JPS5911404B2 - 鋼片疵取機における接触式センサ−装置 - Google Patents

鋼片疵取機における接触式センサ−装置

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JPS5911404B2
JPS5911404B2 JP13122278A JP13122278A JPS5911404B2 JP S5911404 B2 JPS5911404 B2 JP S5911404B2 JP 13122278 A JP13122278 A JP 13122278A JP 13122278 A JP13122278 A JP 13122278A JP S5911404 B2 JPS5911404 B2 JP S5911404B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、鋼片表面に生じた割れ疵、へげ疵等の各種疵
を機械的に切削除去する鋼片疵取機において、鋼片の曲
がりに追従して所定の切削深さを得るため、鋼片の全中
に亘って垂直方向の切削用カッター位置を検出可能とし
たセンサー装置に関する。
製鋼段階や分塊圧延中に発生する割れ疵、へげ疵等が鋼
材品質に与える影響は大きく、かかる疵の除去は勿論重
要であるが、従来この種の疵取作業は人力によるグライ
ンデイング作業やチツピング作業が多く、省力化、生産
性の点で問題があり、これに代り疵取作業を機械的かつ
自動的な切削手段によって行なう疵取機が開発されてい
る。
この疵取機では圧延工程を経て搬送されてくる鋼片の被
切削面に対し、接離可能にかつ鋼片の変形に追従可能な
カッターユニットの回転カッターにより所要の疵切削を
行なうようにしたものであり、その疵切削に当っては、
探傷機から疵信号が発せられることにより、鋼片送り速
度を所定の切削送り速度にすると共に、疵の位置により
、複数のカッターユニットの内、それに対応するカッタ
ーユニットを作動させ、回転カッターによって疵を切削
するのである。
一方鋼片には一般に変形、曲げが発生しており、カッタ
ーユニットは鋼片送り用のローラユニットを介して支持
され、かつ鋼片の変形、曲げに追従可能に接離自在とさ
れた締付フレームが鋼片に挾着された状態となり、鋼片
送り用ローラユニットが傾動運動を生じ、その送り用ロ
ーラが鋼片側面と垂直状態を保つようになり、これに伴
ないカッターユニットも傾動し、その回転カッターが鋼
片側面(被切削面)に対し垂直状態を維持することによ
り、切削できるようにしてある。
しかしこの切削手段において、より正確に鋼片の曲げや
変形に即応して所定の切削深さを得るためには、鋼片の
全幅(回転カッターは鋼片の幅員方向に亘って往復進退
するようにされている)に亘って、カッター位置を正確
迅速に結出する手段が必要である。
即ち鋼片曲げに対しては、回転カッターの中心線上で予
じめ検出する必要があるし、あるいは鼻曲りがある場合
には、回転カッターのある角度範囲部分を予じめ検知す
る必要がある。
また回転カッターの作動範囲を鋼片の幅員一杯にとるた
め等の理由からである。
本発明は、前記のような鋼片疵取機におけるカッター位
置検出のための適切なセンサー装置の開発に係るもので
あって、その特徴とする処は、鋼片の被切削面に対して
近接離反可能に設けられ、その先端に取付けられたカッ
ターを被切削面の巾方向に移動可能に支持するカッター
ユニットと、該カッターユニットの先端部に前記カッタ
ーを挾んで該カッターのトラバース方向(トラバース方
向とはカッターの切削方向に直角方向であるという意味
)の前後に取付けられ被切削面に対して圧接される一対
のセンサーシューと、該センサーシューの被切削面に対
する垂直方向変位を検出する機構と、前記各センサーシ
ューの一方を被切削面に対して選択的に圧接する切換機
構とを含む接触式センサー装置にある。
以下図示の実施例に基いて本発明を詳述すると第1.2
