JPS5933762B2 - 環形状シリンダチユ−ブを有するアクチユエ−タ - Google Patents

環形状シリンダチユ−ブを有するアクチユエ−タ

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JPS5933762B2
JPS5933762B2 JP3242376A JP3242376A JPS5933762B2 JP S5933762 B2 JPS5933762 B2 JP S5933762B2 JP 3242376 A JP3242376 A JP 3242376A JP 3242376 A JP3242376 A JP 3242376A JP S5933762 B2 JPS5933762 B2 JP S5933762B2
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JP
Japan
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piston
piston rod
cylinder tube
annular cylinder
actuator
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弘巳 笠島
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ESU ENU SEIKI JUGEN
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/08Characterised by the construction of the motor unit
    • F15B15/12Characterised by the construction of the motor unit of the oscillating-vane or curved-cylinder type
    • F15B15/125Characterised by the construction of the motor unit of the oscillating-vane or curved-cylinder type of the curved-cylinder type

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Actuator (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回転作動角度が90°である環状シリンダチュ
ーブを利用したアクチュエータの改良に係わる。
回転作動角を得るためのアクチュエータでは出力トルク
が大きいもの程全体装置の重量と嵩の問題若しくは作動
流体の密封の問題に悩まされる傾向にある。
これは高い作動流体圧力に耐える密封性を重視しようと
すれば、いきおい直線作動を行う円筒型シリンダを利用
し、直線運動を回転運動に変換する手段によらざるを得
す、一方直接回転運動を得る云わゆるロータリーアクチ
ュエータ型式を採用するものでは作動流体の密封性等に
問題が残るためであった。
そこでシリンダチューブ自体を環状に屈曲させ直接回転
力を取り出す構成とすれば、直線運動を回転運動に変換
する機構は不要であり、少くとも作動流体の密封性の問
題も解決し得るであろうことが予想される。
この様な機構の原形としては例えば特許公告公報昭和3
5年第1710号に示された構成を見ることができる。
この構成においては作動室は7室しか設けられない。
7室だけによる駆動方式ではどちらか一方の室のみが高
圧作動流体で満されるので、回転力を得る上で不平衝な
力が生じ、環状に屈曲したピストンロッドは高い剛性を
必要とする。
また高圧作動流体によってピストンに加わった全圧力に
等しいだげの力が出力軸にそのままラジアル荷重として
加わることになる。
この点は耐摩耗性、耐久性が要求される機構としては重
大な問題である。
更に作動角が90°であるこの種機構に作動室が7室し
かないことは必ずしもこの種機構の簡素な特長を十分に
生かしているとはいえない。
そこで四室の作動室を出力軸芯を中心とした対称な位置
に配置しようとすると、出力軸の作動角が著しく制限さ
れ、90°の作動角を得ることは不可能となってしまう
この種アクチュエータの使用目的、例えば弁、コック等
の自動運転に備えるには最低限度90°の作動角を確保
する必要があるので、前記公報に示された構成を利用す
るには成る限界が存在する。
上記の問題を解決するため環状に屈曲したシリンダチュ
ーブとピストンロッドとを利用し、小型軽量で信頼性の
高い機構を実用化するにあたっては次の三点の改良が望
まれる。
即ち、第一は不平衡力を極力減少させる点であり、第二
