JPS5912204Y2 - 紙送りベルト用スプロケツトピン - Google Patents

紙送りベルト用スプロケツトピン

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Publication number
JPS5912204Y2
JPS5912204Y2 JP14427879U JP14427879U JPS5912204Y2 JP S5912204 Y2 JPS5912204 Y2 JP S5912204Y2 JP 14427879 U JP14427879 U JP 14427879U JP 14427879 U JP14427879 U JP 14427879U JP S5912204 Y2 JPS5912204 Y2 JP S5912204Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
paper feed
feed belt
head
diameter
Prior art date
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Expired
Application number
JP14427879U
Other languages
English (en)
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JPS5662355U (ja
Inventor
佐直 堀江
Original Assignee
株式会社精工舎
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社精工舎 filed Critical 株式会社精工舎
Priority to JP14427879U priority Critical patent/JPS5912204Y2/ja
Publication of JPS5662355U publication Critical patent/JPS5662355U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、シリアルプリンタ等の紙送り装置に用いる紙
送りベルト用スプロケットピンに関するものである。
この種の紙送りベルトは、記録紙の両端部に開設されて
いるパーフオレーションに係合するスプロケットピンが
突設されているか、このスプロケットピン1のベルト2
に対する取付け構造は、従来は第1図に示すようであっ
た。
すなわちスプロケットピン1はその下端部の軸部3をベ
ルト2の取付孔4に挿入し、ベルト2の下面から突出し
た軸部3に止め輪e5カシメ結合して取付けられていた
このように従来はカシメ加工等が必要なために取付けの
作業性が甚だ悪かった。
本考案は上記従来技術の欠点を除去することを目的とす
るものであって、ベルトに対して手で簡単に圧入結合で
きるようにし、かつ圧入結合後は容易に離脱することの
ないようにしたものである。
第2図は本考案によるスプロケットピン10の一例を示
すものであって、第3図はこねスプロケットピン10が
ベルト20に圧入結合された状態を示すものである。
第2図に示すようにスプロケットピン10の頭部11は
上部が丸味を帯びて細くなっている砲弾形の滑らかな外
周面12で形威されている。
頭部11の下面は内径部が上方へ凹んだ円錐状の傾斜面
13に形戊してあり、その中心部から軸部14が一体に
垂設されており、この軸部14の下端部には半径方向に
突出する円板状っぱ部15が一体形成されている。
頭部11の下端エッジ部16とつば部15の上面17と
の高さhはベルト20の圧入部(第4図において取付穴
21が形或されている部分)の厚さtよりも若干小さく
形或されている。
またつば部15の直径dはエッジ部16の直径Dよりも
小であることは勿論であるが、直径dは(D−2h)よ
りも若干大に設計されている。
直径dを(D−2h)よりも若干大とした根拠は以下の
圧入動作の説明によって明らかにされる。
まず第4図示のようにベルト20の内側で頭部11を取
付穴21に目掛けてピン10の下側から押し込むと、こ
のベルト20はポリウレタンやネオプレン等のかなり硬
めの弾性を有する合成ゴムにて形戒したものであり、第
5図に示すように頭部11によつ七取付孔”21が次第
に押し広げられなから、取付孔21の下縁部22が頭部
11の外周面12上を下方へ滑り落ちてゆく。
取付孔21の下端部22が頭部11の下端エッジ部16
を通過すると、第6図に示すようにエッジ部16には取
付孔21の内面24が接合する。
このときベルト20に自己弾性力による復元力が作用し
ており、このためベルト20のエツジ部16を通過した
部分がエッジ部16の内側へもぐり込み、内面24はほ
ぼ45度に傾き状態でエツジ部16を滑り落ちてゆく。
そして第7図に示すように取付孔21の上縁部23がエ
ッジ部16の近くまで到達すると、取付孔21の内面2
4は約45度に傾いており、その下縁部22はつば部1
5の上面17上に位置している。
すなわちつば部15の直径dを(D−Jh)よりも若干
大でかつ直径Dよりも小とした理由はここにある。
第7図の状態でベルト20の厚さは本来の肉厚t(第4
図参照)よりも若干縮んでほとんど高さh (第2図参
照)に等しくなっており、この状態において穴部21の
下縁部22の直径d′はほぼ(D−2・h・5.。
45)=(Dfi h )の線上にある。
したがって第7図の状態において下縁部22が完全につ
ば部15の上面17に乗り上げさせるためにつば部15
