JPS59124244A - 無菌包材の供給方法及び供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は無菌包装機に組込んだ無菌チャンバー内に無菌
包材を無菌状態で供給する方法及びその装置に関する。

一般に、無菌包装機においては、ライン内にＨ２Ｏ２浸
漬、スプレー、ＵＶランプ照射、アルコール浸漬或いは
これらを併用した各種殺菌手段な゛設け、包材を殺菌し
、充填包装等を行なっている。

しかしながら、ライン内に殺菌手段を設けると、包装機
自体が複雑な機構となり、高価なものとなってしまう。

このため、殺菌部をラインから外したオフライン化が望
まれているが、オフライン化には無菌化した包材を無菌
チャンバー内に供給しにくいという問題がある。

本発明は上述したオフライン化に伴なう問題を解決すべ
くなされたものであって、無菌にした包材をライン内に
組込んだ無菌チャンバー内に容易且つ確実に供給し得る
無菌包材の供給方法及び供給装置を提供することを目的
としている。

上記目的を達成すべく本発明に係る無菌包材の供給方法
は、無菌チャンバーとの連通部をシャッターによって遮
断されたバッファチャンバーに無菌化した包材を収納し
たカセットを結合し、このカセットの包材排出口を覆っ
ているフィルムを殺菌した後切断して包材をバッファチ
ャンバー内に取り入れ、更に上記シャッターを開いてバ
ッファチャンバー内に取り入れた包材を無菌チャンバー
内に供給する−ようにしたことをその要旨とし、また前
記供給方法を実施するための供給装置は無菌包装機に組
込まれた無菌チャンバーとバッファチャンバーとをシャ
ッターを介して連通・遮断し、またパッファチ♀ンパー
には内部に無菌化した包材を収納したカセットの包材排
出口を結合し、更に上記バッファチャンバー内には上記
排出口を覆っているフィルムを切断する熱線等を配設し
たことをその要旨としている。

以下に本発明の実施例を添付図面に基いて詳述する。

第１図は本発明に係る無菌包材の供給装置の縦断面図で
あり、図中ｌはポリエチレン成形品からなるカセットで
あり、このカセットｌ内には包材である巻芯コ・・・−
を収納している。そして、カセッ）／の一端開口を巻芯
コの排出口３とし、この排出口３の周囲には７ランク部
グを設け、この７ランク部ｌの排出口３に沿りた部分に
は切欠３を形成し、更にフランジ部ダにポリエチレンフ
ィルム６を貼り付けて排出口３を塞いでいる。一方、゛
カセット／の上端開口には第２図に示す如くガス透過性
フィルム７を貼り付け、カセット！内部の巻芯λをエチ
レンオキサイドガスによって無菌化するようにしている
。尚、カセットｌは第３図忙示すようにポリエチレン等
からなる袋体としてもよい。

また、カセットｌの巻芯排出口３はバッファチャンバー
ざに接続されている。即ち、バッファチャンバーｇの側
面には７ランク部９を備えた開口１０を形成し、第９図
にも示すように７ランク部りと排出口３の７ランク部ダ
との間にパツキン／／を介して突き合せ、フランジ部亭
及び７ランク部りの上部及び下部にチャンネル状の接合
カバー／、２゜／、２を側方からスライド挿入して７ラ
ンク部４（、ｑを挟持し、排出口３をバッファチャンバ
ー３に接続している。そして、バッファチャンバー３の
開口１０と反対側の側面にはエアシリンダユニット／３
゜／りを取付け、これらエアシリンダユニット／、３．
／ＩＩのロッド／ｊ、　／Ｇをバッファチャンバーｇ内
に臨ませ、更にロッドＡｔ、　／Ａを汚染を防ぐため蛇
腹／７゜７ｇで覆っている。そして、上方のロッド１５
の先端部には前記排出口３を塞いでいるポリエチレンフ
ィルム６を焼き切るための熱線／９を設け、また下方の
ロッド／６の先端部にはポリエチレンフィルムｔを切断
した場合に巻芯λが直ちにバンファチャンパーｇ内に落
下しないようにするための巻芯押え２０を設けている。

而して、エアシリンダユニッ）１３．／ｌＩを作動させ
ると第Ｓ図の矢印で示す如く熱線／９及び巻芯押え〃が
カセット／の排出口３に向って移動し、熱線／９は排出
口３を、塞いでいるポリエチレンフィルム６を切°断し
、巻芯押え〃は巻芯コが排出口３から落ちないように押
えている。

この場合、前記した如く排出口３のフランジ部ダには切
欠５が形成され、熱線／９は切欠Ｊに対応したフィルム
乙の周囲に接するので熱線忙よる切断の際、巻芯ユを傷
付けることがない。尚、上記切欠Ｓの代りに第６図に示
すような熱線／ｌが嵌め込まれる溝コ／を形成してもよ
い。