.3図に例示したものは、本発明センサー装置を実施す
る鋼片疵取機の1例であって、第1図はその正面図、第
2図は同平面図、第3図は同カッターユニットの縦断側
面図であり、本発明センサー装置の説明に先立って、鋼
片疵取機についてその要部概略を説示する。
この疵取機は、鋼片の進行経路に沿って架設されたフレ
ームに、鋼片に担持されかつ鋼片の変形に追従可能に接
離自在とされた一対の締付フレームを装設し、該締付フ
レームに鋼片の被切削面に対して接離可能に、かつ鋼片
変形に対応して被切削面にカッター回転軸が常時平行と
なるようにカッターユニットが揺動可能に装設され、被
切削面にカッターを圧接回転させて、疵切削を行なうよ
うにしたものであるが、第1,2図において、1は鋼片
Sの進行経路に沿って設置されたフレーム本体で、2は
このフレーム本体1に設けられた疵取機本体である。
即ち疵取機本体2はフレーム本体1に引上シリンダ4、
クッションシリンダ5a,5b,5c,5dを介して保
持されたもので、フレーム本体1には鋼片Sを長さ方向
に亘って支承するガイドロール3a ,3bが設けられ
る。
疵取機本体2は、上下一対の締付フレーム6a ,6b
締付シリンダ7,7、駆動ローラユニット8,8、従動
ローラユニット9,9及びカッターユニット10.10
から構成される。
フレーム本体1の引上シリンダ4はそのヘッド側がフレ
ーム1の上部に、またロッド側が疵取機本体2の上部締
付フレーム6aにジョイント11a,11bを介して連
結され、疵取機本体2の下部締付フレーム6bは前記上
部締付フレーム6aにヘッド側をジョイント20a,2
0aを介して連結された締付シリンダ7のロンド側をジ
ョインBOb ,20bを介して連結されることにより
、上下の締付フレーム6a , 5bを鋼片Sの進行経
路に対し上下方向から前記各シリンダ4,7の作動を介
して進退させ、これにより疵取機本体2を鋼片Sに対し
て圧着開放自在とするのである。
また前記したクッションシリンダ5a〜5dは第2図示
のように、そのヘッド側をジョイント12aによりビレ
ット出側フレームに、ロンド側を前記上下締付フレーム
6a ,5bにそれぞれジョイント12bにより回動自
在に取付けられ、その各ヘッド側及びロンド側には定量
の油(加圧流体)が閉じ込められており、締付シリンダ
7の締付け時に鋼片Sの曲りに追従可能であるが、疵取
機本体2の鋼片Sの軸方向への移動は阻止し、かつバネ
13′が内蔵されている。
このシリンダ5a〜5dは、鋼片Sの先端が疵取機本体
2の前位のガイドロール3aを通って本体2内に進入す
るまでの間、即ち引上、締付シリンダ4,7を介し上部
締付フレーム6aが上昇している開放状態のさい、クッ
ションシリンダ5a〜5dに内蔵されたバネ13′によ
って本体2の垂直状態を保持するためであり、また締付
けが完了して送り切削工程に入ると、″鋼片Sの送り速
度の変化に起因して本体2が傾斜し、鋼片Sの軸方向へ
の力が発生するが、これを各シリンダ5a〜5dの各ヘ
ッド側、ロンド側に一定流体圧を封入してあることによ
り、重心の移動を防止するためのものである。
前記した上下の締付フレーム6a,6bにおいて、ガイ
ドロール3a ,3bにより移送される鋼片Sの各面に
当接するように、鋼片Sの進行方向に対して45゜方向
に傾斜するように、上部締付フレーム6aには鋼片Sの
進行方向にフレーム16により結合された2組の駆動ロ
ーラユニット8,8が、また下部締付フレーム6bには
前記駆動ローラユニット8,8と対応する従動ローラユ
ニット9,9が、鋼片Sの変形に対してその各ローデ2
7,9’が常時鋼片S面に垂直な位置を保持するように
、各ローラユニット全体が追従可能であるように、締付
フレーム6a ,6bに設けたブラケット17にピン1
8を介して揺動可能に支持され、その後端を前記フレー
ム6a ,5bに設けられた姿勢保持装置19に接続さ
れている。
更に鋼片Sの疵を切削除去するカッターユニット10.
