JPS59122463A - 7―置換プロスタグランジン類 - Google Patents

7―置換プロスタグランジン類

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JPS59122463A
JPS59122463A JP57227331A JP22733182A JPS59122463A JP S59122463 A JPS59122463 A JP S59122463A JP 57227331 A JP57227331 A JP 57227331A JP 22733182 A JP22733182 A JP 22733182A JP S59122463 A JPS59122463 A JP S59122463A
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健 融
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聡 杉浦
Seiji Kurozumi
精二 黒住
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は7−置換プロスタグランジン類およびその製造
法に関する。更に詳細には、医薬品として有用な薬理活
性を有する化合物として期待され、かつ他の医薬品の合
成中間体として本重要な7−置換ブロスタグ2ンジン類
およびその製造法に関する。
プロスタサイクリンは、その有用な生理活性例えば血小
板凝集阻害活性、降圧活性、抗潰瘍活性、抗喘息活性な
どの生理活性を有することから、注目されている化合物
である。しかしながらこれを薬物として利用するには、
プロスタサイクリンがさまざまな生理活性を持つことが
一つの難点と考えられている。又、プロスタサイクリン
がその骨格に内包しているエノールエーテル結合は、水
圧対して極めて加水分解を受けやすく、従ってこれもプ
ロスタサイクリンの医薬品としての開発を困難にしてい
る原因でもある。
本発明者らは、かかる点に注目し7位に水酸基を導入し
た7−ヒトロキシグロスタサイクリン誘導体は、加水分
解に対して極めて高い抵抗性を示すことを見出した〔テ
トラヘドロン レターズ(Tetrahedron L
etters) 、 22 、1417〜1420(1
981)参照〕。
更に、7−ヒトロキシプロスタサイクリ/誘導体ハ、ジ
エチルアシノサルファートリプルオライドなどのフッ素
化試薬と反応せしめることにより、5位あるいは7位に
フッ素原子を導入することが出来、得られる5−あるい
は7−フルオロプロスタサイクリン誘導体は、極めて安
定かつ高活性を有することを見出し、既に別途出願して
いる(下図参照)。
−〇 − 7−ヒトロキシグロスタサイクリン 誘導体 一方、本発明者は、7−ヒドロキシプロスタグランジン
F相誘導体を、水銀化合物と反応せしめることKより7
−ヒトロキシグロスタサイクリン肪導体に導びき得るこ
とを見出し既に出願している(下図参照)。
−10− OR’ さらに本発明者は、次に示す方法によっても7−ヒドロ
キシプロスタサイクリン誘導体に4びき得ることを見出
し、既に出願している(下図参照)。
とれらの反応、すなわち7−ヒドロキシプロスタサイク
リン誘導体とフッ素化試薬との反応等においては、その
11位及び15位の水酸基がアセテートなどのアシル基
によって保護された化合物を用いることが反応収率を上
げる点等で有利である。
そこで本発明者は、11位及び15位がアシル基で保護
された7−ヒドロキシプロスタサイクリン誘導体を得る
有利な方法を見出すべく鋭意研究した結果、7−ビトロ
キシプロスタグ2ンジンF誘導体で、その7位と9位の
水酸基がアセトニド体等圧変換された新規化合物が、1
1位及び15位がアシル基で保護された7−ヒドロキシ
プロスタサイクリン誘導体を得るための重要中間体とな
り得ること、またかかる7−ヒドロキシプロスタグラン
ジンFil導体自身、安定電化したプロスタグランジン
誘導体として医薬品への用途が期待されることを見出し
本発明に到達したものである。
すなわち、本発明は下記式CI3 13− で表わされる7−置換プロスタグランジン類、および下
記式[11] で表わされる7−ヒトロキシプロスタグランジ14− ンF類を酸触媒存在下エーテル結合を形成する化合物と
反応せしめることを特徴とする下記式[0] で表わされる7−置換グロスタグランジン類の製造法、 上記式[[[1]で表わされる7−置換プロスタグラン
ジン類を脱保護反応せしめることを特徴とする下記式〔
V〕 で表わされる7−置換プロスタグランジン類の製造法、 並びに上記式CI!〕で表わされる7−置換プロスタグ
ランジン類を塩基存在下、アシル化剤と反応せしめるこ
とを特徴とする下記式[V]R41 で表わされる7−置換プロスタグラ/ジン類の製造法で
ある。
上記式〔l〕の7−置換グロスタグ2ンジン類のなかで
も次の化合物が好ましい。
すなわち(1)、R昌、R4がトリ(0,−at )炭
化水素−シリル基又は水酸基の酸素原子と共にアセター
ル結合を形成する基である下記式〔1[]で表わされる
7−置換グロスタグランジン類、(11)、R”、R’
が水素原子である下記式[11/]で表わされる7−置
換グロスタグランジン類、(119、R” 、 R4が
08〜C1のアシル基である下記式で表わされる7−置
換グロスタグランジン類である。
本発明の化合物である上記式[1]で示される7−置換
プロスタグランジン誘導体は、シクロペンタン環の4つ
