JPS59120421A - 合成樹脂製パイプ状物の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は繊維強化した合成樹脂製パイプ状物の製造方法
に関する。

ドイツ特許出願公開第１６２９６５９号明細書からは、
低い強度のチューブ状物一般にフィルム状チューブを固
定点で閉じたま＼保持しそして次に付着しない充填剤、
一般に空気を充填するかあるいは空気で膨らませる、パ
イプ状物の製造方法が公知である。低い強度のこのフィ
ルム状チューブには次に、熱硬化性樹脂を含浸している
１または複数の７アプリツク・ウェブよシ成る層を適用
する。その際に該ウェブの長手辺が互に当接するように
フィルム状チューブの周りを包む。

この方法によったのではファブリックおよび硬化した樹
脂を含有するパイプ状物が確に得られるが、フィルム状
チューブを有することが常に必要とされている。更にこ
れを製造する方法は、特にフィルム状チューブに１また
は複数の７アブリツク・ウェブを巻つけることで、正に
費用が掛かる。

更に、縦に互に織成された平らなチューブ状面構造を製
造する方法も公知である。９この方法では、個々の合成
樹脂製パイプ状物の製造が考えられているのではなく、
絶縁材料として用いられる堅いパイピング−ネットワー
クの製造だけが考慮されている（ドイツ特許出願公開第
２５２９１８５号明細書）。

本発明は、通例の包み込みおよび遠心分肉（ｆを用いず
に間に合う、個別的な繊維強化合成樹脂製パイプ状物を
製造する簡単な方法を提供することを課題としている。

更に、合成樹脂中に含まれる水を除く為に度々必要とさ
れる費用の掛かる乾燥段階なしに間に合せるべきである
。

この目的は、繊維構造より成るチューブ状物遺物を膨ら
ませそして次いで膨らませた状態で合成樹脂を第２番目
の段階で硬化させることによって達成される。レゾール
タイプの合成樹脂状チューブを導入した場合に著しく容
易に成る。

この方法に従って得られる繊維強化合成樹脂製パイプ状
物は補強材として繊維構造より成る１本のチューブを含
有している。

本発明の方法は、繊維製補強材料を製造過程の間に個別
のウェブから最初に形成するのではなく且つコアに巻付
ける必要がなく、膨らませるやいなや最終形状、即ち丸
い断面を有するという長所を枡供する１、それ故に、特
に合成樹脂で既に被覆されたファブリックをストリップ
加工する際に常に色々な製造問題のきっかけに成る費用
の掛かる包装装置が不必要である１、更に外側型中に置
いた繊維製補強材に必要量の合成樹脂を遠心分離によっ
て適用し、次にこの外側型中で硬化させそして完成した
パイプ状物をその外側型から除く必要がなく成る。反対
に、ガス圧だけを下げそして完成した強化合成樹脂製パ
イプ状物を取り出すだけで充分なのである。

本発明の方法によれば分岐したパイプ状物も簡単に、１
１’ち最初に所望の分岐を、チューブ状物の断片を適当
な方法で互に縫い合せることによって作るととで製造す
ることができる。こうして形成されたチューブ状断片を
合成樹脂で処理し、膨らませ−そして合成樹脂を硬化さ
せる。公知の方法にはこの様に簡単に実施し得るものが
ない。

更に、チューブ状物の類を製造するだけでなく、任意の
形状の個別的な繊維強化合成樹脂製パイプ状物も簡単に
製造することを可能としている。

本発明の方法に適する繊維材料には、合成樹脂によって
強化するのに用いられる一般的なもの、例えばポリアミ
ド、アラミド、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリビ
ニルクロライド、ポリアクリルニトリルより成るフィラ
メントおよびファイバーまたは天然繊維、例えば羊毛お
よび木綿、更にガラス−１鉱物−１金属−および炭素繊
維がある。

