JPS59114305A - 橋梁の伸縮継手 - Google Patents

橋梁の伸縮継手

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JPS59114305A
JPS59114305A JP22214382A JP22214382A JPS59114305A JP S59114305 A JPS59114305 A JP S59114305A JP 22214382 A JP22214382 A JP 22214382A JP 22214382 A JP22214382 A JP 22214382A JP S59114305 A JPS59114305 A JP S59114305A
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thin steel
rubber
steel plate
bridge
elastic material
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泉 山本
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Sho Bond Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、橋梁の伸縮継手、特に荷重支持型の橋梁の伸
縮継手に関する。
荷重支ノ持型の橋梁の伸縮継手は、フィンガージヨイン
トに代表されるが近時多数の薄鋼板を荷重支持材として
これと並列し、その両端側縁を定着材に強固に固定する
とともに空隙にゴム状の弾性材料を充填した合成構造の
橋梁伸縮継手が、特開昭56−85004号及び特開昭
56−85005@で本発明者によって提案された。こ
の伸縮継手は、継手に橋面荷重が作用するとぎ、薄鋼板
は両端を固定された薄肉(14)告材または遊間の中央
までを支間とする片持梁形式の薄肉構造材のように□作
用することを利用し、また橋梁の伸縮に対しては薄鋼板
の面外の曲げ変形による小さな抵抗性を利用したもので
、橋面荷重に対してはia薄鋼板面内変形による大きな
抵抗性を、橋梁の伸縮に対しては薄鋼板の面外変形に対
J−る小さな抵抗性を利用した−ところに特徴がある。
本発明は薄を間板を利用することに対J−る基本的考え
方は同様であるが、橋面荷重に対する耐荷重性をさらに
確実なものとし、かつ伸縮継手の耐久性の噛上をねらう
ことができる新らしい提案である。本提案は、薄鋼板の
間にまたがって支持される複数の鋼棒を用い橋面荷重を
鋼棒とゴム状の弾性材料で直接支持するとともに荷重を
薄鋼板に伝達し、さらに定着材へと伝達する機溝になっ
ており、荷重をゴム状の弾性材料から直接薄鋼板に伝え
る場合に比し、荷重を広く伝播できるため局部的に大き
な荷重を受けないし、またゴム状の弾性材料と薄鋼板の
間の剥離しやすさを鋼棒の存在で格段に改善できるもの
になっている。しかし、鋼棒の存在は、伸縮継手の伸縮
に伴う薄鋼板の変形を拘束することになるから、それを
阻害しないように鋼棒の取付けには工夫が必要である。
本発明では薄鋼板に切欠きを設け、その部に鋼棒を載せ
るか、または薄鋼板に設番プた孔に鋼棒を挿通し、切欠
きゃ孔の遊隙によって目的を達するようにしている。た
だし、この構造のままでは鋼棒の移動は自由であるから
橋面荷重を鋼棒から薄鋼板へ伝達するに当たり、鋼棒と
薄鋼板の間にずれが生じ、相対位置が変化することにな
る。これを防止するにはゴム状の弾性材料は有効に作用
する。ゴム状の弾性材t11は鋼棒と薄鋼板の間のずれ
をその接着力で拘束して相対位置を保持する一方、相対
変形はゴム状の弾性材料の変形で許容することができる
からである。本発明は、ゴム状の弾性材料、鋼棒および
薄鋼板とその定着材の相互協力作用によって荷重支持型
の伸縮継手を構成したものであり、橋面荷重の支持a構
はグレーチングと同様に確実で耐久性にすぐれたものに
なっているし、また橋梁の伸縮に対しては薄鋼板の屈曲
による変形しやすさで対処するように工夫したものであ
る。
さらにまた、定着材に張力を加え、薄鋼板に張力、ゴム
状の弾性材料に圧縮応力をプレストレスとして導入する
ことは、橋面荷重に対してゴム状材料の力学的性質を改
善する効果がある。また伸縮継手は、有効プレストレス
の領域では圧縮に対する抵抗性が減少し、継手の挙動を
有利に導くことができる。
本発明は、このような点に鑑みなされたものなので、そ
