JPS59122730A - ガスタ−ビンエンジンの制御装置 - Google Patents

ガスタ−ビンエンジンの制御装置

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JPS59122730A
JPS59122730A JP57227645A JP22764582A JPS59122730A JP S59122730 A JPS59122730 A JP S59122730A JP 57227645 A JP57227645 A JP 57227645A JP 22764582 A JP22764582 A JP 22764582A JP S59122730 A JPS59122730 A JP S59122730A
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surge
surging
signal
control device
output
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JP57227645A
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「よし」田 謙一
Kenichi Yoshida
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS59122730A publication Critical patent/JPS59122730A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D27/00Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or pumping systems specially adapted for elastic fluids
    • F04D27/02Surge control
    • F04D27/0261Surge control by varying driving speed
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2270/00Control
    • F05D2270/01Purpose of the control system
    • F05D2270/10Purpose of the control system to cope with, or avoid, compressor flow instabilities
    • F05D2270/101Compressor surge or stall
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ガスタービンエンジンの制御装置番こ閣し、
更に詳述すれば、自動車用ガスタービンエンジンのサー
ジングを検出するために設けたサージ検出手段が故障し
たときに、その異常状態を検知して、サージング抑制手
段の暴走を防ぐべくフェイルセーフを施し、以ってサー
ジングの発生を抑制するようにした制御装置に関するも
のである。
ガスタービンエンジン、特に2軸型のガスタービンエン
ジンにおいては、圧縮機を通過する空気流量および圧縮
機の入口と出口との圧力比が同時にある一定の領域内に
入ると、鳴音、振動を伴なうサージングを生じることが
知られてる。サージングが発生すると、エンジンの運転
不能あるいは破損といった重大な不具合をもたらす惧れ
がある。一方、エンジンの効率はサージングが発生する
近傍で最大となることもよく知られており、サージング
を避けつつ、できるだけサージングに近いところで運転
させることがガスタービンエンジンの制御系を設計する
上で最も1′l′J、8A′、な課題の一つとなってい
る。
上述のサージングを回避するために、従来では特開昭5
3−93212号、特公昭58−7049号等に開示さ
れているように、運転条件によって燃料供給量や可変ノ
ズル開度等の制御量に対し予め定めた所定の制限を施し
ておくプログラム制御が行われていた。しかしながら、
このようなプログラム制御においては、いかなる運転モ
ードにあってもサージングに突入することを回避するた
めに、必要以」−に大きなサージングマージンを必要と
し、その結果として加速性能や効率の劣化をもたらすと
いう弊害があった。また、エンジンの経時変化やIAj