の炭素(8,9,11,12位)および7位と15位の
2つの炭素原子が不斉炭素原子になっているがこれらの
不斉炭素原子について全てのジアステレオマーおよびエ
ピマーを包含する。
前記式[1] において、13位と14位との間の記号
ミは13位と14位との間が二重結合又は三重結合であ
ることを表わしている。
前記式〔【〕において、Aは−OH鵞OH,−、−0H
−OH−又は−CミC−である。R1、R1は、同一も
しくは異なり、水酸基の酸素原子と共にアセタール結合
を形成する基、又はR1とR1が一緒になって−0(R
″)(R・)−で表わされるメチレノ基である。
18− 水酸基の酸素原子と共にアセタール結合を形成する基と
してはメトキシメチル、メチルチオメチル、t−ブトキ
シメチル、2−メトキシエトキシメチル、1−エトキシ
エチル、l−メチル−1−メトキシエチル、1−(イン
プロポキシ)エチル、2−テトラヒドロピラニル、4−
メトキシテトラヒドロピラニル、2−テトラヒドロフラ
ニル基などがあげられる。
R1とR1が一緒になって−0(R’)CR9)−で表
わされるメチレン基の場合のRa 、 R9は同一本し
くけ異なり、水素原子、Cl−04アルキル、フェニル
01〜(hアルコキシ R4とRoが一緒になって01
〜atアルキレン基である。かかるRj 、 HDによ
ね形成されるアセタールの例としてはメチレンアセター
ル、エチリデンアセタール、イソプロピリデンアセター
ル、1−t−ブチルエチリデンアセタール、1−フェニ
ルエチリデンアセタール。
2.2.2−トリクロロエチリデンアセタール、ブチリ
デンアセタール、シクロペンチリデンアセタール、シク
ロヘキシリデンアセタール、シクロへブチリデンアセタ
ールなどが挙げられる。
R1およびR4は同一もしくは異なり、水素原子。
O!〜C,アシル基、トリ(C5〜O〕)炭化水m−シ
リル基又は水酸基の酸素原子と共にアセタール結合を形
成する基である。
02〜C,アシル基としては5例えば、アセチル。
グロピオニル、n−ブチリル、 1so−ブチリル。
n−バレリル、18o−バレリル、カプロイル。
エナンチル、ベンゾイル等を挙げることができる。
これらのうち、C1〜C0脂肪族アシル基、例えばアセ
チル、n−又は1so−ブチリル、カプロイル、又はベ
ンゾイルが好ましい。
トリ(0+−Cy )炭化水素−シリル基としては、例
えば、トリメチルシリル、トリエチルシリル。
t−ブチルジメチルシリル基の如きトリ(cI〜C4)
アルキルシリル基;t−ブチルジフェニルシリル基の如
きジフェニル(C1〜c4)アルキルシリル基;トリベ
ンジルシリル基又はジメチル(2,4,6−トリーt−
ブチルフェノキシ)シリル基などを好ましいものとして
挙げることが出来る。
水酸基の酸素原子と共にアセタール結合を形成する基と
しては、例えばメトキシメチル、1−エトキシエチル、
2−メトキシ−2−プロピル、2−エトキシ−2−プロ
ピル、(2−メトキシエトキシ)メチル、ベンジルオキ
シメチル。
2−テトラヒドロピラニル、2−テトラヒドロフラニル
、4−(4−メトキシ−テトラヒドロピラニル)基又は
6.6−シメチルー3−オキサ−2−オキソ−ビシクロ
[3,1,0]へキス−4−イル基を挙げることができ
る。これらのうち、2−テトラヒドロピラニル、2−テ
トラヒドロフラニル、l−エトキシエチル、2−メトキ
シ−2−プロピル、(2−メトキシエトキシ)メチル、
4−(4−メトキシテトラヒドロピラニル)基又は6.
6−シメチルー3−オキサ−2−オキソ−ビシクロ[a
、1.O]へキス−4−イル基が特に好ましい。
これらのシリル基、アシル基およびアセター 21 − ル結合を形成する基は、水酸基の保護基であると理解さ
れるべきである。
R1又はR′としては、これらのうち水素原子。
t−ブチルジメチルシリル基、2−テトラヒドロピラニ
ル基、アセチル基が好ましい。
R1は水素原子、メチル基、エチニル&(−0ヨCH)
又は保護されたエチニル基である。保瞳されたエチニル
基としては、例えばトリメチルシリルエチニル、t−ブ
チルジメチルシリルエチニル基等が好ましい。これらの
うち、水素原子又はメチル基が好ましい。
R6は非置換のa、 、 a、のアルキル基;置換され
ていてもよいフェニル基、フェノキシ基、C+〜C・ア
ルコキシ基もしくはC@〜C@シクロアルキル基で置換
されている置換C,−C,アルキル基;又は置換もしく
は非置換の脂環式基である。a、〜01の非置換のアル
キル基としては、直鎖状又は分岐状のいずれであっても
よく、例えばn−ペンチル、n−ヘキシル、2−メチル
−1−ヘキシル、2−メチル−2−ヘキシル、n−へフ
チ= 22= ル、n−オクチル等、好ましくはn−ペンチル。
n−ヘキシル、2−メチル−1−ヘキシル、2−メチル
−2−ヘキシル等を挙げることができる。置換0+−O
sアルキル基としては、直鎖状又は分岐鎖状のいずれで
あってもよく、例えばメチル、エチル、n−7’ロピル
、 iso −ニア’ロビル。
n−ブチル、aθC−ブチル、t−ブチル、n−ペンチ
ル等を挙げることができる。これらの置換アルキル基ハ
、フェニル基;フェノキン基;メトキシ、エトキシ、n
−プロポキシ、 iso −プロポキシ、n−ブトキシ
、160−ブトキシ。
t−ブトキシ、n−ペントキシ、n−ヘキソキシなどの
O8〜C6アルコキシ基;シクロペンチル。
シクロヘキシルなどのOl −Qaシクロアルキル基で
置換されている。これらの置換基はさらに弗素原子、塩