10が、前記駆動ローラユニット8または従動ローラユ
ニット9の回転中心を中心として、鋼片Sに対して接離
可能に装架され、また前記上下締付フレーム6a ,6
bはその両側位置において、前記した締付シリンダ7を
介して連結されている。
この締付シリンダ7は、鋼片Sと後述する回転カッター
との間の剛性を保持しつつ、切削抵抗に打勝って所定の
送り速度を維持するため、鋼片Sをローラユニット8,
9のローラ27とローラ9′を介して充分な締付力のも
とに締付けるものであり、また鋼片Sの先端が本体2の
ガイドロール3aをへて本体2内に進入するまでは、引
上シリンダ4と共に本体2を鋼片Sが進入し易い位置に
保持するように、そのピストンをストローク終端まで移
動して上下の締付フレーム6a ,5bの間隔を充分に
開くようにするのである。
そして鋼片Sがガイドロール3aを介して本体2内に進
入し、その先端が駆動ローラユニット8に到達すると、
適宜検出装置により締付シリンダ7を作動して締付けを
行なうのであり、締付後、鋼片Sに変形や曲りがなく、
その断面が図示のような正方形または菱形の場合、締付
フレーム6a ,6bは互いに平行であり、鋼片Sが変
形をともなっている場合、変形によりフレーム6a,6
bが互いに平行でなくなった場合でも、常に必要な締付
力が確保できる。
1駆動ローラユニット8は、上部締付フレーム6aに設
けられたブラケット17に揺動可能に枢支されたフレー
ム16に一端を軸支され、他端には図示省略してあるが
、回転軸にローラ27が付設され、締付フレーム6a
,6bの作動により、従動ローラユニット9のローラ9
′と共に、鋼片Sを挾着して鋼片Sとローラ面の摩擦力
により、カッターユニット10側の切削抵抗に打勝って
、鋼片Sに所要の送りを付与するものである。
カッターユニット10は、第3図に例示するように、前
記駆動ローラユニット8の回転軸を中心として揺動可能
に枢支される。
即ちユニット8のフレーム16に固着されたハウジング
外周に揺動アーム32を揺動可能に取付け、同アーム3
2にフレーム16に一端を枢支した操作シリンダ33の
ピストンロツド34を連結し、前記アーム32の先端に
前記ユニット8の回転中心と平行にシリンダ35を固着
し、同シリンダ35内に中間部に突出部を形成してなる
中空スリーブ36を嵌合し、シリンダ35とスリーブ3
6間に圧力室37,38に連通する圧力流体の供給ポー
ト39.40を設けると共に、前記スリーブ36内に軸
受41,42を介し回転軸43を貫通軸架させ、同回転
軸43の一端に鋼片Sの疵を切削除去するカッター44
を着脱可能に固定し、他端に駆動モータ45を連結する
同ユニット10は鋼片Sが本体2内に進入し、締付フレ
ーム6a ,6bの鋼片Sに対する挾着が完了すると、
探傷装置からの信号により、シリンダ36の圧力流体の
供給ポート39あるいは40から圧力室37あるいは3
8に圧力流体を供給し、カッター44の軸方向位置を設
定し、即ち鋼片S面に対する切削位置を設定し、次いで
所定の切込量を与えるように操作シリンダ33を作動し
、カッターユニット10を駆動ローラユニット8の回転
中心を中心として揺動させ、鋼片S面に接離させて疵の
切削除去をそのカッター44により行なうことになる。
即ち探傷装置から疵の存在により発生する疵信号により
、図例の場合、その鋼片Sの2方向の面に配置されてい
る各カッターユニツH 0 , 1 0が単独あるいは
同時に作動して、疵の切削除去を行なうことになる。
このさいカッターユニット10を、鋼片Sの4方向の面
から切削可能であるように、上下締付フレーム6a,6
bの駆動ローラユニット8,8従動ローラユニット9,
9に付設することも可能である。
このような疵取機において、本発明では第4図〜第7図
示のようなセンサー装置を組込み配置するのである。
即ち第4図示のように先に第1図〜第3図で述べたよう
なカッターユニット10.10において、その各回転カ
ッター44.44の軸方向における前後両側面に、鋼片
Sの側面(被切削面)と接触し、カッター44と同心円
の円弧状とされた一対のセンサーシュー101,102
を設けるのである。
その詳細は第5,6図で明かなように、これら一対のセ