の構成を■橋軸直交方向にならR″だ複数の薄鋼板を板
面が鉛直向きになる配列で、かつ、各薄鋼板の端縁を定
着材に固定し、複数の薄鋼板にはこれらにまたがって支
持される複数の鋼棒を有する骨組構造とこのIIvJ造
の空間部にゴム状の弾性材料を充填することを特徴とす
る4!梁の伸縮継手。■橋軸直交方向にならべた複数の
薄鋼板を板面が鉛直向きになる配列で、かつ、各薄鋼板
の端、縁を定着材に固定し、複数のaOuA板にはこれ
らにまたがって支持される複数の鋼棒を有する骨組構造
を形成し、この骨組構造の定着材を引張り、少数の薄鋼
板に伸び変位を与えた状態を作成したのちに未だ固まら
ないゴム状の材料を空間部に充填し、ゴム状弾性材料が
所定の性状を満たすことができるようになったとき定着
材に加えた張力を解放することによってゴム状の弾性材
料に圧縮応力を導入することを特徴とする橋梁の伸縮継
手とするものである。
つぎに、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は折線状の薄鋼板1、コ型鋼材の定着材2、鋼線
から成る鋼棒3とゴム状の弾性材料4を橋面付近の一部
に使用した具体例の斜視図で、ある。
定着材2は図示していないがボルトまたは他のアンカー
材によって橋端に強固に固定連結する。
114板1は、複数個所で折線状に屈曲したものである
。図示のように、薄鋼板の屈曲個所を複数にする場合に
は、橋面荷重に対して薄鋼板がたわみやすくなるから、
薄鋼板の丈高を大きくしてデープビームと同様に挙動さ
せる必要がある。薄鋼板1はその複数を板面鉛直向ぎに
かつ高さをそろえて並列し、各薄鋼板1の両端縁1aを
平行に相対する定着材2にリベット6により゛固定され
ている。なお、1bはリベット用穴である。鋼棒3は複
数のiIA板1にまたがって、支持されている。
この実施例においては各薄鋼板1の上縁付近を貫通して
複数の鋼棒が設置されている。しかして、橋軸直交方向
にならべた複数の薄鋼板1を板面が鉛直向きになる配列
でかつ各薄鋼板1の両端縁1aを定着材2に固定し、複
数の薄鋼板1にはこれらにまたがって支持される複数の
鋼棒3を有する骨組1a造が形成される。このようにし
てなる骨組構造にあって各薄鋼板1の空間部5に未だ固
まらないゴム状の弾性材料4が充1?J1される。この
とき定着材2を引張り複数の薄鋼板1に一様の伸び変位
を与えた状態を作成し、かつ、ゴム状の弾性材料が所定
の性状を満すようになったとき定着材2に加えた張力を
解放するようにすると特に後述するような効果を有する
。なおこの実施例では、ゴム状の弾性材料を橋面近くに
のみおいているが、これは、本材料が薄鋼板を保持しな
がらフィラーとしての役割を果し、橋面荷重による薄鋼
板の圧縮側変形を防止するために利用づるところがある
からであるが、全体に充填してよいことはもちろんであ
る。なお、定着材2には板材または他の型鋼材を使用で
きるし、薄鋼板1の定着材2に対する固定にも溶接など
の方法を利用す、ることができる。また、鋼棒は同じ機
能を有するものであれば型鋼なと形状は任意でよい。
第2図(a)(b)(c)(d)は、I/)ずれも平行
に相対する一対の定着材に両端縁1aが固定されている
薄鋼板1の複数に複数の鋼棒3が、これらにまたがって
設置されている状態を示ず説明図で、(a )及び(b
)はn鋼板1が複数個所屈曲されている例を示し、(C
)は薄鋼板が中央の1個所が屈曲されている例を示し、
(d )は薄鋼板が屈曲されていない例、を示し、中央
に定着材としての中板2を有する。なお、ここでいう屈
曲(ま定着材への固定のための縁端の屈曲は/Sべまな
い。
第3図(a)(1))(c)(d)(e)はいずれも薄
鋼′板1の実施例を示す斜視図で、(a )、((1)
は上縁の切欠きを鋼棒aの挿入位置1Cとしたもので、
(C)、(e )は上縁付近に穴を設け、この穴を鋼棒
3の挿入位置1Cとしたもので、(I))は屈曲部に穴
を設番プこの穴を鋼棒3の挿入位置とした実施例、また
(d >は薄鋼板1の高さを変えて伸縮継手の伸縮にに
り対応÷きるようにしたもので棒鋼として矩形断面材を
使用できるようにしたものである。さらに(e )は他
の実施例が複数の屈曲個所を有するのに比し、中央の一
個所のみを屈曲した実施例である。なお、薄鋼板に明番
プた窓はゴム状の弾性材料と薄鋼板の接着性を向上する
のに利用する。
本発明は上述のように構成されてなるのでおよそつきの
効果を、有する。
