JPS5912103B2 - カルボンサンエステルノセイゾウホウホウ - Google Patents
カルボンサンエステルノセイゾウホウホウInfo
- Publication number
- JPS5912103B2 JPS5912103B2 JP50154755A JP15475575A JPS5912103B2 JP S5912103 B2 JPS5912103 B2 JP S5912103B2 JP 50154755 A JP50154755 A JP 50154755A JP 15475575 A JP15475575 A JP 15475575A JP S5912103 B2 JPS5912103 B2 JP S5912103B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dimethyl
- general formula
- ethyl
- dissolved
- acid ester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C69/00—Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
- C07C69/62—Halogen-containing esters
- C07C69/65—Halogen-containing esters of unsaturated acids
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Hydrogenated Pyridines (AREA)
- Furan Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式
〔式中、R1は低級アルキル基であり、Xは同一または
異なるハロゲン原子である。
異なるハロゲン原子である。
〕で表わされる5−トリハロメチルー4−ペンテン酸エ
ステル及び/又は一般式30〔式中、R”及びXは前記
に同じである。
ステル及び/又は一般式30〔式中、R”及びXは前記
に同じである。
〕で表わされるに−ハローδ一不飽和カルボン酸エステ
ルを製造する方法に関するものである。前記一般式(I
)または(■)で表わされるカルボン酸エステルは、殺
虫剤としてその有用性が35注目されている合成ピレス
ロイド系化合物を合成するための中間体として有用であ
る(下記参考例参照)。
ルを製造する方法に関するものである。前記一般式(I
)または(■)で表わされるカルボン酸エステルは、殺
虫剤としてその有用性が35注目されている合成ピレス
ロイド系化合物を合成するための中間体として有用であ
る(下記参考例参照)。
従来、殺虫剤としてはD.D.TやB.H.Cが使用さ
れて来たが、その残留毒性の故に無公害性の殺虫剤が強
く要望されているのが現状である。
れて来たが、その残留毒性の故に無公害性の殺虫剤が強
く要望されているのが現状である。
この観点から古くより天然物より抽出し使用されてきた
ピレスロィドがその低公害性および殺虫能力の故に新た
に注目を集めている。天然ピレスロイド系殺虫剤の使用
上の欠陥は生分解が早い点にある。この欠点を解決すべ
く多くの化合物がテストされた結果、ジハロビニル基を
持つシクロプロパンカルボン酸のエステルが低毒性、持
続性共に優秀であることが明らかとなつた〔M.Ell
lOttetal.、Nature、246、169(
1973)〕o従来、この種のピレスロイド系化合物の
合成法としては(1)天然の菊酸を出発物質とする方法
〔特開昭49−47531号公報、D.G.BrOwn
etal.、J.Agr.FOOdChem.、乙J、
767(1973)〕、(2)ジハロブタジエンヘジア
ゾ酢酸エステルを付加させる方法〔J.Farlcas
etal.、COll.Czech.Chem.COm
m.、 24、2230(1959)〕などが提案され
ている。しかし前記(1)および(2)の方法は、高価
な原料化合物を使用しなければならないこと、合成経路