素原子などのハロゲン原子;メトキシ、エトキシ、プロ
ポキシなどのアルコキシ基ニアセチル、トリフルオロア
セチル、プロパノイルなどのアシロキシ基等によって置
換されていてもよい。
置換O,a、アルキル基としては、これらのうち例えば
弗素原子、塩素原子、メチル、エチルもしくはトリフル
オロメチル基で置換されていてもよいフェノキシ基又は
フェニル基によって置換されたC3〜0!アルキル基、
又はプロポキシメチル、エトキシエチル、プロポキシエ
チル。
ブトキシメチル、メトキシプロピル、2−エトキシ−1
,1−ジメチルエチル、プロポキシジメチルメチル、又
はシクロヘキシルメチル、シクロヘキシルエチル、シク
ロへキシルジメチルメチル、2−シクロへキシル−1,
1−ジメチルエチル等が好ましい。
置換もしくは非置換の脂環式基としては上記したと同じ
置換基で置換されているか又は、非置換の、飽和又は、
不飽和のCm〜a、の基、例えばシクロペンチル、シク
ロヘキシル、シクロヘキセニル、シクロヘプチル、シク
ロオクチル等を挙げることが出来る。
R6トしては、特Kn−ペンチル、2−メチル−l −
ヘキシル、シクロペンチル、シクロヘキシル、1.1−
ジメチルヘキシル基が好ましい。
R1はC3〜010のアルキル基、置換もしくは非置換
のフェニル基、置換もしくは非置換の脂環式基、置換も
しくは非置換のフェニル(a、〜C,)アルキル基又は
) IJ (0,〜Cマ)炭化水素−シリル基である。
0、〜O+oのアルキル基としては、例えば、メチル、
エチル、n−7’口ピル、 1so−7’口ピル。
n−ブチル、SθC−ブチル、tθrt−ブチル、n−
ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘフチル、n−オクチル
、n−ノニルおよびn−デシル等ノ直鎖状又は分岐状の
ものを挙げることができる。
置換もしくは非置換のフェニル基の置換基としては、例
えば弗素、塩素などのハロゲン原子;ヒドロキシ基;ア
セトキシ基、プロピオニルオキシ、n−ブチリルオキシ
がどのam〜atアシロキシ基;メチル、クロロメチル
、エチル、トリフルオロメチルなどのハロゲン原子で置
換されていてもよいC3〜Caアルキル基;メトキシ、
エトキシ、クロロメトキシ、トリフルオロメチルz5− シなどのハロゲン原子で置換されていてもよい01〜C
4アルコキシ基:ニトリル基;カルボキシル基又はメト
キシカルボニル、エトキシカルボニル、ブトキクカルボ
ニルなどの(C,−a、 )アルコキシカルボニル基等
が好ましい。
置換フェニル基は、上記の如き置換基を1〜3個、好ま
しくは1個持つことができる。
置換もしくは非置換の脂環式基としては、上記したと同
じ置換基で置換されているか又は非置換の、飽和又は不
飽和の(31−am、好ましくはC1〜C6、特に好ま
しくはC6の基、例えばシクロペンチル、シクロヘキシ
ル、シクロへキセニル。
シクロヘプチル、シクロオクチル等を挙げることができ
る。
置換もしくは非置換のフェニル(0+−Os )アルキ
ル基としては、該フェニル基が上記したと同じ置換基で
置換されているか又は非置換のベンジル、α−フェネチ
ル、β−フェネチルを挙げられる。
トリ(0+〜C+? )炭化水素シリル基としては、 
26− 前述した如く例えばトリメチルシリル、トリエチルシリ
ル、t−ブチルジメチルシリル基の如きトリ(0+””
(34)アルキルシリル;t−ブチルジフェニルシリル
基の如きジフェニル(CI〜C4)アルキルシリル;ト
リベンジルシリル基又はジメチル−(2,4,6−トリ
ーt−ブチルフェノキシ)シリル基等を好ましいものと
して挙げることができる。
上記式[1〕の7−置換グロスタグランジン類の好まし
い具体例を以下に挙げる。
(1)?(川−7−ヒドロキシ−5,6−デヒドロPG
F雪、メチルエステル11.15−ビス−t−ブチルジ
メチルシリルエーテルのアセトニド体、 (2)  7 (S) −7−ヒドロキシ−5,6−デ
ヒドロPGF*a メチルエステル11.15−ビス−
t−ブチルジメチルシリルエーテルのアセトニド体、 (3)7但)−7−ヒドロキシPGFt(1メチルエス
テル11.15−ビス−t−ブチルジメチルシリルエー
テルのアセトニド体、 (4)?(FQ−1s−シクロヘキシル−7−ヒドロキ
シ−5,6−ジヒドロ−16,17,18゜19、20
−ペンタツルグロスタグランジンIPtaメチルエステ
ル11.15−ビスー七−プチルジメチルシリルエーテ
ルのアセトニド体、 (5)7(6)−15−シクロベンチルー7−ヒトロキ
クー5.6−ジヒドロ−16,17,18゜19.20
−ペンタツルプロスタグランジンF!d メチルエステ
ルt 1.1 s−ビスー七−プチルジメチルシリルエ
ーテルのアセトニド体、 (6)7(ロ)−7−ヒドロキシ−5,6−ゾヒドロプ
ロスタグランジンF!、メチルエステルのアセトニド体
、 (7)  7 (S) −7−ヒドロキシ−5,6−ジ
ヒドロプロスタグランジンF!d メチルエステルの7
セトニド体、 (8)7(R)−7−ヒド°ロキシプロスタグランジン
F叱 メチルエステルのアセトニド体、(9)7(2)
−15−シクロヘキシル−7−ヒドロ午シー5,6−ゾ
ヒドロー16.17.1 s。
19.20−ペンタツルプロスタグランジンF祐 メチ
ルエステルのアセトニド体、Q10(川−15−シクロ
ペンチル−7−ヒドロキシ−5,6−ジヒドロ−16,
17,18゜19、20−ペンタツルプロスタグラ/ジ
ンIP!、メチルエステルのアセトニド体、aυ ? 
