JPS59112209A - 鋼管溶接部形状の測定方法 - Google Patents

鋼管溶接部形状の測定方法

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JPS59112209A
JPS59112209A JP22340882A JP22340882A JPS59112209A JP S59112209 A JPS59112209 A JP S59112209A JP 22340882 A JP22340882 A JP 22340882A JP 22340882 A JP22340882 A JP 22340882A JP S59112209 A JPS59112209 A JP S59112209A
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新一郎 木村
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誠一 渡辺
Kazuyoshi Inouchi
井内 和義
Toshio Hirokawa
広川 登志男
Yoshihisa Nagahama
長浜 好久
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、産業用ロボットによる鋼管溶接部形状の測定
方法に関する。
UO鋼管は厚鋼板を曲げてその両側縁を突合せ溶接して
なり、大径鋼管によく採用される。この種溶接鋼管の品
質管理には溶接部の形状測定が欠かさず、従来は人手に
よりビード高さ、ビード幅、オフセント量などを測定し
ていた。第1図はその概要を示し、(alはビード高さ
を測定例である。1は治具、2はダイヤルゲージで、こ
れらの先端を鋼管34の溶接部36に図示のように当て
、ダイヤルゲージの先端が治具先端より後退する距離に
よりビード高さを測定する。(b)はビード幅の測定例
で、ノギス3を溶接部36の両側に当て幅を測定する。
(C1はオフセントの測定例で、治具1とダイヤルゲー
ジ2を実線位置において同図(e)に示す点δ3の位置
く高さ)を求め、また治具1とダイヤルゲージを点線位
置において同図te)の点δ1の位置(高さ)を求め、
これらよりオフセット量δ3−δ1を求める。+d)は
ピーキングの測定例を示す。この場合は治具1より大型
の治具4を用い、これにダイヤルゲージを2.5の2個
取付け、鋼管34上の所定の2点に対する溶接部36の
両側の点c、dの高さを測定する。鋼管34の径りは既
知であるから2点a、bを通る径りの円を同図(flの
点線6の如く画くことができ、溶接部36は点線7で示
すように周囲の円弧を延長したものに平坦化し、これら
の円弧6.7間の6間隔の最大値Δx +naxとして
ピーキングを求める。
か\る人手による測定は測定所要時間が比較的長く、測
定精度に個人差が入り、単調な作業であるから特に多量
の鋼管を扱うような場合は苦痛を伴なうなどの難がある
本発明はか\る測定はロボットにギャップセンサを取付
けて行なうようにすることにより上記諸問題を解決しよ
うとするものであり、特に該ギャップセンサの走査軌跡
、それによる誤差問題に対処しようとするものである。
即ち本発明の鋼管溶接部形状の測定方法は多関節ロボッ
トの先端に光ギャップセンサを取付け、鋼管長手方向に
延びる溶接部を持つ溶接鋼管の端面に該ロボットを対向
させ、該ロボットを制御して該センサが、該溶接部を中
心としてその左右に延びそして鋼管表面との間隔がセン
サ測定レンジ内に収まるように非線形にされた軌跡上を
移動するようにし、この移動中に該センサに間隔測定さ
せ、その出力を鋼管軸方向の溶接部にほぼ直角で、かつ
、溶接部の設定角に対してほぼ直交する直線と鋼管表面
との間隔に変換し、その変換出力に基すいてビード高さ
、ビード幅、オフセット、ピーキングなどの溶接部形状
を算出することを特徴とするが、次に実施例を参照しな
がらこれを説明する。
第2図は本発明の鋼管溶接部形状の測定法の概要を説明
する図で、10は多関節ロボットで先端にセンサ20を
取付けられる。ロボット10は台座部12、この台座部
に回動自在に取付けられた第1腕部14、該腕部14に
枢着された第2腕部16、該腕部16に枢着された第3
腕部18などからなり、センナ20に後述の軌跡に沿っ
た移動をさせることができる。センサ20は光ギャップ
センサで第3図に示ずようにレーザ光源22、レンズ2
4,26、P−N−P半導体素子などからなる位置セン
サ28、および信号処理回路30などからなる。34は
前述のUO鋼管で、36はその溶接部である。38はタ
ーニングローラで、鋼管34をその管中心線を中心とし
て回転させる。
ギャップセンサ20の動作を説明すると、レーザ光源2
2より細く絞られたレーザ光32がレンズ24を介して
鋼管34の表面に投射されると、レーザ光32は該表面
で乱反射する。点線の橢円様ループ32aはこの乱反射
光の強度分布曲線を略示するものである。レンズ26は