ンサーシュー101,102は、前記したカッターユニ
ット10における進退自在なスリーブ36に取付プレー
ト117を介して取付けられたハウジング116に支持
される。
即ちハウジング116には一対のプランジャ113,1
13が何れも摺動自在にかつ平行状に並設され、これら
プランジャ113には何れもセンサースピンドル119
が段部113aおよび摺動部112を介して上昇方向に
のみ移動可能に内装され、同スピンドル119の下端は
プランジャ113外においてバネ受107に締結ナット
120で固定連結され、このバネ受107とプランジャ
113の下端間に圧縮バネ110が弾支されているが、
前記センサーシュー101,102の各一端がこのバネ
受117,117に支持ボルト108を枢軸として揺動
可能に枢支されて取付け支持されているのであり、この
さいセンサーシュー101,102の前記枢支側に近い
下面には、同じくバネ受107を介してテーパボルト1
09が進退自在に係止され、回転〃ツタ−44の下面と
センサーシュー101,102の各下面との隙間を所定
の値l3になるようにしてある(第5図参照)。
前記一対のプランジャ113,113の各上部は、一定
角だけ往復自在とした空気圧モータ等の切換用原動機1
15の回転軸115aに中央を枢支されて揺動可能な切
換レバー114の両端にそれぞれ連結されることにより
、一方のセンサーシュー101または102が上昇する
時、他方のシュー102または101は下降するように
し、かつそのストロークもl1=12(第5図参照)と
してあり、またこれらプランジャ113の周側一部には
第5図示のようにガイド118の突起部と嵌合する溝が
形成されることによって、プランジャ上下時の回動を規
制している。
前記プランジャ113におけるセンサースピンドル11
9とプランジャ113間に弾支されている圧縮バネ11
0は所定の圧縮量に設定されており、このセット荷重を
越える力が上向きに掛った場合にのみ、センサースピン
ドル119は上方に摺動する。
また前記したバネ受107,107には、検出レバー1
11の両端に付設したレバー123,123が連結され
ると共に、検出レバー111の中心部分はポテンショ1
12に連結されており、なお122は切換用原動機11
5が空気圧モータの場合の作動用電磁弁を示しており、
一対のセンサーシュー101,102はスリーブ36の
進退に伴なって、鋼片Sの巾方向に進退自在であると共
に、カッターユニット10が鋼片S面に対して接離自在
であることにより、これと同行して同じく鋼片S面に接
離可能に設けられることになる。
本発明のセンサー装置は、以上の実施例のように疵取機
におけるカッターユニット10の回転カッター44の両
側面に配置されるもので、実施例構造によって容易に推
測されるように、カッター44の側方において鋼片Sと
接触し、一定角だけ回転可能な切換用原動機115によ
り、鋼片Sの巾方向における切削位置により、ポテンシ
ョ112に変位を与えることなく、その何れかのセンサ
ーシューを切換可能とし、全中に亘って検出可能とする
と共に、選択されたセンサーシュー101または102
が鋼片S面に当ると、センサーシューを梃子としてカッ
ター44の変位を圧縮バネ110の撓みに変換し、検出
レバー111に結合されたポテンショ112を作動させ
、カッター位置を検出可能としたものである。
以下にこれらについて順次詳述すると、先ずセンサーシ
ュー101,102の切換・選択使用については、今第
5図の状態で、図向って左側のセンサーシュー102を
使用する場合には、切換用原動機115を反時計方向に
定角回転するように、空気圧モータの場合には電磁弁1
22により空気圧を供給することにより、図向って左側
のプランジャ113が切換レバー114を介して押下さ
れ、センサーシュー102の下降とセンサーシュー10
1の上昇による切換が行なわれる。
このさい両プランジャ113,113の各ストロークは
l1=ll3のように同一であるため、ポテンショ11
2にストロークを与えることなく切換可能である。
これらセンサーシュ−101,102の選択について述
べると、鋼片Sにおける被切削面(疵取面)の巾中心ま
での、カッターユニット10における回転カツター44