CFQ−7−ヒドロキシ−5,6−ジヒドロプロスタグ
ランジンFla メチルエステルi 1,1 s−ジア
セテートのアセトニド体、a″lJ ?(8)−7−ヒ
ドロキシ−5,6−ジヒドロプロスタグランジンF、a
 メチルエステル 29− t 1.1 s−ジアセテートのアセトニド体、+11
7(R)−7−ヒトロキシグロスタグランジンF叱 メ
チルエステル11.15−//アセテートのアセトニド
体、 (147(R)−15−シクロヘキシル−7−ヒドロキ
シ−5,6−ジヒドロ−16,17,18゜19.20
−ペンタツルグロスタグランジンF!6 メチルエステ
ルt 1.1 s−ジアセテートのアセトニド体、 (l!97缶)−15−シクロペンチル−7−ヒドロキ
シ−5,6−ジヒドロ−16,17,18゜19.20
−ペンタツルプロスタグランジンF叱 メチルエステル
11.15−ジアセテートのアセトニド体。
原料化合物として用いる前記式[11〕で示される7−
ヒトロキシプロスタグランジンシ類は下記の紬き反応に
より容易に製造することが出来る。
一3〇− 又は ol(41゜ [1〕 前記式〔■〕で示される7−ヒドロキシプロスタグラン
ジンF類を酸触媒存在下エーテル結合を形成する化合物
と反応せしめ、下記式[11]で表わされる7−置換プ
ロスタグラ/ジン類を得ることが出来る。この際用いら
れるエーテル結合を形成する化合物としては、ジヒドロ
ビラン、ジヒドロフラン、5.6−シヒドロー4−メト
キシ−2H−ビラン、エチルビニルエーテル。
イソプロピルビニルエーテル、メチル−2−プロペニル
エーテル、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、
ホルムアルデヒドジメチルアセタール、アセトアルデヒ
ド、アセトアルデヒドジメチルアセタール、t−ブチル
メチルケトンジメチルアセタール、メチルフェニルケト
ンジメチルアセタール、2−メトキシプロピレン。
ブチルアルデヒド、 1− (トリメチルシロキシ)シ
クロヘキセン、1−()リメチルシロキシ)シクロペン
テン、1−(トリメチルシロキシ)シクロヘプテン、シ
クロへキサノンジメチルアセタール、シクロペンタノン
ジメチルアセタール、シクロへブタノンジメチルアセタ
ール、トリメチルオルトホルメート、トリエチルオルト
ホルメート、テトラメチルオルトカーボネート。
トリメチルオルトアセテートなどが挙げられる。
ヒドロキシル基とエーテル結合を形成するには通常、不
活性有機媒体中、酸触媒を用いるとスムーズに反応が進
行する。不活性有機媒体としては、ベンゼン、トルエン
などの芳香族炭化水素;ペンタ乙ヘキサン、石油エーテ
ル、シクロヘキサンなどの飽和炭化水素類;四塩化炭素
塩化メチレン、クロロホルム、などのハロゲン化炭化水
素類;酢酸エチルなどのエステル類;ジオキサン、テト
ラヒドロフラン、エチルエーテル、ジメトキシエタンな
どのエーテル類;ジメチルスルホキシド、ジメチルホル
ムアミド。
 33− ジメチルアセタミド、ヘキサメチルホスホロアミドなど
の非プロトン性極性有機溶媒が好ましく用いられる。酸
触媒としては、p−1ルエンスルホン酸、p−トルエン
スルホン酸ヒリシニウム塩、トリフルオロメタンスルホ
/酸、トリフルオロ酢酸メタンスルホン酸などの有機酸
;あるいは塩化アルミニウム、臭化アルミニウム。
ヨウ化亜鉛、塩化亜鉛、塩酸、硫酸などの無機酸が用い
られる。エーテル結合形成試薬は、基質のジヒドロキシ
体(前記式〔■〕の7−ビトロキクプロスタグランジン
F誘導体)に対して、0.8〜10倍モル用いればよい
。酸触媒は、ジヒドロキシ体に対して、1モルチから2
0モルチ用いれば十分である。反応温度は一20°〜1
00℃の範囲で行われ、反応時間は、30分〜3日間で
ある。
反応後、目的物の単ll&精製は、例えば抽出。
洗浄、乾燥、濃縮、クロマトグラフィー等の組合わせK
よる通常の方法により行なわれる。かくして、上記式〔
■〕において、Ra 、 R4がトリ(a+〜34− Cマ)炭化水素−シリル基又は水酸基の酸素原子と共に
アセタール結合を形成する基である上記式[+n]の7
−fit換プロスタグランジン類が得られる。
上記式〔旧〕の7−置換プロスタグランジン類を脱保護
反応に付すととKより、下記式[IV]で表わされる7
−置換プロスタグランジン類が得られる。
かかる脱ei[反応で用いられる原料化合物としては、
上記式〔■〕の7−置換プロスタグランジン類のなかで
も、R” 、 R”がトリ(C,−C,)炭化水素−シ
リル基が好ましい。
脱保護反応を行なうに際しては、テトラプチルアンモニ
ウムフルオリド、セシウムフルオリドのようなフッ素ア
ニオンを発生するフッ素化物を用いるのが好捷しい。
テトラプチルアンモニウムフルオリド、セシウムフルオ
リドのようなフッ素化物の使用蓋は原料化合物7−置換
プロスタグランジン類に対して1倍モル〜30倍モル、
好ましくは2倍モル〜5倍モルである。用いられる有機
媒体としては、テトラヒドロフランが好ましいものとし