の直径dを(DJh)より若干大に設計したのである。
直径dがあまりに大であると、第6図の状態でつば部1
5がベルト20の下面と当接してしまうので、第7図の
状態への進行が円滑に進まない。
最も好しくは第7図に示すようにエッジ部16に穴部2
1の上縁部23が来たときにつば部15かベル} 20
の下面に接合することであり、このようにするには直径
dがDと(D−Jh)のほぼ中間値すなわち(D a2 h)近傍であることが最も好ましい。
第7図の状態まで来ると、頭部11の下面か傾斜面13
となっているためにベルト20の復元力によって取付孔
21の上縁部23は傾斜面13を滑りながら内側へ円滑
に進んでいき、ついには第8図に示す状態となってスプ
ロケットピン10のベルト20に対する圧入結合が完了
する。
第8図の状態においてベルト20はエツジ16とつば部
15の最外周上縁部との間で圧縮されており、穴部21
の近傍はほとんど元の肉厚tまで復元している。
このために第8図の状態に至るとスプロケットピン10
はベルト20の取付孔21から容易に抜けることはない
なお頭部11の外周形状は円錐台形状のものも含む。
以上詳細に説明した本考案によるスプロケットピンによ
れば、ベルトに対して手で押し込むだけで円滑に圧入結
合がなされ、従来のようなカシメ作業が不要であり、し
たがって作業性が良く、圧入結合後は外れにくい。
また部品数が少なくなり、製造コステを安くできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の断面図、第2図は本考案によるスプロ
ケットピンの一例を示す断面図、第3図はベルトに対す
る取付状態を示す正面図、第4図から第8図はそれぞれ
スプロケットピンのベルトに対する圧入結合過程を説明
するための断面図である。 10・・・・・・スプロケットピン、11・・・・・・
頭部、13・・・・・・傾斜面、14・・・・・・軸部
、15・・・・・・つば部、16・・・・・・頭部の下
端エッジ部、17・・・・・・つば部の上面、D・・・
・・・下端エッジ部の直径、d・・・・・・つば部の直
径、h・・・・・・下端エッジ部とつば部間の高さ、2
0・・・・・・紙送りベルト、21・・・・・・取付孔
、t・・・・・・取付孔部の肉厚。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下部へいくにつれて次第に拡大している略砲弾形状の頭
    部と、この頭部の下面に形或しかつ上方へ凹んでいる傾
    斜面と、この傾斜面の中央から一体に垂設しかつ紙送り
    ベルトの取付孔に嵌合する軸部と、この軸部の下端部か
    ら半径方向に一体に突出形威したつば部とからなり、上
    記頭部の下端エッジ部から上記つば部の上面までの高さ
    hが上記紙送りベルトの肉厚tよりも僅かに小であり、
    上記つば部の直径dが(D−Sf2h)〈dくD(ただ
    しDは上記下端エッジ部の直径である。 )なる関係にあることを特徴とする紙送りベル・ト用ス
    プロケットピン。
JP14427879U 1979-10-18 1979-10-18 紙送りベルト用スプロケツトピン Expired JPS5912204Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14427879U JPS5912204Y2 (ja) 1979-10-18 1979-10-18 紙送りベルト用スプロケツトピン

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14427879U JPS5912204Y2 (ja) 1979-10-18 1979-10-18 紙送りベルト用スプロケツトピン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5662355U JPS5662355U (ja) 1981-05-26
JPS5912204Y2 true JPS5912204Y2 (ja) 1984-04-13

Family

ID=29375478

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14427879U Expired JPS5912204Y2 (ja) 1979-10-18 1979-10-18 紙送りベルト用スプロケツトピン

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019096503A1 (en) 2017-11-15 2019-05-23 Scala Spa Movable strip for a toothed belt
DE102020125412A1 (de) * 2020-09-29 2022-03-31 Koenig & Bauer Ag Vorrichtung zum Transport von jeweils bis an ihre auf ihre Transportrichtung bezogene Vorderkante und/oder Hinterkante lackierten Blechtafeln

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Publication number Publication date
JPS5662355U (ja) 1981-05-26

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