のスリーブ36のストローク量を、適宜制御手段により
例えばS。
とじて記憶して置き、一方疵取位置までのストローク量
を例えばS1として記憶して置き、両者を比較しS1≦
Soの時にはセンサーシュー101を使用し、S1〉S
oの時にはセンサーシュー102を使用できるように、
前記実施例の場合その電磁弁122に出力を与えて、切
換用原動機(空気圧モータ)115の回転方向を変換す
ることにより、その選択使用は自動的に可能である。
今第4図のように、センサーシュー101を使用し、図
示のように鋼片Sの巾方向面をカッターユニット10の
矢印イ方向における移動及びスリーブ36の矢印口方向
における移動を介して、回転カッター44を鋼片S面に
接触させるように作動することにより(第1.2,3各
図の説明参照)、センサーシュー101もそのカッター
ユニット10におけるスリーブ36への取付けを介して
同行し、鋼片S面に接した状態とする。
この時回転カツター44とセンサーシュー101との各
下面間の隙間はl3であり、ポテンショ112の変位は
ない。
次にカッターユニット10を更に矢印イ方向において鋼
片S面に近づけると、変位量に相対応する分だけ圧縮バ
ネ110が撓み、検出レバー111は第5図にお゛ける
図向って左側のプランジャ113側におけるレバー10
2との連結部である図のa点のまわりに反時計方向に揺
動し、ポテンショ112に変位を与えることになる。
このさいポテンショ112の変位量はレバー比により回
転カッター44の変位量2/1となっている。
以上のように回転カッター44の変位量をポテンショ1
12における抵抗変化に変換することにより、その信号
によってカッターユニット10の前記動作を行なわせる
作動機構側を制御することにより、鋼片S自体に変形や
曲げ、捩り等があってもその回転カッター44を所定の
切削深さに制御しつつ、適正な疵取除去が得られること
になる。
前記カッターユニット10を鋼片Sの巾方向における矢
印イ方向への進退及びそのスリーブ36の矢印口方向へ
の進退動作は、既に第1.2.3図の構造説明によって
も明かであるが、尚第3図において符号133で示した
ものはポテンショで、同ポテンショ133はスリーブ3
6のストローク量を検出し、目的の疵位置へのカッター
44の位置決めを行なうためのものである。
次に本発明のセンサー装置におけるセンサーシュー10
1,102の切換手段の変形実施例について述べると、
第8図に例示するように切換レバー114をハウジング
116上にブラケット124枢軸125を介して揺動自
在に枢支させ、レバー114には第5・6図に示した空
気圧モータによる切換用原動機115の代りに、流体圧
シリンダ126を用い、同シリンダ126のロンド側を
切換レバー114に連結してそのンユー101,102
の相反上下動を行なうようにしてもよ<、127は同シ
リンダ126の作動用電磁弁を示している。
またポテンショ112、検出レバー111およびプラン
ジャ113,113以下による検出手段の変形実施例と
しては、第9図(IXn)に例示するように、各センサ
ーシュー101,102毎に専用のポテンショ112,
112を取付け(但し(1)はハウジング116に直接
取付けたものを示し、(■)はプランジャ113の上部
から設けたブラケット112′に取付けたものを示す)
、その鋼片Sにおける巾方向の疵位置により、使用ポテ
ンショ112を選択するようにしてもよく、この場合プ
ランジャ113,113の上下動作は第5,6図示の方
式でも、先に示した第8図示の方式でもよい。
また第8図示のシリンダ126は1箇のみ使用している
が、これは各プランジャ113毎に専用としてそれぞれ
シリンダ126を取付けることもできる。
また先に述べた第5,6図実施例の検出手段では、その
検知器として用いるポテンショ112は直動型(上下直
進)のものを例示しているが、これは第10図に例示す
るように、回転型のものを用いることが可能である。
即ち検出レバー111の中心位置にハウジング116に
設けたガイド135を介して、上下方向に摺動自在に設
けた検出ロッド134の一端を連結し、同ロツド134
の上部一側にラック部134aを形成し、ハウジング1
6にブラケット137を介して可回動に設けたピニオン