て挙げられる。反応温度は、−10°〜50℃の範囲で
好適に行われ、反応時間は薄層クロマトグラフィーなど
の手段により、追跡することによって反応の終了を知る
ことが出来るが、通常、2時間から2日間行えば十分で
ある。反応混合物の後処理は常法に従って行い、得られ
たジヒドロキシ体(上記式〔■〕の7−置換プロスタグ
ランジン類)をカラムクロマトグラフィーなどの手段に
よってn製することができる。
かくして上記式〔I〕においてRN 、 R4が水素原
子である上記式〔y〕の7−置換グロスタグランジン類
が得られる。
上記式(ptEの7−#を換ブロスタグ2ンジン類を塩
基存在下、アシル化剤と反応せしめることによって下記
式[V] で表わされるr−@換グロスタグランジy類が得られる
この際用いられる塩基としては、ピリジン。
4− N、N−ジメチルアミノピリジン、トリエチルア
ミンなどが好適に用いられる。塩基の使用量はジヒドロ
キシ体(上記式[Rr]の7−置換プロスタグランジン
類)に対して1.5〜10倍モル用いれば十分である。
アシル化剤としては、酸塩化物、酸無水物、混合酸無水
物などが用いられ、例えば、酢酸クロリド、酢酸無水物
、プ37− ロピオン酸クロリド。プロピオン酸無水物、酪酸クロリ
ド、酪酸無水物、ペンタン酸クロリド。
ペンタン酸無水物、ヘキサン酸クロリド、ヘキサン酸無
水物、ベンゾイルクロリド、安息香酸無水物、安息香酸
メタンスルホン酸混合酸無水物などが挙げられる。アシ
ル化剤はジヒドロキシ体に対して、1〜lO倍モル、特
に好ましくは1.1〜5倍モル用いられる。有機媒体が
用いられることもあるが、塩基を媒体として用いること
も出来る。この場合には用いられる塩基管はジヒドロキ
シ体に対して10倍モル以上となる。用いられる有機媒
体としては、四塩化炭素。
塩化メチレン、クロロホルム、テトラヒドロフラン、エ
チルエーテル、ヘキサン、ペンタン。
ベンゼン、トルエンなどが好ましいものとして挙げられ
る。常法に従って、後処理を行った後、所望により、カ
ラムクロマトグラフィーなどの手段によってNI製する
ことによって、前記式〔v〕で示される7−置換プロス
タグランジン類を効率良く製造することが出来る。
38− かくして得られた7−[換プロスタグランジン類は、例
えばR1、R1の脱保護反応に付すことにより容易に前
記式〔!〕においてR1、R*が水素原子に置き換った
ジヒドロキシ体に導び(ことが可能であり、このものは
、前述の如く安定なプロスタサイクリン誘導体へ有利に
導びき得る。
故に、本発明は安定なプロスタサイタリン誘導体を得る
のに有用な7−1を換プロスタグランジン類及びその簡
便かつ効率良く製造する方法を提供するものであり、そ
の意義は有用な医薬品を製造する上ではかりしれない。
以下実施例を挙げて本発明を説明するがこれらに限定さ
れるものではない。
実施例1 (1)            (2)7 (R) −
7−ヒドaキシ−5,6−デヒドロPGFf、メチルエ
ステル11.15−ビス−t−ブチルジメチルシリルエ
ーテル(1) 440 mg ト7セトンジメチルアセ
タール22519を乾燥ベンゼン41ntに溶解17た
溶液にピリジニウムp−トルエンスルホン酸塩3oII
gを加え室温8時間攪拌1〜だ。p6!和炭酸水素す)
 IJウム水にあけ、酢酸エチルで抽出した。有機j−
を飽和食塩水で洗浄1〜、無水硫酸ナトリウムで乾燥後
、減圧留去して得た粗生成物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル20:1)にて梢
製し、423149の目的とするアセトニド体(2)を
得た。このもののスペクトルデータは次の如くであった
工R(塗付):  1743Q属−1 HMR(ODCム)δ:  O〜0.2(m、12H)
0.88(8,18H)。
0.7−1.1(m、3H)。
1.1−z、7(m、t8n)。
1.33([1,3H)、1.40(l]、3H)。
3.66(B、3H)。
3.7−4.6 (m 、 4 H) 。
5.3−5.7 (m 、 2H,)  。
(3)                (4)(7s
)−7−ヒドロキシ−5,6−ジヒドログロスタフラン
ジンF、a メチルエステル11.15−ビス−t−ブ
チルジメチルシリルエーテル(a)500 tagから
、実施例1と同様にして目的とするアセトニド体(4)
 460 R9を得た。このもののスペクトルデータ夕
は次の如くであった。
IR(塗付):  1739備−1 HMR(CDCLm  )  δ  :   Q−0,
2(m、12H)。
0.89(E+、18H)。
0.7−1.1 (m、3H)。
 41− 1.1−2.7(m、18H)。
1.39(θ、3H)、1.49(s、3H)。
3.67 (θ、3H)。
3.7−4.5 (m 、 3 H) 。
t7−s、o(m、tH)。
5.3−5.7 (m 、 2H) 。
実施例3 (2)            (5)7 セ) 二)
’体(2) 423 mgを無水テトラヒドロ7575
