JPS59122661A - 防水層の下の脱気構造 - Google Patents

防水層の下の脱気構造

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JPS59122661A
JPS59122661A JP21322182A JP21322182A JPS59122661A JP S59122661 A JPS59122661 A JP S59122661A JP 21322182 A JP21322182 A JP 21322182A JP 21322182 A JP21322182 A JP 21322182A JP S59122661 A JPS59122661 A JP S59122661A
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JP
Japan
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waterproof layer
base
deaeration
slab
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP21322182A
Other languages
English (en)
Inventor
桧山 邦夫
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  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は建設工事等における防水層の下の脱気構造に関
する。
建物の屋上等の防水工事は、工期の短縮化が要求されつ
つある現今、工程上、下地のスラブコンクリート等が不
完全乾燥のうちに施工することが多く、その為に特に露
出防水層の場合等では、施工後に]:/クリート内の水
分が表面即、防水層の直下に出て、太陽熱等によりあた
ためられて気化gill、その気圧が防水層上の外気圧
、即、大気圧よりも高くなると、防水層を上方へ押し上
げるぶくれ現象が発生す゛る。
このふくれは広さが組数cmから数mになることがあり
、高さも20cm程度になることがある。  気温が低
いとふくれが小さく、気温が高いとふくれが大きくなる
ことをくりかえし、ふくれが大きくなると防水層自体が
伸歇し、ふくれがおさまるにつれて防水層が罪状になり
、それらのととをくりかえす。
防水層はアスファルト系ルーフインクやjム系又はプラ
スチック系のシート状のものを、下地であるスラブの上
に鄭り敷き施工するもので、必継ぎ目ができ、そこにふ
くれが発生したり8友が発生したり、それらがくりかえ
し発生すると、接着しが ている縦目がはfれて隙間が′T:き雨水が進入して屋
内への漏水となる。
これらの欠点を補う為に考えられた、下地への部分接着
によるアスファルト防水の絶縁工法は、最下層のルーフ
インクのところどころに15mm前後の穴をあけて、下
地上に敷き並べた上から、その上に使用するルーフイン
クを熔融アスファルトで流鮎すするととによりて、穴の
ところだけを下地にアスファルトで接着させ、穴のない
ところ     ・は下地に接し浮いている状態で、防
水層と下地との間に圧力のある空気が発生しても、防水
層の下で横に拡大拡散されて空気圧を減少させ、防水層
のふくれを防止する働きのあるものであるが、これも防
水層の下に高圧の空気が発生した場合には、横への拡散
のみでは防水層のふくれを防止しきれず、ふくれの発生
と趣−の発生をくりかえし、しかも絶縁工法の場合は部
分接着のところまで空気圧力によりはがされて非接着部
分が多くなり、よりふくれやすくなる為である。
以上のように最下層に絶縁ルーフイレグを使用しても、
ふくれを完全には防止できなかった。
ふくれを防止する別の手段として、防水層を貫通して高
圧の空気を防水層の上外部へ脱気することが近年採用さ
れたが、これには次のような欠点があった。
即、これらの脱気構法は脱気管や脱気盤を防水層の下地
に取付けて、防水層の下の空気を脱気管や脱気盤・k通
じて、防水層を貫通するこれらの脱気具により、防水層
の上外部に脱気するもので、防水層を貫通するこれらの
脱気具のまわりの防水層端部の処理が不完全になったり
、施工の際は完全にできたようでも時間の経過とともに
、防水能力が減少し、そこから雨水が入いつ、防水層の
下へ流れ込み、脱気や脱逅をするはずの装器が逆に水を
呼び込むことになる。
又、これらの脱気具は、防水層の下地に防水層を貫通し
た形で立設され、その高さがIOCM〜20CM程度の
ものであるので、積雪により埋まり?熔は水が脱気口か
ら逆流する恐れもあり、積雪により脱気能力の低下もあ
る。
脱気具を高くすすれば根本部が不安定になり、防水層と
の取合せが尚不良となり防水層自体を損傷し漏水事故の
因となる。
又、これらの脱気具まわりの防水層端部の防水処理技術
は高度の能力を要し且、めんどうな手作業を必要とする
もので、不完全な施工になり易く、したがってこの部分
からの漏水の恐れが大きいものである。
又、近年多く用いられてきた断熱防水構造に従来の脱気
構法を用いると、脱気装置即、脱気具を通じて防水層の
上外部1211外気と防水層の下の空気が混わり、温度
差のある建物内外の温度が直接に接するので、防水層の
下の水分の量の関係で、脱気具内部に結露が生じ、防水
層の下、即、スラブの上に水となってたまり、更にその
水が因となって防水層のふくれの発生し、これらのこと
をくりかえす。
断熱防水層の多くは、防水層の下に断熱材をもけるもの
で、若しこれら断熱材の中や断熱材間に水が入いると断
熱性能が激減するものである。
以上のように従来の脱気構法は欠点のあるもので、その
原因は防水層の下に発生する1lTh l& Lだ空気
を、防水層を貫通する脱気装置を用いて、防水層の上外
部へ脱気するという基本的構造にあやものである。
本発明はこの点に着目してなされたもので、防水層とそ
の下地との隙間に生じる空気を、防水層を貫通すること
を行わずに、防水層の下地のスラブ等に脱気孔をもうけ