路の8I、まり等に起因して、設計時点に定めたサージ
ングマージン翔不足してしまい、もってサージングが発
生するおそれもあった。
このような従来の問題点に対しては、ガスタービンエン
ジンのサージングを検出し、そのサージングの程度に応
じて圧縮機タービン入口の目標温度をサージングを回避
し得るよう補正制御し、以っていかなる運転モードにあ
ってもサージングな確実に回避できるようにしたガスタ
ービンエンジンの制御装置を構成することが考えられる
ところで、ガスタービンの制御装置において、温度制御
は主として、パワタービンにおける可変ノズルの開度を
増減させることによって行う。すなわち、ノズルの開度
を□小さく(絞る)するとタービン入口温度が上昇する
が、可変ノズルの開度はサージングの発生と重大な相関
関係がある。
一般に、可変ノズルの開度を小さく(絞る)すると、サ
ージングが発生しやすくなる傾向がある。
この場合に、サージングを検出するセンサが故障すると
、サージング回避のための制御は不能となってしまい、
サージングは抑圧されずに、エンジンを破損するおそれ
が大となる。
本発明の目的は、上述のようにサージング検出を行って
サージング抑制を行うにあたって、そのサージング検出
手段に異常が生じたときには、サージング抑制のための
制御系にフェイルセーフをかけ、もってサージングの発
生を強制的に抑圧する方向にかかる制御系を駆動するよ
う構成したガスタービンエンジンの制御装置を提供する
ことにある。
かかる目的を達成するために、本発明では、タービン入
口温度を所定の目標温度に一致させるよう閉ループ制御
を行うガスタービンエンジンの制御装置において、サー
ジングの発生を検出するサージ検出手段と、サージ検出
手段からの出力に基づき発生したサージングの強さを判
定するサージ判定手段と、サージ判定手段からの利足出
力に基づいてサージングを回避するようタービン入口の
目標温度を補正する補正手段と、サージ検出手段の異常
を検知する異常検知手段と、異常検知手段によりサージ
検出手段の異常が検知されたときにサージングの発生を
定常的に抑制するサージ抑制手段とを具備する。
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明を適用したガスタービンエンジンの制
御装置を示す一実施例である。
本実施例におけるガスタービンエンジンは、再生式ガス
タービンの一形式である熱交換器付2輔カスタービンエ
ンジンである。
図において、1は圧縮機、2はガヌ発生機軸IAに対し
て圧縮R1と同軸に取付けた圧縮機タービンである。3
はパワタービンであり、減速機4を介して変速機(図示
せず)を駆動し、動力を一車輪に伝える。5はエアフィ
ルタであり、大気はエアフィルタ5内に取り込まれて清
浄化され、圧縮機1により圧縮された後、熱交換器8を
通って加熱され、燃焼器7に至る。燃焼器7においては
、燃料供給装置8から供給された燃料が、上述のように
熱交換器6を介して供給された空気により燃焼される。
燃焼ガスは、圧縮器タービン2を駆動し、さらに可変ノ
ズル9を介してパワタービン3を駆動した後、熱交換器
6を介して冷却されて、排気マフラlOから排気として
大気中に排出される。
このように構成される各部を駆動制御する制御系は、制
御部11を中核となし、燃料供給装置8およびパワター
ビンの可変ノズル9を駆動する駆動装置12を包含する
。そして、ガス発生機回転速度検出器13.パワタービ
ン回転速度検出器14.圧縮機タービン入口温度検出器
15.サージセンサ16゜アクセルペダルの踏み角を検
出するアクセル開度センサ17および吸入空気温度セン
サ18からの出力信号を制御部11の入力信号とする。
ここで、サージセンサ16は、圧縮a1への空気の入口
側または出口側の圧力、もしくは両者の差圧を検出する
機能を有し、サージングが発生した場合もしくはサージ
ングに近い状態のときに、圧縮機lにおける入口側と出
口側との圧力差に大きな変動が生ずることを利用してサ
ージングの発生を検出する。
第2図は、」二連したサージセンサ16の取付位置を例
示する。図において、201は吸入ケーシング202と
シュラウド203との間に形成された空気吸入部である
。204はシャフト、205はシャフト204に取り付
けられた圧縮機羽根車−(ロータ)である。206はベ
ーン式のディフューザで、このディフューザ208とロ
ータ205との間にはベーンなしディフューザ(空気通