111に溶解し、テトラプチルアンモニウムフルオリド
3水和物820■を加え、50℃で3時間、ついで室温
にて24時間攪拌した。
飽和食塩水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽
和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
減圧#縮して得た油状物をシ 42− vカゲルカラムクロマトグラフイー(−\キサン:アセ
トン5:1)にて精製し、目的のジヒドロキシ体(5)
 263肩gを得た。
IR(塗付):  3400,1738C肩−1HMR
(ODOt畠)δ:  0.87(t、3H)。
1.1−3.1 (m 、 20H) 。
1、aa(a、aH)、 1.40(s、3H) 。
3.67(s、3H)。
3.6−4.5 (m 、 4 H) 。
s、a −s、7 (m 、 2 H) 。
実施例4 (4)            (6)アセトニド体(
4) 45089を用いて実施例3と同様に反応処理し
て28089のジヒドロキシ体(6)を得た。このもの
のスペクトルデータは次の如くであった。
工R(塗付):  3440,17361!II−’N
MR(ODOム)a :  0,87(t、3H)。
1.1−2.7(m、18H)。
1.41(II、6H)。
2.7−3.2 (br 、 2H) 。
3.67 ([1、3H) 。
a、s−4,5(m、aH)。
4.8−5.1 (m 、 IH) 。
5.4−5.8 (m 、 2H) 。
実施例5 (5)            (7)ジヒドロキシ体
(5) 26019を乾燥ピリジン2.6dに溶解し、
無水酢酸290μtを加えた。
室温で20時間攪拌した後、飽和食塩水を加え、酢酸エ
チルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥し、減圧留去して得々油状物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エ
チル5:l)Kて精製し、目的とするジアセテー) (
7) 28 g叩を得た。このもののスペクトルデータ
は次の如くであったつ 工R(塗付):  173Bewr−’NMR(ODO
tm )δ:  0,87(t、3H)。
1.0−3.0 (m、 18H) 。
1.36(a、3H)、 1.45(s 、 3H) 
2.00(s、6H)、3.68(s、3H)。
4.0−5.4(m、9H)。
5.4−5.8 (m 、 2H) 。
実施例6 +45− ジヒドロキシ体(6) 420 mgを乾燥ピリジン3
.5dに溶解し、実施例7と同様に反応、彼処311、
テ440 mgのジアセテート(8)を得た。このもの
のスペクトルデータは次の如くであった。
工R(塗付):  1739cm’ MMR(QDOム)a :  0.[17(t、3H)
1.0〜2.8 (m 、 18H) 。
1.43(8,6H)、2.00(s、6H)。
3.67 (s 、 3 H) 。
4.0−5.4 (m 、 4H) 。
5.4−5J (m、 2H) 。
実施例7 (1)            (7)1)  (7B
)−15−シクロヘキシル−17−ヒドロキシ−5,6
−ジヒドロ−16,17,18,19,20−46一 ペンタツルグロスタグランジンFta メチルエステル
11.15−ビス−t−ブチルジメチルシリルエーテル
2.Oa f! 全乾燥ベンゼン15m1に溶解し、ア
セトンジメチルアセタール1.121及びピリジニウム
p−トルエンスルホン酸塩150■室温5.5時間反応
させた後、実施例と同様に処理して対応するアセトニド
体の粗生成物2.17 tを得た。
If3  上で得たアセトニド体2.1fを乾燥テトラ
ヒドロフラン21mに溶解し、ナト2プチルアンモニウ
ムフルオリド三水和物4.12を加え、室温3日間反応
させた。実施例3と同様な処理を行い、対応するジヒド
ロキシ体の粗生物に誘導した。
1ii)  If)で得られた粗ジヒドロキシ体を酢酸
無水物1.65 fとピリジン20m中、室温で2日間
反応させ、ついで実施例5と同様に後処理することKよ
妙対応するジアセチル体の粗生成物が得られた。
このものを、シリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン
:アセ)15 : t )Icて精製して1.459の
目的とするジアセテート体を得た。このもののスペクト
ルデータは次の如くであった。
IR(塗付):  ty4oc114−’NMR(OD
Oム)J :  1.0−2.8(m、19H)。
1.44(s、6H)、2.03(s、6H) 。
3.66 (8、3H) 。
4.0−5.4 (m、 4H) 。
5.4−5.9 (m 、 2H) 。
参考例1 (7)            (9)アセトニド(7
)1.41Fをメタノール2owlに溶解し、ピリジニ
ウムp−)ルエンスルホン酸塩40089を加え40℃