が長く且つ高価な反応助剤を必要とすることなどの欠点
がある。本発明者等は従来法の斯様な欠点を解決すべく
鋭意検討を重ねた結果、工業的により有利にジハカビニ
ル基を持つシクロプロパンカルボン酸へ容易に導き得る
前記一般式(1)及び/または()で表わされる化合物
を製造する一般的方法を完成するに至つたものである。
ピレスロィドがその低公害性および殺虫能力の故に新た
に注目を集めている。天然ピレスロイド系殺虫剤の使用
上の欠陥は生分解が早い点にある。この欠点を解決すべ
く多くの化合物がテストされた結果、ジハロビニル基を
持つシクロプロパンカルボン酸のエステルが低毒性、持
続性共に優秀であることが明らかとなつた〔M.Ell
lOttetal.、Nature、246、169(
1973)〕o従来、この種のピレスロイド系化合物の
合成法としては(1)天然の菊酸を出発物質とする方法
〔特開昭49−47531号公報、D.G.BrOwn
etal.、J.Agr.FOOdChem.、乙J、
767(1973)〕、(2)ジハロブタジエンヘジア
ゾ酢酸エステルを付加させる方法〔J.Farlcas
etal.、COll.Czech.Chem.COm
m.、 24、2230(1959)〕などが提案され
ている。しかし前記(1)および(2)の方法は、高価
な原料化合物を使用しなければならないこと、合成経路
が長く且つ高価な反応助剤を必要とすることなどの欠点
がある。本発明者等は従来法の斯様な欠点を解決すべく
鋭意検討を重ねた結果、工業的により有利にジハカビニ
ル基を持つシクロプロパンカルボン酸へ容易に導き得る
前記一般式(1)及び/または()で表わされる化合物
を製造する一般的方法を完成するに至つたものである。
本発明の方法は原料として一般式
〔式中、R1及びxは前記に同じである。
〕で表わされるγ−ハローカルボン酸エステルを用いる
ものである。この化合物は例えばアリルアルコール誘導
体とオルトカルボン酸エステルとから形成されるγ一不
飽和カルボン酸エステルに四ハロゲン化炭素を付加せし
めることにより容易に製造出来る化合物である〔特願昭
49−103521(特開昭51−41316号)参照
〕。前記一般j式()で表わされるγ−ハロカルボン酸
エステルとしては3・3−ジメチル−4・6・6・6−
テトラクロルヘキサン酸エチル、3・3−ジメチル−4
−ブロム−6・6・6−トリクロルヘキサン酸エチル、
3・3−ジメチル−4・6・6・6テトラブロムヘキサ
ン酸エチル、3・3−ジメチル−4・6・6・6−テト
ラクロルヘキサン酸メチル、等を例示することができる
。
ものである。この化合物は例えばアリルアルコール誘導
体とオルトカルボン酸エステルとから形成されるγ一不
飽和カルボン酸エステルに四ハロゲン化炭素を付加せし
めることにより容易に製造出来る化合物である〔特願昭
49−103521(特開昭51−41316号)参照
〕。前記一般j式()で表わされるγ−ハロカルボン酸
エステルとしては3・3−ジメチル−4・6・6・6−
テトラクロルヘキサン酸エチル、3・3−ジメチル−4
−ブロム−6・6・6−トリクロルヘキサン酸エチル、
3・3−ジメチル−4・6・6・6テトラブロムヘキサ
ン酸エチル、3・3−ジメチル−4・6・6・6−テト
ラクロルヘキサン酸メチル、等を例示することができる
。
本発明は前記一般式()で表わされるγ−ハカカルボン
酸エステルを有機アミンで処理することを必須要件とす
るものである。
酸エステルを有機アミンで処理することを必須要件とす
るものである。
有機アミンとしては、1・5−ジアザビシクロ〔3・4
・0〕ノネン一5(DBN)、1・5−ジアザビシクロ
〔5・4・0〕ウンデセン一5(DBU)、2−ジメチ
ルアミノ−1−ピロリン、ジアザビシクロオクタン(D
ABCO)、ジブチルアミン、ピペリジン、ピロリジン
、モルホリン、トリエチルアミン等を例示することがで
きる。有機アミンの使用量は1モル当量以上、好ましく
は1〜2モル当量で十分である。反応は溶媒中で行なう