これらは殊に織成物の形で用いることができるが、編成
物または組物としてもまたはチューブ状に形成されたフ
リースを用いることができる。

強化用合成樹脂として、溶剤または分散剤として水を含
有していないが、いずれにしても縮合反応の際に水を放
出する自体周知の材料、例えばレゾール・タイプのフェ
ノール・ホルムアルデヒド樹脂が殊に適している。しか
しながら水性相より成る合成樹脂でも本発明に従って加
工できる。硬化前および一間の水の除去だけがこの場合
には非常に煩雑でありそしてチューブ状物をこの場ａに
いよ長時間膨らましたま＼にしなければ々らない、） か＼るフィラメントまたはファイバーよシ成る用いるチ
ューブ状物は例えば織成１編成または組成によって直接
的に製造される。しかしこのものはか＼る繊維シート状
構造物からもチューブ状物に加工することによつでおよ
び重ねだ辺を例えば縫い合せまたは接合によって連結さ
せて製造することができ、特にチューブ状材料としてフ
リースが用いられるべき場合に、そうである。繊維構造
物が膨らます以前にゾーユープるのが有利である。しか
しながらチューブ状の織成物１は、側辺が縫い合せられ
て、融着されてまたは他の方法によって互に結合されて
チューブ状にされた二重のファブリックから原料として
製造されてもよい、硬化後に、その時に存在し且つ縫い
合せた所の突出した織成物辺は、整えるかまたはパイプ
状物を固定する為の隆起部分として役立てることができ
る。

ブユーブ状物に浸漬または、噴霧によって合成樹脂を含
浸させそして９０〜１１０℃の温度の触乾燥したチュー
ブ状物にガスγ充填しそして膨らませ、その際に該チュ
ーブ状物は所望の三次元的形状を取る。

膨らませる為のガスとしては殊に空気が役立つが、窒素
、二酸化炭素または過剰加熱水蒸気も適する。

合成樹脂の硬化は次に、高温、殊に２００〜２５０℃の
ガスの供給によってまたは膨らませたチューブ状物への
外側からの熱線によって行なう。

史に充填ガスに、硬化を促進させる為に触媒、例えば塩
化水素ガスを加えてもよい。

特にガラス−１鉱物−または炭素繊維を用いた場合に、
あ外シ重くなく高い強度を有することに特徴のある、固
有の安定形状を有するパイプ状物が硬化後に得られる。

縮合樹脂とガラス繊維とから構成さ才したこの種のパイ
プ状物ハ、低い燃焼ガス密度を与える良好な燃焼挙動を
示す。

薄い壁のパイプ状物を製造する為に多孔質の軽い織成物
を用いる場合には、予備縮合した樹脂で処理されたファ
ブリック・チューブ状物中に、賦形用の内圧を維持する
のに役立つフィルム−チューブ状物を導入する７、この
フィルム−デユープ状物は含浸処理したファブリック・
チューブ状物の硬化後に除いてもよいしまたは不透過性
を高める為におよびパイプ状物内の流動特性を改１キす
る為に残−す。フィルムの材料は硬化温度に相当する熱
安定性を有していなければ在らない１．この目的の為に
適するフィルム材料の例には例えばポリエステル、ポリ
カーボネート甘だはポリテトラフルオルエチレンがある
。

実施例 直径１０ｍ、長さ２７０ｔｙｎの編成デユープ状物に後
記の性質を有するフェノール・ホルムアせそして２１０
℃加熱空気にて辱気圧（ゲージ）の過剰圧にて膨らませ
、その際に約５分後に樹脂の硬化によってパイプ状物が
形成される。

樹脂組成： アルカリ性縮合した低分子量フェノール／ポルムアルデ
ヒド−レゾール。

フェノール：ホルムアルデヒド−モル比＝１：１．８ 固形分含有量ニア５係（１５５℃で１時間後の測定残置
に関する、秤昆２２、直 径７ＣｎＴの樹脂残置の測定用カップ）粘度−丁２０℃
で２００　ｍＰａ、ｓ。

水中溶解性−２００係寸で。

代理人　　江　崎　光　好 代理人　　江　崎　光　史

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）チューブ状の織成物、編成物、組物またはフリース
   より成る繊維強化した合成樹脂製パイプ状物を製造する
   に当って、繊維構造よシさせ、次いでガスを用いて膨ら
   ませそして膨らませた状態で第２番目の段階に硬化させ
   ることを特徴とする、上記合成樹脂製パイプ状物の製造
   方法。 ２）レゾールタイプの硬化性縮合樹脂を用いる特許請求
   の範囲第１項記載の方法。 ３）繊維構造よシ成るチューブ状物の内部にフィルム状
   チューブを配置する特許請求の範囲第１または第２項記
   載の方法。