にて1夜攪拌した。酢酸エチル1oon/を加え飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液で洗浄した。有機層を無水硫酸
マグネシウムで乾燥後、減圧留去して得た油状物をシリ
カゲルカラムクロマ′トグラフィ(塩化メチレン:酢酸
エチル8:2)で精製し、目的とするジアセトキシ体(
9)1.1fを得た。この本ののスペクトルデータは次
の如くであった。
工R(塗付):  3450.tyaoCm−’NMR
(QDO1畠 ) δ  :    2.02(6H)
、3.70(3H)。
3.7−4.05(IHl、4.2−5.3(3H) 
5.50−5.72(2H)。
参考例2 (8)          (1G) アセトニド(8) 40011gをメタノールlO履l
ピリジニウムp−)ルエンスルホン酸jJt10049
− 翼9と反応させて、ジヒドロキシ体0136 o my
を得た。このもののスペクトルデータは次の如くであっ
た。
工R(塗付):  346G、1735cm−’NMR
(ODOム)J :  2.02(6H)、3.70(
3H)。
4.0−5.3(4H)。
5.52−5.70(2H)。
参考例3 (9)               fIll 0A
C7−ヒドロキシプロスタグランジン’r’*an4体
(9) 85 mgを乾燥テトラヒドロフラン2 MI
K溶解し一30°に冷却した。水銀(n) ) +3フ
ルオロアセテ一ト115厘gの乾燥テーラヒドロフラン
1d溶液を加え、5分攪拌した後、水素化ナトリウムホ
ウ素a4mg及びメタノール1dを加え一5〇− 同温度で1時間攪拌したつエチルエーテル30m1を加
え、有機層を飽和食塩水にて洗浄後、無水炭酸カリウム
−無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。pカ後、トリエ
チルアミンを少量加えて減圧留去しシリカゲルクロマト
グラフィーにて精製した(ヘキサン−酢酸エチル7:3
含0.1%トリエチルアミン)。63m9の目的とする
(7R)−7−ヒドロキシプロスタサイクリン誘導体0
0を得た。このもののスペクトルデータは次の如くであ
った。
IR(塗付):  3470,1735ctg’NMR
(CD(Elg )δ:  1,98 、2.02 (
6H、2s ) 。
3.67(3H,s)。
4.1−5.2 (5H、m ) 。
5.50−5.75 (2H、m ) 。
7−ヒドロキシプロスタグランジンFv(1誘導体(I
H200Pfiから参考例3と同様にして、(7s)−
7−ヒドロキシプロスタサイクリン誘導体02121 
mgを得た。このもののスペクトルデータは次の如くで
あったう IR(塗付):  3470,1740Cm’NMR(
cDcム)δ:  1,98,2.00(6H,28)
3、a5(3H,s)、4.zs(tH,s)。
4.50(IH,t、J=7H2)。
4.60−5.30 (3H、m ) 。
5.40−5.65(2H,m)。
参考例5 0荀            Q7+ 7−ヒドロキシ−s、s−テヒドロプロスタグランジン
Ft(1vj導体Q:l) 22 o mgの乾燥テト
ラヒドロフラン5d溶液に氷冷下水銀(0)トリフルオ
ロアセブー) 220 mgを加え、lO分後メタノー
ル5ml、水素化ホウ素ナトリウム9089を加え、室
温にて1時間攪拌した。エチルエーテル100 M/加
え、飽和食塩水洗浄後、無水炭酸カリウム−無水硫酸マ
グネシウムにて乾燥後、減圧留去してフロリジルカラム
クロマトグラフィー(シクロヘキサ/−酢酸エチル9:
1含0.3チドリエチルアミン)にてmaして120 
M9の(7R)−7−ヒドロキシプロスタサイクリン誘
導体04)を得た。このもののスペクトルデータは次の
如くであった。
IR(塗付):  3460.1735cm−’NMR
(OD(!ts )δ:  2.00(6H,sl。
3.65 (3H、B ) 。
4.22−5.35(5H,m)。
5.45−5.75(2H,m)。
53− 参考例6 7−ヒトロキシグロスタグランジンrtl11騎導体Q
f9200 mgを用い参考例3と同様に反応させ12
0 mgの(78)−7−ヒドロキシプロスタサイクリ
ン誘導体舖を得た。このもののスペクトルデータは次の
如くであった。
IR(塗付):  3470 、 1740I?m ’
NMR(ODC6烏)δ:  1.98,2.00(6
H,2s)。
3.66(3H、g  ン 、  4.25(IH,B
)  。
4.52(IH,t、、r−7Hz)。
4、ao−s、ao(aH,m)。
5.35−5.60(2H,m)。
54 − 診考例7 a4 7−ヒドロキシプロスタサイクリン誘導体031101
9を乾燥塩化メチレン5I+I/に溶解し、−40℃に
冷却した。ジエチルアミノサルファートリフルオリド5
711gを加え、5分攪拌した後、塩化メチレンto*
gを加え、その溶液を飽和炭酸水素す) IJウム水溶
IQi t o mlに注いだ。
水層を塩化メチレンで抽出後、合わせた有機層を飽和食