て、上記の空気をスラブ下へ脱気する構造で、防水層と
その下地との間に形成される隙間と、防水層の下地のス
ラブ下とを、スラブにもうけた脱気孔で連通ずる脱気構
造で、防水層を貫通することなく、又、防水層を貫通す
るものがなく、防水層の下に発生する胸腺した空気を確
実に脱気できるものである。
この場合のスラブとは防水層を施工する下地としての、
建設物の屋根や蚤上等のスラブをいい、]ンクリート、
A、L、C版、ヂッ+プレート上や にコシクリートrtルタルを打設したもの、rルリール
や木も板及これらの上にコンクリートヤtルタルを打設
したもの、セメント系二次製品版等がある。  スラブ
にもうけた脱気孔とは、そのスラブの上下の空気を連通
ずる孔である。
本構造の基本的な一例を詳細に説明すると、第1図に示
すように、防水層の下地である下地スラブ1に、下地ス
ラブ1を上下に貫通する脱気孔2をもうけるものである
防水層4はその上に施工する。
第1図の例は、防水層4を部分接着による絶縁工法を示
す。 即、最下層のルーフイシジに穴をあけ、その穴の
ところだけが下地スラブ1の表面即、防水層の下地3に
接着しアスファルト7で接着し、他のところは接着せず
に、防水層4の下で空気は連通してb)る。
このような構造であるので、防水層4と防水層の下地3
との間に形成される隙間5の空気が#lLしても、下地
スラブ1にもうけた脱気孔2を通じて、下地スラブ1下
の空気、即、大気圧と混わり、気圧が平均化されるので
防水層4のふくれが発生しない。
このように本構造は脱気を防水層4の上外部へ行わずに
下地スラブ1下へ行うも゛ので、従来のように防水層4
を貫通するものを用いず、したがって、防水層を貫通す
ることに起因する従来の欠点を無くするものである。
本構造の応用例を第2図により説明すると、下地スラブ
1にもうけた脱気孔2の上を広げて、脱気孔のふた2a
をもうけ、それに第3図に示す例のように複数の通気孔
2bをもうける。
脱気孔2の下部は通気できればよいので細くしてもよい
脱気孔のふた2aを脱気孔2の上端にもうける際は、脱
気孔のぶた2aの上面と平にtルグル1bを第2図の例
のように、下地スラブ1のコンクリ−村la上にぬり、
防水層の下地3とする。
脱気孔のふた2aに複数の通気孔2bをもうは通気孔2
bが通気を行い°得るからである。
本構造ゆ防水層。下地7.フふ管状。+o>−eよ下に
貫通しても基本的に同じであり、通気孔2に又、本発明
の構造はその基本的構造を更に進めて第4図の例に示す
ように、防水層4の下地スラブ1に、上端に複数の通気
孔2bをもうけた脱気管6をもうけ、更に脱気管6に前
記逆止弁8や水受9をもうけ更に啄吸材10をもうける
こともでである。
本発明は以上のように簡単な構造ながら、従来とは余興
る構造でしかも従来構法の欠点を補うも゛ので社会公共
に益するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構造の例の縦断面図。 第2図は本発明の応用例の構造を示す縦断面図。 第3図は脱気孔のぶたの例の拡大斜視図。 断 第4図は本発明の応用例の脱気管の縦Y面図。 1:下地スラブ。 1a:コシクリート。 1b:モル
タル。 2:脱気孔。 2a:脱気孔のふた。 2b:通気孔。 3:防水層の下地。 4:防水層。 5:防水層と防水層下地との間の隙間。 6:脱気管。 7:アスファルト。 8:逆止弁。 9:水受。 10:燥臥材。 11 τ水受の通気)し。 特許出願人    檜 山 邦 夫

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 防水層とその下地との間に形成される隙間と、下地スラ
    ブ下とを、下地スラブにもうけた脱気孔で連通したこと
    を特徴とする、防水層の下の脱気構造。
JP21322182A 1982-12-03 1982-12-03 防水層の下の脱気構造 Pending JPS59122661A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21322182A JPS59122661A (ja) 1982-12-03 1982-12-03 防水層の下の脱気構造

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JP21322182A JPS59122661A (ja) 1982-12-03 1982-12-03 防水層の下の脱気構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59122661A true JPS59122661A (ja) 1984-07-16

Family

ID=16635535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21322182A Pending JPS59122661A (ja) 1982-12-03 1982-12-03 防水層の下の脱気構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62197555A (ja) * 1986-02-25 1987-09-01 清水建設株式会社 防水層構造
JPH02125054A (ja) * 1988-11-01 1990-05-14 Fujita Corp 防水層の脱気装置
JP2008020998A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 紙幣識別装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5549451A (en) * 1978-09-07 1980-04-09 Masami Ishida Method of air draining in concrete work

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