路)207が形成されている。ロータ205の入口付近
にあるシュラウド203には、小孔208を設け、小孔
208のロータ205 と対向する開口側にサージセン
サ1Bを取付ける。この場合、サージセンサ1Gは、ロ
ータ205の入1コ付近の圧力(静圧)を検出する。ま
た、サージセンサ18の他の取付位置としては、ロータ
205の出口付近のシュラウド203に設けた小孔20
9におけるロータ205と対向する開口側でも構わない
。この場合には、サージセンサ18は、ロータ205の
出口付近における空気通路207での圧力(静圧)を検
出する。なお、サージセンサ1Bとして使用する圧力セ
ンサは、応答が、例えば1〜10m5と速く、サージン
グが発生したときの圧力衝撃に耐えうるものを使用する
上述した制御系の基本的な制御としては、主に回転数の
要求値であるアクセルペダルの踏み角により目標回転速
度を決め、その目標値に対応した燃料供給量を演算し、
燃料噴射弁を含む燃料供給系を駆動することによってガ
ス発生機を回転させ、この回転速度が上述の目標回転速
度に一致するようにフィードバック制御(閉ループ制御
)を行う回転制御と、ガス発生機の回転速度に応じて最
も効率が良くなるように予め定めたタービン入口温度の
目標値に対し、可変ノズル9を開閉することによってタ
ービン入口温度のフィードバック制御を行う温度制御と
の二つに加え、さらにガスタービンエンジンのサージン
グを検出し、検出したサージングの程度に応じて燃料供
給量、やOf変ノズル8の開度をフィードバック制御す
るサージング制御の三つがある。
本発明にかかる制御系は、上述の温度制御にサージング
制御の機能を加味した制御系と、通常の回転制御系とか
ら成る。第3図(A)は、本実施例に用いた制御系を示
すブロック図である。図において、31はガス発生機回
転速度(Ngg)の目標値発生部、32は演算部、33
は燃料供給系駆動部、34は周波数−電圧変換器(以下
、FV変換器と称する)、35は減算器である。
マタ、 3Bハ修正Ngg  (Ngg ” ) ry
t算PR、37ftタ一ビン入口温度(T7)の目標値
発生部、38は演a0部、38は可変ノズル駆動部、4
0はサージ回避信号発生部、41は増幅部、42および
43は減算部である。
FV変換器34は、ガス発生機回転速度検出器13から
の検出信号+3siを回転速度に比例した電圧信号に変
換し、減算部35. Ngg X m算部36およびサ
ージ回避信号発生部40へNgg信号34Sを送出する
Ngg目標幼発生部31では、アクセル開度センサ17
からのアクセル開度信号17Sを入力信号とし、この信
号に比例した目標回転速度とアイドル時の目標回転速度
とを関数発生し、これらを加算してガス発生機の目標回
転速度信号(Ngg目標信号)31Sとして減算部35
へ送出する。g算部35では、Ngg目標信号31Sか
らNgg信号34Sを減算し、その減算結果を回転偏差
信号35Sとして演算部32へ送出する。演算部32は
、比例、積分および微分の3要素からなるPID制御器
と変化範囲を制限する制限器とを有し、供給された回転
偏差信号35Sが次第に零になるようなPID制御信号
を発生する。
さらに、燃焼器7における吹消えおよび過温度を防止す
るために、PID制御信号の変化範囲を予め定めた関数
特性を有する制限器により制限し、燃料制御信号32S
として燃料供給系駆動部33へ送出する。燃料供給系駆
動部33はパルス幅変調器を有し、燃料制御信号32S
を電磁式燃料噴射弁を駆動するのに適したパルス信号に
変換し、燃料供給系駆動信号33Sとして燃料供給系8
へ送り、これにより燃料供給を制御する。
サージ回避信号発生部40は、サージセンサ1日からの
サージング信号18SとFV変換器からのNgg信号3
4Sとを入力信号とし、サージングの程度に応じてサー
ジングを回避するためのサージ回避信号122Sを減算
部42へ送出するとともに、サージセンサ16が正常か
どうかを診断して、正常でない場合には、サージセンサ
異常診断信号135SをT77目標値生部へ送出する。
増幅器41はタービン入口温度検出器15の微弱な温度
信号15Sを増幅し、T7偶号41Sとして減算器43
に送出する。
Ngg ”演算部36では、Ngg信号31Sと吸入空
気温度検出器18からの吸入空気温度(T1)信号18
9とから修正回転数Ngg ”を演算し、Ngg ”信
号38Sとして、T77目標値生部37へ送出する。
上述の修正回転数Ngg ”は、次式で与えられる。
