JPS5912378B2 - 歯形プ−リ,歯車などの伝導用部品の製造方法 - Google Patents
歯形プ−リ,歯車などの伝導用部品の製造方法Info
- Publication number
- JPS5912378B2 JPS5912378B2 JP13403280A JP13403280A JPS5912378B2 JP S5912378 B2 JPS5912378 B2 JP S5912378B2 JP 13403280 A JP13403280 A JP 13403280A JP 13403280 A JP13403280 A JP 13403280A JP S5912378 B2 JPS5912378 B2 JP S5912378B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gears
- manufacturing
- transmission parts
- rim
- toothed pulleys
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Gears, Cams (AREA)
- Pulleys (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、歯形プーリ、歯車などの伝導用部品の製造
方法に関する。
方法に関する。
歯形プーリは、外周にギヤ状の歯形を有するプーリであ
り、伝導用回転部品として例えば自動車のエンジン部に
使用されている。
り、伝導用回転部品として例えば自動車のエンジン部に
使用されている。
この歯形プーリは1枚の板材からプレス加工により製造
することができるが、従来歯形の成形は最後の工程にお
いて、プーリ外周部のリム部の周縁を七ごき絞り成形に
より行なつていた。しかしながら、この製造方法による
と、歯形の成形工程が数段階に分けて行われるので生産
能率が悪く、また歯形の凸面の仕上りが粗いため、この
歯形プーリに巻掛けするゴム製の波形ベルトが損傷しや
すい等の難点があつた。本発明はこのような従来の難点
を解消したものであり、即ち金属円板の外周部に円錐状
リム部を形成してそこに歯形を予備成形し、この後リム
部を垂直に立上らせるようにした歯形プーリ、歯車など
の伝導用部品の製造方法である。
することができるが、従来歯形の成形は最後の工程にお
いて、プーリ外周部のリム部の周縁を七ごき絞り成形に
より行なつていた。しかしながら、この製造方法による
と、歯形の成形工程が数段階に分けて行われるので生産
能率が悪く、また歯形の凸面の仕上りが粗いため、この
歯形プーリに巻掛けするゴム製の波形ベルトが損傷しや
すい等の難点があつた。本発明はこのような従来の難点
を解消したものであり、即ち金属円板の外周部に円錐状
リム部を形成してそこに歯形を予備成形し、この後リム
部を垂直に立上らせるようにした歯形プーリ、歯車など
の伝導用部品の製造方法である。
以下、図示の実施例により本発明方法を具体的に説明す
ると、第1図は第1工程によつて成形された半製品を示
し、1枚の金属円板1を絞り成形することにより中央部
に逆皿状を呈する円形の突5 出部2が設けられている
。
ると、第1図は第1工程によつて成形された半製品を示
し、1枚の金属円板1を絞り成形することにより中央部
に逆皿状を呈する円形の突5 出部2が設けられている
。
第2図は第2の工程により成形された半製品を示し、前
記第1図の半製品のフランジ部3を基準面として絞り成
形を行なうことにより、外周部に円錐状のリム部4を形
成すると共に、第3図に示すように歯形5を並列状10
態に予備成形する。この後、リム部4を前記フランジ部
3に対して垂直に立上らせ、第4図に示すような歯形プ
ーリを形成することができる。このリム部4を立上らせ
る工程は金型を用いてしごき絞り成形により行われ、こ
のとき同時に歯形5が15所定の形に整えられる。この
ようにして、歯形プーリが形成されるが、本発明の場合
には突出部を形成した後にリム部に歯形を成形するので
はなく、プーリの成形途中における円錐状のリム部を成
形した時点で歯形を予20備成形し、後の工程でリム部
を立上らせると同時に歯形を完成の状態にするものであ
るから、歯形のしごき絞り工程が簡単にできると共に歯
形の凸面が滑らかに仕上る利点がある。
記第1図の半製品のフランジ部3を基準面として絞り成
形を行なうことにより、外周部に円錐状のリム部4を形
成すると共に、第3図に示すように歯形5を並列状10
態に予備成形する。この後、リム部4を前記フランジ部
3に対して垂直に立上らせ、第4図に示すような歯形プ
ーリを形成することができる。このリム部4を立上らせ
る工程は金型を用いてしごき絞り成形により行われ、こ
のとき同時に歯形5が15所定の形に整えられる。この
ようにして、歯形プーリが形成されるが、本発明の場合
には突出部を形成した後にリム部に歯形を成形するので
はなく、プーリの成形途中における円錐状のリム部を成
形した時点で歯形を予20備成形し、後の工程でリム部
を立上らせると同時に歯形を完成の状態にするものであ
るから、歯形のしごき絞り工程が簡単にできると共に歯
形の凸面が滑らかに仕上る利点がある。
従つて、生産能率が著しく向上し、かつ歯形プーリに掛
けるゴム25製の波形ベルトの損傷を未然に防止できる
といつた品質の向上を図ることができる。なお、前記の
歯形プーリは中央の突出部2に軸受部が連設され、或い
は突出部に孔があけられて別途に形成された軸受部材を
圧入とカシメもしく30は溶接等により取付一体化した
状態で使用に供されるものである。
けるゴム25製の波形ベルトの損傷を未然に防止できる
といつた品質の向上を図ることができる。なお、前記の
歯形プーリは中央の突出部2に軸受部が連設され、或い
は突出部に孔があけられて別途に形成された軸受部材を
圧入とカシメもしく30は溶接等により取付一体化した
状態で使用に供されるものである。
図はこの発明の実施例を示すもので、第1図は第1工程
により成形された半製品の断面図、第235図は第2の
工程により成形された半製品の断面図、第3図は第2図
の半製品のリム部に歯形が成形された状態での斜視図、
第4図は形成された歯形プ一りの断面図である。 1 ・・・・・・金属円板、2・・・・・・突出部、3
・・・・・・フランジ部、4・・・・・・リム部、5・
・・・・・歯形。
により成形された半製品の断面図、第235図は第2の
工程により成形された半製品の断面図、第3図は第2図
の半製品のリム部に歯形が成形された状態での斜視図、
第4図は形成された歯形プ一りの断面図である。 1 ・・・・・・金属円板、2・・・・・・突出部、3
・・・・・・フランジ部、4・・・・・・リム部、5・
・・・・・歯形。
Claims (1)
- 1 金属円板の外周部に円錐状リム部を形成すると共に
歯形を並設し、この後該リム部を垂直に立上らせること
を特徴とする歯形プーリ、歯車などの伝導用部品の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13403280A JPS5912378B2 (ja) | 1980-09-26 | 1980-09-26 | 歯形プ−リ,歯車などの伝導用部品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13403280A JPS5912378B2 (ja) | 1980-09-26 | 1980-09-26 | 歯形プ−リ,歯車などの伝導用部品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5758940A JPS5758940A (en) | 1982-04-09 |
JPS5912378B2 true JPS5912378B2 (ja) | 1984-03-22 |
Family
ID=15118773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13403280A Expired JPS5912378B2 (ja) | 1980-09-26 | 1980-09-26 | 歯形プ−リ,歯車などの伝導用部品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912378B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5626061B2 (ja) | 2011-03-24 | 2014-11-19 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 歯形部品の製造方法および歯形部品の製造装置 |
-
1980
- 1980-09-26 JP JP13403280A patent/JPS5912378B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5758940A (en) | 1982-04-09 |
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