JPS59123801A - パワ−レ−ザガイド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） 本発明は、医療等に用いられるパワーレーザガイドに関
する。

（発明の技術的背景） 従来のパワーレーザガイドは、第１図に示すように、複
数の光フアイバ素線１から成るマルチファイバ２上に熱
可塑性樹脂、例えはポリエチレンなどのシース層６が設
けられ、更にその上に金属パイプ４が設けられている。

金属ノくイブ４は、光７アイパ素線１が破断してレーザ
光がガイドの外に飛び出すのを防止するために設けられ
ている。

（背景技術の問題点） しかし、金属パイプ４を用いた場合ノ（ワーレーザガイ
ドの可撓性が著しく低下し、その取り扱いカ非常に不便
になる。このため、従来は、金属）（イブ４として波付
パイプを用い、又ファイノ（２としてコア径が８０〜１
００μｍ１　クラツド径１４０〜１５０μｍの極めて細
い光フアイバ素線を複数本用いているが、これだけでは
必要な可撓性が得られず、操作性の点でやはり問題があ
った。

また、複数の光フアイバ素線１から成るマルチファイバ
２七用いた場合にはレーザ光の〕くワーが半減するので
、伝送効率の点でも問題がありた。

（発期の目的） 本発明の目的は、光ファイバの破断を自動的に検出し、
しかも可撓性゛を有する上にレーザ光の伝送効率ヲ低下
させることのないパワーレーザガイドを提供することに
ある。

（発明の概要） 本発明は、光フアイバ芯線上に、この芯線の破断でレー
ザ光により加熱され、その熱を外部に伝えるための熱伝
導テープとこのテープが前記熱を効率良く伝えるように
前記熱が放散するのを阻止する耐熱プラスチックチー−
プとを設けると共に災にその上にプラスチック保Ｍ−補
強層を設けてパワーレーザガイド全体の可撓性を保持し
、熱探知器にて熱伝導テープからの熱を検知して前記芯
線の破断を検出することを特徴とする。

（発明の実施例） 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

本発明に係るパワーレーザガイドは、第２図に示すよう
に、光フアイバ芯線５ｔ−備える。この光７アイパ芯線
５は、ステップインデックス型の石英コアを有しており
、コ・ア上ＫＦＬクラッドと１２イマリーコートがこの
順で設けられ、その上にはナイロンが被覆されている。

この光７アイバ芯線５として、例えば直径が１２００−
のコアと肉厚が２００μｍのクラッドを有する光ファイ
バを用いると、従来のマルチファイバに比べてレーザ光
を効率良く伝送することができる。そして、プライマリ
−コートとナイロン被覆層の肉厚をそれぞれ１００Ｉ＃
Ｉ＠と３００μｍ程度に成形すると、芯線５自体の可撓
性も保持できる。

光フアイバ芯線５上には、熱伝導テープとしてのアルミ
／ポリエステルテープ６が巻きつけられ、このテープ６
上には耐熱性プラスチック材であるテフロン（ナトラフ
ルオルエチレン重合体）チューブ７が設けられている。

テープ６はアルミ面がテフロンチューブ７側に対向した
状態で巻きつけられておジ、光フアイバ芯線５の破断で
レーザ光により加熱された場合その熱をパワーレーザガ
イド外に導くために設けられている。テフロンチューブ
７＃′ｉ前記熱がパワーレーザガイド外に放散するのを
阻止するために設けられておｐｌこれによりテープ６の
熱伝導特性を保持できる。

テフロンチューブ７上には、更にプラスチック保護ｅ補
強層として熱可塑性樹脂、例えばポリエチレン被覆層８
が設けられている。このポリエチレン被覆層８には鋼又
は強化プラスチックから成る抗張力線１１が複数本埋込
まれている。

このように、本発明のパワーレーザガイドは、光フアイ
バ芯線５、アルミ／ポリエステルテープ６、テフロンチ
ューブ７及びポリエチレン被覆層８から構成され、従来
のように金属パイプを有していないので、可撓性が保持
される。従りて、取シ扱いが容易になり、操作性が著し
く向上する。

ところで、アルミ／ポリニスナルテープ６の一端には、
第３図に示すように、熱探知器９が接続されている。こ
の熱探知器９の出力側は、パワーレーザ装置１０の動作
スイッチ（図示せず）に接続されている。

次に、本発明のパワーレーザガイドの動作全説明する。

パワーレーザ装置１０の動作スイッチをＯＮにし、パワ
ーレーザガイドの光フアイバ芯線５にレーザ光を入力し
た状態において、光７アイバ芯線が何んらかの理由で破
断すると、この光フアイバ芯線５の破断箇所でレーザ光
の全部又ｔｉｔ　一部がアルミ／ポリエステルテープ６
に照射され、又場合によりてはテープ６を透過してテフ
ロンチューブ７に照射される。テフロンチューブ７は２
７０℃の耐熱温度を有し、レーザ光の照射にて生ずる熱
がパワーレーザガイドの外に出るのを有効に阻止するの
で、ガイド内で生じた熱は全てテープ６にて伝導される
。従って、熱探知器９はテープ６の一端を介して熱を検
知し、ノくワーレーザ装置１０の動作スイッチに停止信
号全出力し、動作スイッチｔ″ＯＦＦに切り換える。こ
の結果、ノ（ワーレーザ装置１０がその動作を停止する
ので、パワーレーザガイドの光フアイバ芯線５が破断し
たことを知ることができ、又レーザ光による火災や火傷
を未然に防止できる。

尚、上記実施例において、アルミ／ポリエステルテープ
６として、アル・ミ面とポリエステル面との厚さが０．
０２５■と０．０１２ｍのものを用いると、巻きつけ作
業が容易であり、又熱伝導特性も優れている。また、熱
伝導テープとしてはアルミチーブ、銅テープ、〜その他
の金属テープであればよく、又巻きつけるのではなく縦
添えするととであってもよい。

（発明の効果） 本発明によれば、径の大きな光ファイバを芯線として用
い、しかもこの芯線上に、熱伝導テープと耐熱プラスチ
ックチューブ及びプラスチック保護・被覆層を設けるだ
けでパワーレーザガイドを構成したので、レーザ光を効
率良く利用できる上に可撓性を有する操作性の良好なパ
ワーレーザガイドを得ることができる。また、光フアイ
バ芯線が破断してレーザ光によりガイド内に生じる熱を
熱伝導テープ及び耐熱プラスチックチー−、プを介して
熱探知器にて検知することができるので、レーザ光によ
る火災や火傷を未然に防止でき、従って安全性の高いパ
ワーレーザガイドを提供することが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のパワーレーザガイドの縦断面図、第２図
は本発明に係るパワーレーザガイドの縦断面図、第３図
は本発明のパワーレーザガイドの使用態様を示す概略側
面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. パワーレーザ装置からのレーザ光が入力される光フアイ
   バ芯線と、該光フアイバ芯線上に巻回若しくは縦添えさ
   れている熱伝導テープと、該熱伝導テープ上に設けられ
   ている耐熱プラスチ、クチューブ及びプラスチック保護
   ・補強層′と、前記熱伝導テープに接続され、前記光フ
   アイバ芯線が破断し前記熱伝導テープが前記レーザ光に
   て加熱されたことを検出する熱探知器とを備えることを
   特徴とするパワーレーザガイド。