この乱反射光の一部を集めてポジションセンサ28上に
結像させる。鋼管34が点線で示すように後退すると乱
反射光発生位置もそれに伴って後退し、このときレンズ
26が該乱反射光を集束してポジションセンサ28上に
結像させる位置は点線で示すようにずれる。か\る機能
があるのでセンサ28上の結像位置と、センサ20およ
び対象物34間距離との関係を予め求めておけば、該結
像位置から該距離を知ることができる。結像位置が、セ
ンサ28の中心であれば左右に流れる電流値が等しく、
センサ28中心からずれた位置に結像すると左右に流れ
る電流値に差を生ずる。信号処理回路30はその左右の
電流値の差を検出し、ギャップ距離に換算することによ
り該距離を求める。
第4図はギャップセンサ20の出力の一例を示す。鋼管
34は突合せ溶接のため管端を開先加工されており、か
−る鋼管端に同図(alに示すようにギャップセンサ2
0が配置され矢印方向に移動してセンサ、鋼管間ギャッ
プの測定を行なう。同図(b)は測定出力を示し、縦軸
にはセンサ移動距離を、横軸にはセンサ・被検体間距離
をとっている図示のようにか\る測定結果は、管端形状
を表示してもいる。なおギャップセンサ20の測定可能
なギャップ長はそれ程大ではないので、センサ詳しくは
レーザヒームの投射光が管端を外れたりしてギヤツブ過
大となると測定不能になる。
本発明はか\るセンサおよびロボットを用いて溶接部形
状を測定しようとするもので、第5図にその測定要領を
示す。鋼管34は例えば溶接部36が設定角(位置)に
、この場合最上部にくるようにターニングローラ38に
より回転して位置決め、か\る状態でロボット10を操
作してセンサ20が直線(水平面)40を辿るように移
動させ、この間にギャップ測定させると、第4図に示し
たと同様にセンサ出力をプロットすると鋼管34の外表
面形状が得られ、これより前述のビード高さ、ビード幅
、オフセット、及びピーキングなどを信号処理により求
めることができる。即ち直線40の座標位置はロボット
10の位置指令信号またはロボットに取付けられた負帰
還制御用の位置センサの出力などによりロボット側で把
握でき、この直線と鋼管表面との間の距離はギャップセ
ンサ20の出力により求まるから、溶接部両側の点C2
dを急に曲率が変る点、溶接部の頂点eば間隔が最も小
さい点などとして認識してビード高さはe−cc、dの
平均値:いずれもX座標、ビード幅はd−c(いずれも
X座標)、オフセントはd−C(いずれもX座標)など
として求めることができる。
しかし前述のように光ギャップセンサの測定レンジはそ
れ程広くなく (例えば中心から±15mm以内)、鋼
管34が相当に大径の場合はとも角、径がそれ程大きく
ない場合は曲率が大きいので、センサ走行軌跡が直線4
0であると溶接部36から離れるに従って直線40と鋼
管34の表面との間隔が大になり、測定レンジを外れて
しまう。このような場合は段付き線42または山形線4
4、あるいは図示しないが円弧として、センサ軌跡と鋼
管34の外表面との間隔が測定レンジ内に収まるように
するとよい。しかしこのま−では、特に軌跡が44など
のように連続的に変る場合は前記溶接部形状の演算がや
りにくい。またセンサ移動軌跡を非直線形状にするとセ
ンターずれの問題が生じる。第6図はこれを図示するも
ので、46は円弧にしたセンサ移動軌跡で、その中心は
0′であり、鋼管34の外表面円弧の中心Oとはδだけ
ずれている。このような場合はセンサ軌跡の彎曲の外に
中心ずれも考慮して前記溶接部形状演算をしなければな
らない。このような中心ずれの問題は直線(水平面)4
0以外のもの例えば軌跡44などでも生じる。
そこで本発明ではセンサ軌跡は間隔が測定レンジ内に入
るように非直線にし、センサ出力は直線軌跡で得られる
出力に変換する。例えば第6図の場合は、走査点Pにお
けるセンサ出力はPP+であるからこれを直線40から
のセンサ出力に変換するには、走査点Pと直線40との
間隔PP2をセンサ出力PP+に加えればよい。PP2
は、軌跡46の半径をR1垂線に対するOP (0′は
円弧走査軌跡の中心)のなす角をθとすればR(1−C
O3θ)であるから、これを補正量としてセンサ出力P
P+に対しR(ICO5θ)を加える演算を行なう演算
装置を設ける。軌跡44の場合はその傾斜角をα、頂点
からの距離をXとしてセンサ出力にχsinθを加えれ
ばよく、軌跡42の場合はその段部以後においてそのス
テップ高さをセンサ出力に加えればよい。センサ軌跡は
ロボット側において既知であるからこの演算は実行可能
である。
尚、直線40は鋼管軸方向の溶接部にほぼ直角で、かつ
、溶接部の設定角に対してほぼ直交する直線であり、第
6図に示すように溶接部が36′の設定角の位置にある
場合、直線40は40′の位置に来る。
第6図ではセンサは常に垂直方向で下方を向くようにロ
ボットに取付けられ、このためセンサが軌跡中心から離
れる程光入射角は大になる。しかし光ギャップセンサは