のが好ましく、メタノール、エタノール等のアルコール
系溶媒、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオ
キサンの如きエーテル系溶媒、N−N−ジメチルホルム
アミド(DMF)、ジメチルスルホキシド(DMSO)
等の非プロトン系極性溶媒あるいはベンゼン、トルエン
等の炭化水素類を例示することができる。
・0〕ノネン一5(DBN)、1・5−ジアザビシクロ
〔5・4・0〕ウンデセン一5(DBU)、2−ジメチ
ルアミノ−1−ピロリン、ジアザビシクロオクタン(D
ABCO)、ジブチルアミン、ピペリジン、ピロリジン
、モルホリン、トリエチルアミン等を例示することがで
きる。有機アミンの使用量は1モル当量以上、好ましく
は1〜2モル当量で十分である。反応は溶媒中で行なう
のが好ましく、メタノール、エタノール等のアルコール
系溶媒、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオ
キサンの如きエーテル系溶媒、N−N−ジメチルホルム
アミド(DMF)、ジメチルスルホキシド(DMSO)
等の非プロトン系極性溶媒あるいはベンゼン、トルエン
等の炭化水素類を例示することができる。
反応温度は氷冷温度〜150℃、好ましくは室温乃至溶
媒の還流温度で行なうのが操作で容易である点で好まし
い。以下参考例及び実施例により本発明を更に詳細する
。
媒の還流温度で行なうのが操作で容易である点で好まし
い。以下参考例及び実施例により本発明を更に詳細する
。
実施例 1
3・3−ジメチル−4 ・6・6・6−テトラクロルヘ
キサン酸エチルエステル7.75y(25mm01e)
と水酸化カリウムで乾燥したピロリジン3.55y(5
0mm01e)を無水トルエン25m1に溶解し、10
0〜105℃で17.5時間撹拌加熱した。
キサン酸エチルエステル7.75y(25mm01e)
と水酸化カリウムで乾燥したピロリジン3.55y(5
0mm01e)を無水トルエン25m1に溶解し、10
0〜105℃で17.5時間撹拌加熱した。
反応後、室温まで冷却しエーテルに溶解した。
このエーテル層を1N一塩酸で洗滌し過剰ピロリジンを
除去したのち、水と飽和食塩水で洗つた。このエーテル
層を無水硫酸ナトリウムで乾燥したのち減圧蒸留し沸点
85〜88℃/0.3mmHgの3・3−ジメチル−4
・6・6−トリクロル−5−ヘキセン酸エチルエステル
4.307(63%)を得た。この4.30yにはVP
C面積比で11%のラクトン(転)を含む。
除去したのち、水と飽和食塩水で洗つた。このエーテル
層を無水硫酸ナトリウムで乾燥したのち減圧蒸留し沸点
85〜88℃/0.3mmHgの3・3−ジメチル−4
・6・6−トリクロル−5−ヘキセン酸エチルエステル
4.307(63%)を得た。この4.30yにはVP
C面積比で11%のラクトン(転)を含む。
生成物の核磁気共鳴スペクトル(δ、CCl4):6.
00(d、1H)、4.90(DllH)、4,10(
Ql2H)、2.53(DllH)、2.17(d、1
H)、1.43〜1.07(m、9H).実施例 2 3・3−ジメチル−4−ブロム−6・6・6−トリクロ
ルヘキサン酸エチルエステル7.087(20mm01
e)と水酸化カリウムで乾燥したピペリジン3.407
(40mm01e)を無水ベンゼン28m1に溶解し1
4.5時間攪拌還流を行なつた。
00(d、1H)、4.90(DllH)、4,10(
Ql2H)、2.53(DllH)、2.17(d、1
H)、1.43〜1.07(m、9H).実施例 2 3・3−ジメチル−4−ブロム−6・6・6−トリクロ
ルヘキサン酸エチルエステル7.087(20mm01
e)と水酸化カリウムで乾燥したピペリジン3.407
(40mm01e)を無水ベンゼン28m1に溶解し1
4.5時間攪拌還流を行なつた。
反応後、室温まで冷却しエーテルに溶解したのち、この
エーテル層を1N一塩酸で洗滌し過剰ピペリジンを除去
した。こののちこのエーテル層を水と飽和食塩水で洗い