はピストンロッド自体を小径化して作動室の増加に備え
る点であり、第三は限られた空間の中で最低限90°の
作動角を確保しながら不平衡力の極端な増大を招かない
ように作動室を7室から四室へと増加させ無理なく出力
を増大させる点である。
、本発明の目的は正にこれらの諸点の問題を解決し信頼
性の高い優れたアクチュエータを実用化することにある
このために本発明者は環状に屈曲したピストンロッドを
完全な円環状にし、ピストンロッドは固定壁である隔壁
を貫通させ、ピストンの背後にも二枚の隔壁を設けるこ
とによって作動室を四室とする基本構成を提案するもの
であり、更に出力軸と環状のピストンロッドとを結合す
る出力取出ステー、隔壁、ピストン等を成る一定条件の
下に構成し、配置することによって前記の問題点を解決
せんとする。
本発明の基本概念は以下に添付図面第1図を参照して説
明する。
この第1図では図示の便宜上ピストンロッド、ピストン
、隔壁等を線によって略示しである。
第1図示の通りピストンロッド取付ステー5は中心Oよ
り水平方向左方、即ちX−X軸上に配置され、加えて中
央隔壁6もステー5とは反対側のX軸上に配置されてい
る。
二枚のビス)・ン2,2と他の二枚の隔壁6,6とはX
軸に対して全く対称に配置される。
議論の簡単のために次の仮定を導入する。
ピストン20面積中心点は図上丁度ピストンロッド3が
ピストンに結合されている点P、P’にあるものとし、
この点P、P’上に該点からピストンロッドが形成する
円周の接線方向に向うベクトルP A 、 P’A’な
る等しい大きさの力が加わっているものとする。
ベクトル「■。n′はX軸方向成分と縦軸をなすY軸方
向成分とに分解し、ベクトルPB 、 BA 、 P’
B’ 、 B’A’について議論を進めることとし、次
いでB 、 B’よりベクトルPA、P’A’に下した
垂線の足をc、c’とする。
ピストン2のP点に加わるベクトルPAなる力はモーメ
ントOP −PAとして出力軸の回転出力になり得るの
であるが、ベクトルPAをベクトルPCとCAとに分解
して議論することになる。
PC&!PBに相当し、CAはBAに相当する。
更にベクトルPB 、 P’B’は平行移動してY軸上
に移すこととし、点P、P’からY軸上に下した垂線の
足り、D’を始点とするベクトルDE、D’E’を考慮
する。
八〇DPと△PCBとは相似形である。何故ならば/D
PO+/BPC−/Rであり、/POD−/BPCだか
らである。
よって次の関係式が成り立つ。
上式の関係は次の事実を示唆するものである。
即ち、ベクトル「■の一部であるベクトル「テと距離O
Pの積によって表わされるモーメント、換言すれば回転
出力はベクトルDE(PB)と距離CDとの積による回
転モーメントに置換できるという点である。
これは点P′においても同様であり、ベクトル面′によ
る回転出力はベクトル面′と距離σがとの積による回転
モーメントに置換できる。
そこでベクトルDEとD/E/とを比較してみる。
この両者は大きさが相等しく互いに逆方向に向いており
、中心0からの距離も等しい。
即ち、両者は回転偶力として釣合っており、何らの補助
的な作用力も必要とすることなく、従って全く摩擦抵抗
を生ぜずにそのまま全部回転出力に変換される。
一方、ベクトルAB 、 A’B’を考察してみよう。
これらの力はそれぞれ点P、P’上に互いに同じ向きに
加わっている力であるから、釣合うことはなく機構全体
のどこかに加わることになる。
例えばピストンロッド3全体とステー5及びこれらの連
結部が強固であると、ベクトルAB+ベクトルABに相
当する力が出力軸にそのままラジアル荷重として加わる
これは図上ベクトルTで表わす。ピストンロッド3とス
テー5との連結部が比較的低い強度であれば図上ベクト
ルS1.S2,81′、82′として示す位置に分散し
て荷重が加わることになる。
この荷重はベクトルPA 、 P’A’の一部であるベ
クトルCA、C’A’が回転出力となる上で必要となる
荷重であり、摩擦抵抗を生ずる。
従ってベクトルPBに相当する力はできる限り大きく、
ベクトルABに相当する力はできる限り小さいことが望
ましい。
これを支配する因子は図示の角度θ(/DOP)である
図示の状態においてX軸に対して対称に二個のピストン
が配置されたことによる摩擦力の低減効果を考察するに
はベクトルPAとベクトルBAとの大きさの比較を行え
ばよい。
第2図に示す従来機構においてはピストンに加わる力の
全部が不平衡な力であって軸受部にはベクトル「Xに相
当するそのままの大きさの力がラジアル荷重として作用
した。
それ故第1図示の機構では AB /PA = sinθ だけ摩擦力が低減されることを示している。
また第1図示機構の作動回転角を90°とする限りθに
も限度があって、θは 0〈θ〈45゜ の範囲しかとることができない。
この範囲の中でθはでき得る限りOに近いことが不平衡
