JPS59111837A - 仮植毛シ−ト材及びその製造方法 - Google Patents
仮植毛シ−ト材及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS59111837A JPS59111837A JP22042282A JP22042282A JPS59111837A JP S59111837 A JPS59111837 A JP S59111837A JP 22042282 A JP22042282 A JP 22042282A JP 22042282 A JP22042282 A JP 22042282A JP S59111837 A JPS59111837 A JP S59111837A
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- JP
- Japan
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- temporary
- adhesive
- planting
- temporary adhesive
- sheet according
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は衣類等に植毛転写する植毛転写マーク材に用い
る仮植型シート材及びその製造方法である。
る仮植型シート材及びその製造方法である。
従来、仮植毛シート材の製造には紙等の基材（１）にエ
マルジョン型、溶剤型の接着剤を塗布し仮接着剤層（２
）を形成し、この形成面が乾燥し皮膜を作る以前に植毛
用短繊維を植設し、短繊維層（３）を形成し、これを乾
燥して仮植毛シートを製造する方法が採られていた。
マルジョン型、溶剤型の接着剤を塗布し仮接着剤層（２
）を形成し、この形成面が乾燥し皮膜を作る以前に植毛
用短繊維を植設し、短繊維層（３）を形成し、これを乾
燥して仮植毛シートを製造する方法が採られていた。
次にこの仮植毛シートを使用し植毛転写シート材を製造
する方法は、仮植毛シートの短繊維層（３）上にアクリ
ル等の接着剤を所望の図柄に塗布し接着剤層（４）を形
成し、この形成面に熱圧着性粉末樹脂を散布し、熱圧着
性粉末樹脂層（５）を形成して植毛転写シート材となす
。
する方法は、仮植毛シートの短繊維層（３）上にアクリ
ル等の接着剤を所望の図柄に塗布し接着剤層（４）を形
成し、この形成面に熱圧着性粉末樹脂を散布し、熱圧着
性粉末樹脂層（５）を形成して植毛転写シート材となす
。
次にこの植毛転写シート材を使用し、衣類等の転写対象
（６）へ転写する方法は、植毛転写シート材の熱圧着性
粉末樹脂層（５）を転写対象（６）の所望の位置に重ね
合わせアイロン等の加熱具にで加熱押圧し冷却さす。加
熱押圧時熱圧着性粉末樹脂層（５）は接着剤層（４）並
に転写対象（６）双方に溶融浸透し、冷却により固着し
接着が完了する。
（６）へ転写する方法は、植毛転写シート材の熱圧着性
粉末樹脂層（５）を転写対象（６）の所望の位置に重ね
合わせアイロン等の加熱具にで加熱押圧し冷却さす。加
熱押圧時熱圧着性粉末樹脂層（５）は接着剤層（４）並
に転写対象（６）双方に溶融浸透し、冷却により固着し
接着が完了する。
完全に冷却後紙等の基材（１）を転写対象（６）より引
き剥がすと植毛転写マークが完成する。しかしこの様な
従来汎・で製造された仮植毛シート及びその製造方法に
は次の椋な問題点があった。
き剥がすと植毛転写マークが完成する。しかしこの様な
従来汎・で製造された仮植毛シート及びその製造方法に
は次の椋な問題点があった。
第１の問題点はエマルジョンあるいは溶剤型の仮接着剤
は、作業場の条件により経時変化が起こり、又溶剤の揮
散や化学反応により硬化して接着力を発揮するので仮接
着剤層形成後その状態で保存ができず、又仮接着剤層形
成後ただちに植毛用短繊維を植設する必要があり、短繊
維層形成後乾燥に要する時間が長いという点である。こ
の高次の様な欠点が生じた。
は、作業場の条件により経時変化が起こり、又溶剤の揮
散や化学反応により硬化して接着力を発揮するので仮接
着剤層形成後その状態で保存ができず、又仮接着剤層形
成後ただちに植毛用短繊維を植設する必要があり、短繊
維層形成後乾燥に要する時間が長いという点である。こ
の高次の様な欠点が生じた。
第１の欠点は仮接着剤を塗布した時点の作業場の条件に
より又、仮接着剤の経時変化により植毛用短繊維の植設
した密度、接着力、保持力に差がでてくる。
より又、仮接着剤の経時変化により植毛用短繊維の植設
した密度、接着力、保持力に差がでてくる。
第２の欠点は乾燥に時間がかかる為作業時間が長く、特
に乾燥終了以前に外部から植毛用短繊維上に力が加わっ
た場合不良品が発生する。