、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
エーテル層を1N一塩酸で洗滌し過剰ピペリジンを除去
した。こののちこのエーテル層を水と飽和食塩水で洗い
、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
乾燥後減圧蒸留し沸点79〜84℃/0.2mmHgの
3・3−ジメチル−6・6・6−トリクロル−4−ヘキ
セン酸エチルエステル4.177(76%)を得た。
3・3−ジメチル−6・6・6−トリクロル−4−ヘキ
セン酸エチルエステル4.177(76%)を得た。
生成物の核磁気共鳴スペクトル(δ、TMS、CCl4
):6.37(DllH)、5.97(d、1H)、4
.07(q、2H)、2,29(s、2H)、1,50
〜1.00(Ml9H).実施例 33.3−ジメチル
−4・6・6・6−テトラクロルヘキサン酸エチルエス
テル5,377(17.3mm01e)と水酸化カリウ
ムで乾燥したピペリジン2.94y(34.6m埠01
e)を無水ベンゼン18m1に溶解し17.5時間撹拌
還流を行なつた。
):6.37(DllH)、5.97(d、1H)、4
.07(q、2H)、2,29(s、2H)、1,50
〜1.00(Ml9H).実施例 33.3−ジメチル
−4・6・6・6−テトラクロルヘキサン酸エチルエス
テル5,377(17.3mm01e)と水酸化カリウ
ムで乾燥したピペリジン2.94y(34.6m埠01
e)を無水ベンゼン18m1に溶解し17.5時間撹拌
還流を行なつた。
反応後室温まで冷却しエーテルに溶解したのち、このエ
ーテル層を1N一塩酸で洗滌し過剰ピペリジンを除去し
た。こののちこのエーテル層を水と飽和食塩水で洗い、
無水硫酸ナトリウムで乾燥した。乾燥後減圧蒸留し沸点
85〜110℃/0.3m1Hgの溜分として3.62
7(76%)を得た。
ーテル層を1N一塩酸で洗滌し過剰ピペリジンを除去し
た。こののちこのエーテル層を水と飽和食塩水で洗い、
無水硫酸ナトリウムで乾燥した。乾燥後減圧蒸留し沸点
85〜110℃/0.3m1Hgの溜分として3.62
7(76%)を得た。
この3.627は3・3−ジメチル−6・6・6一トリ
クロル一4−ヘキセン酸エチルエステルとフ3・3−ジ
メチル−4・6・6−トリクロル−5一ヘキセン酸エチ
ルエステルの1.5対1の混合物であることを、それぞ
れのビニル水素の核磁気共鳴スペクトル〔6.37(D
llH)と6.00(DllH)〕が示していた。
クロル一4−ヘキセン酸エチルエステルとフ3・3−ジ
メチル−4・6・6−トリクロル−5一ヘキセン酸エチ
ルエステルの1.5対1の混合物であることを、それぞ
れのビニル水素の核磁気共鳴スペクトル〔6.37(D
llH)と6.00(DllH)〕が示していた。
参考例 1
3・3−ジメチル−4・6・6−トリクロル−5−ヘキ
セン酸エチル547ワ(2ミリモル)を無水エチルアル
コール2m1に溶解した。
セン酸エチル547ワ(2ミリモル)を無水エチルアル
コール2m1に溶解した。
この溶液を、金属ナトリウム57η(2.5ミリモル)
を溶解した無水エチルアルコール10m1に滴下し、5
時間室温で撹拌した。その後、反応液を氷水冷却して塩
化水素の無水エチルアルコール溶液を滴下して中和した
。1/10の体積に濃縮した後、エーテルを加え、氷水
にあけ、エーテル層を炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和
食塩水で洗滌後、乾燥した。
を溶解した無水エチルアルコール10m1に滴下し、5
時間室温で撹拌した。その後、反応液を氷水冷却して塩
化水素の無水エチルアルコール溶液を滴下して中和した
。1/10の体積に濃縮した後、エーテルを加え、氷水
にあけ、エーテル層を炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和
食塩水で洗滌後、乾燥した。
溶媒を留去した後、減圧蒸留により、沸点75〜76℃
/0.25mmHgを有する2−(2・2−ジクロルビ
