JPS5911790B2 - 球形弁 - Google Patents

球形弁

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Publication number
JPS5911790B2
JPS5911790B2 JP6103277A JP6103277A JPS5911790B2 JP S5911790 B2 JPS5911790 B2 JP S5911790B2 JP 6103277 A JP6103277 A JP 6103277A JP 6103277 A JP6103277 A JP 6103277A JP S5911790 B2 JPS5911790 B2 JP S5911790B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve body
dividing
divided
dividing surface
spherical valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6103277A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53146323A (en
Inventor
二郎 太田
稔 大原
徹哉 寺本
寿一郎 河井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6103277A priority Critical patent/JPS5911790B2/ja
Publication of JPS53146323A publication Critical patent/JPS53146323A/ja
Publication of JPS5911790B2 publication Critical patent/JPS5911790B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、大形の球形弁に関する。
球形弁の弁胴は、その左右あるいは上下に弁胴を貫通す
る軸を有する閉鎖本体を内部に配設するために弁体の組
込みを考慮し、二つの部分に分割しなければならない。
従来、この分割構造としては、第1図及び第2図゛に示
すようなものがある。
第1図に示す構造は、弁胴1を流れに直角な分割面2で
弁胴を2個の弁胴構成体1a、1bに分割したものであ
る。
なお第1図において、3,4は流体5を流す配管、6は
回転軸、Iは回転軸6の軸受部、8は分割面2に形成し
たフランジ、9は弁胴構成体1a、lbにそれぞれ形成
した流体流通口に設けたフランジである。
第2図に示す構造は、実公昭34−8087号に記載の
構造であり、流体5の流れ方向に対して傾斜しかつ弁胴
の中心Gを通る分割面2で2個の弁胴構成体1c、ld
に分割したものである。
このように傾斜面に対して傾斜した分割面で分割すれば
、フランジ8は弁胴の最大径部に形成されることとなる
ので、ボルトで該フランジを連結した場合、強度上滑れ
ており、かつ作業面で優えている。
しかし、近年大形化する水車等に用いられる球形弁は、
内径約4m、総重量が200 トンを越すものもあり、
かつ水力発電所をますます奥地に建設せざるを得ない関
係で輸送条件が悪い所を輸送しなければならないため、
前記組立て上の必要性に基づく分割に加え、更に小さく
分割することが要求されている。
このような要求を満足させるため、第3図に示すように
、弁胴を流れに直角な分割面2aと流れ方向にそう分割
面2bによって3個の弁胴構成体1e、1f、1gを作
り、これらの組立てにより弁を形成することも考えられ
る。
しかし、この構造においては、強度の面で難点がある。
すなわち、特に高落差の水力発電所においては弁胴内の
圧力が高く、フランジによる連結部はその上方に充分耐
えうる強度を有しなければならないが、分割面2bに形
成されたフランジ10の長さlと、球形弁の外周長さL
との関係はl<Lとなるので、内圧に耐える構造とする
にはフランジ10を極厚化し、かつ締め付はボルトは取
付部スペースが限られているため強度の犬きω特殊材質
のものを使用しなければならなくなり、総合的に考えて
不経済である。
そこで、第4図に示すように、弁胴1を流体流れ方向に
対して傾斜した分割面2cと、この分割面2cと反対方
向に傾斜した分割面2dとで分割して4個の弁胴構造体
1h〜1にで構成することが考えられる。
しかしながら、第4図に示す構造においては、次のよう
な欠点がある。
(1)第5図は第4図に示す弁胴中心G近傍の構造を示
す図であり、この図に示すように、各弁胴構成体のフラ
ンジ11の突端は弁胴中心Gの部分で接触する構造であ
るため、弁胴中心部のポルト12のピッチ12は、強度
上必要とされるボルトピッチ11の2倍以上となり、弁
胴1の内圧によってフランジ11を押し開こうとする力
13を充分カバーできず、中心Gの部分に口開きを生じ
、弁胴1を完全に液密にすることは難かしい。
(2)第6図に各弁胴構成体のフランジ11の間に挾持
されるバッキング14の分割面交差点の部分を示してい
るが、バッキング14が図示の如く十文字に交差するた
め、弁胴内圧によるバッキングの微妙な動きにより、完
全なシールは難かしく、流体漏洩の危険性が高い。
本発明は、前記した各構造における欠点をなくし、弁胴
の輸送が容易となりかつ強度上の要求を満足しうる球形
弁を提供することを目的とする。
本発明の特徴は、弁胴を流体流れ方向に対して傾斜した
第一分割面で分割し、さらに各分割体を第一分割面と反
対方向に傾斜しかつ互いに一致しない第二、第三分割面
により分割したことを特徴とする。
次に本発明の一実施例を第7図及び第8図により説明す
る。
本発明においては、第7図に示すように、弁胴1を、流
体5の流れ方向に傾斜した第一分割面15と、この第一
分割面に反対方向に傾斜したほぼ弁胴の半周にわたる第
二分割面16及び第三分割面17により4個の弁胴構成
体11゜1m、In、1pに分割したものであり、第二
分割面16と第三分割面17が第一分割面15に接する
部分は中心Gに対して反対側にあり、ずれている。
このような構造とすれば、第8図に示すように、締め付
はポルト12は、強度上必要なピッチ11を確保しうる
ように配設しうるから、強度の充分な強度の球体弁が得
られる。
また、第7図の構造においては、第3図に示した構造の
ように、第二、第三分割面が流体流通口を分割しない構
造であるから、第二分割面16の部分に形成したフラン
ジ19及び第三分割面17の部分に形成したフランジ2
0の接触長さは第3図のように流れ方向に分割面を形成
する場合に比較して長くなり、フランジ19,20の長
さを厚くする必要はない。
なお、本発明において、第7図と反対に、弁胴構成体1
7.1nに流体流通口を設け、弁胴構成体1m、1 p
に回転軸6の軸受部を形成する構造であっても同様の効
果を奏することができる。
以上述べたように、本発明においては、前記第一 f、
fいし第三分割面により弁胴を分割し、4個の弁胴構成
体により球形弁を構成したものであり、大形となる球形
弁の輸送が容易となる。
また、強度が充分でかつ組立分解が容易な経済的構造の
球形弁を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の球形弁の構造を示す側面図、
第3図及び第4図はそれぞれ第1図及び第2図の球形弁
の変形例を示す側面図、第5図は第4図の球形弁の中心
部を示す拡大図、第6図は第4図の球形弁における分割
面交差点におけるバッキングを示す図、第7図は本発明
による球形弁の一実施例を示す側面図、第8図は第7図
の中心部を示す拡大図である。 1・・・・・・弁胴、11,1m、1n、1p・・・・
・・弁胴構成体、6・・・・・・回転軸、7・・・・・
・軸受部、9・・・・・・流体流通口に設けたフランジ
、15・・・・・・第一分割面、16・・・・・・第二
分割面、17・・・・・・第三分割面、18〜20・・
・・・・分割面に設けたフランジ、G・・・・・・中心

