JPS59124503A - パイプ壁面の加工装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はパイプ壁面の加工装置に関する。

原子炉設備やその他の種々の建築物において狭い場所に
多数の配管及び足場等が配設される例は多いが、このよ
うな配管における分岐部の新設、或いは分岐管の取換え
補修等の作業は、従来、配管を支持するための架台及び
加工機器全操作するための足場等を構成した上で加工を
行うようにしているが、前記したように狭い場所での作
業であるために、そうした準備の作業に長時間を要する
と共に加工機器の設置にはスペース上等の制約が多く、
そのために手作業による加工を余儀なくされる場合も多
く、工期の大幅な延長を来すといった問題、を有してい
た。

また長大なパイプ構造物等において孔開けなどの極めて
単純且つ数少ない加工個所を有するようなものにおいて
も、前記作業能率の問題から工場等に運び込んで加工を
行うようにしているために、運搬に多大の手数と労力を
要する問題を有していた。

本発明はこうした点に鑑みてなしたもので、コンパクト
なパイプ壁面の加工装置によって、パイプ壁・面の加工
作業を機械化して作業能率の大幅な向上を図ると共に、
加工装置を分解、組立を可能にして運搬の容易化を図り
、配管が多数設置されている狭隘部での加工作業及び作
業量の少ない長大なパイプの加工作業等を能率的に行わ
しめることを目的とする。

以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図〜第４図は本発明の一例を示すもので、組立分解
が容易なパイプ装着台（１）と、固定本体（２）と、加
工駆動装置（３）にて構成されている。パイプ装着台（
１＋は、合板（４）を有しており、該合板（４）の下面
において、左右方向下方に向って下端面が広がるように
傾斜した傾斜支持脚（５）　（６）を前後に固定するこ
とにより、パイプ（７）の径が変化しても安定してその
外周面に装着できるよう構成されている。また前記傾斜
支持脚（５）　（（３）の夫々にはチェーン増刊ブラケ
ット（８）（９）が設けられており、該チェーンブラヶ
ッ）　（８）　（９）には溝又は孔等のボルト嵌合部（
１０）卸が形成されており、チェーンα２の両端に設け
た締付ポル）　’（１３）　ａ＜を前記嵌合部α０）０
υに嵌合して端部に締付ナラ）　（１５１αｅを螺着し
、該締付ナツトｏ［有］α０の締付けにより、前記パイ
プ装着台（１）をチェー７０２’を介してパイプ（７）
外周面の任意位置に固定することができるようにしてい
る。また台板（４）の前面中央部には支点ピンσ７）を
中心に回動し、且つストッパーθＱにより位置決めがさ
れ、パイプ装着台（１）の位置決め全１１９位置決めピ
ンａつを有した回動金具（社）が設けられている。

固定本体（２）は、その底板しυ外側部分を、固定金具
（２２）　（２３）と固定ボルトＱ（イ）を介して前記
台板（４）上に固定、及びはね（５６）を介して緩固定
可能になっており、更に前記底板（２ｆＪ上には、前記
台板（４）に対して垂直になるように前側左右位置に固
設した昇降ガイド（２５）と、該昇降ガイド０ωに沿っ
てその前面を昇降する垂直台座（２６１と、該垂直台座
（２６）を昇降作動させるだめの昇降駆動機構が設けら
れている。昇降駆動機構は、左右両側にハンドル０７）
（ハ）を有し且つその中央に駆動ギヤ（２９）　を有し
た駆動軸（至）と、上記駆動ギヤ０７９）に噛合する従
動ギヤＯυを有した従動軸Ｉ３渇と、該従動軸０湯に設
けたウオームＣ３３１と噛合するウオームギヤＯａを有
した下部伝達軸０５）と、該下部伝達軸（３（ト）に設
けたウオーム０６）と噛合するウオームギヤ（３７）ヲ
有し且つ前記垂直台座しｅに固定したブラケット（至）
に螺合してなる垂直ねじ軸Ｃ３９から構成されており、
前記ハンドル（２７）（２８１を回転させることにより
、前記垂直台座（ハ）を昇降できるようになっている。

また、前記底板（２１）の下面には長方形のガイド溝（
４０が形成されていると共に、合板（４）の上面には前
記ガイド溝にと直交する方向に長い長方形のガイド溝（
４Ｉ）が形成され、上記ガイド溝（４（１（４υの相方
に嵌合する矩形のガイド駒＜４２１が装入されている。

更に前記固定本体（２）には、左右方向に螺合貫通する
左右調整ねじＣ３、及び後方に螺合せしめた前後調整ね
じ（４４１が設けられており、該夫々の調整ねじ（４３
１（４４）は前記台板（４）上に設けた係止金具（４５
１（４６）により回転可能、軸方向に移動不可能に支持
されており、前記調整ねじ（４３）　（４（イ）の回転
により前記ガイド溝（４υ（４υとガイド駒（４カの案
内により左右、前後方向位置の微調整を行えるように々
つでいる。また前記係止金具（４！Ｊ　（４６）は固定
本体（２）の調整時の移動を許すように調整ねじ（４３
（４４１の貫通部に長孔（４Ｔ）（４樽を有している。

