JPS5912521A - キ−ボ−ド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子式卓上計算機（以下電卓と称す）等の電子
機器のキーボードにかかわり、更に詳しくは透明なフィ
ルムと透明な基板から成るキーボード（以下透明キーボ
ードと称す）にかかわるものである。現在、透明キーボ
ードは既にその外観の美しさ等の利点がある為、特にノ
・ンディー電卓等には用いられている。

ここで従来の透明キーボードについて図とともに説明す
る。第１図は電卓に用いられる透明キーボードを示す斜
視図である。第１図において１は絶縁材料から成る透明
フィルムであり、その上面には数字や演算記号が印刷等
の手段により形成される。２はスペーサであり、６は例
えばガラス等の透明材料から成る基板である。なお、こ
こでは電卓を構成するキーボード以外の部品（表示。

ＬＳＩ　、外装ケース等）は図示しない。

第２図は従来の透明キーボードから上記透明フィルム１
を取り除いた場合を示す斜視図であり、スペーサ２はキ
ーボード周縁を囲む枠体を成している。

第６図は従来の透明キーボードを示す断面図であり、１
ａは上記の如く印刷等の手段で形成された数字、記号で
ある。透明フィルム１の上記数字。

記号１ａを形成した裏面には蒸着等の手段で形成された
透明電極１ｂを有する。上記記号１ａと上記透明電極１
ｂは透明フィルム１０両面に対向する位置に形成される
。透明基板乙の上記透明電極１ｂに対向する面には、蒸
着等の手段で形成された透明電極６ｂが形成される。更
に透明電極３ｂ恥 からの信号線（阻水せず）は上記透明基板３の上記スペ
ーサ２の外側６３部分に透明パターンにより引き出され
る。従って所望の文字、記号１ａを手指で押下′ｆろこ
とにより透明フィルム１に形成された透明電極１ｂ（可
動接点）が、透明基板ろに形成された透明電極３ｂ（固
定接点）に接触することによりキー人力を得る。

上述した従来の透明キーボードには次のような欠点があ
った。すなわち第４図に示す如く上記透明フィルム１の
たるみやくり返し使用することによる形状変化により、
押下していない時にも上記可動接点１ｂと上記固定接点
ろｂが接触する現象が起こる。また上記の現象を防ぐ為
に、スペーサを前述の枠体形状ではなく、上記接点に相
対する位置のみに透孔を設けた形状にする方法も考えら
れる。しかしこの方法によると上記透孔の縁が外観に見
えてしまう為、美観がそこなわれる。

本発明は上記の点に鑑みて、従来の透明キーボードの欠
点を克服する方法を提供するものである。

例を示す断面図である。上述の従来例で示した如き透明
フィルム１、枠体をなすスペーサ２及び従来例と同様な
透明基板３とで構成され、上記透明フイ／ｌ／÷１．ス
ペーサ２．透明基板６とで囲まれた空間に、透明でかつ
絶縁性を有する液体４を封入する。上記の構成による透
明キーボードによれ記号１ａが押下された際には、上記
可動接点１ｂが上記液体４を排除して上記固定接点６ｂ
に接触してキー人力を得る。よって、従来の欠点であっ
た透明フィルム１のたるみ等による不良を無くすことが
可能となる。

更に加えれば、上記の透明な液体４は無色である必要は
なく、ある程度の透明度を持つものであれば着色された
液体でも良いことはもちろんのことである。

以上説明した様に本発明においては、透明フィルムと透
明基板の間に絶縁性を有する液晶を封入することにより
、透明フィルムのたるみによる透明フィルムに設けられ
た透明電極と、透明基板上に設けられた透明↑ａ極の接
触を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の透明キーボードの斜視図、第２図は第１
図に示す透明キーボードの内部を示す斜視図、第６図、
第４図は第１図に示す透明キーボードの断面図、第５図
は本発明による透明キーボードの構成を示す断面図であ
り、１は透明フィルム、２はスペーサ、６は透明基板、
４は絶縁性を有する液体である。 出願人　キャノン株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一方の面に複数の電極をもつ透明フィルムと前記フィル
   ム面の電極に対向する面に前記電極に対応する複数の電
   極を有する透明基板との間に絶縁性を有する液体を封入
   し、前記透明フィルムの電極を押下することにより前記
   透明基板の電極と接触させ１キ一人力を得ることを特徴
   とするキーボード。