136を前記ラツク134aに噛合させ、同ピニオン1
36と同軸にポテンショ139を設けることにより、検
出ロッド134の上下直線運動を回転運動に変換させて
、ポテンショ139の回動により検出を行なうようにし
てもよい。
尚138はピニオン136とポテンショ139のピンを
結合するカップリングを示している。
本発明のセンサー装置によって、従来のセンサ一手段を
有しない疵取機に比し、本発明はより正確な切削処理が
容易に得られるのである。
即ち第11図(1)に例示したように、その鋼片S側に
図示のような曲りがある場合、この曲りはカッターユニ
ット10即ち回転カッター144の中心線B 一B上に
おいて検出する必要があるが、これをセンサーシュー1
01,102の何れによって容易に検出即応させること
ができるし、またそのカッター44の作動範囲を鋼片S
の巾一杯にとるためには、カッター44の両側にセンサ
ーを配置し、かつこれが干渉を防ぐために両センサーを
切換える必要があるが、本発明のセンサーシュー101
,102は切換手段を具備することによってこれらの要
求を満足させることができ、また同図(If)のように
鋼片Sに図示のような鼻曲りがある場合、回転カツター
44はある角度範囲θ部分を予じめ検知しなければなら
ないが、本発明のセンサーシュ−101,102をカッ
ター44と同一半径Hによる同心円状として置くことに
より平行移動することにより、この要求をも満足させる
ことができ、これによって目的の鋼片Sにおける変形、
曲げ、捩り等の状態を事前に正確に検知し、カッター4
4により正確かつ適正な切削深さによる疵の切削除去が
可能であるし、同図(1)に示したように、一対のセン
サーシュー101,102の交互切換えの可能は、鋼片
Sの2面同時切削時に、その干渉領域Cをきわめて減少
でき、処理時間の効率的短縮も容易となるのであり、き
わめて生産性のよい自動疵取をミスなく行なえるものと
して優れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本発明センサー装置を用いる鋼片疵取機1
例の正面及び平面図、第3図は同カッターユニット実施
例の縦断側面図、第4図は本発明センサー装置配置例の
正面図、第5図は同装置要部の正面図、第6図は同側面
図、第7図は同プランジャの詳細断面図、第8.9.1
0図は何れも同装置の切換部及び検出部の変形実施例
の説明図、第11図は同センサー装置作動例の説明図で
ある。 S・・・・・・鋼片、10・・・・・・カッターユニッ
ト、39・・・・・・回転カッター、101 ,102
・・・・・・センサーシュー、111・・・・・・検出
レバー、112・・・・・・ポテンショ、113・・・
・・・プランジャ、114・・・・・・切換レバー、1
15・・・・・・切換用原動機、116・・・・・・ハ
ウジング、110・・・・・・圧縮バネ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鋼片の被切削面に対して近接離反可能に設けられ、
    その先端に取付けられたカッターを被切削面の幅方向に
    移動可能に支持するカッターユニットと、該カッターユ
    ニットの先端部に前記カッターを挾んで該カッターのト
    ラバース方向に前後に取付けられ被切削面に対して圧接
    される一対のセンサーシューと、該センサーシューの被
    切削面に対する垂直方向変位を検出する機構と、前記各
    センサーシューの一方を被切削面に対して選択的に圧接
    する切換機構とを含む鋼片疵取機における接触式センサ
    ー装置。
JP13122278A 1978-10-24 1978-10-24 鋼片疵取機における接触式センサ−装置 Expired JPS5911404B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13122278A JPS5911404B2 (ja) 1978-10-24 1978-10-24 鋼片疵取機における接触式センサ−装置

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