更にバッファチャンバーざの側面には殺菌用のＨ２０！
スプレーノズル２．２を取付けるとともに上面には無菌
加熱エアの導入口３及び排気口！＋を形成している。

また、バッファチャンバーｇの下部には連通部ｊを形成
し、この連通部おを無菌包装機のラインに組込んだ無菌
チャンバー２６の上面に形成した開口コクに挿着してい
る。そして、無菌チャンパーム内にはモータコざによっ
て回動するシャッター２９を配設し、このシャツターコ
ワによって上記連通部との下端開口を開閉するようにし
ている。更に無菌チャンパームの外側面にはシリンダユ
ニット３０を取付け、このシリンダユニット３０のロッ
ド３／を無菌チャンバー易内に臨ませ、このロッド３／
を蛇腹３コで覆いチャンバー２６内が汚染しな−・よう
にしている。そして、ロッド３／の先端部には巻芯コの
受台３３を設け、連通部謎な介して無菌チャンノ（−ユ
６内に供給された巻芯コを受けとり、シリンダユニット
３０を作動することで、上記巻芯コを受は入れた受台３
３を適切な位置に移動せしめるようにしている。

以上において、第１図に示す如く、六方ツ）／の排出口
３をバツファチャンノ＜−ｇに接合した状態で、Ｈ２Ｏ
２スプレーノズル二からＨ！０２（過酸化水素）を排出
口３を塞ぐポリエチレンフィルム基に向って噴出して殺
菌し、次いで無菌加熱エアの導入目刃から加熱エアを導
入してノくツファチャンパーｇ内を乾燥せしめた後、エ
アシリンダユニット／３．　／４（を作動し、熱線１９
によって排出口３を塞りポリエチレンフ４．ＩＩ／ムロ
を切断するとともＫ、巻芯押え〃によって巻芯コが）（
ツファチャ／）く−ｇ内に落下しないように保持する。

次いで、エアシリンダユニット／３．　／’Ｉを逆に作
動せしめ熱線／９及び巻芯押え〃を後退せしめる。

すると、カセットｌには傾斜面が形成されているので、
巻芯は自重でバッファチャンバーｇ内に落下し、バッフ
ァチャンバー内に取り入れられる。

このとき、バッファチャンバーざの連通部を遮断してい
たシャッターコタを開方向に回動せしめておくので、バ
ッファチャンバーｇ内に取り入れられた巻芯コは無菌チ
ャンパーム内の巻芯受台′３３内に落下し、この後シリ
ンダユニット３０を作動することで巻芯コを所定の位置
まで移動し、ラインに送る。

以上説明した如く、本発明によれば、無菌包装機のライ
ン内に設けた無菌チャンバーに殺菌手段を設けたバッフ
ァチャンバーを接続し、この無菌チャンバーとバッファ
チャンバーとをシャッターを介して連通・遮断し、更に
バッファチャンバーには無菌化された包材を収納したカ
セットを結合し、カセットの包材排出口に設けたフィル
ムをバッファチャンバー内に配設した熱線等により切断
するとともに、バツファチャンノ（−内を殺菌手段によ
り殺菌し、バツフフチャンノ（−内に取り入れた包材を
上記シャッターを開として無菌チャンノく一内に供給す
るようにしたので、オフライン化を達成でき、したがっ
て機構も簡単化し、無菌包装機のコストダウンを達成す
ることが可能となる等多くの効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る無菌包材の供給装置の縦断面図、
第２図はカセットの斜視図、第３図はカセットの別実施
例を示す斜視図、第亭図は〕（ツファチャンバーへのカ
セットの結合を示す斜視図、第Ｓ図はカセット排出口を
塞ぐフィルムを切断する手段を示した斜視図、第６図は
カセットの７ランク部の別実施例を示す断面図である。 ／・・・カセット、コ・・・包材、３・・・排出口、６
・・・フィルム、ざ・・・パッファチャンノ＜＋、／ｌ
ｙ・・・切断部材、２６・・・無菌ｆヤンハ−１＋２９
・・・シャッター。 第２昭

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ／無菌チャンバーとバッファチャンバーとをシャッター
   によって遮断した状態で、内部に無菌化した包材を収納
   したカセットの包材排出口を上記バッファチャンバーに
   結合し、次いで上記排出口を覆っているフィルムを殺菌
   した後切断して包材をバッファチャンバー内に取り入れ
   、更に上記シャッターを開いてバッファチャンバー内に
   取り入れた包材を無菌チャンバー内に供給するようにし
   た無菌包材の供給方法。 コ　無菌包装機に組込まれた無菌チャンバーにシャッタ
   ーを介して連通・遮断されるバッファチャンバーと、こ
   のバッファチャンバーに結合され、内部に無菌化した包
   材を収納し上記バッファチャンバーに臨む包材排出口が
   フィルムによって覆われたカセットと、上記フ４ルムを
   切断するためにバッファチャンバー内に配設された切断
   部材とからなる無菌包材の供給装置。