すなわち、1at4直交方向にならべた複数の1lfJ
I板、特に実施例のように屈曲部を有する薄鋼板を板面
が鉛直方向になる配列でかつ、各端縁を定着材に固定す
る骨組構造にゴム状の弾性材料を空間部に充填している
構成から成り、橋面荷重に対しては辞鋼板の面内変形に
よる大きな抵抗性を利用し、橋梁の伸縮に対しては薄鋼
板の面外変形に対する小さい抵抗性を゛利用できる構造
になっている。
本発明では、このような@造の伸縮継手に対してさらに
橋面荷゛重に対する耐荷重、性の向上と伸縮継手の耐久
性を増進するための新らしい工夫が提案されている。橋
面荷重が直接ゴム状の弾性材料から薄鋼板を介して定着
材に伝達される場合に比し、荷重が広い領域に分布して
支持されるよう薄鋼板をまたぐ鋼棒を複数本利用してい
る。これらの鋼棒は荷重の分散に役立つだけでなく、ゴ
ム状の弾性材料と薄鋼板の一体化を助成し、両者の剥離
防止にも有効である。これは伸縮継手の耐久性を向上さ
せるのに重要である。しかし、鋼棒の設置に当っては伸
縮継手の伸縮に伴うQ板の変形を拘束しないようにその
取り付けには工夫が必要である。本発明では薄鋼板の変
形が拘束されないよう薄鋼板に切欠きを設けて鋼棒をそ
の部に載せるか、または薄鋼板に設【ノた孔に鋼棒を挿
通し、切欠ぎや孔の遊隙によって薄鋼板の変形を阻害し
ないようにしている。ただし、このIPi造のままで(
ま鋼棒の移りは自由であ゛るから、橋面荷重を鋼棒から
扉鋼板へ伝えるに当たり、ずれによって鋼棒と薄鋼板訊
相対位置が変らないように処置する必要がある。これに
対してゴム状の弾性材料が有効に作用する。ゴム状の弾
性材料は銅棒と薄鋼板の間のずれiその接着力で拘束し
て相対位置を保持する一方、相対変形はゴム状の弾性材
料の変形で許容できるからである。本発明は鋼棒を付加
することによってゴム状の弾性材料と屈曲した薄鋼板の
組み合わせから成る伸縮継手の機能を損わずに強度と耐
久性の改善をねらったもので、その橋面荷重の支持機構
はグレーチングと同様で確実であるし、薄鋼板による鋼
棒の支持機構は伸縮継手の伸縮を妨げないよう構造を工
夫している。また鋼棒はゴム状の弾性材料と薄鋼板の一
体化を助長して剥離を防止し、伸縮継手の耐久性を増進
させる効果を有している。
ざらに定着材を引張り、’AD鋼板に張力、ゴム状の弾
性材料に圧縮応力をプレストレスとして導入する課程を
付加すれば、橋面荷重に対するゴム状の弾性材料の力学
的性質は一層改善される。また継手の伸縮に対し、有効
プレストレスの領域では圧縮変位に対する抵抗性が減少
し、伸縮継手の挙動を有利に導くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す一部を切断断面とした斜
視図、第2図は薄鋼板の形状の実施例を示す説明図、第
3図は1lrR板の実施例を示ず斜視図である。 図面において、1は薄鋼板、1aは^す鋼板1の端縁、
2は定着材、3は鋼棒、4はゴム状の弾性材料、5は空
間部である。 特許出願人 ショーボンド建設株式会社はか1名 代理人弁理士  宇 野 ai  海 第2図 へ   第2図 (d) 第3図(C) 第3図(d)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 橋軸直交方向にならべた複数の薄鋼板を板面が鉛直
    向ぎになる配列で、かつ、各薄鋼板の端縁を定着材に固
    定し、複数の薄鋼板にはこれらにまたがって支持される
    複数の鋼棒を有する骨組構造とこの構造の空間部にゴム
    状の弾性材r1を充填することを特徴とづる橋梁の伸縮
    継手。 ■ 橋軸直交方向にならべた複数の薄鋼板を板面が鉛直
    向きになる配列で、かつ、各薄鋼板の端縁を定着材に固
    定し、複数の薄鋼板にはこれらにまたがって支持される
    複数の鋼棒を有する骨組構造を形成し、この骨組構造の
    定着材を引張り、複数の薄鋼板に伸び変位を与えた状態
    を作成したのちにゴム状の弾性材料を空間部に充填し、
    その後定着材に加えた張力を解放することによってゴム
    状の弾性材itに圧縮応力を導入することを特徴とする
    橋梁の伸縮継手。
JP22214382A 1982-12-20 1982-12-20 橋梁の伸縮継手 Granted JPS59114305A (ja)

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