力を低減する上で望ましい。
本発明の基本構成は不平衡力の向きが従来構造のものと
異なる点も一つの特徴をなしている。
第2図示の従来例ではピストン面に垂直な方向の向きの
力が加わるだけであり、ピストンロッドはこの方向の力
を実質的に殆んど歪を生じない状態で全部出力軸に伝達
し得るだけの強度が要求される。
本発明では不平衡力は角度θをなしてピストン2の横方
向に働いている。
従って不平衡力の大部分はピストン2自身が受は持つこ
ととなり、ピストンロッド3にはそのまま回転出力とな
る回転偶力以外の余計な力は僅かしか加わらないように
構成されている。
この特徴は本発明のピストンロッド3を完全な円環形状
となすことについて理由あらしめる点であり、ピストン
ロッド自身の小径化に大きく寄与している。
本発明は以下に具体的な実施例を図示する第3図乃至第
7図を参照して説明する。
第3図は本発明の特徴的なピストン2、ピストンロッド
3、隔壁6の配置を示す断面図である。
中心に位置する出力軸4の周囲に環形状をなすシリンダ
チューブ1が配置される。
この環形状シリンダチューブ1はこれに固定される三枚
の隔壁6,6,6によって区切られ、中間に位置する隔
壁6は図上中央横断線上に配置されている。
この中間の隔壁6と180°をなす位置には同様に図上
の中央横断線上にピストンロッド取付ステー5が位置し
ている。
ピストンロッド取付ステー5はキー7によって出力軸4
に固定され、上下に位置する二枚の隔壁6゜6の間を9
0°だけ揺動可能である。
ピストンロッド3のステー5に対向する端部はピストン
2や隔壁6を受入れるだけの間隔があり、二個のピスト
ン2,2と三個の隔壁6,6,6等を貫通させた後にピ
ストンロッド取付部材8を介してステー5に固定される
ピストンロッド3は二本の取付ピン9,9によって取付
部材8に固定される一方、二個のピストン2,2を夫々
二枚の取付板10゜10によって自身に固定している。
ピストンロッド3の取付板10に相当する位置には取付
板10と係合する溝を形成してあって、二枚の取付板1
0.10によってピストン2を挟むようにロッド3と取
付板10とを係合させればピストン2はロッド3上に固
定される。
隔壁6,6,6は図示の位置に破線で示すボルト15に
よって固定される。
図示実施例では先に述べたシリンダチューブ1は二つの
側構造としてあり、多数のボルト16゜16、・・・・
・・によって気密性を保つように組合せられる。
ピストン2における気密性は小径のOリング11と大径
のOリング13とによって保たれ、隔壁6の気密性は同
様に小径のOリング12と大径のOリング14とによっ
て保たれる。
ピストン2における小径のOリング11と隔壁6におけ
る大径のOリング14とは気密面で摺接作用を伴わない
から弾圧特性の優れたゴム系材質の01,1ングが使用
され、ピストン2における大径のOリング13と隔壁6
における小径の0リング12とは摩擦・摩耗特性の優れ
た弗素樹脂系材質の01Jングが使用される。
第4図第5図は第3図の上下位置にある各部材や構造を
示しており、シリンダチューブ1には更にその中央部に
出力軸4を軸支する軸受部22,22が上下に設けられ
ブツシュ21が嵌装される。
出力軸4の上端と下端には被駆動軸等との結合を行うた
めの四角柱形状を形成しである。
第4図に示すようにシリンダチューブ1の上方外面には
アクチュエータ全体を取付けるための複数の取付用ねじ
穴17.17が設げである。
更にシリンダチューブ1の下方側にはチューブ1内部に
形成される作動室内に作動流体を送り込んだり該室から
排出したりする作動流体出入口18が隔壁60両側に設
けられ、出力軸4の下方端部には出力軸4の揺動角(回
転作動角)を微調整するための舌片19が固定される。
20は舌片19の揺動範囲内を囲むフランジであり、該
部のより詳細な構造は後述の第6図から明らかとなろう
第3図と第4図から判るようにピストンロッド取付部材
8はステー5に設けられた溝内に嵌入した上でボルト2
3によってステー5に固定される。
第5図はピストン2附近の断面を示しであるが、図示の
ように取付板10は平行溝24を有していてピストンロ
ッド3に設けた溝に係入する。
第6図は第4図の下面に表われる各部を示しており、作
動流体出入口18は四室の作動室の夫々の隔壁6.6,
6に接する位置に臨む図示の四箇処に設けられる。
前記の舌片19を取囲むフランジ20は図上の上下端部
で出力軸4の中心方向に曲げられてねじ孔25,25が
形成され、ねじ孔25゜25には出力軸4に固定された
舌片19の回転作動終端域で舌片19と当接して出力軸
4の回転作動角を決定するすりわり付止めねじ26.2
6がねじ込まれており、止めねじ26の位置はナツト2
7.27の緊締作用により保持される。
上記の構成よりなる本発明のアクチュエータは、作動的
に他のアクチュエータと実質的に異なるところはない。