加工駆動装置（３）は、前記垂直台座ｌ２Ｇ）にボルト
（４ωにて着脱可能なエアーモータ６０）と、該エアー
モータ（５０）の垂直回転軸下端に設けたチャック（５
１）と、該チャック（５１）に着脱自在な孔開け、座ぐ
り・　リーマ等の加工工具（５２）から構成されている
。

次に作用を説明する。

加工を行うパイプ（７）の外周面にパイプ装着台＋１１
　ｔセットし、締付ナツトαω（１０ヲ締付けることに
よりチェーン（１２ヲ介してパイプ装着台ｔ１）をノζ
イブ（７）にしつかり固定する。このとき・台板（４）
に設けられた位置決めピン０！１がチャック（５１）の
軸心と一致するようになっているので、該位置決めピン
Ｅｌパイプ（７）外周面の加工位置に一致させることに
より、パイプ装着台（１）の一応の位置決めを同１時に
行うことができる。

次に、前記底板ψυと合板（４）のガイド溝（４０’（
４１１間にガイド駒（４ａ　’ｌｉ＝挿入した状態で固
定本体（２）全合板（４）上に載せ、固定金具ｅａ　Ｃ
１！３）と固定ポル）（２４）ｉ介しばね（５６）によ
シ軽く固定する。また調整ねじ（４（８）（４４）の係
止金具（４５）　（４Ｇ）を合板（４）にしつかり固定
する。続いて加工駆動装置（３）をポル）　（４９）に
より垂直台座（２６）に固定し、更にチャック（５１）
に加工作業に応じた加工工具（５２）を装着する。次に
ハンドル（２η（２樽を回して加工駆動装置（３）全下
降させ、加工工具（５２）とパイプ（７）の加工位置と
が一致するように前記左右調整ねじ（４■及び前後調整
ねじ（旬による微調整を行って正確な位置決めを行い、
位置が決ったら、固定ポル）’０４１を締めて固定本体
（２）全合板（４）にしつかり固定する。このとき、左
右調整ねしく４．１は固定本体（２）を左右に貫通して
おり、′！、たハンドル（２７１２１９は左右に設けら
れているので、加工装置の左右どちら側にても操作する
ことができる。″！ｆ、ｆｃエアーモータ６０も左右ど
ちら側にでも向きが変えられる。

この状態でエアーモータ６０）を駆動させ、ハンドル（
２ηＱ樽操作により加工駆動装置（３）を下降させれば
、正確な加工を容易に行うことができる。

尚、上記説明においては、パイプ装着台（１）と固定本
体（２）と加工駆動装置（３）を分離させた場合を示し
ており、このようにすれば、狭い場所や足場の悪いよう
な場合にも容易に運搬することができるが、可能な場合
には所要個所を分離することなく一体のまま運搬して組
立、分解時間の短縮を図ることも勿論可能であり、また
前記以上に細かく分割できるようにすることも可能であ
ること、その他車発明の要旨を逸脱しない範囲内におい
て種々変更を加えることができる。

上述した本発明のパイプ壁面の加工装置によれば、次の
ような種々の優れた効果を奏し得る。

（１）装置全体がコンパクトであり、狭隘部でのパイプ
カ’１１工作業を自動化して容易且つ能率的に行わしめ
ることができる。

（１１）組立、分解が容易な構成を有しているので運搬
を容易に行うことができる。

（Ｍｉ）　　長大なパイプ等の壁面加工を現場にて容易
に行うことができるので、パイプを工場等に運搬して加
工する方式に比し、運搬に要する労力、時間を消滅でき
る。

（１ｖ）−装置をパイプ外周面に容易且つ確実に固定し
て加工作業を安全に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す正面図、第２図は第１
図の切断側面図、第３図は第２図のｌ１１−■線矢視図
、第４図は第２図のＩＶ−ＩＶ線矢視図である。 ・（１）はパイプ装着台、（２）は固定本体、（３）は
加工駆動装置、（４）は合板、（５１（６１は傾斜支持
脚、（力はパイプ、α急はチェーン、０９〇〇は締付ナ
ツト、ＣＤは底板、（２４）は固定ボルト、（ハ）は昇
降ガイド、しｅは垂直谷座、＠（ハ）は・・ンドル、（
至）は駆動軸、０渇は従動軸、Ｃ１５１は下部伝達軸、
０！Ｊは垂直ねし軸、（４４はガイド駒、（４３は左右
調整ねじ、（４４）は前後調整ねし、６〔はエアーモー
タ、（５２）は加工工具を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）下面に一体に設けた傾斜支持脚と所要長さのチェー
   ンによりパイプ外周面の任意位置に固定可能なパイプ装
   着台を備え、該パイプ装着台上に固定可能で、且つ昇降
   ガイドと、該昇降ガイドに沿って昇降可能な垂直台座と
   、該垂直台座を昇降駆動する昇降駆動機構を有した固定
   本体を備え、更に前記垂直台座に固定可能な加工駆動装
   置を備えたことを特徴とするパイプ壁面の加工装置。