ニル)−3・3−ジメチル−シクロプロパンカルボン酸
エチル436即を得た。収率92%。生成物中のトラン
ス異性体に由来する核磁共鳴吸収(δ、CCl4):5
.56(d、1H)、4.05(Bq、2H)、2.1
2(Dd、1H)、1,47(DllH)、1.50〜
1.10(Ml9H).なお、6.22(d)、2.3
5〜2.10(m)にシス体に由来する吸収が認められ
た。
/0.25mmHgを有する2−(2・2−ジクロルビ
ニル)−3・3−ジメチル−シクロプロパンカルボン酸
エチル436即を得た。収率92%。生成物中のトラン
ス異性体に由来する核磁共鳴吸収(δ、CCl4):5
.56(d、1H)、4.05(Bq、2H)、2.1
2(Dd、1H)、1,47(DllH)、1.50〜
1.10(Ml9H).なお、6.22(d)、2.3
5〜2.10(m)にシス体に由来する吸収が認められ
た。
シスとトランスの比は核磁気共鳴吸収よりおよそ2:8
であつた。
であつた。
参考例 2
3・3−ジメチル−6・6・6−トリクロル4−ヘキセ
ン酸エチル410即を無水テトラヒドロフラン1.5m
1に溶解した。
ン酸エチル410即を無水テトラヒドロフラン1.5m
1に溶解した。
この溶液を無水テトラヒドロフラン20m1中カリウム
t−ブトキシド202Tf9の懸濁液に滴下し、撹拌下
、加熱還流した。3時間後氷水にあけエーテル抽出し、
乾燥した。
t−ブトキシド202Tf9の懸濁液に滴下し、撹拌下
、加熱還流した。3時間後氷水にあけエーテル抽出し、
乾燥した。
溶媒留去後、減圧蒸留により沸点72〜74℃/0.2
nHgを有する2−(2・2−ジクロルビニル)−3・
3−ジメチルシクロプロパンカルボン酸エチル281η
を得た。収率79%o生成物の核磁気共鳴吸収(δ、C
Cl4):6.22、5.56(DllH)、4.05
(Q,2H)、2.35〜1.05(11H).参考例
3 ナトリウムアミド0.221(5.6mm01e)、無
水エタノール0.015m1と無水テトラヒドロフラン
10m1の還流中に、実施例3で得られた生成物1.3
7Vの無水テトラヒドロフラン2m1溶液を滴下した。
nHgを有する2−(2・2−ジクロルビニル)−3・
3−ジメチルシクロプロパンカルボン酸エチル281η
を得た。収率79%o生成物の核磁気共鳴吸収(δ、C
Cl4):6.22、5.56(DllH)、4.05
(Q,2H)、2.35〜1.05(11H).参考例
3 ナトリウムアミド0.221(5.6mm01e)、無
水エタノール0.015m1と無水テトラヒドロフラン
10m1の還流中に、実施例3で得られた生成物1.3
7Vの無水テトラヒドロフラン2m1溶液を滴下した。
滴下後2時間攪拌還流を行なつた。反応後反応液を室温
まで冷却したのち、飽和塩化アンモニウム水溶液中にあ
けた。この溶液から有機物をエーテルで抽出したのち、
このエーテル層は水と飽和食塩水で洗滌後無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。
まで冷却したのち、飽和塩化アンモニウム水溶液中にあ
けた。この溶液から有機物をエーテルで抽出したのち、
このエーテル層は水と飽和食塩水で洗滌後無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。
乾燥後減圧下に低沸点部を除去し1.07y(91%)
の粗生成物を得た。この粗生成物にはガスクロマトグラ
フから93%の2−(2・2−ジクロルビニル)−3・
3−ジメチル−シクロプロパンカルボン酸エチルが含ま
れており、このシス体とトランス体の異性体比は56対
44であつた。実施例 4 3・3−ジメチル−4・6・6・6−テトラブロムヘキ
サン酸エチル1.957(4ミリモル)と水酸化カリウ
ムで乾燥したピロリジン426m9(6ミリモル)とを
無水トルエン8m1に溶解し、50℃で15時間攪拌し
た。
の粗生成物を得た。この粗生成物にはガスクロマトグラ
フから93%の2−(2・2−ジクロルビニル)−3・