ここに、T+  [K]  + T+ s C[K] 
 :標準温度(15度C)。
T77目標値生部37では、Ngg ”信号38Sを導
入し、この信号に基づき最も効率の良いT7目標値信号
3?Sを関数発生する。さらに、サージ回避信号発生部
40から送出されるサージセンサ異常診断信号135S
によってサージセンサ16が異常と診断された場合は、
充分なサージ回避信号122Sが発生されないので、い
かなる運転条件下にあってもサージングを抑圧するため
に、所定温度だけT7目標値を下げて関数発生させるこ
とにしく第3図(B)参照)、もってサージングの発生
を定常的に抑制する。減算部42では、T7目標イ1へ
発生部37から送出されるT7目標値3?Sから、サー
ジ回避44号122Sを減算し、減算結果を減算部43
へ送出する。減算部43では、減算部42の出力信号か
らT7信号41Sを減算し、その減算結果を温度偏差信
号439として演算部38へ送出する。
演算部38は、比例、積分および微分の3要素からなる
PID制御器と変化範囲を制限する制限器とを有し、供
給された温度偏差信号43Sが次第に零になるようなP
ID制御信号を発生する。さらに、可変ノズル駆動装置
12へ過大信号が供給されるのを防止するために; P
ID制御信号の変化範囲を予め定めた関数特性を有する
制限器により制限し、可変ノズル制御信号38Sとして
可変ノズル駆動部38へ送出する。
可変ノズル駆動部39は、電圧−電流変換器であって、
可変ノズル制御信号3BSを電気・油圧サーボ弁を駆動
するのに適した電流信号に変換し、可変ノズル駆動信号
39Sとして可変ノズル駆動装置12へ送出する。
可変ノズル駆動装置12は、電気Φ油圧サーボ弁と、油
圧シリンダと、油圧ポンプと、可変ノズルとのリンク機
構(いずれも図示せず)とから成り、可変ノズル駆動信
号39Sによって、可変ノズル位置を制御する。
第4図(A)は、サージ回避信号発生部4oの構成例を
示し、ここで、110はサージ判定部、120は関数発
生部、130はセンサ異常診断部である。
サージ判定部110において、111はフィルタであり
、サージセンサ16からの出力信号16sのうち不要な
周波数帯域を減衰させる。112はパックグランドノイ
ズレベル(BGL)発生器であり、通常はパックグラン
ドノイズレベル電圧(以下、BGL電圧という) 11
2s  としてフィルタ111の出力信号111Sを整
流、平均して出力する。また、後述する単安定マルチバ
イブレーク11Bからの通電禁止信号118Sによって
サージングと判定されてから所定の時間だけ、フィルタ
111からの信号111Sを短絡させることにより信号
112Sを重力する。
第4図(B)は、BGL発生器112において信号1l
lSを整流、平均化するための回路構成例を示す。すな
わち、アナログスイッチSWがマルチバイブレーク11
Bからの通電禁止信号11t(Sによって閉成されると
、フィルタ111から送出される信号111Sは、スイ
ッチSw、半波整流器HWR,ローパスフィルタLPF
およびアンプAMPを介してBGL信号112Sとなる
次に、113は比較器であり、フィルタ111がらの出
力信号111sをBGL電圧112sと比較し、フィル
タl11カらの出力信号111SがBGL電圧112s
を上回ったときに、第5図(B)に示すサージング検出
信号113Sを出力する。ここで、フィルタ111から
の出カイ8号1llsは、サージングの程度に応じて変
化し、第5図(A)に示すように、例えばサージングの
強・弱・中の程度に応じて波形111S−’1゜111
s−2およびlll5−3のように変化する。この結果
、サージング検出信号113Sは、サージングの程)隻
に応じてパルスの幅および数が変化し、例えば、この信
号113Sのパルス幅が広くかつパルス数が多い場合に
は強度のサージングが発生していることになる。114
は積分器であり、サージング検出信号113Sを比較的
急速に充電し、ゆっくりと放゛Iシする。
115は比較器であり、この積分器114からの積分信
号114S(第5図(C)参照)を所定の電圧V II
sと比較し、積分信号114Sが所定の電圧V IIs
を」二回ったときに第5図(D)に示すようにサージン
グ判定信号115Sを出力するヒステリシス機能を有す
る。 積分信号114sは、サージングの程度を電・圧
111′iで対応させてあり、比較器115では微弱な
サージング、またはサージングではないノイズに起因す