に乾燥終了以前に外部から植毛用短繊維上に力が加わっ
た場合不良品が発生する。
第３の欠点は仮接着剤層を形成後、植毛用短繊維を植設
せずに放置あるいは保存できない等である。
せずに放置あるいは保存できない等である。
第２の問題点は、転写作業時の問題である。
これは仮接着剤が一度乾燥固着すると一定の接着力を持
続し、加熱等に対して余り影響されない為、この接着力
を小さくし、熱圧着性粉末樹脂の接着力を大きくし、双
方冷却後接着力の違いを利用し植毛用短繊維が仮接着剤
層から引き剥がれ転写マーク材が転写対象面上に完成す
るという方法である。この問題点の為植毛転写マーク材
を転写対象に転写する時、加熱押圧後完全に冷却する迄
紙等の基材を転写対象から引き剥がすことができないし
、又冷却する前に引き剥がすと非転写や接着不良を起こ
し作業性が著るしく悪かった。
続し、加熱等に対して余り影響されない為、この接着力
を小さくし、熱圧着性粉末樹脂の接着力を大きくし、双
方冷却後接着力の違いを利用し植毛用短繊維が仮接着剤
層から引き剥がれ転写マーク材が転写対象面上に完成す
るという方法である。この問題点の為植毛転写マーク材
を転写対象に転写する時、加熱押圧後完全に冷却する迄
紙等の基材を転写対象から引き剥がすことができないし
、又冷却する前に引き剥がすと非転写や接着不良を起こ
し作業性が著るしく悪かった。
本発明は従来の仮植毛シート材の製品としての問題点及
びその製造方法上の問題点を解決したものである。即ち
前述の従来の仮植毛シート材及びその製造方法上の問題
点を解決するには紙等の基材に形成する仮接着剤を水や
溶剤を含まず室温で固体であり不揮発性の熱可遡性接着
樹脂にするということである。
びその製造方法上の問題点を解決したものである。即ち
前述の従来の仮植毛シート材及びその製造方法上の問題
点を解決するには紙等の基材に形成する仮接着剤を水や
溶剤を含まず室温で固体であり不揮発性の熱可遡性接着
樹脂にするということである。
以下本発明の一実施例を図面に従って説明する。
市販の上質紙（７）上に融点５０°Ｃのマイクロクリス
タルワックス全０ 、０５ ”７ｍの厚みで溶融しなが
ら塗布し、仮接着剤層（８）を形成し、２週間この状態
で放置した。放置後仮接着剤層（８）が完全に乾燥して
おり接着力がない事を確認した後、静電植毛機の電極下
部を５５°Ｃに加熱し、仮接着剤層（８）を溶融させな
から３００００ボルト極間５ｃｍにて４０秒間レーヨン
パイル（３デニール０．５”７ｍ ）を密に植設し短繊
維層（９）を形成し仮植毛シートを製造した。
タルワックス全０ 、０５ ”７ｍの厚みで溶融しなが
ら塗布し、仮接着剤層（８）を形成し、２週間この状態
で放置した。放置後仮接着剤層（８）が完全に乾燥して
おり接着力がない事を確認した後、静電植毛機の電極下
部を５５°Ｃに加熱し、仮接着剤層（８）を溶融させな
から３００００ボルト極間５ｃｍにて４０秒間レーヨン
パイル（３デニール０．５”７ｍ ）を密に植設し短繊
維層（９）を形成し仮植毛シートを製造した。
この実施により塗布された仮接着剤層（８）は長期間の
放置後も全く異常が認められず又、植設された短繊維層
（９）は高密度で均一であり、又本発明の特徴とする電
極から取り出した直後でも押圧に対して全く不良品を発
生することが認められなかった。
放置後も全く異常が認められず又、植設された短繊維層
（９）は高密度で均一であり、又本発明の特徴とする電
極から取り出した直後でも押圧に対して全く不良品を発
生することが認められなかった。
次にこの仮植毛シートの短繊維層（９）の形成面に市販
のアクリル樹脂を所望の図柄で塗布し、ただちに熱圧着
性粉末樹脂（アミラン８４２Ｐ（商品名））を散布し付
着させ、接着剤層００）並に熱圧着性樹脂層０υを形成
し、目的の性能を完備した植毛転写シート材を製造した
。
のアクリル樹脂を所望の図柄で塗布し、ただちに熱圧着
性粉末樹脂（アミラン８４２Ｐ（商品名））を散布し付
着させ、接着剤層００）並に熱圧着性樹脂層０υを形成
し、目的の性能を完備した植毛転写シート材を製造した
。
その後市販の子供シャツ（綿１００％）０２の所望の位
置に熱圧着性粉末樹脂層０υを重ねアイロンにて１５０
°Ｃで２０秒間加熱押圧し、その後ただちに上質紙（７
）を子供シャツ０つから引き剥がして植毛マーク材を得
た。
置に熱圧着性粉末樹脂層０υを重ねアイロンにて１５０
°Ｃで２０秒間加熱押圧し、その後ただちに上質紙（７
）を子供シャツ０つから引き剥がして植毛マーク材を得
た。
転写された植毛マーク材の短繊維層は高密度で且つ均一
であジ、その後の水洗いの堅牢度も全く充分な結果を得
た。
であジ、その後の水洗いの堅牢度も全く充分な結果を得
た。
以上説明した様に本発明は仮植毛シート材の仮接着剤に
水や溶剤を含まない室温で固体であシネ揮発性の熱可遡