3−ジメチル−シクロプロパンカルボン酸エチルが含ま
れており、このシス体とトランス体の異性体比は56対
44であつた。実施例 4 3・3−ジメチル−4・6・6・6−テトラブロムヘキ
サン酸エチル1.957(4ミリモル)と水酸化カリウ
ムで乾燥したピロリジン426m9(6ミリモル)とを
無水トルエン8m1に溶解し、50℃で15時間攪拌し
た。
反応後実施例1と同様の操作を行うことにより、沸点1
22〜125℃/0.2511111.Hgを有する3
・3−ジメチル−4・6・6−トリブロム−5−ヘキセ
ン酸エチル970Tn9を得た。収率60%o生成物の
核磁気共鳴スペクトル(δ、TMS、CCl4):6.
64(DllH)、4.95(d、1H)、4.12(
q、2H)、2.38(Bd、2H)、1.4〜1.1
(Ml9H).参考例 4 実施例4で得られた3・3−ジメチル−4.6.6−ト
リブロム−5−ヘキセン酸エチル407即(1ミリモル
)を無水エチルアルコール1,5m1に溶解した。
22〜125℃/0.2511111.Hgを有する3
・3−ジメチル−4・6・6−トリブロム−5−ヘキセ
ン酸エチル970Tn9を得た。収率60%o生成物の
核磁気共鳴スペクトル(δ、TMS、CCl4):6.
64(DllH)、4.95(d、1H)、4.12(
q、2H)、2.38(Bd、2H)、1.4〜1.1
(Ml9H).参考例 4 実施例4で得られた3・3−ジメチル−4.6.6−ト
リブロム−5−ヘキセン酸エチル407即(1ミリモル
)を無水エチルアルコール1,5m1に溶解した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるγ−ハロ−カルボン酸エステルを有機アミ
ンで処理することを特徴とする、一般式▲数式、化学式
、表等があります▼で表わされる5−トリハロメチル−
4−ペンテン酸エステル及び/又は一般式▲数式、化学
式、表等があります▼ で表わされるγ−ハロ−δ−不飽和カルボン酸エステル
を製造する方法〔前記一般式において、R^1は低級ア
ルキル基であり、Xは同一または異なるハロゲン原子で
ある。 〕。
Priority Applications (11)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50154755A JPS5912103B2 (ja) | 1975-12-26 | 1975-12-26 | カルボンサンエステルノセイゾウホウホウ |
US05/753,077 US4092482A (en) | 1975-12-26 | 1976-12-21 | Process for preparing 6,6,6-trihalo-3,3-dimethyl-4-hexenoates |
CA268,407A CA1090359A (en) | 1975-12-26 | 1976-12-21 | Process for preparing a 6,6,6-trichloro-4-hexenoate |
BE173503A BE849695A (fr) | 1975-12-26 | 1976-12-21 | Procede de preparation d'un 6,6,6-trihalogeno-4-hexenoate |
IL51136A IL51136A (en) | 1975-12-26 | 1976-12-21 | Process for preparing a 6,6,6-trichloro-4-hexenoate ester |
DK580076A DK155125C (da) | 1975-12-26 | 1976-12-22 | Fremgangsmaade til fremstilling af et 6,6,6-trihalogen-3,3-dimethyl-4-hexenoat og forbindelser fremstillet ved fremgangsmaaden |
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