る電圧を所定の電圧VII5と比較することによって棄
却する。この結果、所定の強度以上のサージングが実質
的なサージングと判定されることになり、サージング判
定を極めて正確にかつ高感度に行うことができる。
118は単安定マルチバイブレータであり、サージング
判定信号115Sの立ち上がり時から所定のパルス幅を
有するパルス信号1−11(S (第5図(E)参照)
を発生する。すなわち、サージングと判定された瞬間か
ら所定の時間だけBGL電圧の過剰上少1を防止するた
めに、パックグランドノイズレベル発生部112へこの
信号118sを通電禁止信号として出力する。
また、関数発生部120において、 121は中安定マ
ルチバイブレークであり、サージング判定信号115S
の立ち上がり時から所定のパルス幅を有するサージング
パルス信号121s(第51N(F)参照)をうと生す
る。122は積分器であり、サージングパルス信号+2
1Sを比較的急速に充電し、ゆっくりと放電してサージ
回避信号122S (第5図(G)参照)を出力する。
センサ異常診断部130において、131はフィルタで
あり、サージ判定部110のフィルタと同様に、サージ
センサ16から送出される出力信号18Sの不要な周波
数帯域を派衰させる。132は平均回路であり、フィル
タ131からの出力信号131Sを整流して、平均化す
る。133は比較器であり平均回路132からの平均信
号132sを所定の基準電圧V 133と比較し、平均
信号132Sが基準電圧V 133を下回ったときに正
の出力信号133sを発生する。
134は比較器であり、上述のガス発生機回転速度信号
の電圧が所定の基準電圧v砺を上回っているときに正の
出力信号134Sを発生する。135はアントゲ−I・
であり、比較器133および比較器134の各出力信号
133Sおよび134Sの論理積をとり、これらの出力
信号+333,134Sが共に正であるとき、正となる
ようなセンサ異常診断信号135Sを発生する。
ここで、サージングの発生していない条件ドでは、サー
ジセンサ16が十分大きな出力信号を発生し得る比較的
小さなガス発生機回転速度に相当する電圧値を基準電圧
V134の値として与え、−プ)、基準電圧v133の
値を基準電圧’VI311の領置−にのガス発生機回転
速度のとき得られる比較的小さな平均信号に相当する電
圧値として予め設定しておく。こノ結果、サージセンサ
16が故障してサージングが発生しているにもかかわら
ず、出力信号が十分大きくならないような場“合には、
このセンサ異常診断部130からのセンサ異常診断信号
135Sによってその故障を検出することができる。ま
た、サージセンサ16の故障だけでなく、配線の不良や
コネクタの接触不良に対しても有効である。さらに、セ
ンサ異常診断信号135Sに基づき、発光ダイオード等
(図示せず)によってサージセンサ16の異常を表示し
、もって運転者にサージセンサの異常を伝達することが
できる。
第6図は、第1図に示した本実施例における動作を示す
タイムチャートである。以下、第6図に基づいて本実施
例の動作を説明する。
いま時点T1において、第6図(A)に示すように、ア
クセルペダルがやや踏まれた状態から比較的急速に踏み
込まれてアクセル開度が全開になったとすると、Ngg
目標値発生部31で得られたガス発生機の目標回転速度
Ngg’ も第6図(B)に示すように同様に増大する
。目標回転速度Ngg’ が増大すると、減算部35を
介して得られた回転偏差イ菖号35Sも増大するので、
演算部32で燃料を増量する指令が出され、第6図(E
)に示すように、燃料供給量wfが増大する。燃料供給
量wfが増大すると、ガス発生機の回転速度Nggが第
6図(C)に示すように上昇し、それに伴なってパワタ
ービン3の回転速度Nptも第6図(D)に示すように
次第に]二昇する。
一方、ガス発生器の回転速度Nggが上昇すると、Ng
g x演算部38を介して得られた修正回転速1隻Ng
gxも増大するので、T7目標値発生部37で得られた
タービン入口温度の目標値T7′はT7目標値発生部3
7の関数特性によって第6図(F>に示すように少し低
下する。T7目標値T7’が低下すると、減算部42お
よび43を順次今回して得られた温度偏差信号43Sも
(負の値として)増大するので、演算部3日から可変ノ
ズルをより開くよう指令が出され、第6図()I)に示
すように、可変ノズル開度が増大する。可変ノズル開度
が増大すると、第6図(G)に示すようにタービン入口
温度T7が低下する。