四室の作動室の内の、隣りの作動室を介して対向する一
対づつの作動室内に交互に高圧作動流体が作動流体出入
口18を通って導入され、出力軸4が揺動して目的の角
度、本発明では特に90°の回転作動角を得ることは容
易に理解できよう。
本発明においてはピストンロッド3は略完全な円環形状
をなし、三個の隔壁6,6,6を悉く貫通しているので
、四室の作動室の有効断面積は相等しく、第1図に関し
て説明を行ったように二個のピストン2,2の適当な配
置によって、摩擦力による動力損失を低く抑えながら効
率の良い円滑な回転運動を得ている。
不平衡力によって生じる摩擦力も大部分がピストン2に
加わるため、ピストンロッド3に残された不平衡力は極
く小さなものになり、ロッド3には殆んど回転偶力だけ
が作用していると見做すこともできる。
それ故ピストンロッド3が略完全な円環形状をとること
はピストンロッド3の直径を小さくし、作動室の有効断
面積を増大させる上で有利である。
隔壁6は図示実施例においてシリンダチューブ1の外周
壁側でだけボルト15により固定されている。
この隔壁6にはせん断力に加えてボルト15で固定され
た外端部を曲げ中心とする曲げモーメントが附加される
ところが大径の0リング14を挟んでいる両端のランド
部は隔壁全体としての十分な厚みがあるので、両ランド
部がシリンダチューブ1の内周壁面に密着した状態で取
付けられている限り、曲げモーメントによる過大な変形
は両ランド部における楔作用によって阻止されることに
なり、ボルト15による隔壁6の固定作用については主
としてせん断力を考慮して設計すればよいことになる。
ピストン2をピストンロッド3に固定するための取付板
10はピストン20両側からこれを挟んで4本のボルト
28によって強固に固定されており、ピストン自身の機
械的強度を高める作用がある。
このような構造により2枚の取付板10,10は前記の
角度θを圧迫しないようにピストン2をロッド3に固定
している。
前記第1図の説明で述べたように、二個のピストン2,
2ができる限り一直線状に近い位置に配置することが摩
擦力低減、信頼性向上の上で有利である。
これを制限する設計上の因子はステー5、隔壁6、ピス
トン2の厚みであった。
具体的には前述のθは極限状態において 1 − ・ θ= (i (ステーの厚み+1個のピストンの厚み)
+(1個の隔壁の厚み)) となる。
図示実施例にあってはθは約26°となった。
5in26°共0.438.tan26°共0.488
であるから前述のPA、PB、ABの相対的な比率は次
のようになる。
。AB/PA=0.438 、AB/PB=0.4 s
s本発明実施例におけるアクチュエータと第2図示の
従来型アクチュエータとを比較すると、両者の間の摩擦
上の条件を同一と考えれば、本発明アクチュエータによ
って一挙に摩擦力を54係程度低減できることになり、
信頼性の上でも大きな効果を収めることができた。
なお図示実施例では作動流体として空気圧を使用した。
作動流体圧力が適度な範囲にある限り従来殆んど使用さ
れることのなかったこの種環状シリンダチューブを有す
るアクチュエータを十分な信頼性を以って実用に供し得
ることを本発明の実施例によって確認することができた
本発明は図示の唯一の実施例を例示し説明してきたが、
本発明の技術的範囲は図示実施例によって制限されるも
のではない。
例えばシリンダチューブ1の断面形状は必ずしも円形で
ある必要はなく、長円形状、楕円形状、矩形状、三角形
状等であってもよく、ピストンロッド取付ステーはシリ
ンダチューブ1を取巻くように形成してチューブの外周
側からロッドを固定してもよい。
更には両端に位置する二個の隔壁をシリンダチューブの
両端開口部を塞ぐように被せる形式であってもよい3隔
壁はまたシリンダチューブに環状の溝を形成してこの溝
に嵌入させる形式でもよく、シリンダチューブ自体をダ
イキャスト等の製作方法により一体に形成してもよい。
ピストンとロッドとの結合部を合理化する上でこれらを
一体にダイキャスト製法等で製作してもよい。
或いは図示出力軸を固定軸とし、環形状のシリンダチュ
ーブを回転させるようにしてもよく、この場合はシリン
ダチューブに把手やバンドルを設けてもよい。
このようにすれば非常時の手動操作を簡単に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の力学的特徴をベクトルによって説明す
るための説明図であり、シリンダチューブ、ピストン、
ピストンロッド等を実線によって略本した説明図である
。 第2図は従来型の環形状シリンダチューブを有するアク
チュエータの要部を示す断面図である。 第3図は第4図上■−■線に沿って切断した本発明の一
実施例の断面図である。 第4図は第3図上のIV−IV線に沿って切断しこれを