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 球形をなす弁胴を、流体流れ方向に対して何科した
    第一分割面により分割し、さらに各分割体を、流体流れ
    方向に対して前記第一分割面と反対方向に傾斜した第二
    、第三分割面によりそれぞれ分割した形状の弁胴構造体
    よりなり、かつ前記第二、第三分割面が第一分割面と接
    する位置は一致しない構造を有し、前記弁胴構造体の対
    向する1組のものにそれぞれ軸受部を形成し、他の一組
    に流体流通口を形成したことを特徴とする球形弁。 2 前記第一分割面が球形弁胴の中心を通るように構成
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の球形
    弁。
JP6103277A 1977-05-27 1977-05-27 球形弁 Expired JPS5911790B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6103277A JPS5911790B2 (ja) 1977-05-27 1977-05-27 球形弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6103277A JPS5911790B2 (ja) 1977-05-27 1977-05-27 球形弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53146323A JPS53146323A (en) 1978-12-20
JPS5911790B2 true JPS5911790B2 (ja) 1984-03-17

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ID=13159530

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6103277A Expired JPS5911790B2 (ja) 1977-05-27 1977-05-27 球形弁

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WO2013037416A1 (de) * 2011-09-16 2013-03-21 Zürcher Technik Ag Absperrarmatur

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Publication number Publication date
JPS53146323A (en) 1978-12-20

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