サージングは、このようなパワタービンの加速途中にお
いて発生しやすい傾向があり、加速が急であればあるほ
どその傾向が高まることが知られている。そこで、パワ
タービン加速中の時点T2において軽いサージングが発
生したものとすると、サージセンサ16の出力信号18
Sは、第6図(I)に示すように、振幅の増大部18S
−1が生じ、サージ回避信号発生部40から第6図(J
)に示すようなサージ回避信号122Sが発生する。サ
ージ回避信号122Sに基づき、減算部42はタービン
入口温度の目標値T7′をすみやかに所定量だけ減じ、
その後再び徐々に元に戻す(第6図(F)参照)。その
結果、可変ノズル開度も一時的に増されるので、丈−ジ
ングがすみやかに消失し、エンジンを継続して運転する
ことができる。また、サージ回避信号発生部40のサー
ジング検出感度は既述のように十分に高いので、強度の
サージングはもちろん軽度のサージングもしくはサージ
ングの前駆過程をも検出できる。従って、常にサージン
グなしの状態もしくはごく微弱なサージング状態を保持
するよう制御でき、運転フィーリングを損なうことなく
効率の良い運転が可能となる。
なお、第6図には、パワタービン加速過程におけるサー
ジング回避の様子を示したが、ガス発生機の加速過程で
発生するサージングおよび定常状態で発生するサージン
グに対しても、全く同様にして制御できることは勿論で
ある。
また、本実施例においては、サージ回避信号発生部40
においてサージセンサ16の故障診断を行うようにした
ので、万一、サージング発生の危険性が高いタービンの
加速時にサージセンサ16が故障して十分なサージ回避
信号122Sが得られない場合にも、T7目標値を所定
温度だけ下げて関数発生させる(T77目標値生部37
参照)ことにより、サージングの発生を定常的に抑圧で
きエンジンを破損させる惧れはなσ1゜更に、サージセ
ンサの異常表示によって運転者にも警告を与えることが
でき、運転者に修理を促すことができる。
以上説明したとおり、本発明によれば、サージングが発
生した場合にはタービン入口温度の目標値を比較的すみ
やかに減じ、その後に再び元の状態に徐々に戻すよう構
成して′サージング抑止の閉ループ制御を行うにあたり
、サージング検出手段に異常があるか否かを常に検知し
、異常が検知されたときには、タービン入口温度の目標
値を所定値以下に制限するようフェイルセーフ制御を行
い、以ってサージングの発生を強制的に抑圧することが
できるので、サージングを回避しながらサージング領域
に近い状態で運転を行い得ると共に、サージング検出不
能となる故障時には運転状態をサージング領域から遠ざ
けることができるのでエンジン効率は若干低下するもの
の、エンジンを破損したりするおそれはなく、全体とし
て、運転性を損なうことなく、加速性に優れた効率の良
い運転性を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図に示したサージセンサの取付位置を示す部分断面
図、第3図(A)は第1図に示したエンジンの制御系を
示すブロック図、第3図(B)は第3図(A)に示した
タービン入口温度目標値発生部37の関数特性を例示す
る特性図、第4図(A)は第3図(A)に示したサージ
回避信号発生部の詳細ブロック図、第4図(B)は第4
図(A)に示したBGL @土器の−Sを示す詳細ブロ
ック図、第5図(A)〜(G)は第3図(A)に示した
各部のイ4号波形図、第6図(A)〜(J)は第1図に
示したエンジン各部の動作を示すタイミング図である。 l・・・圧縮機、 IA・・・ガス発生機軸、 2・・・圧lii機タービン、 3・・・パワタービン、 4・・・減速機、 5・・・エアフィルタ、 6・・・熱交換器、 7・・・燃焼器、 8・・・燃料供給装置、 8・・・可変ノズル、 10・・・排気マフラ、 11・・・制御部、 12・・・駆動装置、 13・・・ガス発生機回転速度検出器、14・・・パワ
タービン回転速度検出器、15・・・圧縮機タービン入
口温度検出器、16・・・サージセンサ、 17・・・アクセル開度センサ、 18・・・吸入空気温度センサ、 31・・・カス発生機回転速度目標値発生部、32.3
8・・・演算部、 33・・・燃料供給系駆動部、 34・・・FV変換器、 35.42.43・・・減算部、 36・・・修正ガス発生板回転速度演算部、37・・・
タービン入口温度目標値発生部、38・・・可変ノスル