性接着樹脂を使用する事により仮植毛シートの短繊維層
植設以前の長期保存を可能にし、製造工程を簡略にし、
製品の均一化、高品質化の結果を生み、且つ植毛転写マ
ーク材として作業時間の短縮、高能率化をならしめた効
果がある。
水や溶剤を含まない室温で固体であシネ揮発性の熱可遡
性接着樹脂を使用する事により仮植毛シートの短繊維層
植設以前の長期保存を可能にし、製造工程を簡略にし、
製品の均一化、高品質化の結果を生み、且つ植毛転写マ
ーク材として作業時間の短縮、高能率化をならしめた効
果がある。
第１図は従来法による実施例を示す図、第２図は本発明
による実施例の断面図である。 （１）・・・紙等の基材 （２）・・・仮接着剤層（３
）・・・短繊維層 （４）・・・接着剤層（５）・・・
熱圧着性粉末樹脂層 （６）・・転写対象（７）・・・
上質紙 （８）・・・仮接着剤層（９）・・短繊維層θ
０・・・接着剤層 ０υ・・熱圧着性粉末樹脂層０つ−
・・子供シャツ
による実施例の断面図である。 （１）・・・紙等の基材 （２）・・・仮接着剤層（３
）・・・短繊維層 （４）・・・接着剤層（５）・・・
熱圧着性粉末樹脂層 （６）・・転写対象（７）・・・
上質紙 （８）・・・仮接着剤層（９）・・短繊維層θ
０・・・接着剤層 ０υ・・熱圧着性粉末樹脂層０つ−
・・子供シャツ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１）紙等の基材に水や溶剤を含まず室温で固体であり
、不揮発性の熱可遡性接着樹脂の仮接着剤層を形成し、
この形成面を加熱すると同時に植毛用短繊維を密に植設
して成ることを特徴とする仮植上シート。 （２→）前記仮接着剤はワックスから成ることを特徴と
する特許請求の範囲ハ１）項記載の仮植上シート。 （３ヒ、前記仮接着剤は゛ろう′２から成ることを特徴
とする特許請求の範囲第（１）項記載の仮植上シート。 （ヰ←・前記仮接着剤はポリエチレンから成ることを特
徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の仮植上シート
。 Ｑ＠？ｐ、前記仮接着剤はエチレン酢酸ビニール力・ら
成ることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の
仮植上シート。 （ｂ轡〒ヰ前記仮接着剤はポリアミドから成ることを特
徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の仮植上シート
。 （７−→曹前記仮接着剤はポリエステルから成ることを
特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の仮植上シー
ト。 Ｃ日）耕苧噂前記仮接着剤はポリビニールアルコールか
ら成ることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項エ
記載の仮植上シート。 （９）！＋し紙等の基材に水や溶剤を含まず室温で固体
であり、不揮発性の熱可遡性接着樹脂の仮接着剤層を形
成する工程と、この形成面を加熱すると同時に植毛用短
繊維を密に植設する工程とから成ることを特徴とする仮
植上シートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22042282A JPS59111837A (ja) | 1982-12-16 | 1982-12-16 | 仮植毛シ−ト材及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22042282A JPS59111837A (ja) | 1982-12-16 | 1982-12-16 | 仮植毛シ−ト材及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59111837A true JPS59111837A (ja) | 1984-06-28 |
Family
ID=16750855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22042282A Pending JPS59111837A (ja) | 1982-12-16 | 1982-12-16 | 仮植毛シ−ト材及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59111837A (ja) |
-
1982
- 1982-12-16 JP JP22042282A patent/JPS59111837A/ja active Pending
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