塩水で洗浄、無水炭酸カリウム−無水硫酸マグネシウム
にて乾燥後、減圧留去して得た油状物をシリカゲルクロ
マトグラフィーにて′n製(ベンゼン−酢酸エチル95
:50.1sトリエチルアミン含有)して、目的とする
7−フルオロプロスタサイクリン誘導体40 M9を得
た。
このもののスペクトルデータは次の如くであつた。
工R(塗付):  1740C+++’NMR(OI)
Ot纂)δ:  1.98,2.00(6H,2s)。
a、s s (3H、s ’J 。
4.3−5.35 (5H、m ) 。
5.35−5.60(21(、m) 。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 下記式〔【〕 で表わされる7−置換プロスタグランジン類。 2.上記式〔I〕においてR’、R″が一緒になって−
    0(OHI)(CHs)−でありR1、R4力水素原子
    である、特許請求の範囲第1項記載の7−置換プロスタ
    グランジン類。 3、上記式CI]においてR蔦、R2が一緒になって−
    a(aus)(aHt)−でありR1、R4がt−ブチ
    ルジメチルシリル基である特許請求の範囲第1項記載の
    7−置換プロスタグランジン類。 4、上記式[1] においてR1、R鴛が一緒になって
    −O(OHs)(OHm)−でありR4、R4がアセチ
    ル基である特許請求の範囲第1項記載の7−置換プロス
    タグランジン類。 5、上記式〔I]においてR1が水素原子であり、fi
    ”−1)E n−ヘンチル基、シクロペンチル基、シク
    ロヘキシル基又は2−メチルヘキシル基である特許請求
    の範囲第1項〜第4項のいずれか1項ai2載の7−置
    換プロスタグランジン類。 6、 上記式[’l]においてRVがメチル基である特
    許請求の範囲第1項〜第5項のいずれか1項記載の7−
    置換グロスタグランジン類。 7、上記式[1]において、Aが一0H=OH−又は−
    O、EC−である特許請求の範囲第1項〜第6項のいず
    れか1項記載の7−置換プロスタグランジン類。 8、下記式[1’] で表わされる7−ヒドロキシプロスタグランジンF類を
    酸触媒の存在下エーテル結合を形成する化合物と反応せ
    しめることを特徴とする下記式〔■〕 で表わされる7−置換プロスタグランジン類の製造法。 9、 エーテル結合を形成する化合物がアセトンジメチ
    ルアセタールである特許請求の範囲第8項記載の7−置
    換プロスタグランジン類の製造法。 1o、  上記式[1] 1tcオイテR” 、 R”
     カt−ブチルジメチルシリル基である特許請求の範囲
    第8項又は第9項記載の7−置換プロスタグランジン類
    の製造法。 11、上記式[+1] において、R7がメチル基であ
    る特許請求の範囲第8項〜第10項のいずれか1項記載
    の7−置換グロスタグランジン類の製造法。  5− 12  下記式〔1■〕 で表わされる化合物を脱保護反応せしめることを特徴と
    する下記式〔PI] で表わされる7−置換プロスタグランジン類の製造法。 13、脱保護反応に用いる試薬がデトラプチルアンモニ
    ウムフp +1ドである特許請求の範囲第12項記載の
    7−置換グロスタグランジン類岬 6− の製造法。 14.  下記式[M] で表わされる7−置換プロスタグランジン類を塩基存在
    下アシル化剤と反応せしめることを特徴とする下記式[
    V] で表わされる1−@換プロスタグランジン類の製造法。 15、 7シル化剤が塩化アセチル、塩基がピリジン、
    4−ジメチルアミノピリジン又はトリエチルアミンであ
    る特許請求の範囲第14項記載の7−置換グロスタグラ
    ンジン類の製造法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4886903A (en) * 1983-10-07 1989-12-12 Teijin Limited Process for production of prostaglandins D2
JP2019501146A (ja) * 2015-12-04 2019-01-17 キノイン・ジヨージセル・エーシユ・ベジエーセテイ・テルメーケク・ジヤーラ・ゼー・エル・テー 重力クロマトグラフィーによる、所望の、予め定められた品質のラタノプロステンブノドの製造

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JP2019501146A (ja) * 2015-12-04 2019-01-17 キノイン・ジヨージセル・エーシユ・ベジエーセテイ・テルメーケク・ジヤーラ・ゼー・エル・テー 重力クロマトグラフィーによる、所望の、予め定められた品質のラタノプロステンブノドの製造

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