駆動部、 40・・・サージ回避信号発生部、 41・・・増幅器、 110・・・サージ判定部、 111 ・・・フィルタ、 112・・・バックグランドノイズレベル発生器、11
3・・・比較器、 114・・・積分器、 115・・・比較器、 11B・・・単安定マルチバイブレーク、120・・・
関数発生部、 121・・・単安定マルチバイブレーク。 122・・・積分器、 130・・・センサ異常診断部、 +31 ・・・フィルタ、 +32・・・平均回路、 133・・・比較器、 +34・・・比較器、 135・・・アンドゲート、 18S・・・サージング信号、 122S・・・サージ回避信号、 135S・・・サージセンサ異常診断信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1) タービン入口温度を所定の目標温度に一致させる
    ように閉ループ制御を行うガスタービンエンジンの制御
    装置において、サージングの発・生を検出するサージ検
    出手段と、該サージ検出手段からの出力に基づき発生し
    たサージングの強さを判定するサージ判定手段と、該サ
    ージ判定手段からの判定出力に基づいてサージングを回
    避するよう前記タービン入口の目標温度を補正する補正
    手段と、前記サージ検出手段の異常を検知する異常検知
    手段と、該異常検知手段により前記サージ検出手段の異
    常が検知されたときにサージングの発生を定常的に抑制
    するサージ抑制手段とを具備したことを特徴とするガス
    タービンエンジンの制御装置。 2)前記サージ抑制手段は、タービン入口温度を所定値
    以下に制御するように構成したことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のガスタービンエンジンの制御装置
    。 3)前記サージ判定手段は、前記サージ検出手段からの
    出力を所定の基準値と比較する比較手段を有し、前記出
    力が前記基準値を越えたときに該比較手段から前記補正
    手段に向けてサージングが発生した旨の判定出、力を送
    給するよう構成したことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項または第2項記載のガスタービンエンジンの制御装
    置。 4)前記補正手段は、前記サージ判定手段からサージン
    グが発生した旨の判定出力が供給されたときに、前記タ
    ービン入口の目標温度を所定量だけ速やかに減少させた
    後、再び徐々に増加させるべく前記目標温度を補正する
    よう構成したことを特徴とする特許請求の範囲81項な
    いし第3項のいずれかの項に記載のガスタービンエンジ
    ンの制御装置。 5)前記サージ検出手段は発生したサージングの強さに
    応じて振幅が変動するサージ検知出力を発生し、また前
    記異常検知手段は、該サージ検知出力の振幅が所定の振
    幅より小さくなったことを検知したときに前記サージ検
    出手段を異常と判定するよう構成することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかの項二記
    11のガスタービンエンジンの制御装置6゛。
JP57227645A 1982-08-10 1982-12-28 ガスタ−ビンエンジンの制御装置 Pending JPS59122730A (ja)

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JP57227645A JPS59122730A (ja) 1982-12-28 1982-12-28 ガスタ−ビンエンジンの制御装置
GB08320928A GB2126382B (en) 1982-08-10 1983-08-03 Gas turbine engine control system
DE3328608A DE3328608A1 (de) 1982-08-10 1983-08-08 Steuervorichtung fuer gasturbinentriebwerke
US06/521,269 US4545198A (en) 1982-08-10 1983-08-08 Gas turbine engine control system

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