JPS59114085A - プリンタのスペ−ス制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）発明の技術分野 本発明は印字ヘッドを設けたキャリッジを駆動制御系に
より停止位置から移動させ印字開始位置を検出して印字
を開始するプリンタのスペース制御方式に関するもので
ある。

（２）従来技術と問題点 （１） 従来、印字ヘッドを設けたキャリッジを印字位置に対し
スペース制御するドツトプリンタやシリアルプリンタ等
の１例を第１図に示す。

すなわち、プラテン１に沿う移動軸２上をヘッド３を搭
載したキャリッジ４を駆動制御系により印字位置に対し
スペース制御される。キャリッジ４０位置を制御するた
め、移動軸２の端部にスリットディスク５が固定され、
スリットの両端に発光。

受光センサ６１１６２が設けられる。このヘッドの移動
速度に同期したタイミングパルスを検出し、それをトリ
ガにしてヘッドピンやハンマを励磁して移動速度にかか
わらずドツト間隔０文字間隔が等間隔となるように、ま
た印字幅が一定となるようにしている。

また通常のプリンタでは用紙上に印字開始位置が決めら
れており、この印字開始位置を検出するためにセンサを
用い、印字ヘッド４がその位置を通過してセンサ出力が
変化した時点から印字を開始する。すなわち、第１図の
スリットディスク５から印字タイミングパルスを得て所
定のタイミン（２） グで印字が行なわれる。

いま、第２図（α）に示すように、印字ヘッドが印字開
始前の停止位置から移動を開始しセ／す１１で検知され
る印字開始位置Ｓを通過し印字位置Ｐに達するものとす
る。

正常な場合には印字ヘッドはセンサ１１に対し同図（６
）に示す停止位置Ａから移動開始し、たとえば第６図（
α）に示す正常な加速特性に従ってキャリッジの移動速
度が定速まで上昇し、第２図（０）に破線で示すように
センサ１１の位置ではほぼ定速に近い速度Ｓ！となシ、
従って印字タイミングも正常に発生し誤差のない印字が
行なわれる。

これに対し、印字開始前に駆動系の特性の変化。

負荷の変動１人為的移動等の何らかの事情で正常な位置
に停止しない場合がある。そしてたとえば正常な位置よ
シセンサ１１に近づいた位置Ｂから移動開始すると、加
速特性は同図の実線で示すように正常であっても、印字
開始位置Ｓにおいてキャリッジの移動速度Ｓ２が低く、
従ってスリットディスク５の回転速度が十分な値に達し
ていない。−（６） 般にこのような光学センサや磁気センチを低速で使用す
ると、不安定でノイズが多いという欠点がある。とくに
磁気センサではこの傾向が著しい。

これらの出力を用いて印字タイミングを形成する場合に
は誤差が大きく印字誤差を引起すおそれがある。

ドツトプリンタ等のインパクトプリンタにお匹ては、フ
ライトタイム、すなわち、ヘッドビンやハンマを励磁し
てからそれが用紙上に達するまでの時間に印字ヘッドが
移動する距離は、印字ヘッドの移動速度に比例する。従
って、オーバラン等を起して前述のように印字ヘッドの
移動速度の誤差の大きいうちに印字を開始すると、場所
によってこの移動距離が異なり、ドツト間隔や文字間隔
にバラツキを生じ印字品質の劣化を招くことになる。

（３）発明の目的 本発明の目的は印字ヘッドを設けたキャリッジを駆動制
御系によ）停止位置から移動させ印字開始位置を検出し
て印字を開始するプリンタで、オ（４） −バラｙ等で正常な停止位置から外れた場合にも対処で
きるようにしたプリンタのスペース制御方式を提供する
ことである。

（４）発明の構成 前記目的を達成するため、本発明のプリンタのスペース
制御方式は印字ヘッドを設けたキャリッジを駆動制御系
によ）停止位置から移動させ印字開始位置を検出して印
字を開始するプリンタのスペース制御方式において、前
記キャリッジの移動開始から所定時間の間前記印字開始
位置を監視する期間を設け、該期間内に検出された印字
開始位置を示す信号を無効とするようにしたことを特徴
とするものである。

（５）発明の実施例 本発明は第２図（α）の従来例と同様の手順がとられる
。

オーバラン等により、正常時の停止位［ｔＡよりセンサ
１１に近い停止位置Ｂから印字ヘッドの移動が開始され
る。この場合にセンサ１２の検出は前述のように、移動
速度Ｓ！が低いため、スリットディス（５） り５から出力される印字タイミングの誤差が大きくなる
。これを防止するため、本発明では印字開始位置を示す
センｆ′１１の検ａｆｔ号を無視するよりに構成したも
のである。

第４図（α）〜（Ｃ）は本発明の要部の原理説明図であ
る。

同図（α）はタイマによる監視期間、同図（ｂ）はセン
サ１１による印字開始位置の検出信号、同図＜ａ＞は第
２図（ｃ）に実線で示す停止位置Ｂから移動する移動速
度を示したものである。すなわち、タイマによる監視期
間によシ、印字ヘッドが充分な速度に達するまである一
定時間の間センサ１１の出力■を監視する。その時間内
に印字ヘッドがセンサ１１を通過してセンサ出力が変化
した場合はオーバランを起していたとｎ断じてこれを無
視し、次のセンチ出力＠の検出を待って印字を開始する
。

第５図は本発明の実施例の要部の構成説明図である。同
図において、印字ヘッドの移動スタート信号を２分岐し
て、一方を７リツプ７０ツブ（Ｆ／Ｐ）２２をセットし
、他方を一定時間をセットしたタイ（６） マ２１を通して一定時間後リセットする。

そしてこのＦ／Ｆ２２の出力を反転しセンサ１１の検出
１ｄ号とともＫＡＮＤｌＡＮＤ回路力し、この出力をセ
ンサ出力として使用する。これによりタイマ２１で決め
られた一定期間だけセンサ１１の検出信号を無視するこ
とができる。

（６）発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、キャリッジの移動
開始から所定時間の間、印字開始位置を監視する期間を
設け、この期間内に検出された印字開始位置を示す信号
を無効にするようにしたものである。

これによシ印字ヘッドのオーバラフ等によるドツト間隔
１文字間隔等の不均一による誤印字や印字品質の劣化を
有効に防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に適用するプリンタの一般説明図、第２
図、第６図（α）　、　Ｃｂ）は従来例の問題点の説明
図、４４図は本発明の原理説明図、第５図は本発明の要
部の実施例の構成説明図であシ、図中、（７） １はプラテン、２は移動軸、３は印字ヘッド、４はキャ
リッジ、５はスリットディスク、６１．６．は発光、受
光センサ、１０は用紙、１１は印字開始位置センナ、２
１はタイマ、２２は７リツグ７０ツグ、２３はＡＮＤ回
路を示す。 特許出願人　富士通株式会社 復代理人　弁理士　　１）坂　善　重 （８）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 印字ヘッドを設けたキャリッジを駆動制御系によシ停止
   位置から移動させ印字開始位置を検出して印字を開始す
   るプリンタのスペース制御方式において、前記キャリッ
   ジの移動開始から所定時間の間前記印字開始位置を監視
   する期間を設け、該期間内に検出された印字開始位置を
   示す信号を無効とするようにしたことを％徴とするプリ
   ンタのスペース制御方式。