1サイクル毎に電圧及び電流が零となってアークが
消失するが、そのため溶融池への入熱が低く、
、゛、溶融池が冷却されて溶落ちが少なくなり、
その結果、従来法よりもルート間隔の許容範囲を上記の
ように4〜9票と広くすることが可能となるためである
。また交流電源とフラックス入りワイヤとを組合わせる
ことにより、アークが広がるので、I形狭開先を1層1
パス溶接することが可能となる。
第1表に、上記方法のより一層具体的な実施例を従来法
と比較して示す。
と比較して示す。
第1表
上記第1〜第3実施例のいずれの場合にも、溶接欠陥の
ない良好な溶接結果が得られた。なお、上記の実施例か
ら、本発明の方法が炭素鋼をはじめステンレス鋼、9%
Ni鋼等の種々の材質に適用し得るものであることが明
らかであろう。また裏当材(3)に関して種々のテスト
を行なったが、その結果、A/λSin2−MgO系の
裏当材(3)が最適であり、これら成分相互の含有量も
特に限定されるものではないことが明らかとなった。
ない良好な溶接結果が得られた。なお、上記の実施例か
ら、本発明の方法が炭素鋼をはじめステンレス鋼、9%
Ni鋼等の種々の材質に適用し得るものであることが明
らかであろう。また裏当材(3)に関して種々のテスト
を行なったが、その結果、A/λSin2−MgO系の
裏当材(3)が最適であり、これら成分相互の含有量も
特に限定されるものではないことが明らかとなった。
この発明の横向狭開先片面溶接法は上記のように構成さ
れたものであり、したがってこの発明方法によれは、ル
ート間隔の許容範囲が広く、しかも狭開先化を図ること
ができるので、開先準備作業及び溶接作業の高能率化を
図ることが可能となる。さらに各層を1回の溶接パスに
よって溶接する、いわゆる1層1パス溶接が行なえるの
で、従来の多層振り分は溶接におけるような溶接欠陥も
発生せず、良好な溶接品質を得ることが可能となる。
れたものであり、したがってこの発明方法によれは、ル
ート間隔の許容範囲が広く、しかも狭開先化を図ること
ができるので、開先準備作業及び溶接作業の高能率化を
図ることが可能となる。さらに各層を1回の溶接パスに
よって溶接する、いわゆる1層1パス溶接が行なえるの
で、従来の多層振り分は溶接におけるような溶接欠陥も
発生せず、良好な溶接品質を得ることが可能となる。
第1図及び第2図は従来例を示す図で、第1図は開先形
状を示す説明図、M2図は溶接後の状態を示す説明図、
第3図及び第4図は本発明方法の一例を示す図で、第3
図は開先形状を示T説明図、第4図は溶接後の状態を示
す説明図、第5図はアーク電圧の経時変化を示すグラフ
である。 (1)・・・上板、(2)・・・下板、(3)・・・裏
当材、(4)・・・ルート間隔。 特許出願人 住金溶接棒株式会社 図面のi’+’+ 2バ1j容に変更なし)第1図
リ′シ2図 ・1′)3図 第、−!−ト1第5図 手続ネ甫正書(方式) 昭和58年4月28日 1、事件の表示 昭和57年特許願第231230号 2、発明の名称 横向狭開先片面溶接法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 兵庫県尼崎市扶桑町2丁目1番地 4、代理人 大阪市東区淡路町2丁目16番地 大洋ビル4陰型話0
6 (204) 1567番 6、補正の対象 願書、明細書へび図面。 7、?ili正の内容 別紙の通り願書、明細書及び図面の浄書。
状を示す説明図、M2図は溶接後の状態を示す説明図、
第3図及び第4図は本発明方法の一例を示す図で、第3
図は開先形状を示T説明図、第4図は溶接後の状態を示
す説明図、第5図はアーク電圧の経時変化を示すグラフ
である。 (1)・・・上板、(2)・・・下板、(3)・・・裏
当材、(4)・・・ルート間隔。 特許出願人 住金溶接棒株式会社 図面のi’+’+ 2バ1j容に変更なし)第1図
リ′シ2図 ・1′)3図 第、−!−ト1第5図 手続ネ甫正書(方式) 昭和58年4月28日 1、事件の表示 昭和57年特許願第231230号 2、発明の名称 横向狭開先片面溶接法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 兵庫県尼崎市扶桑町2丁目1番地 4、代理人 大阪市東区淡路町2丁目16番地 大洋ビル4陰型話0
6 (204) 1567番 6、補正の対象 願書、明細書へび図面。 7、?ili正の内容 別紙の通り願書、明細書及び図面の浄書。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、■形開先において、酸化アルミニウムー酸化珪素−
酸化マグ不シウム系の裏当材を用い、スラックス入りワ
イヤにて交流アーク溶接することを特徴とする横向狭開
先片面溶接法。 2、前記I形開先の開先間隔が4〜9訓の範囲内である
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の横向狭開
先片面溶接法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23123082A JPS59125268A (ja) | 1982-12-30 | 1982-12-30 | 横向狭開先片面溶接法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23123082A JPS59125268A (ja) | 1982-12-30 | 1982-12-30 | 横向狭開先片面溶接法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59125268A true JPS59125268A (ja) | 1984-07-19 |
Family
ID=16920355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23123082A Pending JPS59125268A (ja) | 1982-12-30 | 1982-12-30 | 横向狭開先片面溶接法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59125268A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008223716A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Mitsubishi Electric Corp | 密閉型容器及び密閉型容器の製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS507543A (ja) * | 1972-12-18 | 1975-01-25 | ||
JPS50124847A (ja) * | 1974-03-22 | 1975-10-01 | ||
JPS5711780A (en) * | 1980-06-25 | 1982-01-21 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Narrow groove welding method |
-
1982
- 1982-12-30 JP JP23123082A patent/JPS59125268A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS507543A (ja) * | 1972-12-18 | 1975-01-25 | ||
JPS50124847A (ja) * | 1974-03-22 | 1975-10-01 | ||
JPS5711780A (en) * | 1980-06-25 | 1982-01-21 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Narrow groove welding method |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008223716A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Mitsubishi Electric Corp | 密閉型容器及び密閉型容器の製造方法 |
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