側面より見た断面図である。 第5図はピストン附近で切断した第4図同様の断面図で
あって有半のみを示す。 第6図は第4図の下方側に相当する平面図である。 1・・・・・・環形状のシリンダデユープ、2・・・・
・・ピストン、3・・・・・・ピストンロッド、4・・
・・・・出力軸、5・・・・・・ピストンロッド取付ス
テー、6・・・・・・隔壁、10・・・・・・取付板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 11本の出力軸と、中心線が前記出力軸を取り巻く円弧
    形状をなす環形状シリンダチューブと、前記環形状シリ
    ンダチューブ内部に設けられる作動室を区切る隔壁と、
    前記作動室内を移動するピストンと、前記ピストンの出
    力を前記出力軸の回転出力に変換する環状に屈曲したピ
    ストンロッドとを有してなり、前記隔壁は3個、前記ピ
    ストンは2個設けられ、少くとも中間の隔壁を除く2個
    の隔壁を前記ピストンロッドが貫通して前記環形状シリ
    ンダチューブ内に4室の作動室を設け、該ピストンロッ
    ドと前記出力軸とを1本のピストンロッド取付ステーに
    よって結合している環形状シリンダチューブを有するア
    クチュエータ。 2 前記出力軸と直交する平面上において前記ピストン
    ロッド取付ステーと中間の隔壁とが一直線上にある時に
    、前記出力軸の中心を通り前記直線と直交する直線が中
    心軸を挟んで2個のピストンとなす角度は0°乃至45
    °の範囲内にある特許請求の範囲第1項記載のアクチュ
    エータ。 3 前記ピストンがなす角度は0°乃至45°の範囲内
    にあって可能な限りOoに近くなるようにピストンロッ
    ド取付ステー、隔壁、ピストン等を形成してなる特許請
    求の範囲第2項記載のアクチュエータ。 4 前記ピストンロッドは完全な円環形状をなすととも
    に、中間の隔壁をも該ピストンロッドは貫通してなる特
    許請求の範囲第1項若しくは第2項若しくは第3項に記
    載のアクチュエータ。 5 中心に位置する固定軸と、中心線が前記固定軸を取
    り巻く円弧形状をなして自身が回転する環形状シリンダ
    チューブと、該環形状シリンダチューブ内部に設けられ
    る作動室を区切る隔壁と、前記作動室内にあって前記環
    形状シリンダチューブとの間で相対的に移動運動するピ
    ストンと、該ピストンを前記固定軸に固定する環状に屈
    曲したピストンロッドとを有し、前記隔壁は3個、前記
    ピストンは2個設けられ、少くとも中間の隔壁を除く2
    個の隔壁を前記ピストンロッドが貫通して前記環形状シ
    リンダチューブ内に4室の作動室を設け、該ピストンロ
    ッドと前記出力軸とを1本のピストンロッド取付ステー
    によって結合してなる環形状シリンダチューブを有する
    アクチュエータ。 6 前記環形状シリンダチューブには手動操作に備えた
    把手が設けられる特許請求の範囲第5項に記載の環形状
    シリンダチューブを有するアクチュエータ。 7 前記固定軸と直交する平面上において前記ピストン
    ロッド取付ステーと中間の隔壁とが一直線上にある時に
    、前記固定軸の中心を通り前記直線と直交する直線力用
    コ心軸を挟んで2個のピストンとなす角度はOo乃至4
    5°の範囲内にある特許請求の範囲第5項記載のアクチ
    ュエータ。 8 前記ピストンがなす角度は0°乃至45°の範囲内
    にあって可能な限りOoに近くなるようにピストンロッ
    ド取付ステー、隔壁、ピストン等を形成してなる特許請
    求の範囲第7項記載のアクチュエータ。 9 前記ピストンロッドは完全な円環形状をなすととも
    に、中間の隔壁をも該ビスI・ンロツドは貫通してなる
    特許請求の範囲第5項乃至第8項の執れかに記載のアク
    チュエータ。 10 前記ピストンロッドにはピストンを固定するため
    の取付板と係合する溝が設けられ、該ピストンロッドの
    溝に係入した2枚の取付板が中央にピストンを挟んでこ
    れを固定してなる特許請求の範囲第1項乃至第9項の執
    れかに記載のアクチュエータ。
JP3242376A 1976-03-26 1976-03-26 環形状シリンダチユ−ブを有するアクチユエ−タ Expired JPS5933762B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3242376A JPS5933762B2 (ja) 1976-03-26 1976-03-26 環形状シリンダチユ−ブを有するアクチユエ−タ
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