第3図で説明したように乱反射光で動作するので被検体
表面の傾斜角にはそれ程敏感では傾斜角が余りに大でな
ければ格別問題は生じない。なおセンサ移動軌跡も、溶
接部周辺をカバーするもの、ピーキング測定の場合でも
前記(第1図(d))の点a、bをカバーするものであ
ればよいから(ロボットは始終端付近での位置精度がよ
くないのでこれを外すようにするから、若干の余裕は必
要)それ稈長くはない。しかしセンサが被検体表面と対
向する、従って光入射角は0である方が精度は高いから
、高精度を望むならセンサを被検体表面に対向させるの
がよい。この種の機構は既知であるからそれを利用すれ
ばよい。
センサを被検体表面に対向させた場合の測定結果は例え
ば第6図のPP3であるから、直線40からのギャップ
を求めるには簡単にはPP3をPP+へ変換すればよい
(PP + =PP 3/COSθ)。
第7図は本発明の測定を行なう装置の概要を示すブロッ
ク図である。モータ54はロボット10の各関節を駆動
するモータで、図では1つしか示さないが関節の数だけ
ある。エンコーダ56は各モータ従って各関節の移動量
を測定するもので、出力はパルスである。50はロボッ
ト制御部で、各関節に対する移動量指令値の出力装置5
8と、エンコーダ56からのパルスを計数して帰還量を
出力するカウンタ60と、これらの出力を比較して偏差
出力を生じる比較器62と、該偏差出力をアナログ量に
変換するD/A変換器64と、サーボアンプ68からな
り、ロボットの各関節を指令値通りに移動させる。また
ロボット制御部50はカウンタ60の出力を受けてロボ
ット先端つまりセンサの位置のx、  y、  z座標
を出力する座標変換装置70を備える。
次に52は演算部で、センサ20の間隔測定出力をデジ
タル値に変換するA/D変換器72、該変換器の出力(
間隔、こ−ではプロフィルデークという)を記憶するメ
モリ74、前記直線40と走査線42.44、または4
6との間隔を演算する偏差値演算器76、加算器78等
を備える。メモリ74も演算器76も座標変換装置70
の出力つまりセンサの立体座標x、y、zを基準に演算
され、格納される。この立体座標を基準(例えばアドレ
ス)にしたメモリ74および、演算器76の出力の和を
とると、これは前記直線40から見た鋼管表面プロフィ
ルを示しており、これより前述のビード幅、ビード高さ
などを求めることができる。
以上説明したように、本発明ではロボットにギャップセ
ンサを取付けて溶接部上を走査することにより溶接部形
状を測定するので、人手による測定の前述の諸問題を解
決することができる。また光ギャップセンサは測定範囲
が比較的狭く、鋼管表面のような彎曲面では走査軌跡の
端部でセンサと鋼管表面との間隔が大になって測定不能
または誤差増大の問題があるが、これに対しては走査軌
跡と鋼管表面との間隔が測定範囲に収まるように該走査
軌跡を非線形とし、この際生じる中心ずれの問題に対し
てはセンサ出力を直線(水平面)からの測定出力に変換
するので中心ずれの問題もなくなり、正確な溶接部形状
測定が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は溶接部形状測定の従来例を示す説明図、第2図
は本発明の測定の概要を示す説明図、第3図は光ギャッ
プセンサの説明図、第4図は光ギャップセンサによる測
定例を示す説明図、第5図は本発明で用いるセンサ軌跡
の説明図、第6図は中心ずれおよびその補正要領の説明
図、第7図は本発明測定法の実施例装置を示すブロック
図である。 図面で10はロボット、20は光ギャップセンサ、34
は鋼管、36は溶接部、42,44.46は走査軌跡で
ある。 出 願 人   新日本製鐵株式会社 代理人弁理士  青  柳    稔 第1図 (α)(b) 21″X2図 JO 第8図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 多関節ロボットの先端に光ギャップセンサを取付け、鋼
    管長手方向に延びる溶接部を持つ溶接鋼管の端面に該ロ
    ボットを対向させ、該ロボットを制御して該センサが、
    該溶接部を中心としてその左右に延びそして鋼管表面と
    の間隔がセンサ測定レンジ内に収まるように非線形にさ
    れた軌跡上を移動するようにし、この移動中に該センサ
    に間隔測定させ、その出力を鋼管軸方向の溶接部にほぼ
    直角で、かつ、溶接部の設定角に対してほぼ直交する直
    線と鋼管表面との間隔に変換し、その変換出力に基すい
    てビード高さ、ビード幅、オフセット、ピーキングなど
    の溶接部形状を算出することを特徴とする鋼管溶接部形
    状の測定方法。
JP22340882A 1982-12-20 1982-12-20 鋼管溶接部形状の測定方法 Granted JPS59112209A (ja)

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